1. アトミック・ブロンド
私の理解不足もあるかもしれませんが、登場人物の名前が覚えづらい、ストーリーがわかりづらい、アクションの切れが悪い、など、不満が残りました。特にこの映画でアクションは重要なので、もっと小気味良いアクションにしてほしかった。ただ、シャーリーズ・セロンは体が大きいので、迫力はありました。 [映画館(字幕)] 5点(2017-11-02 23:36:42) |
2. ドラゴン・タトゥーの女
評判どおり、おもしろかったです。わりと長い上映時間でしたが、そんなことは気にもなりませんでした。とてもテンポがよいストーリー展開なので、次から次へと衝撃的な出来事が起こります。何十年も謎となっていた出来事のわりには、新しい事実が簡単に判明してしまうという、上映時間の都合による事情もありますし、R-15指定の原因となるようなシーンは余計だったなとも思えますが、そういったマイナス面を差し引いても、楽しめました。 [映画館(字幕)] 7点(2012-02-26 00:36:34) |
3. 未来を生きる君たちへ
ビア監督作品は必ずテーマを持って作られています。この映画もその一つであり、物語の舞台をデンマークとアフリカのとある国に分け、時や場所が違っていても、普遍のテーマがあることを語っています。物語が進むにつれ、無情感ややるせない気持ち、やり場のない怒りが湧いてきますが、結末には一筋の明るい希望を見せてくれます。ビア監督作の中で1番とは言いませんが、とても見応えのある映画でした。 [映画館(字幕)] 8点(2011-09-04 17:08:47) |
4. ぼくのエリ 200歳の少女
《ネタバレ》 少女の正体を知らずに、この映画を見ることが出来れば、その衝撃度は想像を遥かに超えることでしょう。しかしながら、日本に住む我々には、ヴァンパイアの基礎知識が不足しているので、少々勉強してから見た方が、理解しやすいシーンも多々あります。ヴァンパイアであることの永遠の孤独と、社会現象でもあるいじめ問題を絡めることで、エンターテイメントだけではない社会派的な映画になりました。日本人には絶対出来ないような映画でした。 [映画館(字幕)] 8点(2010-07-31 00:01:59) |
5. アフター・ウェディング
こういう映画を見つけると、とても得をした気分になります。特に俳優たちがとっても際だっていました。世界の至る所に才能が眠っていることを、再確認しました。 [DVD(字幕)] 7点(2009-02-12 23:54:36) |
6. 秋のソナタ
バーグマンとウルマンの演技に魅せられました。お互いに長ゼリフを言うときと、それを聞いているときの表情が、とても真に迫っています。ただ、面白味には欠けます。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2008-02-24 17:57:21) |
7. ペレ
《ネタバレ》 マックス・フォン・シドーが主人公とばかり思ってました。主人公ペレの周りでは悪いことばかり起き、ちょっといいことがありそうになると、どんでん返しを食らい、未来への見通しがどんどん小さくなってしまいます。画面には現れませんが、だんだんと孤独になっていくのが分かります。ペレの唯一の希望であるアメリカ行きは、最後の友人(?)であるエリックが連れ出されることにより、完全に道が途絶えます。ここにいてもどうにもならないと悟り、逃げる決心をするのですね。細かい心理描写を省き、見ている者をペレと同じ気持ちに導く映画の見せ方は、つままらんと感じた人には退屈でしょう。しかし、これがビタッと一致した人には、たまらないほど切なく、感情を揺すぶられる物語になります。 [DVD(字幕)] 7点(2008-02-09 23:22:04) |