21. バイオハザードIII
《ネタバレ》 ロメロゾンビの模倣だらけな上、マッドマックスな世界観、鳥、クローンなどどこかで見た事のある設定、シーンばかりで演出もアクションも凡庸。音響ビビらしも頻度が多く飽きる。知名度の無いマイナーなB級作品としてだったら面白いと思えたかもしれないけど、バイオ名義としたらかなり微妙な出来ですね。「コイツがウェスカー?アレがタイラント?」とガッカリ感が凄いです。チープではあったが良く出来ていた1から作るごとに劣化していてとても残念なんですが、これで終わりとか。戦いは続く、とまだある終わりにしたけどクローン・アリス軍団vsアンブレラは興味が持てないなぁ。2で唯一好かったジルを完全無視しているし、念力まで使い出してAKIRAや日本の漫画の真似になりそうな気がするし打ち止めが正解かな。予算が無いなら無いなりに、やりようがあったと思うけど。 【余談】日本公開版・イメージソング。今作もありますが、ここ数年、とても多くなってきましたが映画ファンからすると理解できません。聴いても作品をイメージ出来ませんけども、相乗効果を期待しているんですかね。歌っている人には罪は無いんですけどね。 [映画館(字幕)] 2点(2007-11-11 17:50:49) |
22. みえない雲
どこにでもいそうな明るい女学生が原発事故により物凄い現実に向き合わされてしまう。人生の転落ぶりに正直言葉が出なかった。ほのかなラブストーリーを絡めたのは原発問題に目を向けさせるためだったのかも知れないが成功していると思う。被爆国ながら原発だらけの日本を思うと考えさせられる内容だった。 [映画館(字幕)] 8点(2007-03-03 22:05:39) |
23. エイリアンVS. プレデター
脚本は隙だらけだしヘンな設定作っちゃったなぁ。寝かしておいたネタだったのに残念。もったいねぇお化けが出そうだ。 [映画館(字幕)] 3点(2006-12-23 00:02:53) |
24. バイオハザード(2001)
脚本、演出と予算が無い中お見事。一部ちゃっちいけどね。ミラは適任! [映画館(字幕)] 7点(2006-12-22 23:13:11) |
25. スクール・オブ・ロック
《ネタバレ》 ロック馬鹿のJBの百面相的な表情の変化と、ちょっとしたムーヴが最高。子供たちとのやり取りも良い関係を築けていたなぁ。目立とう精神で自分が排除された経験から、バンドのメンバー以外にもキッチリと役目を与え、いかに重要な役割か説いたり、自信の持てない子供には勇気と希望をもたらす。バンドを立ち上げる為に必要な「一体感」に気が付き、人間的な成長を遂げたんですね。最後、友人はロック魂に火がついたんでしょうね。(捨てられると言っていた彼女は、逆に捨てたんだろうか?)選曲はツボ突きまくりでウズウズし、ロックの小ネタ続出にニヤニヤ。気分爽快にさせてくれる作品です。 [映画館(字幕)] 9点(2006-11-06 18:53:23) |
26. トゥームレイダー2
一作目も微妙だったが、これも然り。平均的なアドベンチャー。アンジェリーナ・ジョリーのキャラが立ってるだけに勿体無いね。 [映画館(字幕)] 4点(2006-11-06 18:39:38) |
27. トゥームレイダー
ジョリーは良いんだけど、CGショボイわ、話はアレだわ、上映時間の割りに、非常に長い時間観ている気がした。 [映画館(字幕)] 4点(2006-11-06 18:35:18) |
28. WATARIDORI
NHKのドキュメンタリーのような良質な作品。一緒に飛んでいるような空撮は気持ち良い。 [映画館(字幕)] 6点(2006-11-06 18:15:11) |
29. ジャケット
《ネタバレ》 エイドリアン・ブロディのあの微笑みは一歩間違うと危ない人ですが、彼の醸し出す優しい雰囲気に包まれた作品ですね。キーラ・ナイトレイは綺麗だわ。話的にはありがちというか、どこかで見たなという物で脚本も突っ込みどころ満載ですが、二人の雰囲気は良いな。 関係ないですがドラえもんの、のび太の机の引出しはタイムマシンだったなぁとか思ったけど、閉所恐怖症の人は怖いだろうな。 [映画館(字幕)] 6点(2006-11-06 18:11:28) |
30. ナイロビの蜂
《ネタバレ》 アフリカの厳しい現実を多少なりとも見せ付けられ、現状を受け入れ前向きに強く生きていこうとする子供達には特に心が痛む。先進国による搾取、不正というテーマは重い。最後の旦那の心境はよく理解できるが、それにしてもテッサは直球すぎるなぁ。 [映画館(字幕)] 6点(2006-05-27 04:00:41) |
31. クラッシュ(2004)
脚本絶品!出演者の演技も素晴らしかった。点と点の人間模様が線で結ばれていく様は「お見事!」以外言葉が出ない。人種差別はアメリカ社会に根強く残ってますが、一見無さそな日本は見た目で判断されちゃってるな。環境や状況で善にも悪にも転んでしまう人間って難しいねぇ。 [映画館(字幕)] 10点(2006-02-17 01:46:26) |
32. ジャーヘッド
《ネタバレ》 海兵隊のノリが体育会系馬鹿で、後々痛い目を見るのが解ってるのにやってしまうのが面白く、小ネタも豊富で楽しめた。音楽も良かった。燃え盛る油田、原油の黒い雨、炭化した死体。兵隊じゃなければ体験する事はなかなか無いだろう。今作の主人公は結局、ほとんど虚しい日々を繰り返し人を殺める事無く帰国したわけですが、地獄のような体験をした人も大勢いたんですよね。あそこで一発撃ってたら何かが変わっていたのかな。 【余談】サントラには「Jesus Walks」が収録されていないので要注意です。 [映画館(字幕)] 7点(2006-02-17 01:06:50) |
33. キングダム・オブ・ヘブン
オーランド・ブルームは主役を張るにはまだ到っていないかな。重厚な物語だが一部展開が早く分かりづらいところがある。本来の姿らしい、ディレクターズカット版(3時間40分だとか)を観たい。中東やイスラム関係は日本ではあまり良い印象は無いですが、スコット監督は上手く娯楽風に作りましたね。 [映画館(字幕)] 5点(2005-05-16 23:01:39) |
34. コンスタンティン
《ネタバレ》 予告編やCMはアクション満載に見えるが実際はほとんど無い。ちょっとアクション要素のあるエクソシストにデビルマン(永井豪原作漫画版)+ブレイド+マトリックスのビジュアルといった雰囲気。全体的に詰めが甘く余力十分なまま終了といった不完全燃焼な感ありあり。各キャラ個性的で面白かっただけに残念だが今回は序章的なもんかな。よく観ておかないと置いて行かれるので注意。特にキリスト関係を知らないとキツそう。サタンは性格がひん曲がってて面白かったが、アルパチーノだったら最高だった。この手の天使だの悪魔だのという宗教的なネタは扱いが難しいがシリーズ化するんだろうな。 [映画館(字幕)] 6点(2005-04-16 23:09:57) |
35. アビエイター
《ネタバレ》 ハワード・ヒューズについては多少知っている程度。ただの金持ちのボンボンに終わらず、あらゆる面でセンスに長け、空を自由に飛び、映画を好きに撮り、女優をも手中にする。ある意味男の夢を現実にしているヒューズは羨ましい限り。常人との差がありすぎるのでいろいろな精神の病のハンディで他者とバランスを取ってたのかもな。それにしてもアレくらいのモチベーションが欲しいと思う今日この頃。ディカプリオは演技も面構えも素晴らしかった。どこらへんで賞獲りを意識しているというのか、どこら辺で賞を取れるのか分からないし、誰が何の賞を取ろうが私は基本的に興味ないです。この作品はディカプリオにとっても、スコセッシにとっても誇れる作品だと思います。 [映画館(字幕)] 8点(2005-04-04 21:18:20) |
36. ハウス・オブ・ザ・デッド
《ネタバレ》 予告編を観て思ったとおりの出来でした(苦笑)ゲームをやってた人には最後に「オッ」と思うかもしれないけど、物凄いチープだわ、バイオと比べられるわでSEGAは憐れだなぁ(SEGAならレンタヒーローなんか撮ってみたら良いと思うんだけどねぇ)。ホラーのお約束、お色気シーンがちゃんとあったけどオネーちゃん達がブサイクだし色気ないし、全体的に画面から貧困臭さが溢れていた。いちいちカッコつけて撮ってるんだけど全部他の映画の猿真似以下。ゲーム画面を頻繁にフラッシュバックするセンスが理解できないんですが他国ではヒットしているようです。お客は30人くらいいたんですが、この手のクソっぷりに慣れていない人が多かったようで途中退場者が続出でした。 [映画館(字幕)] 2点(2005-03-31 23:44:54) |
37. ボーン・スプレマシー
《ネタバレ》 見所のカーチェイスは凄いが、たんなるアクション映画に終わっておらず人間ドラマも深く描いている、苦悩と葛藤の第二作目。ボーンには無言の重みが感じられた。脚本やカット割りも巧い。音楽もシーンに合っていて乗せられました。締めの三作目(やるよな?)は期待大。そういえば旧スターウォーズ三部作のような流れだな。 8点(2005-03-17 23:04:33) |
38. セルラー
脚本が上手い、テンポの良いノンストップアクション映画。ポップコーンを頬張りながら気楽に楽しめます。キム・ベイシンガーはかなり来てましたねぇ…。あらためて思ったけど、あんな若手がゴロゴロいるハリウッドはレベルが日本とは段違いですな。 8点(2005-03-08 22:41:23) |
39. モンスター(2003)
《ネタバレ》 アメリカで女性初の連続殺人犯アイリーン。病んだアメリカが生み出したモンスターとの事だが、生い立ちや境遇は痛々しい。最初の殺人で自首していれば正当防衛と判断されたかもしれないが、日陰で生きてきたため隠匿してしまったのだろうか?同性愛者であるセルビー。相手に流されているように見せながら、実は相手を掌で躍らせている。自己破滅に陥らせる悪魔的。セルビーとの出会いで、人生で初めて愛を感じられて幸せだったのかもしれないが、出会わなければ殺人は犯していなかっただろう。もっとも自殺していたのかもしれないが。簡単に手に入る銃社会や賄賂など社会問題もえがいている。セロンは孤独と狂気を見事に演じきっていましたね。凄みのある迫真の演技で、女優としてかなりのステップアップでしょう。 8点(2004-10-02 20:58:59)(良:2票) |
40. アイ,ロボット
《ネタバレ》 アシモフとロボット三原則は知ってましたが、小説は読んだこと無いです。ウィル・スミスは華がありますね。乗せられる形でグイグイ話にひき込まれました。機械の反乱というとよくあるけど、vikiはvikiなりに三原則を考えての行動だったんですねぇ。伏線も張られ、設定もしっかりしていてテンポも良く楽しめました。それにしてもサニーは熱い男(?)だな。でも個人的には人間に近いNS-5型より、愛嬌のある顔付きのNS-4型が好き。冷たく廃棄されたのに、主人公を守るために圧倒的な力を持つNS-5に立ち向かう一連のシーンは泣けたぞ(所詮プログラムと言っちゃー元も子もないが…)。 8点(2004-10-01 01:09:05)(良:2票) |