41. トータル・フィアーズ
核がボカンした所で、思わず座席から滑り落ちそうになった。なんじゃこりゃ~ 皆さん書いている通り、核を落とした方の国の認識なんて、こんなものなんでしょう。悲しいです。戦争反対。ベン・アフレックのライアンは、ふてぶてしい感じがしていまいち馴染めない。ジェームス・クロムウェルの大統領は、悪人にしか見えない。目つきが怖い。テンポが良いのが唯一の救い。モーガンのファーコートの似合わなぶりが可愛い。 3点(2003-04-22 17:40:03) |
42. デッドマン(1995)
ノーバディがジョニーを死人と勘違いしていた話と見ても、実は(シックス・センスよろしく)ジョニーが自分が死んだことに気付いておらず彷徨っていたと見ても面白い。ジム監督の考えは凡人の私には図りかねますが、凡人なりに色々解釈して楽しめました。インディアンの生死感って、東洋的ですね。静謐という言葉が似合う映画ですが、ジョニー好きじゃない人が観たら少しだるいかも。 7点(2003-04-20 10:32:29) |
43. 愛しのローズマリー
わたしもハッキリ言って、過度のデブは嫌いです。自己管理能力と健康に対する認識の欠如だと思うので。けれどこの映画のように、デブを笑い者にしていながら、「やっぱ人間は心だね」みたいな結論のもって行き方には、反感を覚えます。もちろんファレリー兄弟の映画を、「ノートルダムのせむし男」や、「エレファントマン」、「道」や藤山直美の「顔」と同列に論じる気はさらさらありません。だがハルが何故「デブでもいいや!」と思ったかという所に、この映画は全く説得力がありません。これなら「やっぱデブは嫌い」という結論だった方が、よほどマシです。いくらコメディーだからといって、「デブ」という女性にとって大いにデリケートな問題を扱う以上、もっとなにかしてくれる結末(大笑いさせてくれるとか、みたこともない結末にビックリさせてくれるとか)を見せてもらいたかったです。結論としてこの映画は、グィネスを女性誌で「オードリーを彷佛させるデビューを飾ったスタイリッシュなアカデミー女優」から「女に嫌われる女性タレント」に引きずりおろすのに一役買っただけになりました。 1点(2003-04-11 22:58:17)(良:3票) |
44. ダンサー・イン・ザ・ダーク
「よくある感動モノじゃろ~」的気軽さで観たため、立ち上がれないくらいの衝撃を受けました。この世がいかに綺麗ではなく、いかに不平等で、いかに不条理の砂の上に立っているのか、まざまざと思い知らされました。人の心の醜さと正面から向き合って、目を反らさない静かな主張に、最後涙が止まりませんでした。エンドロールの間中、セルマの歌と、歌う彼女の笑顔が走馬灯の様にかけめぐりました。もし私に息子がいなかったら、「後味悪!」で片付けていたかもしれないので、子育て中という時期に見れた事が幸せでした。 ただぶれて揺れる画像の見にくさは・・・酔いました、ゲロ~。 10点(2003-04-09 22:44:37) |
45. 17歳のカルテ
ウィノナにしか出来ない役だなぁ~と思いました。アンジェリーナも勿論可愛くてせつなくて良かったけど、ノニーの女優を越えた才能に脱帽! 例の事件にめげず、これからもどんどん活躍して欲しいです。 7点(2003-04-09 22:09:35) |
46. ギャング・オブ・ニューヨーク
映画館でみた時は、内容がなかなかむずかしく、ひたすら映像の迫力とデイ=ルイスの渾身の演技に見入っていました。すこしこの周辺の歴史を勉強してビデオでもういちど見たら、今度は色々な部分が理解出来、この作品の深さを改めて感じることが出来ました。レビュー読むとラストシーンに否定的な方が多いですが、ギャングたちは歴史に翻弄された一個人の集まりだという事を思い知らされるあのラストは、悪くないと私は重いました。 9点(2003-03-17 12:26:40) |
47. アメリ
アメリの部屋や登場人物のファッションだけでも、お洒落な外国雑誌を眺めている様で楽しめました。CG映画で麻痺した目が癒されるような画像が美しく、楽しめました。 7点(2003-03-17 12:21:26) |