1. ニンフォマニアック Vol.2
《ネタバレ》 ううむ、1の勢いのままどんどんエスカレートしていって欲しかったのだが、大分失速。言葉の通じないアフリカ系の黒人さんと3Pは未遂。暴力プレイは結局ただピシピシぶたれてるだけ。しまいにいは、ま●こ痛くなっちゃったのでセックスやめちゃう。レズプレイは爽やかにエロい。 ・・・要は、ちっとも過激じゃないのだ。 どんどんハードに、どんどん変態になっていくと思ったのに!! エロ以外の要素としても、おもしろポイントが大分減ってしまったのも残念。エロい考えを引き起こすものを全て封印仕様とした時に あらゆる角っこやら蛇口やら、家中何にも使えなくなっちゃったのは笑った。 デフォーさんは、本当に無駄遣い。プレイに参加させないなんて酷すぎる。 [映画館(字幕)] 6点(2015-05-21 01:41:20) |
2. ニンフォマニアック Vol.1
《ネタバレ》 ラース・フォン・トリアー作品とは思えないぐらい笑える。 行き倒れの女性(ジョー)と、介抱した一人暮らしのオジサン(セリグマン)との会話という形でストーリーが進んでいく。まず、色にまみれた半生を語るジョーに引くこともなく、性的好奇心を出すこともなく、変なノリで話に食いついて逆にジョーを引かせてしまうオッサンが面白い。ジョーの男漁りゲームの話に対し、「その気持ちわかるよ!俺も釣りすきだしね!!釣りにはコツがあるんだけど、それと一緒だな!!」と。どんな食いつき方だ…。 変に食いついたかとおもいきや、「自分をそんなに責めるんじゃない」みたいに真っ当なことも言い出すから、困る。 続いて、不倫による家庭崩壊の話になるんだが、もはやドタバタコメディになっちゃって、かなり笑える。こんなふざけた話だったのか!と思いきや、父との死別の話は陰鬱で時間もたっぷり使っている。 そのままシリアス路線になるのかとおもいきや、次の章では、三股をピアノの旋律に例えるバカバカしさ。 そして、ジョーに起こった突然の異変!ジョーの運命はいかに!?ってところで、vol.1は幕を閉じ、vol.2の予告を流しながらエンドロール。 vol.2は、ますますエスカレートしていく性描写が期待できる。 [映画館(字幕)] 8点(2015-05-21 01:29:54) |
3. グランド・ブダペスト・ホテル
相変わらずしゃれた映像で、超豪華キャスト。だけど、本作は映像が忙しすぎて人物がただの人形っぽく見えてしまい、あまり愛着が持てなかった。面白かったけど、心に残らない。サスペンスタッチにするという新たな要素はあるもののこの作風に慣れてしまい、新鮮味がなくなってきたのかも [映画館(字幕)] 7点(2015-03-28 21:10:55)(良:1票) |
4. ハウエルズ家のちょっとおかしなお葬式
《ネタバレ》 安定剤のせいで「ちょっとおかしな」どころか「カオスティック」な葬式になってしまった!ほのぼのコメディと思ってたら、休む暇もないドタバタ具合で疲れた。が、と登場人物の皆さんがとても良い顔して、本気でドタバタしてたので、とても面白かった。 [DVD(字幕)] 8点(2014-05-17 20:13:27) |
5. ラッシュ/プライドと友情
《ネタバレ》 なんて恐ろしい職業。人が死ぬなんて当たり前。レーサーはみんなクレージーだ。 爆音のレースシーンは迫力満点。二人のレーサーの対比が素晴らしい。実話モデルだけど、全然知りませんでした。 二人の共通点は、ナンバーワンのレーサーになりたいということと、負けず嫌いのクレイジーガイであることぐらい。顔を合わせれば、煽り合って、いつでも一触即発。 しかし、ある大事故から二人は大きく影響されあう。ハントは、ラウダから冷静な判断力の必要性を学び、ラウダは、ハントから不屈の闘志を学ぶ…。とは言え、最後のレースでは互いが自身の信念を貫くことで決着する。 「実は二人とも似たもの同士なんじゃないの? この仲良しさんめ!」って思いましたとさ。 女性的には、どちらが魅力的なのかしら。抱かれたいのはハントだけど、結婚するならラウダさん。かな? 俺は、圧倒的にラウダさんがカッコいいと思いました! [映画館(字幕)] 9点(2014-02-23 12:07:45) |
6. アンコール!!
《ネタバレ》 正しくベタであって丁寧に作られていればやはり面白い。 主人公のツンデレ爺さんのちょっとした仕草や発言が笑いを誘う。気むずかしい役なのに、同時に愛くるしさがあるため、何だか応援したくなってしまうのだ。手堅く、素敵な映画ではあるが、難もある。肝であるショーのパートが盛り上がらない。 歌というものにそれぞれがどんな想いを持っていて、どんな表現をしたいのかっていうのが薄いため高揚できない。 最後はもっとド派手に決めてテンション高く終わって欲しかった。 エンドロールに関しても、そこは合唱の曲で終わらなきゃダメだ。 [映画館(字幕)] 7点(2014-02-10 23:48:54) |
7. ヒステリア
《ネタバレ》 うーん、この題材を使って、マジメで無難な作品にしてしまっているのが非常に勿体ない。 肝心なところをオブラートに包み過ぎていて、せっかくの見せ(濡れ?)場もご婦人が悲鳴を上げるシーンだけでは、白けてしまう。 「ヒステリー」という誤解に満ちた言葉が、医学的になくなるまでの歴史を描いたお話である。 それはそれで興味深いんだけど、やはりこちらとしては、エロくて笑えるものを求めて来てしまっているのだ。 もっとふざけて笑わせてくれた上で、芯がしっかりしているのであれば、傑作になり得たと思うのだが、すごく勿体ない。 エンドロールで、バイブレーターの歴史みせるくらいなら、本編でやれ! [映画館(字幕)] 6点(2014-02-05 00:09:54) |
8. クラウド アトラス
《ネタバレ》 3時間弱の長尺とで、6本分の映画がギュギュッと詰まっている何とも贅沢な映画。圧倒的な情報量で眼に楽しいが、頭の中がごちゃっごちゃ…。退屈している暇はない! 本作は輪廻転生というか、「縁」を描いた物語なので、ストーリー上の繋がりというより、『この役者さん、この話ではこんな役柄で出てる!』という楽しみ方で、人と人との繋がりを楽しむべきものであろう。6つの物語をあらかた、同じ役者達で回しているのである。それが分かったのも、エンドロールの答え合わせを観てからなんだけど…。 ただでさえ外タレの方は髪型やメイク変えると誰が誰だかわからないので、私、大分見落としていたのではないかと。パンフレットにそういうことが詳しく書いてあるなら、それを片手にもう一度観たい。顔判別が得意な人なら、誰がどれででているか、きちんと認識しながら見られると思うので、私よりもももっとこの作品を楽しめるのではないかね。 [映画館(字幕)] 8点(2013-04-29 13:04:31) |
9. アイアン・スカイ
《ネタバレ》 つまんなかった! 知的というか、行儀のよいネタ(主にパロディと風刺)がちっとも笑えず。 もっと…もっとやりすぎてよ!設定は悪くないんだから。 登場人物は多いが、だれも面白くない。めっちゃ長く感じた。 「黒人が白人になっちゃった!」っていうくだりがつまらなさすぎて、早い段階で興味を失ってしまった。 このキャラクターがしっかりと面白黒人として笑わせてくれれば少しは違ったんだろうけど。 ヒロインは可愛かったけど。 [映画館(字幕)] 3点(2012-10-17 23:12:31)(良:1票) |
10. おとなのけんか
《ネタバレ》 めっちゃ面白い!! 登場人物は4人だけ。一部屋だけで行われる舞台的な会話劇。 最初は、みなさん良識派でちゃんと話し合って、おとなだなーと感心するんだけど、クリストフ・ヴァルツさんがまずちょっと非常識で感じ悪い。加害者の親なのに、大事な話の途中に電話でまくって、嫁さんすらもイライラさせちゃうわけで…。 まとまりかけていた話がどんどんグチャグチャになって、しまいには夫婦喧嘩になったり横道にそれまくったり、もう敵味方関係なしのバトルロワイヤルになるわけだ。良識派に見えた人々も本当に本音でぶつかりあったりするとロクなことにならない。 善良そうなオッサンが「俺は、短気なサノバビッチだ!!」だと端を発し、それを言っちゃあお終いよ発言がバシバシと飛び交う修羅場に発展する。 夫婦で観ることを考えると若干恐ろしいんだけど、それ以上におかしすぎて、かなりゲラゲラ笑ってしまった。 すんごく面白いうえに時間も短いんだけど、綺麗にオチるわけでもなく、夢も希望もなく不毛さMAX。ばかなおとなのこどものようなけんかにつきあわされた感強し。 エンドロールに映るものだけが救い。 建て前って大事だよね。 [映画館(字幕)] 8点(2012-07-18 00:03:15) |
11. ル・アーヴルの靴みがき
なんでこんな静かで動きの少ない映画なのに、退屈もせず見入ってしまうのだろう。 メインキャストはゲラゲラ笑ったりしないし、泣きわめいたりしないし、怒鳴って喧嘩したりしないし、ベラベラ喋らない。あからさまな感情表現をしない。これがカウリスマキ映画の面白いところで、眉や口角や、目尻のミリ単位の動きで感情を語らせちゃう凄さ。余計なことは一切しない。ずっと眺めていたくなる映像に流れるセクシーな音楽も魅力。小難しいことも言わないし、ちょっとくらい居眠りしても問題なし!嫌いなところが皆無。 めちゃめちゃ面白い!!とか、感動した!!とか、うむむと考えさせられる!!とか、そういうんでなく、ただ「良い!!」とだけ言いたくなるような、そんな感じ。 [映画館(字幕)] 8点(2012-07-09 23:19:30) |
12. ドラゴン・タトゥーの女
映画として、1シーン1シーンがカッコ良いのはとても良いんだが、丁寧に描いて欲しいところをが端折られてて、つまらないシーンが長かったりするのが難。 [DVD(吹替)] 6点(2012-07-03 00:11:50) |
13. 三銃士/王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船
《ネタバレ》 面白かった!!この大味感はかなり好み。あれだけ暴れまわりながらも、結局何にも解決してないし、話も進んでないっていうのは、続編やる気満々なのか? [DVD(吹替)] 7点(2012-06-16 15:34:27) |
14. シャーロック・ホームズ(2009)
軽い掛け合いと、必要以上のスペクタクルと、おまけ程度の推理でできているアクションアドベンチャー。ノリはインディジョーンズ的かも。 楽しかったので、新作も観よう。 [DVD(吹替)] 7点(2012-05-13 14:09:16) |
15. レッド・バロン(2008)
第一次大戦のドイツの撃墜王の話。題材もよいし、丁寧な作品だが、肝心の空戦シーンが少ない&迫力不足。脇役ももっとエピソードを用意してほしかった。 [DVD(字幕)] 6点(2012-05-09 22:46:35) |
16. ハンナ
なんのこっちゃな部分も多いけど漫画っぽくて好きだ。ケミカルブラザーズをBGMに脱出するシーンがかっちょええ。絵面、雰囲気、セリフがビシっとキマれば細部はどうでも良し、な感じのする映画だった。 [DVD(吹替)] 7点(2012-05-09 22:45:19) |
17. M:i:III
2に較べると全然面白かった。そして、サイモン・ペッグ出てたんだ、新作にも出るんだね。このシリーズは劇場と言えど、吹き替えで観たいかもしれん。 [DVD(吹替)] 7点(2011-12-18 21:37:38) |
18. パラサイト・バイティング 食人草
《ネタバレ》 タイトルからしてくだらないB級ホラーかと思いきや、草に浸食されてジワジワと心身ともにぶっ壊されていく描写が非常に恐ろしい。殺すならひと思いにやってくれ!ジワジワはダメ!痛いのもダメ!恐い!良作! [映画館(字幕)] 7点(2011-11-03 23:11:41) |
19. ゴーストライター
《ネタバレ》 流石、巨匠。一つ一つの映像が計算しつくされていて、見とれられる。その上、かなり印象的な音楽が、素晴らしいタイミングで華麗に使われる。これぞ上質映画。バカ映画ばかり観てると、こういうのはなかなか新鮮なのである。そのおかげで内容は地味ながら 飽きることなく没頭できた。 真相が明らかになってからあっという間に終わってしまうので、ちゃんと1つ1つのシーンの伏線の答え合わせができなかった。説明しすぎないことが、こういう映画の美徳でもあるので批判はしないけど、僕のように集中力のない人にはあまりオススメできないかも。ミステリーファンの人は是非! 最後、主人公なんであんな余計なことしたの? 義憤? [映画館(字幕)] 7点(2011-09-17 14:34:50) |
20. ブロンドと柩の謎
《ネタバレ》 キルスティン主演作だから観たけど、ミステリーのはずなのに1時間以上セレブパーティーばかりで何も起こらない。映画にするには、かなり地味な事件で面白くなかった。チャップリンファンが怒りそう。キルスティンの魅力も惹きだせてない。 [DVD(字幕)] 3点(2011-08-15 16:34:36) |