1. さよなら子供たち
映画の中には誰もが観なくてはいけない、と言ってもいい作品があると思う。この作品はその中の一本だと思う。ユダヤ人迫害の歴史は勿論、差別だらけの人間のつまらなさが表れている。少年たちの表情が悲しく切ない。 9点(2004-09-20 22:00:41) |
2. ブリキの太鼓
レンタルや放映などで数回観ただろうか。生理的に馴染めないし気分も悪くなるのだが繰返し観てしまうのは、作品の力強さに魅かれるのだろうか。こんな映画は他にはない。嫌悪を感じるエロチシズムもリアルなのかも知れない。 7点(2004-02-16 09:50:16) |
3. 薔薇の名前
全体にオーバーで謎解きもつまらないし雰囲気にも馴染めませんでした。ハードカバーで読んでいた方が面白そうだと思いました。 5点(2003-12-24 14:33:49) |
4. U・ボート
密室空間の圧迫感が手持ちカメラの躍動感と相まって迫力を出している。繰返される爆雷、浸水、ビス飛び、観ているこちら側も苦しくなります。お偉方と実戦兵の相違も戦争の常。ラストの救われなさがこの映画を救っている気がする。戦争なんてかっこよくも何ともない。 8点(2003-05-30 14:13:24) |