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TMさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 1493
性別 男性
ホームページ http://orionsforever.at.webry.info/
自己紹介 結構いろんなジャンルを見ています。
基本的にしょうもない作品は最初から見ない、もしくは途中で断念しますので高得点をつけることが多いと思います.
 原則として鑑賞直後の印象を書きとめるようにしています。
(基本的に最高点は8点です。それに+α要因があるものについては9点乃至10点をつけております。)



※映画館で見た映画は若干甘い採点になっているかもしれません

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1.  ブラザーフッド(2004) 《ネタバレ》 
 大国間の思惑・対立により、同じ民族同士が殺し合うという不条理とも言える朝鮮戦争の悲惨で哀しい姿(もしかしたら日本でも同様な事態になっていたかもしれないと思うとゾッとします・・・・)を見事に描ききった作品ですね。    ここで描かれる兄弟の姿は、意味も良くわからないまま戦争に放り込まれた多くの庶民たち、そして南北朝鮮の象徴であるように思いました。そして、最初は韓国軍で、そして途中で北朝鮮軍に寝返った兄の描写からは、この戦争の本当の敵は北朝鮮(韓国)では無いというメッセージが感じ取れました。   やや、戦場シーンが過剰気味のような気がしますが、この悲劇を後世に伝える非常に貴重な作品だと思います。 
[地上波(字幕)] 10点(2008-08-04 19:14:18)
2.  オアシス 《ネタバレ》 
 とにかく、ムン・ソリとソル・ギョングの剥き出しの愛情のぶつかり合いが創り出す世界の生々しさに圧倒されました。  本当に「凄い」としか言いようがない素晴らしいラブストーリーです。   いろんな思いが次から次へと湧き上がってきますが、言葉にすると陳腐化してしまい上手く言い表せませんが、こういう作品に出会えるから映画鑑賞はやめられません。   
[DVD(字幕)] 9点(2009-05-12 20:58:54)
3.  力道山 《ネタバレ》 
プロレス好きとしては、やはり見ておかなくてはと思いDVDを借りたのですが、予想以上に面白かったです。船木や武藤等レスラー陣も多数出演しており非常に楽しめました(特に、橋本真也の姿には涙が・・・・・。)。しかし、ソル・ギョングも、プロレスラーとして全く違和感を感じさせないのは凄いですね。試合のシーンも非常に迫力がありました。まあ、力道山がプランチャーしたり、シャープ兄弟がラリアットしたり、武藤が元関脇の力道山にいとも簡単にコブラツイストを決めたりといろいろ突っ込みどころはありましたが・・・・。   ストーリーも、日本のプロレスの草創期の様子を伝えてくれていて非常に興味深いものでした。まあ、創作の部分もあるのですべてが真実ではないのでしょうが、裏社会との関わりや八百長問題等を生々しく描いていています。(日本映画だったらこの部分はここまで触れられないのでは?)また、力道山という一人の男を良い面だけでなく悪い面もありのまま伝えているのも良かったと思います。   藤竜也(昆布が食いたくなりました・・・)や中谷美紀の演技も非常に素晴らしかったです。 
[DVD(字幕)] 9点(2006-08-13 12:03:55)
4.  パラサイト 半地下の家族 《ネタバレ》 
とにかく、欲望・狂気・暴力・幻想・現実・・・・人間社会のいろいろなものを、ミキサーでぐちゃぐちゃにして、それをこねて一つの固体(もしかしたら、主人公の友人からもらった石がその象徴なのかもしれません)にしたような、自分でも何を言ってるのかわかりませんが、そんな映画でした。  とにかく、ポン・ジュノの才能の凄さに感心するしかない作品でした。  はっきり言って、アングラでグロテスクで下卑ていて、正直意味が分からなくて、こんなゴールデンタイムに地上波で流すような内容では無いのに、一つの芸術作品として、そしてエンターテインメントとしても成立させてしまう能力(力技?)は感服しかありません。  あとは、こんなアジアの片隅のブラックコメディをアカデミー作品賞に推してしまう、アメリカのエンターテイメント界の本物っぷりにも感心いたしました。
[地上波(吹替)] 8点(2021-01-09 00:01:06)
5.  アジョシ 《ネタバレ》 
ウォンビンが、任侠映画の高倉健のようにランボーを今風に演じたような作品  痛快ではあるのですが、表現のサディスティックなエグさは韓国映画ならではでしたね。
[地上波(字幕)] 8点(2015-09-13 23:05:03)
6.  レッド・ファミリー 《ネタバレ》 
考え方の違いがあっても、喧嘩ばかりでも、結局最後に残るのは「家族」の絆。この「家族」を「民族」と読み替えてこの作品を観ると、キム・ギドクの分断された朝鮮半島情勢への深い思いが伝わってきます。   終盤の、「偽家族」を拘束するために針金を手に貫通させるシーンは、非常に痛々しいですが、その痛みを分かち合い一つに結ばれたことが彼らを本当の家族に昇華させたように感じましたね。そこには、民族を分断している鉄条網を引きちぎって、多少の痛みは伴うかもしれないが互いに強くつながり合おう!というメッセージが込められてるのではないかというのはちょっと考えすぎですかね・・・・。    ラストはやや非現実的ではありますが、同じ民族同士の対立を若い世代(孫世代)まで引きずらないで、もういい加減終わらせましょうよということなんでしょうね。    全体的に粗さがやや目立ちますが、設定が非常に興味深いこともあり、最後まで引き込まれた作品でした。
[DVD(吹替)] 8点(2015-06-08 01:01:19)(良:1票)
7.  ポエトリー アグネスの詩 《ネタバレ》 
 目先の欲望に執着し、美を求める「詩」的な心を忘れかけている現代人への問題提起なのかもしれません。     イ・チャンドン監督がまたまた素晴らしい作品を作ってくれました。下世話とも言える通俗的な出来事を描きながらも、そこに哲学的でもある芸術性を巧みに融合させていて、静かな作風でありながら我々観客の心を鷲掴みにし激しくシェイクするような仕上がりになっています。殆どムダの無い場面場面の緻密な積み重ねも見事でした(特にバドミントンの場面の使い方が素晴らしかったですね。タイトルバックの背景の発想も凄いです)。    本当に、監督の次の作品が待ち遠しくなってしまいました。 
[映画館(字幕)] 8点(2012-09-23 10:09:04)
8.  クロッシング(2008) 《ネタバレ》 
 物語としてよく出来ているかどうかは別として、北朝鮮の人々の暮らしぶりや脱北、そして収容所の様子が映し出されていて非常に興味深い作品でした。   日本の隣でこのような現実があることを多くの人に知ってもらいたいですね。  
[DVD(吹替)] 8点(2011-04-27 23:44:42)
9.  息もできない 《ネタバレ》 
 ぱっと見は昭和の日本映画風なんですが、それだけではなく、韓国の社会や家族関係の抱える問題点をクールに描いた作品だと思います。   役者陣の演技が皆本当に素晴らしく、最初から最後までまさに「息もできない」緊迫感に包まれていました。   よほど幸福な家庭に育った方以外は、かなり身にしみる映画だと思いました。  
[DVD(字幕)] 8点(2010-12-19 23:14:00)
10.  冬の小鳥 《ネタバレ》 
 主演のキム・セロンの素晴らしい演技に最初から最後まで惹き込まれっぱなしでした。親に捨てられた少女が苦しみながらも寂しさや悲しさに負けずに成長していく姿が本当に意地らしくて可愛らしかったです。何よりも終盤で見せる笑顔が本当に印象的でした。   そして、過剰なフィクションを盛り込むことなくその姿を静かにそして繊細に描いたウニー・ルコント監督の技量も見事でした。  
[映画館(字幕)] 8点(2010-12-01 00:08:32)
11.  京義線(キョンイセン) 《ネタバレ》 
 タイトルなどを観ているとラブストーリーのように見えますが、衝撃的な出来事に出くわし傷ついた男と女のロードムービー的なヒューマンストーリーです。のどかなローカル線のように地味な作品ではありますが、こういう「人間交差点」的な物語は好きですね。   かつては南北朝鮮を結んでいて、国の分断に伴い分断された京義線がまるで衝撃的な出来事により愛する者と分断されてしまった主人公たちを象徴するかのようでした。京義線やソウルの地下鉄といった鉄道の使い方が巧かったですね。 
[DVD(字幕)] 8点(2010-09-09 00:18:45)
12.  母なる証明 《ネタバレ》 
 ポン・ジュノの才能が遺憾なく発揮されている快作です。まるで「藪の中」のようなミステリーの形をとりながら、我々に人間社会の理不尽さや人間の抱える原罪のようなものを指し示しています。   過ちを抱えながらも、何事もなかったかのように踊る母親の姿こそが、まさに人間という生き物そのものであるように感じました。 
[DVD(吹替)] 8点(2010-06-09 01:10:59)
13.  The Harimaya Bridge はりまや橋 《ネタバレ》 
 なかなか骨太で見応えのある作品でした。 「人は理由を付け差別をする」というセリフが出てくるように、人種間、親子間の葛藤やさまざまな偏見がテーマとなっていて非常に興味深かったですね。   こういった葛藤や偏見といった問題に対しては、ついつい無関心を装ったり、いろいろと理由を探して正当化したりしてわが身から遠ざけたくなりますけど、やはり解決のためには例え傷つくことになるとしても直接それらの対象と触れあっていくことが必要なことであるのだなと痛感させられました。   監督も高知に住んでいたことがあるということで、日本の描き方もそれ程違和感は感じませんでした(misonoはちょっと浮いてましたが。)。  
[DVD(字幕)] 8点(2010-01-15 00:54:38)
14.  KT 《ネタバレ》 
 なんというか、平和で平穏なように見える日本でも裏ではいろいろあるのだなということに気付かせてくれる作品でしたね(まあフィクションが含まれてはいるのですが)。事実に基づいた作品ということで、非常に興味深くそして面白い映画でした。この拉致された金大中氏が後に大統領となり、さらにはノーベル賞まで獲ってしまうのですから何とまあドラマチックな人生なんでしょうか・・・・。   残念なのは、佐藤浩市の立ち位置がもろにフィクションな感じでリアリティのあるスリリングな展開に水を差している事ですね・・・・。   個人的には、阪本監督に「日本のコスタ=ガヴラス」の称号を差し上げたいです(たぶんそんなもんいらんと言われるでしょうが・・・・)。今後も、社会派エンターテインメント作品をどんどん撮っていってもらいたいです。 
[DVD(邦画)] 8点(2009-08-23 01:33:17)
15.  太白山脈 《ネタバレ》 
 一つの民族が2つのイデオロギーに引き裂かれ、悲惨な内戦へ進んでいく過程がある町を舞台に克明に描かれています。朝鮮戦争については、いろいろな書物やドキュメンタリー、また「ブラザーフッド」のような映画も出ていますが、そこに至るまでの時期についてはあまり知る機会が無かったので非常に興味深い作品でした。    昼間は主流派であっても夜になれば反動分子として処刑されてしまう不安定な情勢の中、日和見が許されない状況の恐ろしさはいかばかりであろうかと考えるだけで、背筋がゾッとします。   非常に見ごたえがある作品ですが、観る前に軽く予習をしておいた方が良いかと思います。 
[DVD(字幕)] 8点(2009-08-20 18:47:46)
16.  My Son あふれる想い 《ネタバレ》 
 まったく作品や監督についての予備知識無しで観たので、感想は「うわ、やられた!この設定・テーマでこうくるとは・・・・」でしたね。まあ、詳細の記載はしませんが、とりあえず予備知識無しで素直な気持ちで見てください!   たぶん賛否両論あるとは思いますが、個人的には非常に清々しい気持ちにさせてくれる良い映画だと思いました。 
[映画館(字幕)] 8点(2009-05-18 20:32:58)
17.  シークレット・サンシャイン 《ネタバレ》 
 人間というものは不完全な生き物であり、神の恵みを受けることはできても神そのものになることはできない・・・・・。そんなことを考えさせる「神の不条理」を描いた作品でした。    チョン・ドヨンの迫真の演技が光ります。正直、観ていてひいてしまう程なのですが、それをソン・ガンホをはじめとする密陽の人たちのユーモアが中和してくれて非常にバランスの良い構成になっています。   しかし、このイ・チャンドンという監督は本当に凄いです。  
[DVD(吹替)] 8点(2009-05-18 20:30:06)
18.  レッドクリフ Part II ―未来への最終決戦― 《ネタバレ》 
 細かいことは気にせず、とにかく金のかかったド迫力の映像を楽しむ痛快娯楽映画ですね。孫権=劉備連合の策略はズバズバはまり、曹操軍は翻弄され愚かな姿を晒しまくります。クライマックスの戦闘シーンはまさに炎が織り成すファンタジーといった感じで見応えがありました。   映画館でぜひ見てもらいたい作品です!
[映画館(字幕)] 8点(2009-05-05 19:58:10)
19.  レッドクリフ Part I 《ネタバレ》 
 まあ、何百年もの間人々に愛され続けている三国志ですから、ストーリーは面白くて当たり前。とにかくこの映画の素晴らしいところは、とにかく金を惜しまず使ってオールスターキャストによる超絶娯楽映画に仕立て上げていることにあります。    戦闘シーンでは超人たちが敵をバッタバッタと倒していきますし、太鼓ひとつで何万人もの兵士が綺麗に陣形を整え、変えていくという某国のマスゲームもびっくりな統率のとれ具合もすごいです。もちろん、イケメン俳優と美女のラブロマンスもしっかり押さえています。金城武の孔明が意外にハマってましたね。   なんと言いますか、細かいことは気にせずに楽しむことがこの作品の正しい観賞法ではないかと思います。   パートⅡも楽しみです。 
[地上波(吹替)] 8点(2009-05-02 22:28:30)
20.  大胆な家族 《ネタバレ》 
 朝鮮半島の南北分断について、韓国の人々が持っている意識が垣間見えて興味深かったですね。分断の状態が当たり前の感覚になっているようでちょっと意外でしたね。あとは、北朝鮮の文化的なものに対するイメージは日本とあまり変わらないようで、結構笑えました。 
[DVD(字幕)] 8点(2009-01-26 19:46:14)
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