1. 阿修羅のごとく
どうしても原作と比べてしまう。原作を読んで切ないと思った台詞、共感できた気持ち、人生の皮肉に腹を立てたシーン、殆どが生かされていなかった。単なる絵空事の世界にしか感じられなかった。この原作は二時間そこそこじゃまとめられない作品だと思うし、実際まとまっていなかったと思う。特に、深田恭子の演技にガッカリ。 4点(2004-10-17 21:33:24) |
2. OUT(2002)
テンポが悪い。感情移入もできなかったです。原田美枝子さんは、きれいでした。が、最後に息子に別れの言葉をかけたのに、その返事はなく、家族ってそんなものなのか……と感じました。救いようがない。これが現代の問題ですか……? 4点(2004-04-20 00:26:09) |
3. 明るいほうへ 明るいほうへ -童謡詩人 金子みすゞ- <TVM>
《ネタバレ》 金子みすずの生涯。彼女の優しい詩の中には、波乱万丈な実生活は想像できませんでした。あの時代特有の宿命と悲劇。渡部篤郎のダメ亭主振りがリアルでした。最後は涙がにじみ、金子みすずの詩を読む目が変わりました。 8点(2004-01-11 11:07:05) |
4. 青い春
「青い春」というタイトルがピッタリ。センスのいい映画でした。高校時代の漠然とした不安のようなものが伝わってきたし、見てて痛々しかった(精神的に)。男子校って、あんな感じなの?松田龍平もはまり役だったと思う。 8点(2003-11-26 14:58:00) |
5. あした
《ネタバレ》 大林監督の中で一番好きな作品です。海岸に集まってきた人々には、それぞれの生活や背景があり、大切な人が死んでしまったという事実を受け入れられてなかったり、現実の生活に満足できなかったり。そんな彼らにメッセージを伝える為、舞い戻ってきた死人たち。あしたという日は自分達には来ないけど、君には来るんだからそれを受け入れ、自分の日々の生活を大切にしなさいというメッセージが伝わってきました。確かに、物語の構成上 ご都合主義といえばそうなりますが、私にはそれでも入り込み、応援したくなる人間の思いを感じました。リアリティないと言えばそうかもしれない(笑)。一度そう感じると、入り込めないんですよね~。私には9点です! 9点(2003-11-14 13:04:53) |
6. 非・バランス
《ネタバレ》 よかったぁ。率直な感想です。中学生の微妙な年齢がよく描けており、キクちゃんと少女の関係も素敵でした。切ない別れといえば「死」ですが、この映画は「死」がないにも関わらず永遠の別れを漂わせています。めちゃめちゃ寂しいけど、それぞれの明日がある。後味も良かったです。 8点(2003-11-05 22:58:02) |
7. 雨あがる
黒沢組にく黒沢を期待してはいけないんでしょうか?なんだか物足りなかった。1時間30分くらいの作品だったと思うけど、もっと短く感じました。正直、伝わってこなかったです。 5点(2003-08-21 22:22:21) |
8. 愛のコリーダ
阿部定怖い……。ある意味素晴らしい演技です。……これは、悪いけどAVにしかみれません。 5点(2003-08-01 20:09:45) |
9. 愛を乞うひと
原田美枝子さん好きです。この作品は確か25稿まで脚本を直したとか。1稿目と比べたいですね。以外に1稿目の方が良いなんてことはざらです(笑) 6点(2003-07-16 01:24:18) |
10. 赤い橋の下のぬるい水
《ネタバレ》 今村作品の中では一番好き。発想が面白かったですね。清水美紗さんもセクシーで役所さんとも絡みも良かった。黒人とのマラソンのシーンもはずしてません。笑えました。非現実的な題材をいかにも現実的に作ってて、今村監督だからこう作れたんだと思います。 8点(2003-07-15 01:26:46) |