1. アンノウン(2011)
《ネタバレ》 フライトゲームを見たのちに鑑賞。デジャブ感があるほどテイストが似てる。もちろん謎解きを楽しみにしてずっと見続けるんだけど、ふいうちで明かされて戸惑う。マーティンが急に善の心に目覚めるのも変。いくらなんでも超一流の科学者になりすまし続けることができたというのも強引な気がする。そんな緩いムードの中でユルゲンさんだけは超熱演(笑)そのあたりのツッコミどころを横に置いといて楽しむのがいい作品かもしれない。楽しめたのでおまけ1点。 [DVD(吹替)] 6点(2018-05-22 11:39:49) |
2. アヒルと鴨のコインロッカー
《ネタバレ》 濱田岳君のらしい演技を堪能できる。瑛太の演技も再見したら納得の表現。良作だとは思うが、ちょっと凝ったでしょ作品感が強くて鼻につく気がしないでもない。 [DVD(邦画)] 7点(2018-04-25 15:30:53) |
3. 相棒 -劇場版Ⅱ- 警視庁占拠!特命係の一番長い夜
テイストが一昔前で古いと思うんだよね。映画化されると設定舞台も予算もキャスティングもでかくなるのに、クォリティーや繊細さ追いついていかなくなってしまってる。大味なんだよね。日本の人気ドラマの映画化の悪い面がでてる。 [地上波(邦画)] 4点(2018-03-18 07:05:07) |
4. アフタースクール
《ネタバレ》 運命鍵泥棒の順で見て、今回本作観賞。内田けんじ監督への期待が高まり過ぎて今回は少し拍子抜け。観ながら仕掛けは?仕掛けは?伏線は?と探りながら見てるから逆に自分が不純な動機で見続けてしまった。確かに「おお、さすが!」という設定も多いんだけど、うーん、本作は他の2作に比べるとちょっと落ちるかなあ。でもこの作は仕掛けを楽しむというよりも、ちょっと甘づっぱいセンチメンタルを楽しむ、鑑賞後心地よかった。全く関係ないけど、真田丸「犬伏」の回を見終わった後鑑賞。ほんと今作のキャスティングも知らずの偶然だったんだけど、堺大泉の揃い踏みに感無量。 [DVD(邦画)] 7点(2016-09-11 19:03:52)(良:1票) |
5. アンフェア the end
《ネタバレ》 10年にもわたったアンフェアも完結。ちょっと設定がでか過ぎて、バンバン人が殺されていくけどそれに比例してリアル感がうすくなってしまっている。篠原さんをはじめ全員熱演なんだけど、その中でAKIRAさんの力量不足が顕著なのが非常に残念。非常に重要な役どころだっただけに。空回り感も強かった。中ボス的だったんでラスボスは?って感じに。永山君ネタは映画の基本設定の大きさの割にその程度で?感があって物足りなかった。また、雪平刑事の長年の因縁の大ネタもその解決の仕方もともに残念。やっぱりこのシリーズはドラマ版の設定や演出が白眉で、映画は無理感過剰感が過ぎたかな。 [映画館(邦画)] 5点(2015-09-21 07:48:53) |
6. アンフェア the answer
《ネタバレ》 前作はスケールをでかくし過ぎてどっちらけだったけど、今回猟奇殺人ぽくって2時間尺の完結1エピソードで十分楽しめた。特に大森南朋宅で雪平が潜入している時の緊張感はハリウッド的。大ネタのところはどっかで見た感あるし都合がよ過ぎ感はあるけど、仕方ないかな。びっくりする人が裏切るのがアンフェアなんで、今回の裏切った人の人選はほぼ想定内なんだけど、さすがに尽きかけ。この続きはどうする? [地上波(邦画)] 6点(2015-09-13 18:49:27) |
7. 愛の渦
《ネタバレ》 エロ目線でレンタルしたけど良作だった。人間の根源ということで恋愛映画ジャンルが存在するんだからセックスや性欲だけにフィーチャーしたジャンルというのも当然存在していいはず。堂々とその根源をつく映画。夜の淫靡な映像、現実に引き戻す朝の眩し過ぎる映像のコントラスト、リアルさは見事だったし、そろりそろり探り探りでの気まずい時間とかの表現もリアルに感じた。演技達者の役者も揃っていたんで、場末なB級C級の感じは全くなかった。もちろんAVじゃないしどちらか言うと昔の日活ロマンポルノ風。でもそれよりは高尚。人間だもの感に満ちた作品。好演の窪塚君のラストのエピソード切ない。そんな中で頑なに乳首を守った三津谷葉子。なんなんだよ。恥ずかしくないのか。一番出しそうな脱ぎ要員ぽい人が。 [DVD(邦画)] 7点(2015-03-20 17:54:46) |
8. アンフェア the movie
《ネタバレ》 いち刑事が立ち向かうには、SAT大隊相手では無理感があった。ドラマからびっくりするどんでん返しが続いていたんで、ここまでくると誰がどうなろうとサプライズ感がなかった。また、演出的な拳銃構え合いが多いのは興ざめ。打てよ打たれるだろみたいな。ネタがでかすぎた感じもある。でも、演者さんたちは大熱演でした。椎名桔平かっこよかった。 [DVD(邦画)] 4点(2014-10-23 14:35:31) |
9. アンフェア the special コード・ブレーキング-暗号解読<TVM>
《ネタバレ》 意表をつく犯人像。トリックも視聴者レベルに合わせた程よい程度。ドラマ版の良さを引き継いでいる。製作側もむやみに力が入ってなくて良いのでは。それにしても雪平さん、大事な人がどんどん失われていく。悲しい人生。。。 [DVD(邦画)] 6点(2014-10-22 17:07:55) |
10. アウトレイジ ビヨンド
《ネタバレ》 面白かったんだけど、どうしても映画の宿命、続編やPART2ものは1にかなわないの呪縛からは逃れることはできなかった。少し運びは直球でコクとかワビサビに欠けたかなあ。たけしさんが今回はオイシイ役どころだったなあ。加瀬さんは前回とは逆にストレートに極道ぽさ演じたんで前回の不気味なキレ具合がなくなって怖さが減った気も。三浦さんも持ち前のぼっちゃんさ甘さをみせたのも妙。舟木は早めに消しておくべきだったしね。真の極道なら。三浦さんのキャラらしいんだよね。この作品って極道ものなのにどことなくみんな憎めないところがあるのが面白い。全編の流れがラストへの伏線に見えてその衝撃さたけしの表情にもみえてエンターテイメントにみえた。ラストの小日向さんの「えっ」てレオンのゲーリーオールドマンのシット!と同様な趣があったなあ。 [CS・衛星(邦画)] 7点(2013-10-15 19:19:42) |
11. アウトレイジ(2010)
《ネタバレ》 娯楽作としてはとても楽しめた。ちょっとひ弱そうで笑いを誘ってしまいそうな親分衆、なんかが悲哀があるし、逆に加瀬椎名、特に加瀬の演技はとても光った。彼だけがこの作品の中で唯一悪に徹している。だから最後の結末も読めた。ただストーリーとしては平坦でサプライズも少なく、心打つようなコクには欠けた。我が日本であれだけ簡単に人が殺されるとさすがにヤクザ衆とは言えただでは世間的に済まないなあというところも映画に入りにくさせるマイナスポイント。でも、全般的にユーモアもあるし、バイオレンスも満載、ここまで娯楽に徹するとエロが少ないのが意外感さえある。今作は娯楽に徹しているということで十分評価できる。 [CS・衛星(邦画)] 7点(2013-10-07 11:17:17) |
12. 悪人
《ネタバレ》 原作未読。この作品は、、、原作が素晴らしいからかもだろうにしても大変良くできている。いろんな悪意が表現されていて、それぞれが他人をいかに傷つけているかを自覚せずに他人を安易に傷つけている。そして最も悪意が薄そうな祐一が世間的には大罪人大悪人にされているのが、象徴的。メディアや増尾君の取り巻きのような野次馬的な悪意の連中に対してのバスの運転手や永山君の破壊行動がやつらに対する観客の鉄槌であり、柄本の説教や完全な被害者存在の樹木の頭を下げるシーンがすべての悪意に対する抗議であり皮肉となる。ぼくはこの作品、祐一光代には心しみいったなあ。深津さん賞取りになったけど、ぼくには樹木の演技の方にズシンときたなあ。それと、満島さん、時間は短かったけど、好演でした。柄本はいつもの安定感があった。演出映像も十分満足できたし、日本映画としてはかなり高評価できると思いました。 [DVD(邦画)] 8点(2012-08-23 19:30:41) |
13. アポロ13
巧い作りだなあ。実話ベースだそうで、セットも十二分に臨場感でてる。絵作りもよくて、また、宇宙から見た、地球や月の美しさもまた素晴らしい。演者も大物も多くて見応えがある。個人的にはNASAでの様子も感心ポイント。実話ものとして楽しむ作品。 [CS・衛星(字幕)] 8点(2012-04-14 13:46:08) |