Menu
 > レビュワー
 > トント さんの口コミ一覧
トントさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 1988
性別 男性
ホームページ http://urabe65.kan-be.com/
年齢 59歳

表示切替メニュー
レビュー関連 レビュー表示
レビュー表示(投票数)
その他レビュー表示
その他投稿関連 名セリフ・名シーン・小ネタ表示
キャスト・スタッフ名言表示
あらすじ・プロフィール表示
統計関連 製作国別レビュー統計
年代別レビュー統計
好みチェック 好みが近いレビュワー一覧
好みが近いレビュワーより抜粋したお勧め作品一覧
要望関連 作品新規登録 / 変更 要望表示
人物新規登録 / 変更 要望表示
(登録済)作品新規登録表示
(登録済)人物新規登録表示
予約データ 表示
【製作国 : 日本 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
評価順12
投稿日付順12
変更日付順12
>> カレンダー表示
>> 通常表示
1.  風の歌が聴きたい 《ネタバレ》 
聾唖者の映画といえば、名作「名もなく貧しく美しく」。 大林さんの本作は正に平成の「名もなく貧しく美しく」です。  聾唖者の映画といえば、もう一本お薦めなのが「エール!」。 これも素晴らしい映画です。  大林演出マジックのない、真っ向勝負の演出で、 感動の出産場面を描きます。 考えてみれば、映画で出産場面を描いた映画ってないですよね。 (小生も経験ないですが・・笑) もうこの場面は涙、涙でした。  さて、令和の時代の「名もなく貧しく美しく」は、誰が撮影するのでしょうか?
[ビデオ(邦画)] 10点(2023-01-10 21:52:58)
2.  駆込み女と駆出し男 《ネタバレ》 
原田監督は、黒澤さんの首を狙っとう。 娯楽映画にして、このクオリティ。  訳あり女の裏には、一筋縄じゃない男ばかり。 時代劇版縁切り寺に来る女には、死に顔見せたくないために来た女だっている。 泣ける~もう!  大泉洋が女性に囲まれても、見事に魅力を発揮! 戯作者志望の医者見習いが最後に選んだ道とは! もう観終わって、すぐDVD買っちゃったよ♪ だって映像がきれいだし、見応えあるも~ん(笑)
[DVD(邦画)] 10点(2019-06-01 23:10:21)
3.  カメラを止めるな! 《ネタバレ》 
涙が出るくらい好き!  正直に言います。 DVDで鑑賞したので、最初の映画で、酔ってしまったところに、 現場の連中がまとまらず、好き勝手いうとこにブチ切れしてしまい、観るのを中断してしまいました。 船酔いで、自分が定まらない時に、あのような現場に出会い、怒り心頭になったからです。  なんでこの映画が高評価なんだろう?と思い、再度観始めたら、面白くて、最後はうるっと来てしまいました。 (正当な評価にならないですね、スイマセン・・) 映画愛がたっぷり入ってて、現場こそ映画じゃないか、と思ったんでしょうね。 フェリーニの「8・1/2」ですね。  でも映画愛のこんなにある人がゾンビを扱うなんて、ゾンビってそんなに面白いのかなぁ? 「桐島、部活」もそうだけど・・ 自分もゾンビ観てみます(笑)
[DVD(邦画)] 10点(2018-12-17 01:30:12)
4.  影武者 《ネタバレ》 
ここまで映画を観てきたから、言える。  黒澤監督ほど、創る映画が全部、傑作な監督は世界を探したって、いない。 しかも同じことは2度やらない監督で・・  日本が誇る大巨匠である。 昭和といって、食わず嫌いをする平成のクリエイターに言いたい! 黒澤明を観ないと、人生損ですよ!  影武者は、自分の中では黒澤監督のシェイクスピアへのリスペクトかな?と思ってた節がある。 でも、それは「乱」「蜘蛛巣城」だった。 本作は、日本の戦国史の、日本国民への黒澤監督からのプレゼントだ。  これは是非、国民みんな観るべきだ。 黒澤時代劇は、観ておかないと!ホンットに!!
[DVD(邦画)] 10点(2018-05-06 23:11:52)
5.  隠し砦の三悪人 《ネタバレ》 
圧巻!天才の仕事ぶりを堪能できた。 絶体絶命の敵中突破。 特に素晴らしいのが火まつりの場面。 文句なしの10点。
[ビデオ(邦画)] 10点(2018-02-12 08:30:02)
6.  かぐや姫の物語 《ネタバレ》 
月に帰ることが分かってからの後半は、もう泣きっぱなし。ジブリにはいつもやられる。本当に日本のアニメの凄さは半端じゃない。いくらCGで本物らしい宇宙船を描いても、この作品に出てくる月からのお迎えに比べると、説得力ないだろう。いくらナタリーポートマン級の美女が演じても、この作品の描いてる女性と比べると、その表情のリアリティに敵わないだろう。いくら人情味たっぷりの俳優が演じても、この作品での翁とおばあちゃんの情の温かさを描くことは難しいだろう。日本のアニメはこのまま大事にしてほしい。3Dアニメ市場に無理に介入することないんじゃないかなぁ。リアルじゃないからこそ、伝わってくる感性ってあるよね。それを大事にこのまま育ててほしい。
[DVD(邦画)] 10点(2014-12-27 21:49:09)
7.  紙屋悦子の青春
相米監督が亡くなってから、あまり映画でお目に書かれなかった長回しの演出。この映画では、その長回しが、戦争時の田舎のゆっくりした時間の中に住む人たちを描くのに効果的に使われたと思う。とてもいい映画だった。監督の反戦のメッセージが心に響いた。どんな家族にもその背景には色んな人がいる。戦争だけでなく、人が死ぬと言う事はその色んな人を悲しませる。原田知世演じる女性が幼なじみの男性が戦場の最前線に志願していくと言う事実を知った時、嗚咽する場面にはこちらも泣いてしまった。原田知世も永瀬正敏も九州出身。自分も九州だが、二人の九州の言葉は違和感なく、自然で良かった。とてもいい映画でした。
[DVD(邦画)] 9点(2010-06-02 17:49:00)(良:1票)
8.  彼女がその名を知らない鳥たち 《ネタバレ》 
いやぁ、前半と後半では全く観方の変わるミステリー。 前知識なく観てたので、これがただのラブストーリーではないと気づいたときの 衝撃。久々のどんでん返し。  ちょっと生命力の弱そうな女性を蒼井ゆうが好演してる。 そして、怪しげな、でも愛すべき男性を阿部サダヲがまたいい演技してる。  もう阿部サダヲには負けたよ。 彼の純情さに、最後はもう涙腺開きっぱなし。  好青年の竹ノ内豊のクズっぶりが、新鮮だった。
[DVD(邦画)] 8点(2018-07-07 17:27:06)
9.  風立ちぬ(2013) 《ネタバレ》 
映画全編通して、何でこんなのんびりした国が戦争なんてと言わんばかりにきれいなこの国の風景が描かれる。主人公からこんな言葉が出る。「小さくてもカメになる道はないのかなぁ」。これは世界の中での日本のあり方への提言でもあり、デジタル全盛のアニメ業界の中にあって、手書きにこだわるジブリのあり方も言ってるのかもしれない。元々、世界に友人の多い宮崎さんには、技術や文化を通して、世界の人と友達になれるのに、どうして国というものがあり、戦争というものがあるのだろう?という疑問があるのだと思う。映画はまさしくそこを言っている。そして菜穂子との恋愛が丁寧に描かれる。これは人生で一番、大事なものって分かっているのに!という宮崎さんの言葉に思えた。でもね、監督、観客は作品どうこうよりも、あなたが好きだから、そんなあなたの映画が観たいとも思うもんなんですよ。これからは自分の人生を大事にしてください。でも僕は次回作、短編でも観たいなぁなんて思っちゃたりするんですけどね(笑)
[映画館(邦画)] 8点(2013-08-17 00:59:45)
10.  海炭市叙景 《ネタバレ》 
我々は、この話に救いはないだろうという事はもう分かってる。地方の衰退というのは、自分も身近に感じるし、新聞などを見ても分かる。なのに、不安を観客に押し付けるような内容にはなってなく、最後まで見せる。150分も長く感じられなかった。熊切監督は、地味ながらも確実に作品を残してきてる。力を感じさせる監督である。まるでドキュメンタリーのような暗い映像の中で、物語冒頭の谷村美月のまっすぐな目にひきつけられ、その孤独な生涯をタイトルを見せる前に教えてしまい、それでも最後まで我々を画面にひきとめたもの、それは彼女の目線同様、監督の誠実な映画創りだったように思う。
[DVD(邦画)] 8点(2013-05-22 23:58:23)
11.  風が強く吹いている 《ネタバレ》 
陸上競技映画は秀作が多い。それは体を使ってやるスポーツが美しいからだろう。音楽とマッチする。「炎のランナー」「ランニング」「800」「奈緒子」「マイウェイ」など。仲間と一つの目標に向かう、という青春は忘れられない。爽やかだし。この映画、ラストはちょっと観てて苦しかったが、仲間の迎えるゴールになだれ込んだシーンはちょっとジーンと来た。監督が実は金メダリストの高橋尚子の小出監督みたいにスグレモンだったら面白いと思ったが、最後までやはり、ただの大家さんだったのはちょっと残念だった。でも10人みんなの想いを丁寧につづっており、いい映画だった。特に主人公の小出は声も表情もいい。これからも色んな映画に出て頑張って欲しい。
[DVD(邦画)] 8点(2010-05-17 00:33:21)
12.  カツベン! 《ネタバレ》 
おそらく「舞妓はレディ」で、日本の映画職人のハートを掴んだんだろうね。 この映画は、映画職人の力なくしてはできない。  後半のドタバタは、007のような映画に慣れてる向きには冗漫と映るかもしれないが、 映画愛に満ちたシーンと捉えれば、微笑みすら出てくる。 実際、日本の昔の活劇は(語るにはまだあまり観てないが)、長いことドタバタが展開する。 そして、敵との攻防も押したり引いたりの繰り返しである。 さらには、絶体絶命の場面が次々続くとこもそう。  昔の映画へのノスタルジーだけでは、ここまでは引っ張れない。 そこを弁士として売れるまでの苦労など人生譚を重ねることで、 あの時代に引っ張り込まれる。  周防さん、ナイスジョブ!
[DVD(邦画)] 7点(2020-09-12 23:09:34)
13.  火口のふたり 《ネタバレ》 
最初は???って感じだった。 いとこ同士のセックスシーンばっかり。  でもある時、はたと気がついた。 これは神話の世界なんじゃないかと・・  近親相姦、地殻変動・・ 国づくり神話でもこんなんばっかりじゃないかと・・ (古事記とかよく知らないけど(笑))  そんなんで最後は富士山が噴火で納得のラスト・・て? でも日本的ですよね。 同じようなラブストーリーでも欧米のベルトルッチ「ドリーマーズ」やメルヴィル「恐るべき子供たち」は ちょっと違ったテイストだったもんねぇ。  追記)荒井さんは「身も心も」で柄本親子両方の濡れ場を描いちゃったことになる。
[DVD(邦画)] 7点(2020-06-13 13:25:16)
14.  関東緋桜一家 《ネタバレ》 
オールスター競演抗争もの。 丁度同じ年にアメリカで「ゴッドファーザー」が公開されたのは、偶然か? マキノ監督なりにあの作品に喧嘩を売ったのではないか?  敵も味方も腕に覚えのある剣客をそろえて、 組同士の抗争ものである。 そして我らが藤純子は、組の頭として最後は大立ち合いを見せてくれる。  女性に殺陣をやらせたらどうなるか? マキノ監督と藤純子の真骨頂である。 時代は明治末期。時代考証も見ものである。  藤純子が富司純子に代わる最後の作品でもある。
[DVD(邦画)] 7点(2020-03-15 22:19:15)
15.  カナリア 《ネタバレ》 
12歳の女の子が、大人のロマンスをしてる。 そこにドキドキがある。  自分の慕う信者の改宗。 そもそもが出家したのは、母と一緒だったから。 その母を失い、絶望の中、由希の「私が一緒に死んだる」の一言。 こんなラブストーリーを12歳の少年少女が経験することの どこか心のツボにストレートに刺さる話。  塩田監督の映画は、どこか心の琴線に響く話が多いですね。
[DVD(邦画)] 7点(2020-02-29 12:36:38)
16.  風の中の牝雞 《ネタバレ》 
観る前は、え、あの小津さんがこういう映画を?と思った。 女性のチャーミングな振る舞いを映画の演出のツボにしていた小津には冒険だったろう。  観てみると、なるほど小津の笑いがどこにもない。 この映画は興行的にも失敗し、小津はこれ以降、比較的裕福な中流階級の家庭を描くことになる。  しかし、鑑賞後、小津の感性で、このような敗戦後の日本の負の側面を描き続けたら、 どんな作品ができたろうかと惜しむ気持ちも僕にはあった。
[ビデオ(邦画)] 7点(2019-10-17 03:06:43)
17.  風の視線 《ネタバレ》 
清張映画。 いや~、清張の映画ってはまるね。 聞き取りやすいセリフに、分かりやすい展開。  昭和の女は、どこか影をひきずっているのだ。 その裏には、不倫などのいけない関係があるからだ~。  面白い。 エリートが身勝手に振る舞い、最後まったく恋愛と関係ない犯罪でつかまる。  清張はこんな風にして、昭和の格差社会に溜飲を下げていたんだろうね。 大人の知恵だ。 また演技もなかなか浮いてなくて良かった。ま、話題づくりかな?(笑)
[ビデオ(邦画)] 7点(2018-11-05 21:49:58)
18.  影の車 《ネタバレ》 
清張映画。  6歳の子どもに殺意はあるか? まぁ芦田伸介演じる刑事が頭固すぎかもね。 子どもって環境によっては心の底で残酷なことを考えてるかもしれない。 天使ってほど可愛いもんじゃない場合もあると思う。  この映画の場合、大事なお母さんを奪った男に対して、素直な感情抱けるわけないでしょ。 不倫を子どもの前でやっちゃいかんッス。 に加えて、加藤剛が自分の幼いころにおじさんを殺してたんだね。 よく出来てるサスペンスだね。  お母さん役の岩下志麻が超きれい。 篠田正浩と結婚して2~3年の映画だから、私生活の充実が顔に出てんでしょうね。 いや~、不倫に走っちゃう気持ち、抑えるの大変だよね(笑)
[ビデオ(邦画)] 7点(2018-11-05 00:58:08)
19.  顔(1957) 《ネタバレ》 
北九州の松本清張記念館に行ってきた。 清張の映画コーナーでは、名場面の紹介があった。 この「顔」も紹介してあった。 そこでちょっと観てみたくなったので鑑賞。  こういう役って男に多いけど、女性の場合もあるのかな? 貧しさと戦いながら、東京の闇と光の両方にかかわる彼女。 第2、第3の殺人が起きるのではとヒヤヒヤした。  切ない女を岡田茉莉子が凛と演じる。  むぅ、これを機会に清張映画も観なくては・・
[ビデオ(邦画)] 7点(2018-10-09 13:38:13)
20.  鍵泥棒のメソッド 《ネタバレ》 
良質のエンターティメント。  相変わらずの内田けんじワールド。 お金をあまりかけずに2転3転していく映画の面白さを アイデアで引っ張る。  面白い。
[DVD(邦画)] 7点(2018-07-27 08:35:41)
全部

■ ヘルプ
© 1997 JTNEWS