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飛鳥さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 1679
性別
自己紹介 今まで観た映画の記録を整理したくなり、レビュー開始。
物忘れが良いのでメモを残しておかないと、印象薄めのものは内容をすっかり忘れていたり、前に観た映画も初見かと思って後半にようやく気づくなんてことも。
備忘録を兼ねているので、ほとんどのレビューはネタバレで書いてます。

10 至高の殿堂入り
9 心に残る傑作 
8 もう一度観たい佳作
7 面白い
6 そこそこ面白い
5 普通
4 それほど面白くはない
3 面白くはないが見どころがなくはない
2 全然面白くない
1 酷い駄作
0 呆れ果ててもはやネタレベル

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1.  カメラを止めるな! 《ネタバレ》 
お見事。アイデアと脚本の勝利。 前半はホラーで、後半がその謎解きドタバタコメディー。 内田けんじ監督の『運命じゃない人』が頭に浮かんだ。 ラストの人間ピラミッドと、監督が幼い娘を肩車している写真が重なっているのもオシャレな締めくくり。 綿密に構成されて、完成度が高い。
[DVD(邦画)] 8点(2019-07-05 22:49:51)
2.  学校 《ネタバレ》 
山田洋次監督らしい人情味あふれる作品。 西田敏行の黒井先生は人間味があってとても温かい。 夜間中学には教師より年上の人もいる。 勉強に関しては小学生レベルでも、人生経験が教師よりもある苦労人だっている。 ときには黒井先生のほうがおばさん生徒に怒られたりもする。 学校は教師も生徒も正面からぶつかりあって成長しあう場になっている。  設定された学校は、ひと昔前の夜間中学の雰囲気で、現代とはかなり様子が違う。 ここに出てくる教師も生徒も、一生懸命で前向きで誠実だ。 だから人と人との真剣な交わりがあり、信頼関係ができる。  今はもっとドライで関係性も薄く、信頼関係のなさが悪循環を生んでいる。 思慮が足りずに生徒を傷つける、教育者である自覚のない教師。 教育委員会に訴えるぞと教師を舐めてかかり、自分勝手に振舞う生徒。 教師はささいなことでも責任追及されるのを恐れて、あたりさわらずですまそうとする。 生徒は事務的な教師に失望し、保護者も生徒も学校を敵視さえするようになる。 そんな不幸な現象が決して珍しいものでもなくなってきている。 卵が先か、鶏が先か。 問題教師にモンスターペアレント、モンスターチルドレンが話題となり、学校にはいつしか不信感がまとわりつくようになった。 そうした現代に何が欠けているのか、問題提起してくれる作品ではある。 --------------  再鑑賞。 一昔前の学校というか、昭和と今現在とではまったく違う。 それにしても戦後間もない頃じゃあるまいし、落ちこぼれの不良が屋台のラーメンの汁をせびるのには失笑。 田中邦衛のオグリキャップ実況のくだりが、見てるほうが恥ずかしくなるくらいベタで印象に残る。
[ビデオ(邦画)] 5点(2018-12-26 22:13:03)
3.  怪談(1964) 《ネタバレ》 
小泉八雲原作、4話のオムニバス。 「黒髪」捨てた妻のありがたみが身に染みてわかって、元に戻ってごめんなさいでハッピーエンドかと思いきや、あまりにも遅すぎた。 「雪女」嫁にした女の正体が、以前に会った雪女。口外してはならないと口止めされてたのに、ついしゃべってしまったことから発覚。 「耳無芳一の話」誰もが知っている有名な話。 「茶碗の中」茶碗に見知らぬ男が映る不思議な話。 どれも現代ホラー的な怖さはまったくないのだけれど、趣のある古譚としての面白さがある。
[CS・衛星(邦画)] 5点(2018-08-25 21:42:48)
4.  家族ゲーム
ちょっと小劇場の不条理劇のような雰囲気を感じる。独特の空気感にくすぐられる。 30年以上前の作品だけに、テーマが少し手垢がついて古くなった感はある。 ラストが意味あり気で難解で、あまり好きな終わり方ではない。
[CS・衛星(邦画)] 5点(2016-08-13 23:06:02)
5.  風の又三郎/ガラスのマント
原作をかなり変えているが、原作には及ばず。
[ビデオ(邦画)] 4点(2015-08-27 20:28:34)
6.  渇き。(2014) 《ネタバレ》 
オシャレにカッコつけようとしてスベってしまった場に居合わせたような居心地の悪さ。役所広司の熱演?も空回りしているようで見てられない。あの演技は暑苦しいだけで、本物の狂気や怖さ、怒りや憎悪を感じない。全然伝わってこないので、娘の狂気や怖さを引き立たせるための狙いなのかと勘ぐってしまうくらい。 どっちにしても、中島哲也監督にしては期待はずれ。中島作品は好きなのだが、こういうヤバイ世界は全然向いてないのかも。アンダーグラウンドのダークな世界を扱うのであれば、真に迫ったエログロを避けないほうが面白かったのに。「グロ過ぎたら、ホントに申し訳ありません」との監督の謝罪文が話題になったが、そこまでのグロでもない。エロは皆無に近くて生ぬるい。過激なふりをしたイミテーション。耐性のまったくない人には、これでも刺激が強すぎるのかもしれないけれど。 こういうドロドロしたものに関しては、韓国映画のほうが一枚上で本物っぽく迫る。役所広司の役にしても、チェ・ミンシクあたりのほうがピッタリくる。役所広司の中には本物の狂気は存在せず、きっと根が常識人の良い人なんだろう。そういう意味では、本当に狂気が潜んでいるのかもしれないと思わせる北野武とも違う。演技のうまさでいえば、出番の少ない中谷美紀のほうが目に留まった。 アイドルをキャスティングしたせいなのか、内容の割りに中途半端に終わった印象。小松菜奈に悪魔のような女子高生役をやらせるのなら、演出も及び腰にならず徹底してほしかった。どうせなら園子温くらいのことをサラッとやってくれないと。できないのなら、わざわざエロ、グロ、狂気、タブー満載の原作を映画化する意味が薄れる。
[CS・衛星(邦画)] 3点(2015-05-23 01:18:40)(良:2票)
7.  亀は意外と速く泳ぐ
なんともゆるーい脱力系コメディ。 好きだった『時効警察』と小ネタも含めて雰囲気やテイストがよく似ているなと思っていたら、同じ三木聡監督だった。 小ネタのセンスは嫌いじゃないけど真剣に見るにはとりとめがなさすぎて、カウチポテトで見るのがふさわしい。
[DVD(邦画)] 4点(2015-04-09 21:21:47)
8.  片腕マシンガール 《ネタバレ》 
井口昇監督の『ゾンビアス』があまりにも酷かったので、逆に別の作品も見てみたくなった。 大便をした便器や鼻をかんだティッシュを、わざわざ確認しなくてもいいのについ見てしまうようなものだろうか。 本作はスカトロ要素がなかったので、期待?したよりはマシだった。 グロはあるけど、ちゃちな作りでリアリティはないので気持ち悪くはない。 演技は失笑レベルの素人芝居が多くて、穂花がずいぶんまともに見えた。  B級テイスト全開のチープな少年マンガのような映画。 こんなのを堂々と作ってみせる監督は、体裁よく評するなら「少年の心をいつまでも持っている人」。 俗っぽく言えば「永遠のオタク」「いつまでも大人になれない中二病」。 その中二病的欲求に従って、照れることなく楽しんで自分の好きなことをしているのが伝わる。 これって、作品の好き嫌いは別にして、結構羨ましい話ではある。
[インターネット(字幕)] 2点(2014-11-07 01:09:22)(良:1票)
9.  カルト 《ネタバレ》 
心霊もの番組企画の態でのドキュメンタリー仕立て。 ラストで霊能者の思わぬセリフにズッコケた。 「本当の戦いはこれからだな」 いやいや、ちゃんと決着つけて終わってよ。
[DVD(吹替)] 3点(2014-10-03 23:19:35)
10.  学校Ⅲ 《ネタバレ》 
職業訓練校で頑張るリストラされた大人たち。 夫を亡くし、自閉症の息子を抱え、リストラに遭い、乳ガンに罹る薄幸の女を大竹しのぶが演じる。 とんでもない悪女の役もできるし、演技の幅が広いのに感心する。 試練に負けずにどこまでも前向きな姿が健気で愛らしい。
[ビデオ(邦画)] 5点(2014-04-22 02:19:00)
11.  風の谷のナウシカ
後に製作された『もののけ姫』のほうを先に観ていたが、それとテーマがよく似ている。 公開当時に観ていれば印象も全然違ったかもしれないが、自分にとっては新鮮味のないテーマでハッとするようなものがなかった。 原作は未読だけれど、独特の設定や世界観を十分伝わるように表現するには2時間では足りないような気がする。
[地上波(邦画)] 5点(2014-02-02 21:41:35)
12.  がんばっていきまっしょい(1998) 《ネタバレ》 
さわやかな青春物の佳作。 主演の田中麗奈はいい女優だと思うが、今後もこのデビュー作を超えられないかもしれない。 台詞のたどたどしさはあるが、瑞々しい存在感が半端ない。 女優として経験を重ねてうまくなったとしても、当時でしか表現できないものがある。 きらめく水面をボートが走るシーンが象徴的。 バックに流れるLee-tzscheの「オギヨディオラ」がとてもいい。 ノスタルジックな気持ちで、なんだかせつなくなってしまう。 ラストでは、冒頭にも出てきた、廃墟になったボート部の部室。 その壁に貼られていた色あせた写真が、ぐっと胸に迫ってくる。  棒読みの役者、新入部員が悦子復帰後にストーリーから消えたなど、欠点も目に付く。 ところが、それを凌駕するだけの不思議な魅力があった。 一番輝ける時期のすばらしさ、はかなさのようなものを自分の過去と照らし合わせて懐かしむような感覚。 作品としての完成度など無視してしまえるくらい好きになった映画で、時を経て観直しても色あせない。
[ビデオ(邦画)] 10点(2013-07-18 23:57:33)(良:1票)
13.  風、スローダウン 《ネタバレ》 
夢と現実の狭間で、バイクを取るか彼女を取るか。 よくある類のストーリーで、ハッとするような展開はない。 ヤクザの友達はたぶん鉄砲玉で死ぬんだろうなと早くから予測がついたし。 観ているこちらが気恥ずかしくなるほどベタなシーンやセリフが幾つも。 バイクに興味があるわけでもなく、笑えもしなければ感動もできず。 青春の夢と挫折を正面から描いていて、ラストはそれぞれの人生を精一杯歩いている感じで悪くなかったけど、そこに至るまでの過程が物足りない。 島田紳助はトークの頭の回転やプロデュース力には感心するが、脚本に関してはいかにも畑違いの素人っぽい。
[インターネット(字幕)] 2点(2013-06-25 23:59:02)
14.  歌謡曲だよ、人生は
昭和の歌謡曲をテーマにした11編の短編からなるオムニバス。 完全に企画ものだがアイデア倒れの感が。 一本平均13分なのでコントのようでもあるが笑えない。 映画とはあまり認めたくない気持ちになる。 これなら歌だけ聞いたほうがいい。 大杉漣、吉高由里子、高橋恵子ほか、出演者は多彩なのにもったいない。 唯一、妻夫木聡を主人公にした矢口史靖監督だけは、短い中に起承転結がしっかりしてサスペンス性もあり、他との力の差をはっきり見せつけた感じ。
[DVD(邦画)] 1点(2013-06-24 21:46:36)
15.  かもめ食堂 《ネタバレ》 
会話がリアルでウイットに富んでいて、自分探しの温かい物語。 ムーミンの故郷フィンランドの街も風情があり、ゆるくてまったりとした映画。 知らないおじさんから黙って猫を手渡され、猫を飼うために帰国を辞めるという、なんともとぼけた味がある。 ただ、キャスティングがなんとも地味で、内容も地味。 小林聡美、片桐はいり、もたいまさこの三人をメインに映画を撮ったのはある意味冒険とも思えるけど、意外と興行的にもヒットしたようだ。
[DVD(邦画)] 5点(2013-06-18 23:57:30)
16.  隠し砦の三悪人
よくできたエンターテイメント作品。 敵陣包囲網から脱出する過程で何度も絶体絶命の危機に遭う。 それを切り抜けるのに、味方の百姓二人が何度も欲に目がくらんで裏切ろうとするのが娯楽性を増している。 仲間割れはこうした映画のお約束だが、人の心の変化、成長、伏線の張り方などエンタメの基本となるものがこの作品には詰まっている。 登場人物それぞれのキャラが立っているのもおもしろい。 雪姫のキャラはいいけど、ノドが潰れそうな発声で聞きづらいのが難点。
[DVD(邦画)] 7点(2013-06-14 23:59:55)
17.  河童(1994) 《ネタバレ》 
『E.T.』のような泣けるファンタジーを目指したのかもしれないが、いろいろと粗が気になる。 石井竜也監督がアーティストだけあって音楽や映像美を大事にしているのは伝わるものの、ストーリーは陳腐でシラけてしまう。 なにより異星人である河童の正体があまり描かれていないし、交流のエピソードも弱い。
[ビデオ(邦画)] 2点(2013-06-13 00:05:34)
18.  鍵泥棒のメソッド
男に元カノが思い出の写真を返すとき、引越しで片付けたゴミ袋から探す。 もう過去のものとしている女と、その女に未練がある男の微妙な空気。 そうした小ネタにもウィットが効いている。 内田けんじ作品は、三谷幸喜を彷彿させるようなコメディで脚本が緻密。 スレ違い、勘違いでどんどん事態が思わぬ方向へ進んでいく。 都合がよすぎる嫌いはあるものの無駄なアイテムがなく伏線がすべて収束していくので、観終わったときにパズルがピタッとはまったような感覚がある。 これほど脚本のうまい映画監督は邦画ではちょっと他に見当たらないくらいで、今後も非常に楽しみ。
[DVD(邦画)] 9点(2013-06-12 19:36:52)(良:1票)
19.  顔(1999) 《ネタバレ》 
なんといっても藤山直美がすばらしい。 天才役者寛美の娘であることを再認識させてくれる。 母の死後、以前から犬猿の仲だった美人の妹を諍いの末に殺しての逃亡生活。 阪神大震災も重なり、そうなると暗い基調になるのが従来の日本映画だが、主人公のキャラのせいか一生懸命だけどどこかユーモラスなので暗くならない。 引きこもりで表情もなかった正子が犯行後は皮肉にも次第に表情も出てきて、最後は浮き袋で必死で泳いで逃亡する姿がたくましい。 ただ、展開が単調になって中盤からダレてくるのが残念。
[ビデオ(邦画)] 6点(2013-06-06 00:07:03)
20.  カンゾー先生 《ネタバレ》 
まだあどけなささえ残る麻生久美子が収容所の所長との変態プレイをしていたのにはちょっとビックリ。 出征兵士の妻なのに淫売で純粋でひたむきな女というユニークな役柄で存在感がある。 日焼けした健康的な肢体をさらしてカンゾー先生に迫るのも印象的。 出征する童貞息子のためにソノコに淫売を頼み、さらには息子のお守りにソノコの陰毛を抜いてやる母。 戦時下での悲喜劇がペーソスをもって描かれるが、少し散漫な印象を受ける。 ラストは肝臓ときのこ雲を重ねて、肝臓病を戦争の隠喩としたかったのだろうが、物語としてのまとまりや盛り上がりに欠けるようで、ストーリーよりも麻生久美子の存在感が残る。 今村監督には昭和の邦画を象徴するものを感じるが、あまり好きにはなれない作品だ。
[ビデオ(邦画)] 4点(2013-06-04 01:05:55)
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