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トントさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 1998
性別 男性
ホームページ http://urabe65.kan-be.com/
年齢 59歳

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21.  嫌われ松子の一生 《ネタバレ》 
映像はカラフルだったが、内容は昭和もの。演出が弾けているにも関わらず、描いてる人生模様は深刻な内容。こういったギャップから、昭和がもう遠くなってしまったことを描くのに成功している。最後、昭和の「神様」を平成の子どもたちが撲殺するところが、監督の平成の子どもたちへの不信感が見受けられる。これは中島監督の「告白」でもそうだった。平成もどんどん進んでいくうちに、子どもたちも変遷していく。3.11以降の中島監督の平成論を観てみたい。
[ビデオ(邦画)] 8点(2017-08-27 15:29:04)(良:1票)
22.  菊次郎の夏 《ネタバレ》 
音楽が頭にこびりついて離れない。武さんは本当の映画を分かってる人だ。寅さんやチャップリンを軽く自分のものにしている。なんか彼の立ってる姿だけで映画だもんね。NHKで武さんのルーツを探る番組があって、お父さんの菊次郎さんのことを描いてる映画かと思って、観た。エピソードは違うもののやはりこの主人公は武さんのお父さんなのだろう。しみじみと武さんの親への想いが伝わった。貧乏でも人として大事なものを武さんは叩き込まれたんだろうな。この人のおかげで芸人のレベルが下がらないのだろうと思う。日本の心柱の一人ですよね。
[ビデオ(邦画)] 7点(2016-12-22 11:13:46)
23.  祇園の姉妹(1936) 《ネタバレ》 
小津をして「俺に撮れない映画は溝口の「祇園の姉妹」と成瀬の「浮雲」だけだ」と言わせた、その作品を鑑賞した。なるほど、人を舐めたやつは舐められる。当たり前の理屈だ。芸妓を舐めた男どもに囲まれるうちに、段々と男を舐めはじめる山田五十鈴扮するおもちゃ。これも当然だ。しかし物語は、男を舐めるなとおもちゃを痛めつけたところで、おもちゃが芸妓なんて商売なければいいのだと嘆くところで終わる。巨匠溝口のこの作品の落とし前何処は如何なものか。ここでラストではいけないのではないか?これでは男を舐めた、男側が作った映画ということになる。それでは男の面子がたつまい。ここをきちんと料理した作品だったらなぁと思った。が、男を舐める山田五十鈴の演技は、恐ろしいほどの演技だった。ぞ~っとした。なるほど、小津さんにこの迫力は出せるだろうかとしみじみ鑑賞後、思った。
[ビデオ(邦画)] 8点(2016-07-27 00:57:30)(良:1票)
24.  鬼龍院花子の生涯 《ネタバレ》 
ヤクザな父親も人の子。女性にだらしないのに、ハートがある。その辺を仲代達矢が鬼気迫る演技で見事に演じてる。鬼龍院松恵の生涯なのに、タイトルが花子であるのに疑問を持つのは、原作未読だからか。松恵役の夏目雅子の代表作と言われる本作だが、自分は「瀬戸内少年野球団」の素朴な先生の方が夏目らしくて好きだ。この作品の「なめたらあかんぜよ」は日本映画史上の名セリフ。いや~堪能しました(笑)
[DVD(邦画)] 7点(2016-07-23 17:56:10)
25.  岸辺の旅 《ネタバレ》 
う~ん、実に味わい深い。生きている人間が、死んだ人が死んだという事実を受け入れるのに、これほど時間と精神の彷徨を要するものかと唸ってしまう。真面目な人ほど、そこに時間がかかる。そういうことを、この映画はCGなど使わず、おどろおどろしくもせず、非常に人生賛歌という味わいで、静かな演出で料理してる。深津絵里がまた、この身勝手(だけどチャーミングで魅力的)な男に先逝かれて、ぼうっとしてる女性にはまり役だ。黒沢監督、慧眼ともいえる。お盆に鑑賞するのにいい映画かもしれない。
[DVD(邦画)] 8点(2016-07-09 19:12:51)
26.  きみはいい子 《ネタバレ》 
先生(高良君)の軸が定まらぬ前半の教室の様子は、子どもたちを誰一人正視することができず、観ている我々もただ呆然として、めまいのようだった。ところが先生が無償の愛に気づいてからの後半は、息をのむような名授業を展開する。もう泣けちゃってね。そして教室の隅にいた孤独な生徒を抱きしめたい衝動がラストの疾走につながったのではないか?子どものいない僕には、よく分からないが、そのようにこの映画を捉えた。もう二つのエピソードも印象的だ。孤独なおばあさんと、障害のある子のイーブンな人としての付き合い。虐待を受けてた子が親になり、同じことを自分の子どもに繰り返してた時に、波長のあう隣人との触れあい。全編、言いたいことは一つである。社会が子育てをフォローしている。今までの映画にない展開である。そう、地域社会が少しづつ戻ってきているのかもしれない。この監督の前作(ここでも池脇千鶴!)は、世界の悲鳴ともいえるような作品だった。それがこのようなホッと息のつける作品をつくるようにまでなったのは、監督に何かあったのかな(笑)。僕も抱きしめられてますよ。周りの人に、そして映画と言う「お前は大丈夫だ」と励ましてくれる、素敵な「家族」に・・・。
[DVD(邦画)] 8点(2016-04-08 23:49:14)
27.  キャバレー(1986) 《ネタバレ》 
う~ん。「レフトアローン」の曲を覚えることになった映画。確か学生の頃、CMか何かで頻繁に流れてました。今回、それを観てみることに・・。芸に深みを与える人生の哀しさって、この映画の内容のようなことなのかなぁ・・。疑問。角川社長が監督なんだね。ちょっと角川文庫そのものを疑ってしまいそう(笑)
[DVD(邦画)] 5点(2015-11-28 15:44:36)
28.  キャプテンハーロック -SPACE PIRATE CAPTAIN HARLOCK- 《ネタバレ》 
映像にまず驚いた。海外に負けてないじゃん♪それにしてもキャプテンハーロックってこんな話だったんだ。松本零士さんは大ファンだけど、キャプテンハーロックは読んでなかったなぁ。「999」の時のカッコいい海賊ってことで気にはなってたんだけど、マンガの方は中々目にする機会がなかったんだよね。この映画の戦艦もいいけど、原作のシャ―プな方の戦艦も好きだなぁ。
[DVD(邦画)] 7点(2014-04-19 14:48:34)
29.  キッドナップ・ブルース 《ネタバレ》 
う~ん、好きです。こういうテイスト。タモリの芸達者ぶりは、俳優やらさせても凄かった。今、観ても、新しい。
[DVD(邦画)] 7点(2014-04-06 21:03:05)
30.  斬る(1962) 《ネタバレ》 
もうこの時代にここまで完成された映像の時代劇があったのか、というのが正直な感想。姉弟の二人のエピソードが凄い。姉の弟を救うためにとった行動が特に・・。後に弟と出逢ったときに、もうちょっと弟との感情の交流があればなぁとも思ったが。でも市川雷蔵の時代劇は、丁寧な感情の流れというより、非情な時代の秘剣モノというとこが見所みたいね。面白い!
[DVD(邦画)] 7点(2014-01-02 02:30:03)
31.  君に届け 《ネタバレ》 
いや、青春映画を侮るなかれ。面白かった。身内に多部未華子ちゃんみたいな女性がいるので、ヤキモキして観ていたが、ハッピーエンドで嬉しかった。早速、このDVDを中古で購入し、身内に渡してやろうと思う鈍感な俺だった。黙って見守れという方が無理なんだよなぁ・・・
[DVD(邦画)] 7点(2013-06-09 22:07:28)
32.  桐島、部活やめるってよ 《ネタバレ》 
う~ん、どうなんでしょう。この監督は結構ひねてるよね。素直にモテ組もいい人たちなんだよ、って描いてもらった方が気持ちいいんだけどね。面白い映画ではあるんだけどね。
[DVD(邦画)] 7点(2013-02-22 03:01:47)
33.  霧の旗(1965)
消費税が上がり、経済が右肩下がりのこれからの日本。時代は松本清張という気がして、観ました。山田洋次って本当は女性がこわい?倍賞さんの敵の弱みをにぎってからの優しい表情に「こわ~」という感じでした。
[ビデオ(邦画)] 7点(2012-08-13 06:18:00)
34.  魚影の群れ
相米さん得意の長回しの「嘘」のつけない演出。それに応える緒方拳のマグロ釣りの俳優としての凄まじさ。別に普通の映画の演出でも創れるが、ここはそういう演出が骨太な脚本に風格を与える。それに加えて、夏目雅子の清純な存在。文句ない映画です。さらに自分が味があると思ったのが、よその漁港の課長役のレオナルド熊の存在感。荒っぽい漁師の気質がうまくにじみでる配役だったと思います。皆、もう他界されましたが。今は感じる事のできない昭和の空気が懐かしかったです。
[ビデオ(邦画)] 8点(2011-08-09 22:38:20)
35.  きょうのできごと a day on the planet 《ネタバレ》 
嫌いではないです、こういう映画。そもそもが未だにモラトリアムから抜けきってない自分には、旅立ってしまった友人たちとの絡みを思い出しつつ、俺もこんな時間を作品にしてみたいと思っていました。妻夫木くんと麗奈ちゃんは九州出身のコンビなのに、関西弁を喋る二人にちょっと現実を感じて、寂しかったです。本物の関西人の池脇千鶴ちゃんの存在感を前に同じ九州人として哀しかったです。それにしても、この頃ってクジラがキーワードですよねぇ。とりみきの漫画にもクジラが出てくるのがあったし、社会全体がモラトリアムになる前の、まだまだいける日本経済の頃って感じの、寒くない頃の空気がよく出てたと思います。
[DVD(邦画)] 6点(2011-07-26 14:15:44)
36.  キャタピラー 《ネタバレ》 
前作「連合赤軍」も、これでもか!これでもか!って感じで描いた作品でしたけど、これもそうですね。途中から、もういいよって感じになります。戦争で下半身が麻痺してしまった兵士と女性との恋を描いた「帰郷」を観てたので、これも女性映画かな?と、どこか救いを求めて観たのですが、この監督はそんなに甘くはなかった。もうとことんです。寺島しのぶの演技も「どうよ!」とこちらにぶつけてくるような演技で、どう思えばいいんだ!と思っちゃいました。彼女が、軍神である夫がセックスを怖がりはじめたところで、戦場で何があったのかに気づくという展開もあったのではないでしょうか?そこから寺島しのぶ演じる女性がどうふるまうのか、その辺の演技を観たかったです。反戦のメッセージは大事なので、こういう映画が賞をとったのは良いことだと思います。学生たちが「都の西北~」を歌っている部分はほっとしました。
[DVD(邦画)] 6点(2011-06-17 01:43:03)
37.  銀色のシーズン 《ネタバレ》 
こういうセンスある話好きです。遊び方を教えてくれる、ホイチョイに近い映画でした。田中麗奈ちゃんは九州は福岡出身。スキーが下手なのは仕方がないのです。(ホントはうまかったりして・・・)瑛太って急に出てきて、急に主役級の俳優になりましたね。最後、ビシッと決めるかな、と思ったのですが、こういうラストも良いです。リゾート地での、洒落た映画はもっと創られて良いのではないかと思います。町おこしにいいし、何より観てて、「現実」を忘れさせられる。音楽もワクワクする感じのBGMで良かったです。
[DVD(字幕)] 7点(2008-10-22 16:33:24)
38.  キサラギ 《ネタバレ》 
2転3転する醍醐味を久しぶりに味わいました。やはり舞台の映画化でしたか。ラストがだれたのはちょっと残念でしたが、面白かったです。
[DVD(邦画)] 7点(2008-08-30 00:16:53)
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