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タケノコさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 575
性別 男性
年齢 50歳
自己紹介 管理人さま、レビュアーのみなさま、いつもお世話になっております。

タケノコと申します。

みなさまのレビューをとても楽しみにしています。
( まるで映画のように、感動し、笑い、ときに泣きます )

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1.  奇跡のリンゴ
あにやんさまのレビューに笑わせてもらいました。 そう、「何か」のもどかしさ、じれったさ、そして、あれだけもったいつけて、その大したことのなさ (笑) とうとう画面いっぱいに映ったのが、ゴジラか、ウルトラマンか、仮面ライダーだったら、その強心臓とセンスと大どんでん返しに10点投じていたんですがね~。
[インターネット(邦画)] 4点(2024-01-16 22:36:37)
2.  君たちはどう生きるか(2023) 《ネタバレ》 
まるで「千と千尋の神隠し」のように隠喩を散りばめた、「ラピュタ」のような冒険活劇、といった作風ですが、そこに戦火の混乱期という時代設定があり、まさに監督宮崎駿、人間宮崎駿の集大成、、と言えそうです。 その内容については、観終えたばかりの浅い解釈を書き並べても安っぽいし、それこそラピュタの方が、千と千尋の方が、、それを延々と書き並べても仕方がない。よって、本作を通して直感的に感じたことを一つだけ。 近年のジブリ映画は、宮崎駿監督 (個人) の哲学的思想が色濃く出ていて、あまり好きになれないところがありました。そこは、まさにラピュタを夢観たクリエイターたちの、歯がゆくも、手出しできない聖域であったと思います。しかし、最後と銘打つ本作を観るかぎりでは、ジブリはまた、ラピュタや千と千尋をやってもいいんだよ、、という、御大の置き土産であり、ありがたい「お言葉」のようにも思えます。 堂々と言うが、エンディングの歌は私の心には全く刺さりませんでした。最近の若いアーティストの歌全般、ほとんど心に響かないし、本作こそ、ユーミンでいいやん? って、心底から思った私は、はるか昔にその感性は取り残されているのかも。しかし、思うに宮崎駿が最後にこの「歌」だから、若い後進たちは、ユーミンに縛られることなく、誰に気兼ねすることなく、これからは好きな歌を自由に歌っていけるはず。 後進たち、クリエイターたち、、ジブリの栄枯盛衰を共に生き抜いた君たちへ。 そして、君たちはどう生きるか。 これは、"監督" 宮崎駿 、からの言葉です。
[映画館(邦画)] 7点(2023-10-03 23:21:46)(良:1票)
3.  きさらぎ駅 《ネタバレ》 
「きさらぎ駅」のロケ地がどこの駅だかわかりませんけど、のどかで美しい風景の駅なんですよ。それを、カメラの色合いの補正で狂気的に映し出していて、撮影監督が良い仕事をしているなあ、と。途中から安っぽいゾンビ映画に落ち着いてしまったけど、全体的にはこの不安げな映像美がとても良かったと思えます。 話変わって、「異世界エレベーター」のエピソードについて。ミステリー作家の御大である島田荘司氏の某小説に、とある古びた高層マンションのエレベーターで、階数ボタンを "ある順番" でデタラメに押すと、隠された階に降り立つ、、というエピソードがありましたが、真っ先にこれを思い出しましたね。とても好きです、こういう、ぞくぞくする設定。 最後に、佐藤江梨子さん。あなたはもう一つ嘘をついている。2004年1月8日、あなたは高校教諭ではなかった。まだ「イエローキャブ」で雑誌のグラビアをやっていたはずだ。冗談です (笑) よい女優になられましたね、応援してますよ。
[インターネット(邦画)] 6点(2023-08-16 12:32:17)
4.  きばいやんせ!私 《ネタバレ》 
本作は、夏帆さん演じる貴子が小学生時代にわずかだけど舞台である鹿児島の田舎に住んでいて、一度は全国区の女子アナになり、また出戻ってきた、、この部分がミソだと思います。 初めは、地元の星の帰還を素直に歓迎できない太賀と天音 (とその他大勢) がいました。それはもちろん、今の自分の仕事や田舎で暮らしていること、そこに誇りを持てないから、彼女に対して羨望や嫉妬があったからです。(序盤、彼ら二人が彼女と目を合わせない感じが抜群にうまい) このお二人、最初はどこかやっつけ仕事的に投げやりでしたが、やがて物語が進むにつれて正面から彼女とぶつかり合うようになり、最後にはまるで別人のような顔つきになっていました。だから彼女の成長よりは、彼女が故郷にもたらした、この全体の変化 (成長) こそ本作の見どころだと思えます。田舎も都会も家畜農家もアナウンサーもそんなことは関係なく、真面目に生きていることにもっと誇りを持つべきだ、、そういう映画、と言えるでしょう。 その他よかった点として、メインである佐多の御崎祭りについて、現地エキストラを中心にクローズアップして、彼らの "顔" を確りと撮っていたことは、映画として正しい姿勢だと思います。 悪かった点は、ファンタジータッチの色合いは蛇足だったように思いました。(この内容ならストレートなドラマの方がよかった) そして、やたらとお酒の場面が多く (多すぎでしょ) 、ゲロも多いし、この映画は下戸の方にはかなりキツイですね。 また本作は興行的には大惨敗だったようで、題名「きばいやんせ!」(頑張れ!) が、映画関係者たち自らにハッパをかけてるようでもあり、まるで自虐ギャグのようでお気の毒。
[インターネット(邦画)] 6点(2023-06-13 23:27:40)
5.  漁港の肉子ちゃん 《ネタバレ》 
さんまさんがプロデュースって、どこまで制作に携わってるかわかりませんけど、映画の内容だけで評価するなら、私はよかったと思いますよ。 肉子ちゃんのビジュアルと関西弁はアニメ映えするし、STUDIO 4℃による北陸の港町のキレイな風景に、美味しそうなご飯の数々も素晴らしい。 そして肉子ちゃんのキャラによるものだろう、親子ものの切ない話でありながら、ウェットなシーンでもなぜか賑やかで温かくて。でも、キクコちゃんが (肉子ちゃんの) 実の子ではない、というのは、誰がどこから見てもわかるので (笑) 、驚いた人いるのかなあ。 あと個人的には、最後に逃げられた (読書家の) だんなさん、どこかで再登場したら面白かったと思うけど。 トトロのオマージュは遊び心があって良し。しかし言っちゃあなんだが、肉子ちゃんのビジュアルとシルエットなら、トトロってよりはむしろ 魔人ブウ だよね (`O´)
[インターネット(邦画)] 7点(2023-02-02 21:49:50)
6.  きみはいい子 《ネタバレ》 
モンスターペアレント、幼児虐待と育児放棄(ぎみ)、認知症、、心が痛くなるようなエピソードばかりを集めた、まるで不幸の見本市のような映画でした。 それでも、最後は救われたような気持ちになるのは、力の弱い者同士、助け合って生きていこう、というメッセージに共感できるから。孤独な認知症の老人と知的障害の少年が寄り添う姿、それをこの映画は「惨状」ではなく「希望」として描いているから。 おそらく、この映画は不幸を「個人」の責任ではなくて、介護や保護を支援するべき社会全体の問題として提起しています。物語を俯瞰的に観れば、教育や生活に内在する問題に真剣に目をむけない学校や自治体があり、さらにその上に国がある、、。そういう、暗に体制批判の物語、ではありませんかな。 はるか上流から流れ着いた「責任」が社会の底辺で行き場を無くして渦を巻き、その底辺では、責任を背負わされ、難しい問題に向き合いながらも、支え合い、ひっそりと生きていこうとする人たちの姿がある。 この映画は、その姿に優しく光を当てています。
[DVD(邦画)] 8点(2022-02-21 21:35:08)
7.  今日も嫌がらせ弁当 《ネタバレ》 
お弁当の映画と言えば、最近、「461個のおべんとう」を観ましたが、設定がよく似ております。こちらは、シングルマザーとその娘。あちら (461個) は、シングルファザーとその息子。娘 (息子) のために、高校3年間、毎日お弁当を作る、というところまで同じ。はい、あちら (461個) のネタバレになるので、この話題はここまで。 ストーリーとしては、もう展開が読めるのですが (笑) 、それでもよい映画だったと思えます。全体的に、幼稚な笑い (演出) が多い感じですが、それは小さいお子さんでも楽しめるよう配慮しているから、、私はそう思うことにして、寛大な気持ちで観させていただきました。 しかし、改めて思ったのですが、お弁当って、関係が破綻しかけた親子たちの、「秘密兵器」になりえますね。例え一方的にでも、時に嫌がらせに思われても、毎日必ず愛情を伝えることができるから。 納得がいかなかったのは、和太鼓のお兄チャンのエピソード。その気もないのに、さすがにあれは思わせぶりすぎやろ (笑)
[インターネット(邦画)] 6点(2022-02-14 21:15:14)
8.  きらきら眼鏡 《ネタバレ》 
名作「ジョゼと虎と魚たち」の監督と女優、ということで、かなり期待してレンタルしてきたら、、そういうことでしたか。でも、これはさすがに、紛らわしすぎるぞ (笑) 明海を演じた金井浩人くんはよかったと思う、うまい役者でした。ただ、地味系の彼にしては、いくら何でもモテすぎだろう、そもそも元カノも含めて周りの美女率高すぎだろう、という違和感があったけど。(はい、やっかみが少々あることを認めます) その彼が「駅員」であること、って面白い設定と思います。しかし残念ながら、その設定がストーリーの中であまり活きていない気がした。あと、「本」をもっとストーリーの中で活かしたら面白かったのでは? そして、、彼氏がまだ生きているのに、フライングして新しい出会いに前向きとは、、これどうなんでしょう? 物語の肝と言える重要な部分だと思うけど、個人的には受け入れられなかったかなあ。 とは言え、清楚な役の池脇千鶴さんを久しぶりに観れたのは嬉しいし、ラストの笑顔が本当に素敵だったし、そして何より私の故郷である千葉県の風景が懐かしかったので、、点はあまめ。
[DVD(邦画)] 6点(2021-04-09 22:19:06)
9.  きみの鳥はうたえる 《ネタバレ》 
夜の函館を彷徨う三人の若者たち。フレームの中の彼らは何気なく撮られているようでいて、その配置や距離感は緻密に計算されたカメラワークだったように思えます。 三人の関係の曖昧さ、目的のなさ、とか、もう青春と言うほど若くはなく、でもまだ大人にもなりきれない、、そんな三人のどうでもいいようなエピソードばかりだったけど、なぜか不思議と見入ってしまった。 こうやって、毎日のようにつるんでいると、話したことはいちいち覚えてなくて、どうでもいいような光景ばかりが断片的に記憶の片隅に残っていたりする。ピンポンのラリーとか、あのラッパーとか、、きっとそうなんだろう。 冒頭、僕は佐知子の誘いをすっぽかした。「静雄に映画誘われちゃった」に対して、「行ってくれば」と答えた。「私と店長のこと知ってる?」に対して、「知るわけないだろ、そんなどうでもいいこと」と答えた。そう、「僕」はいつも投げやりで、そして佐知子に対して受動的なんだ。だから最後の僕の言葉は、初めて能動的に、そして伝えようとする意志を持って発したからこそ、心に響くのである。佐知子の表情は複雑そうだ。ただ、とうとう自分を見つけたくれた、という安堵感でいっぱいに見えた。 二人のこれからはわからないが、この場所、この時代に、お互いにふれては多くの時間を共有したこと、それが何より大切な気がした。
[DVD(邦画)] 7点(2021-04-06 12:32:50)
10.  北のカナリアたち 《ネタバレ》 
離島の学校、教師と生徒という共通点から、不朽の名作「二十四の瞳」を思い出しました。北海道は礼文島の美しい風景、素晴らしい役者たち、そして歌。これで映画はほとんど勝ったようなものなのに、殺人、不倫、難病など壮絶なテーマをあれこれとてんこ盛りにして、、例えるなら、完成した料理のコースに余計な調味料をたくさんかけた感じ?ちょっとくどすぎるし、感動させよう、泣かせよう、といったあざとさを感じてしまったのです。ベテラン勢はテレビドラマみたいで冴えないので、救いは生徒たちの現在を演じた若手6名の好演でしょうか。歌と教師をモチーフにした映画ならば、近年では重たすぎず爽やかな「くちびるに歌を」をオススメします。
[DVD(邦画)] 4点(2017-07-01 14:09:39)
11.  君の名は。(2016) 《ネタバレ》 
大ヒットのようで今すごく話題になっていますね。私も観てきました、「時をかける少年」。 タイムリープ、男女の入れ替わりといった設定は、映画のストーリーとしては大外れのない鉄板で、これは観る前から面白いことが約束されたも同然なのです。でもその反面、ストーリーを一つの矛盾もなく組み立てるのが難しいゆえに、この設定は諸刃の剣でもある、と言えるでしょう。超常現象X2+隕石落下!! もう途中からは、粗探しはやめてピュアな気持ちで楽しもう (笑) と割り切ることにしたため、おかげで最後までかなり楽しむことができました。それに突飛な設定の数々はあくまで映画を形成する (壮大なる) モチーフで、根は実にシンプルな青春映画。 "SF" の二文字を書いて、それを青春ファンタジーと考えれば、細かい矛盾は気にならず理屈抜きに楽しめます。 大林監督「尾道三部作」への想い、今回の設定はもちろん、特に "階段" が重要な場面で使われているあたりは監督の傾倒ぶりが伺えました。プラスの設定、"隕石落下" はまさにアニメでしかできないこと、言わばアニメーション作家である新海監督のこだわりであり、誇りです。 最後に、本作を観た若い方たちにも、ぜひこれを機に「尾道三部作」を知ってもらえたらうれしいですね。
[映画館(邦画)] 8点(2016-09-11 18:29:08)(良:4票)
12.  奇跡(2011) 《ネタバレ》 
本作は時事ネタをうまくストーリーに取り込んでいるので、むしろ数年後、いや何十年も後に鑑賞した方が "風味" が増していて感慨深いかも知れません。短命だった民主党政権による事業仕分けネタ、九州新幹線の全線開通で盛り上がりを見せた話など、もう既に「そういえば、こういうこと、あったなあ」と、しみじみと懐かしく思えるし。 ところで、少年たちは遠路はるばる出向いて、新幹線のすれ違う瞬間、一斉に声を大にして願いを叫びましたが、全く「奇跡」は起きません。それはそうです。だって、奇跡は目に見えませんから。そして、ある意味では、それも時事ネタと同じ。この出会い、この「大冒険」、、彼らは数年後、いや何十年も後にこの思い出を振り返っては、あの出来事自体が奇跡だった、、とやがて感傷的に気づく時が来るでしょう。 もう一つ、そこにたどり着く前の晩の出来事を、どうか彼らに忘れないでいて欲しい。見ず知らずの彼らを泊めてくれた老夫婦たちとの出会い。一団の少女の一人が孫娘によく似ていた、その孫娘の帰宅を心待ちにする優しい老夫婦が住む家に、まるで狙いを定めたように迷い込んだ・・。 実はこれこそが、確率的に言っても、まさに奇跡と呼ぶに相応しい珠玉のエピソードだったように思えます。
[映画館(邦画)] 8点(2016-06-15 23:17:17)
13.  岸辺の旅 《ネタバレ》 
美しい切り紙の花園をゆっくりと浮かび上がらす光。村の集会所で一つずつ灯る天井の照明。ピアノの場面における人物の立ち位置と構図。等々、映画というよりは舞台劇宛らの演出の数々がとても印象的であり、同時にこの映画そのものが、この世に未練を持ったまま死んだ霊たち、成仏できずに"境界線"を彷徨う霊たちに、どうか安らかにあの世に旅立てるようにと、まるで彼らの為にお膳立てされた大がかりな舞台装置のようにも感じました。その彼らの未練とは決して怨恨に起因するものではなく、育んだ"愛"が本物(真実)であったのか、それを生前に確信することができなかったこと。彼らは死してなお、愛を確かめるために彷徨い続ける。そして瑞希と優介がとうとう触れ合い交わうことによって、彼が本当にもう一つの世界に旅立った光景から、やはりこの映画は本質的にはただ愛を描いただけの物語である、と言いたい。個人的には理解するよりも感覚で感じるべき映画と思っていて、私はあの世から見た光景と現実の曖昧さにふわふわとした浮遊感を感じ、鑑賞後に残る憂いの余韻はなぜかとても心地よかったです。
[映画館(邦画)] 8点(2015-10-07 00:36:01)(良:1票)
14.  キツツキと雨 《ネタバレ》 
沖田監督の映画は、テンポがよい。会話の「間」と、ゆったりとしたテンポにはかなりこだわっているようで、それは必ずしも万人受けするわけではないけど、2時間通してバランスがよくて、僕は観ていてとても心が落ち着くんだ。 山の天気は変わりやすい。仕事中に、突然土砂降りになり、干してある洗濯物がずぶ濡れになっていたり、こういうどうでもよさそうな光景を通して、彼らの日常や生活感にスポットを当てていることもよい。 役所さん演じる木こりの岸さん、その仕事ぶりは完璧。映画はこの立派な大人たちに対して、自立できない半人前の大人たち二人、そしてその成長という構図。しかし最終的に、若い映画監督さんは「なぜ映画監督に?」状態から一人前になったし、息子さんは木こりになったし、きっと「とりあえず、始めてみろ、結果は後からついてくる」が、迷える若者たちへのメッセージなんだ。 主要な三人以外では、神戸浩さんの走り出すゾンビがツボだった。 もう一つ、岸さんと助監督 (古舘寛治) に不思議な友情関係が芽生えていくのがよかった。 →2021/2/3追記。 DVDにて再鑑賞。この展開だと、冒頭に彼が撮ったゾンビ映画の完成品を (全編ではなくても) 上映していたら、ちょっと「カ〇ラを止めるな!」に似てるかも。
[映画館(邦画)] 7点(2014-07-02 21:50:03)
15.  キサラギ 《ネタバレ》 
練られた脚本もさることながら、状況とともに微妙に変化していく役者たちの表情や話し方など演技もとても見応えがあり、彼らの芸達者ぶりを堪能できます。その中でも序盤におけるいちご娘の挙動不審な存在感は際立っており、同じいちご娘とは思えない終盤近くのお父さんキャラと比較すれば、この変貌ぶりはやはり5人の中でも香川さんは別格の上手さ。そして、満を持して登場した映像の中のキサラギ嬢の、想像していた通りのB級アイドル全開の姿には思わずニンマリ。最終的には後味のよい終わり方であることもよい。確かにキサラギ嬢は鳴かず飛ばずのB級アイドル、しかも短命でファンもわずかでしたが、そのわずかの愛すべきファンたちに支えられて、幸せなアイドル人生を送った、と言えるかもしれません。
[DVD(邦画)] 7点(2014-06-19 20:35:21)
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