1. 殺人遊戯
この映画の中にいるのは鳴海昌平ではなく工藤ちゃん。ただ喉をつぶされしゃべれなくなった鳴海昌平により、無駄にしゃべる事のない後の鳴海昌平が出来上がっていく。 [DVD(字幕)] 5点(2007-01-02 19:18:59) |
2. さよならみどりちゃん
こういう男っているよな、こういう娘っているよね、って言うよくあるお話。 [DVD(字幕)] 1点(2006-11-17 09:50:36) |
3. THE JUON/呪怨
こちらの方がストーリーも怖がらせようというのもダイレクトで判り易いのではないかな。バスの窓に顔が映るときうっかりビビッちゃった。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2006-01-21 15:17:30) |
4. THE 有頂天ホテル
オープニングで何かをインスパイアしたようなアバンティのAのシンボルマークを見た瞬間に徹底的にパロディに徹する三谷監督の意気込みを感じた。西洋が舞台であれば聖なるクリスマスの一夜なんでしょうが、日本が舞台となれば日本人にとって特別な一番長い夜は大晦日、みんな何か悩みを抱え生きている、そんな煩悩はカウントダウンと共に捨て去って新たな気持ちでスタートってのがいいです。ホテルの中のみの出来事という密室性、新年を迎えるまでの時限性、三谷流グランドホテルは細かいことを気にする間もなく次々起こる事件の数々、事件の数だけ笑わせられ、豪華なキャスト陣がみんな大真面目にやってるバカバカしさは最高。画面の中ではセンターだけでなく、隅のほうでもみんな何かをしており、何かが起きており、笑いのタネが転がっているので気が抜けません。最後は何故か幸せな気分になってしまう大団円、この強引な魔力、病み付きになりそうです。”赤い洗面器”が出てこなかった事が唯一不満。 [映画館(字幕)] 9点(2006-01-16 16:21:19) |
5. さくら(1994)
御母衣ダムに沈むところだった荘川桜が移植されたことから、桜の植樹を始めやがてライフワークとし名古屋から金沢まで桜並木を繋げようとした男の生涯。家庭を顧みず命まで捧げる男の桜に賭ける執念はたいしたものですが、面白みには欠ける。プロジェクトXに取り上げられた荘川桜、「村の写真集」の元ネタ的な部分もある映画です。 [ビデオ(字幕)] 5点(2006-01-03 20:14:03) |
6. 侍(1965)
喜八監督=喜劇というイメージを覆される本格時代劇の力作です。物語からすれば三船の侍役はもっと若い俳優さんの方が良かったと思いますね、どうしても三十郎に見えてしまうんですよ。時代に翻弄される若侍の悲劇であるべきなんでしょうが、物語の面白さは損なわれていないし、ラストシーンの迫力はやはり三船でしか出せないものでしょうか。クビを掲げて雪道を彷徨い歩く姿の狂気さに寒気を感じました。 7点(2005-03-08 22:26:43) |
7. 座頭市と用心棒
マジンガーZ対ゲッターロボ、ゴジラVSモスラなど、この手の夢の対決って大体面白くない。やっぱり夢のままであり続けるべきなんでしょう。用心棒=三十郎ではなく、三十郎によく似た別の用心棒という事で無理矢理納得しておけばギリギリ有りでしょうか。 としても三十郎ファンとしてはやっぱり納得できないか。 4点(2005-02-19 18:49:12) |
8. さよなら、クロ
周りの大人の俳優さんたちがしっかりしており、安定感はあります。ラブストーリーは微妙でコレだったら無いほうが良いのでは?松本、安曇野、北アルプス、松電の古臭い車両などロケーションとチューリップ?財津和夫?の歌のマッチングがよく、トータルでは好きかな。 6点(2005-02-11 13:30:00) |
9. 最後の恋、初めての恋
ドン・ジェは可愛いんだけど、私的にはシュー・ジンレイ嬢がTBSかテレ朝にいそうな女子アナっぽくお姉ちゃんの方が好き。チェン・ボーリンはもう少しフューチャーしてあげれば日本でも人気出ると思うんだがなあ。ストーリーは正直しょっぱいです。裏切りや死により現実逃避していた男の再生物語。2人が英語でコミニュケーション取れてしまうのは失敗なのではないか。 3点(2004-12-22 18:12:05) |
10. サラリーマン専科
寅さんの抱き合わせシリーズだったかな。典型的なサラリーマンの兄と自由な生き方をする弟、自由な生き方を求める時代のあの当時はサラリーマンの悲哀を笑う訳だが、こんな時代だと笑われてもサラリーマンにしがみつくのも大切かも。 4点(2004-09-25 11:49:03) |
11. さらば愛しのやくざ
この当時の陣内のヤクザ物どれもカッコよかったんで良く見てました。どれもやっぱりヤクザなラストなんだけどこの映画のラストも嫌いじゃないです。 5点(2004-09-25 11:37:46) |
12. ざわざわ下北沢
下北沢在住者や過去に住んでいた、遊んでいた等、下北沢に多少なりとも思い入れがある人のための映画でしょうか。行った事も無い私には面白さも雰囲気もまるで伝わらない。根本的な問題としては市川準監督が私にはまるっきり合わないという事かもしれない。 2点(2004-05-04 22:51:57) |
13. 桜の森の満開の下
勝新だとばっかり思っていたらお兄ちゃんでした、この映画それぐらいよく似てた。岩下志麻が生首をオモチャにして遊ぶ姿は夢に出てくるほど怖かったことを強烈に覚えています。 6点(2004-05-03 23:21:45) |
14. 沙耶のいる透視図
100%高樹沙耶目当てで見ました。ストーリー良く覚えていないが、アソコがケロイドになるって話だったような・・・土屋昌巳が気持ち悪かった。 3点(2004-04-22 18:49:32) |
15. さらば箱舟
美術、映像ともかなり洗練された印象があり、この映画の中の土俗的な風情の小さな村は、100年の後、都市の中に埋もれていったが、グローバルな世の中の中でこれから100年後の日本という箱舟は何をめざし、何処へ行くのかを問いかけているようでした。 10点(2004-03-16 00:13:15) |
16. 山椒大夫
STING大好きさんじゃないですけど、確かにキレイな構図の数々が非常に印象的な映画。入水シーンは私の見た入水シーンNO.1です。他にも山から都を見下ろすシーン、ラストの浜辺のシーンなど等、ただ近頃はきれいなシーンを取れるようなロケーションが日本にないんでしょうねェ。キレイと評判のところにはおかしな建造物が建ち、海には至る所にテトラや防波堤、残念です。話しとしては親子兄妹の愛もいいですが、千年続く日本の腐った官僚体制がよくわかります。 8点(2004-03-10 22:24:06)(良:1票) |
17. 秋刀魚の味(1962)
佐田啓二、中井貴一に似すぎだよ、髪形まで似てんジャン、って逆だよ逆。にしても結構いいスイングしてました。貴一もゴルフ上手らしいしね。正直、ちょっぴり物足りない、でも学友と別れてから一人きりになった、笠の彼しか出せない静かで奥深い味わいこれはどの作品よりもよく出ている。 4点(2004-03-02 20:02:23) |
18. さゞなみ
癒し系映画とでも言うべき、日本の美しい自然を見せてくれ、マイナスイオンでも出ていそう。外国で死んだはずの父からの一通の手紙によって揺れる母、気付きながらも繕う娘。セリフも少ないので映像を見ながら静かな気持ちになる。 6点(2004-01-16 17:37:31) |
19. ザジ ZAZIE
利重剛の初監督、横道坊主のボーカルの主演という事で劇場までいった。歌をやめた伝説のロッカー、ザジと担ぎ出そうとする取り巻きたちの確執のドラマ。あまり印象に残らない映画。 3点(2004-01-14 21:45:24) |
20. ザ・オーディション(1984)
熱烈なセイントフォーファンの友人に付き合い鑑賞。数十億円かけプロモートされたセイントフォーの映画、映画の中でもアイドルを実際に売り出すという物語でした。アイドル全盛期、見事なまでにコケまくったセイントフォー。金掛けて売ってやるという大人の思惑が子供達の俺らのアイドルという考え方と相反し、嫌われたと思われる。同様のアイドルに少女隊あり。奇しくもセイントフォー、少女隊共に殆どの方がヌードになられている。 0点(2003-12-15 21:05:13) |