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Cinecdockeさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 894
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自己紹介 ハリウッドのブロックバスター映画からヨーロッパのアート映画まで何でも見ています。
「完璧な映画は存在しない」と考えているので、10点はまずないと思いますが、思い入れの強い映画ほど10点付けるかも。
映画の完成度より自分の嗜好で高得点を付けるタイプです。
目指せ1000本!

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1.  すずめの戸締まり 《ネタバレ》 
最後の戸締まりと銘打って特別上映だったのでようやく初鑑賞した。 新海誠の通例である「ボーイ・ミーツ・ガール」+「描き込まれた映像美」=「セカイ系」には食傷気味だったものの、 『天気の子』よりはモヤモヤとフラストレーションは少なくて見やすかった。 それでもダイジンの立ち位置が不明瞭で、風呂敷を畳め切れていない点はなくはないけれど。  今回はロードムービーとしての面白さがあった。 青年の身体を取り戻すために西から東へ戸締りしながら行く先々での人々との交流。 『君の名は。』や『天気の子』でもぼかした形で描かれていたが、 やがて東日本大震災の記憶と向き合うことになる。  当事者には思い出したくない記憶と恐怖があり、奪われてしまった故郷と人生がある。 叔母の葛藤と吐露がそうだ。 それでも一人で生きていくことは不可能で、旅先を含めた誰かの支えによってヒロインの現在があり、 青年と自分自身の救済に繋がっていく。  無理に向き合わなくても希望に向けて歩くことはできる。 ただ、災いからはいつかどこかで起きて避けられないし、 そこにはかつて人の営みや時間があったことを風化しないで欲しい。 そういうメッセージを感じ取れた。
[映画館(邦画)] 8点(2023-05-23 22:19:31)
2.  スパイの妻《劇場版》
嘘は言わないが真実を言わない夫と、何も見えていないが気付かない振りをするのが上手い妻。矛盾し相反する二人が突き進む筋書きは、"真実こそ正義"とも言えるし、そのためなら多少の犠牲も厭わない狂気とも言える。自分らしさと信念を貫くのが困難な時代、権力や思想に全身を預けて安寧を得ることが当たり前のようになっていく様は、ネット全盛の現在と重なる。夫も妻も憲兵隊長も狂っている。では見ている自分は狂っていないと言えるのか? そう問われているような気がした。だからこそのあのラストなのだ。監督の映画は初めて見たが、ベネチア銀獅子賞受賞は、戦争直前のような不穏な世相とマッチし、功労賞的な要素も大きいだろう。ホラーが得意と聞くが、一見、戦火に引き裂かれた男女のメロドラマのように思えて、実は誰にでも存在するサイコパス性を浮上させた意味では、"らしい"と言える。
[映画館(邦画)] 7点(2020-11-13 23:29:00)
3.  STAND BY ME ドラえもん 《ネタバレ》 
何が「ドラ泣き」だ。 監督に山崎貴がクレジットされている地点で御察し。  『のび太の結婚前夜』『帰ってきたドラえもん』を始めとした名編を捻りもなく貼り付けただけで、 わざわざCGアニメで表現する意味があったのだろうか? 中途半端な生々しさと質感がかえって感情移入を遠ざけている。 上記2つのエピソードを無理矢理捻じ込んだために、各キャラの掘り下げが浅く、一貫性がない。 特にドラえもんの心境変化が唐突過ぎるのが致命的。 ここが泣き所だと言わんばかりにだ。  それにのび太には最後までイライラさせられた。 ドラえもんとの別れという通過儀礼で成長していくならまだしも、 それを否定する結末を感動(のゴリ押し)と履き違えている制作陣には辟易するしかない。 他作品でも言えることだが、「これで感動するだろう」と上から目線で安い涙を絞らせる監督の姿勢が大嫌いだ。
[地上波(邦画)] 2点(2015-11-16 19:50:04)(良:1票)
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