1. 続・座頭市物語
《ネタバレ》 ○前作と比べるとどうしても劣る印象だが、なかなか面白い話だった。短くまとめられ、至極のエンターテイメントシリーズ。○市以外の人物(特にお節と兄の与太郎)にもう少しフォーカスして掘り下げたら話に深みが出たと思う。 [DVD(邦画)] 6点(2010-02-16 10:39:09) |
2. 続・男はつらいよ
今作は少し悲しい話となっているが、なかなか笑える。あと、京都の人間からすれば、昔の京都の景色が伺えるのはうれしい反面、今と昔の景観の差に愕然として残念でもある。 [DVD(邦画)] 8点(2008-11-30 21:38:47) |
3. ソナチネ(1993)
《ネタバレ》 映画全体の雰囲気からしてラストは想像できたのだが、あまり理解できなかった。 [DVD(邦画)] 5点(2008-09-19 23:37:23) |
4. 續・姿三四郎
《ネタバレ》 確かに前作よりかは人間味が増したように感じられるのだが、やはりストーリーが少し退屈だし、ラストの決闘なども盛り上がりに欠ける。敵役も大げさに描かれすぎに感じた。 [DVD(邦画)] 4点(2008-06-13 10:47:19) |
5. その男、凶暴につき
《ネタバレ》 初の「たけし」映画でした。最初はたけしのカッコつけ映画と思ったがそうではない。歩き方もカッコよくなければ、きれいでもない。少ないセリフに、突然の暴力。中身は無いようで、実はいろいろ詰まっている。ただ、ラストの決闘が少々陳腐なのと、ラストのどんでん返しはいらなかった。完全にテーマから逸れている。でも、新しい映画を観た気分になれたし、観る人を選んでいない辺りは好感が持てる。 [DVD(字幕)] 6点(2008-06-05 23:33:12)(良:2票) |
6. それでもボクはやってない
《ネタバレ》 周防監督の魂が乗り移った作品。監督の言いたいことは十二分に伝わるわかりやすい作品。途中の展開とタイトルから有罪になるのはわかってしまったが、やはり憤りを感じずにいられなかった。残念だが、これが日本の現実で、もはや伝統と化しているのだろう。自分がこんな目に合うなんて考えてもいないが、いざこうなったら自分の性格柄この映画の主人公と同じようなことになってそうでそれも怖い。これだけ観客に伝われば十分だと思うが、映画という観点から考えると、ドラマがない。それほど長さを感じなかったのだが、頑なに否認を続ける主人公の心理と、したくないと断っていた仕事を引き受けた女性弁護士の心理がごっそり抜けている。そこがなくてもある程度主人公に感情移入できるようにはなっているが、その辺りの描写があればもっと深い作品になったと思う。 [地上波(邦画)] 8点(2008-03-02 00:02:52) |