Menu
 > レビュワー
 > トント さんの口コミ一覧
トントさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 1988
性別 男性
ホームページ http://urabe65.kan-be.com/
年齢 59歳

表示切替メニュー
レビュー関連 レビュー表示
レビュー表示(投票数)
その他レビュー表示
その他投稿関連 名セリフ・名シーン・小ネタ表示
キャスト・スタッフ名言表示
あらすじ・プロフィール表示
統計関連 製作国別レビュー統計
年代別レビュー統計
好みチェック 好みが近いレビュワー一覧
好みが近いレビュワーより抜粋したお勧め作品一覧
要望関連 作品新規登録 / 変更 要望表示
人物新規登録 / 変更 要望表示
(登録済)作品新規登録表示
(登録済)人物新規登録表示
予約データ 表示
【製作国 : 日本 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
評価順1
投稿日付順1
変更日付順1
>> カレンダー表示
>> 通常表示
1.  雨月物語 《ネタバレ》 
溝口健二、代表作である。 まだ、こんな傑作を観てなかったか、と唸ってしまった。 見事、この一言に尽きる。  田中絹代を本で調べていたら、次のような記述があった。 撮影後、溝口が森雅之に、その演技の見事さにライターで火をつけたという。 田中は「私だってうまいと言わせてみせる」と思ったらしい。 まさしくラストの霊の田中は絶品である。  以後、溝口と田中は映画界で、力をみせつけあうかのように、張り合い、 田中絹代は同年、「恋文」(未見)という映画で監督までしてみせるのである。
[ビデオ(邦画)] 10点(2021-06-30 23:35:04)(良:1票)
2.  海よりもまだ深く 《ネタバレ》 
是枝監督作品の中でも好きな作品だ。 何より、小説家志望のくたびれた男(阿部寛)に共感できるし、 彼の家族(樹木希林もまた!)の話す台詞が、とても心地よく刺さる。  いつもの是枝時間の中に、今回は台風という時間が入ってる。 「歩いても歩いても」と似てる映画ではあるが、両作とも好きだ。  リリーフランキーもいて、是枝組、真骨頂である。
[DVD(邦画)] 8点(2021-01-30 22:19:14)
3.  美しい星 《ネタバレ》 
吉田大八はいいなぁ。  ズレてる人(じゃぁ何が「フツウ」なんだよって怒られそうですが・・)たちの 世界観を壊さずに、現実との軋轢を描いて、ラストに持っていく、この力技。 今までの作品、全部そうだもんね。  いや、中々いないですよ、こんな映画監督。 観ている側を混乱させつつ、映画として引っ張り、ラストは観客も登場人物もハッピーな話を 創り続けてる監督って・・  三島由紀夫が原作なんだってね。 どんな話だったんだろ?(読めって言われそうだけど、私は映画が好きなのだ)  宇宙との交流を言う方々いますよね。 でもきっとこんな幸せになってくれるといいな。
[DVD(邦画)] 8点(2018-11-23 18:35:27)
4.  WOOD JOB! ~神去なあなあ日常~ 《ネタバレ》 
良質の娯楽作品。 それを矢口監督は提供し続けてくれる。 本当に感謝。 彼のような監督が多い方が業界としては健全なのだろうけど・・  怪優、染谷くんの主演映画。 好感持てます。 そしてクライマックスのラストの祭り。分かりやすい祭りですね~(笑)  それに長澤まさみって色んな役に挑戦してますね。頑張れ~!
[DVD(邦画)] 8点(2018-07-29 15:05:18)
5.  うなぎ 《ネタバレ》 
誠実な夫を裏切り、不貞を働く妻。そんなショッキングな冒頭から始まる。この夫婦に何があったのかは描かれてない。しかし、夫の役所広司にしてみれば、この妻はつかみどころのない(理解できない)うなぎのような存在だったのだろう。だから、この劇中のうなぎは、元妻である。しかし、そんな現実逃避を周囲がほっとくわけない。やがて幸せが手の届くところに来たところで、主人公はうなぎ(元妻)を河に離す。そんな話である。この映画で、ラスト刑務所に行く役所に弁当を渡す清水美砂。この二人がその後、幸せになったことを今村昌平監督の中で整理するために遺作「赤い橋の下のぬるい水」をこの同じカップルで創ったのかもしれない。本作は大人のラブストーリーである。しかも人間ドラマが重厚で見ごたえのある作品である。カンヌ映画賞受賞もうなずける。つまらない男の、子どもを宿した清水美紗の幸せを祈る映画観客のハートを掴んだからだろう。どこの世界も、いい人は幸せになってほしいという気持ちでいっぱいなのだ。そして映画というものもそういう祈りからできた総合芸術なのだと思う。
[ビデオ(邦画)] 8点(2016-10-01 19:58:21)
6.  浮雲(1955)
何度も観ている、好きなラブ(?)ストーリーの1本。たった一人でも腐れ縁の女性がいるってことは素敵な人生だと思う。
[DVD(邦画)] 8点(2011-06-12 17:38:02)
7.  ヴィヨンの妻 ~桜桃とタンポポ~ 《ネタバレ》 
〈原作未読〉夫婦の再生という風に自分は観ました。「存在の耐えられない軽さ」を思い出しました。自分に尽くす奥さんがいるから、外でも浮気をする浅野は、奥さんが飲み屋で働き人気者になり、自分は寝盗られるんじゃないか、と自分のコアである奥さんが心配でしょうがない。しかし奥さんの方はそんなことより、生活を守ろうと旦那のそんな心配に少しも気づかない。それが浅野には奥さんが腹に一物あるのでは、とうつる。広末との心中もそんな、みんなからもてる彼女のまぶしさに自分が醜く見えて、不安に思えて、行ったのだろうと思います。ラストの方で堤と松との間に何が起こったかははっきり示されませんが、松はそこで浅野の広末との心中に精算がついたものと思い、最後の「あなた!」につながるのだと思いました。太宰治の本は高校の頃、一冊読んだきりですが、こういう内容の小説なら読んでみようかな、なんて思いました。
[DVD(字幕)] 8点(2010-10-25 11:57:25)
8.  右門捕物帖 紅蜥蝪 《ネタバレ》 
最後、右門が推理を披露する場面が芝居小屋! なんだ!これは!まるでヒッチコックじゃねえか!?  そうなんです。時代劇は、外国映画の良いとこもふんだんに取り入れて、 芳醇な文化を築いてたんですね! ところが外国映画が面白くなってきて、日本映画つまんないよって 誰かが言いだして、時代劇は衰退していくんです。  これは国家的損失ですぞ! 観もしないで、映画を語ってた人の責任じゃないか!!
[DVD(邦画)] 7点(2022-10-30 20:20:41)
9.  海辺の映画館 キネマの玉手箱 《ネタバレ》 
玉手箱というタイトルどおり、冒頭2時間くらい 映画のクライマックスのようなイメージの洪水が続く。 うわぁこりゃしんどいなぁと思ってたら、 ラスト1時間くらいになって、さくら隊の話で一気に話がしまってくる。  それからは、あの広島での出来事である。 あぁそういえば、監督の尾道って広島だっけ・・  大林監督の、戦争を体験した映画監督、やり残したことないような とても重い3時間でした。
[DVD(邦画)] 7点(2021-06-26 22:16:55)
10.  歌麿をめぐる五人の女(1946) 《ネタバレ》 
狩野絵師が浮世絵師に惚れこむという着想がいい。 その後、田中絹代などの女たちの男をめぐるバトルがあるのだが、 ラストは、壮絶な"おきた"の女の生きざまを 歌麿が絵にするところで終われば、良かったのだが・・  それを画面に映し出してくれれば、もっと良かったなぁ・・ 「美しき諍い女」もそうだが、絵を題材にした作品で、完成した作品を 画面に出す作品はない。 音楽なら「蜜蜂と遠雷」があるのだが・・
[ビデオ(邦画)] 7点(2021-04-03 02:52:18)
11.  海は見ていた 《ネタバレ》 
吉岡君と永瀬君の二人が出ている時代劇は「隠し剣」の前にもあったんですね。 むしろ「隠し剣」は山田洋二監督が吉岡君の汚名挽回に創ったのでは、と思ってしまうくらいです。  この映画、自分は好きです。 黒澤さんの創りたかった映画なんですね。 自分には描けぬ世界はないと悔しがったからかもしれませんね。 それほど女郎たちの見てる世界はドラマ性に長けているんだと思います。  監督が熊井啓だというのも話題性をもちます。 なんで、熊井監督なんだろう?というのが正直な気持ちでしたが・・
[ビデオ(邦画)] 7点(2019-12-03 03:25:34)
12.  海街diary 《ネタバレ》 
原作のもつ女性漫画家らしいみずみずしさが、是枝演出にぴったりはまって、心地いい映画でした。もともと自然な語り口で、まるでドキュメンタリーのような会話を好む是枝演出ですが、この映画では自分を持ってる乙女たちの、自然な語り口は、とても気持ちよく、観ている自分にすっと入ってきて、やさしい音楽と重なり合い、とても心の癒される2時間でした。休みの日に観たのですが、休日にはこのような映画が似合うなぁと思います。是枝監督作品は好きです。「歩いても歩いても」もそうですが、これもDVDを買って手元において、疲れたときに観たい作品です。
[DVD(邦画)] 7点(2016-05-21 11:44:51)
13.  UDON 《ネタバレ》 
いや、これは意外に面白かったです。エンタメドラマの奥深さを感じました。この映画で取り上げられたうどんのように・・。きっと映画製作の現場は、しょうゆ顔の人ばかりなのでしょう(笑)
[DVD(邦画)] 7点(2015-10-25 14:33:04)
14.  運命の逆転 《ネタバレ》 
死姦?その言葉で一気に退きました。後はもうこのおっさんは変態やな、と。もう感情移入は出来ないので、裁判の行方はどうでも良かったです。あとは演技合戦ですね。それにしてもグレンクローズの演技達者ぶりは凄みが増してきましたね。彼女自身、そんなに幸せではないんじゃないか?と思ったくらいです。だって回って来る役がこんなんばっかじゃないですか?「ガープの世界」「危険な情事」と女性として幸福な役って少ないですもんね。それにしても、この話。彼女の演じるこの奥さん、こんな気持ちの悪い男とはさっさと別れれば良いのに・・・。なぜ今でも結婚したままなのか、逆に不自然です。
[DVD(字幕)] 7点(2011-05-03 23:32:12)
15.  運命じゃない人 《ネタバレ》 
何の予備知識もなく、コメディである事すら知らなかったので、観て、とても満足しました。また探偵が悪い人じゃないので、組長に残酷なことをされたら気の毒だなあと思って観ていたので、あんな風に許してもらえて良かったです。ほっとしました。
[DVD(邦画)] 7点(2009-01-21 19:17:32)
16.  海でのはなし。
物語に重点は置かれてないですね。でも宮崎あおいちゃんが見られて良かったです。 スピッツの音楽も好きなので、自分的には楽しめました。
[DVD(邦画)] 6点(2011-07-31 14:17:22)
全部

■ ヘルプ
© 1997 JTNEWS