1. 探偵はBARにいる2 ススキノ大交差点
《ネタバレ》 好きなんだよ。好きなんだけど、出来は良くなかった。前作より面白味は半減かな。ストーリーも、ヒロインも。中山峠の揚げイモのシーンは、おいおい2時間ドラマの観光名所案内か?と幻滅しかかったところで浪岡さん登場、あやうく救われたけど・・・。今作で最も存在感があったのは喫茶モンデのウェートレス峰子かな。安藤玉恵さん、完全に楽しんでる。スカートペロンもアドリブだそうです(本人談)。第3弾、製作決定したそうですから、次回作に期待します。 [映画館(邦画)] 4点(2013-06-10 06:53:55) |
2. 探偵はBARにいる
いいねえ。こういうの大好き。いやいや事件に巻き込まれて、あちこちでボコボコにされていく探偵。寡黙さはないけどまさにハードボイルドの真正ですね。探偵をとりまく仲間達。ドラマ「探偵物語」やそれをリスペクトした「ギフト」の系譜を受け継ぐ愛すべき作品に仕上がってます。喫茶モンデのウェートレス峰子(安藤玉恵さんの起用がうれしい)この名前はやはりルパン三世を意識してか? 「まほろ駅前」と比較されることも多いけれど、自分にとってはこっちの方が少し上かな。ただ、北海道出身の自分には、豊かとはいえないあの長屋的な家に(かなり古い)エアコンがついているのが気なって残念。撮影が北海道じゃないことがバレバレだから。ストーリーは、ま、いいじゃないですか、こんなもんで。 [DVD(邦画)] 5点(2013-06-10 06:36:01) |
3. タイヨウのうた
《ネタバレ》 思っていたよりずっと良かった。大筋はわかって見ている訳だけれども、ベタベタせず媚びてこない演出が心地いい。YUIもいいね。左手が動きずらくなってから死にいたるまでが早すぎて、少し腑にオチない感じがしたが、そこをしつこく描かれるより良かったかも・・・。見て良かった。 [DVD(邦画)] 5点(2011-08-04 18:58:49)(良:1票) |
4. たみおのしあわせ
なにかもが解決しないラスト。退屈な途中経過。場面、場面の凝ったつくり、こだわりは感じられるが、それがつみかさなっても映画として好きになれない作品でした。まあ、これが岩松ワールドなんでしょうね。楽しんで作っているんだろうなあ・・とは思えます。 [DVD(邦画)] 4点(2010-08-06 15:46:46) |
5. Wの悲劇
《ネタバレ》 思ってたよりずっと良かった。薬師丸ひろ子の脱アイドル映画だね。25年前の作品ということで古くささはしょうがないけれど、途中からは気にならなくなった。前半に、処女だの処女じゃないだの、寝たの寝てないのという会話が何度かでてくるけど、実際、当時芝居をやってた若い連中ってあんな会話してそうだし・・・。最後に、高木美保がナイフを持って襲いかかるシーンも舞台がかっていて、もしかしてここまで含めてお芝居でした・・・っていうオチになるのかと思ったほどだった。舞台と現実を重ねたストーリーに仕上げなければ、ただの2時間ドラマになっちゃうわけだから、ほんと、うまいこと作った映画だよね。正直おどろいた。 [CS・衛星(邦画)] 6点(2008-12-25 15:57:23) |