1. 天然コケッコー
《ネタバレ》 後味の良い映画でした。教室に別れを告げるシーンに郷愁があふれていて感動しました。さっちゃんが橋で人がたっているいうシーンや、姉に気を使うおしゃまな弟のシーンなど、さりげないシーンも好きです。夏帆はキャラにぴったりでした。他の方も書いていますがくるりの音楽はいらない気がします。 [CS・衛星(吹替)] 8点(2008-09-22 23:49:16) |
2. 鉄コン筋クリート
《ネタバレ》 コミックを読んでいて世界観が好きだったのですが、この映画は細部までを完璧に映像化していてびっくりしました。むしろ浮遊感や色合いなどがコミックよりも奥深くて映画の方が好きです。どんな音が使われるのかも楽しみにしていましたがテクノのPlaidのサイケ感がぴったりはまっていました。声の出演もみな良かったけど、特に蒼井優のシロはコミックのイメージを拡げてくれました。「フラガール」といい、この映画といい、すごい女優です。 [試写会(邦画)] 7点(2006-12-23 19:55:15) |
3. DEATH NOTE デスノート(2006)
《ネタバレ》 原作は最後まで惰性で読んでました。原作にそれほど思いこみがないのですが、原作を読んでいるので比べてしまうのは仕方のないことです。まず、キラですが原作のハードボイルドさがなく、六法全書を片手に正義について悩むのは魅力半減。キラは字が上手でないとダメなのに下手なのもキャラと違う気がします。個人的にリュークが好きで最後まで原作を読んでいたので、リュークがどんな風になるかが最大の興味でした。映像は良いのですが、声はルパンみたいだし、キャラがかわいくないです。だだっ子みたいに「りんごくれー」とわめくシーンでがっかり。クールなのに「リンゴぉ」というのがリュークの魅力だと思っていたので、かなりイメージが違います。さらにLがお菓子を食べ続けるシーンを見ても何とも思えなかったのもマイナス。いつも、こういう映画を見ると真似したくなる(この場合は角砂糖を積みたくなる)はずなんですが、そういう興味も涌きませんでした。 [地上波(邦画)] 5点(2006-10-30 00:38:44) |
4. 手紙(2006)
《ネタバレ》 兄が自分のためにと犯してしまった殺人事件のせいで、世間に冷たい目でみられる弟の話です。途中、お笑いコンビで成功しかけるのですが、少しも面白くないギャグで笑えませんでした。また主人公を追いかけ続ける女性が、何故にそこまでストーカーまがいに追いかけ続けるのかもわからないほどに主人公に魅力が感じられませんでした。不幸な人たちが大勢出てくるのに、愛情が感じられないし、同情する気持ちにさえなれませんでした。原作を読んでいないのでわかりませんが、あまりにも上面なお話に思えます。深夜にテレビをつけたときに流れていた古い日活か松竹の青春映画のようです。途中に出てくる2ちゃんねるらしい画像も違和感がありました。ラストで小田和正の名曲「言葉にできない」が流れるのですが、この映画をひと言で言うと「言葉にできない」というブラックジョークみたいです。 [試写会(邦画)] 3点(2006-10-24 01:15:22)(笑:1票) (良:2票) |
5. デッドマン(1995)
どこを切り取っても画になる画像。朽ちた森の中の死んだ子鹿。宇宙船のように開くインディアンの住居。地獄だという終着駅の町。時代も場所もいろいろな混ざり方をしていて不思議な雰囲気。短い場面転換もいい感じです。こんな淡々とした分かりづらい役柄をさりげなくこなすジョニー・デップはいい俳優だなあと改めて実感。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2005-12-20 09:14:01) |
6. テラ戦士ΨBOY
内容はすっかり忘れてしまったんですが、当時意外と感動した記憶があります。見た時代によって感動した映画でも、時間を経て思い返すと憶えていないものって案外多いです。それにしても結婚しても母親になっても、アイドル時代とキャラクターがわからない菊池桃子はいい意味で偉大だと思う。B級イメージの「パンツの穴」でも品があったし。以前、田原俊彦が「当時のアイドルはほとんど落としたけど、菊池桃子だけは落とせなかった」と言っていたのを思い出しました。 5点(2003-09-29 12:01:32) |
7. 転校生(1982)
大林の中でも正統派で成功している作品だと思います。小林聡美もいい味出しているし。ただ大林のファンタジー色は弱いです。 5点(2003-09-29 11:52:35) |
8. 地球へ・・・
萩尾望都、大島弓子、坂田靖子などとともに少女漫画が読者を啓蒙していた時代の竹宮恵子のSFアニメです。コミックも買って映画も見てダ・カーポのテーマソングのレコードも買ったのですが、今ではあまり記憶にないです。 5点(2003-09-29 10:05:19) |
9. 天国にいちばん近い島
森村桂の原作が大好きで、「時をかける少女」も面白かったので多少の期待があったのですが、何も残らない映画でした。後にニューカレドニアに行った時に、この映画のことはこれっぽちも浮かばなかったです。 4点(2003-08-18 10:43:59) |
10. デルス・ウザーラ
美しい映画です。当時いろいろとあって、やっと制作されたと聞きましたが、黒沢の映画の中では1番好きかもしれない。 7点(2003-07-24 00:14:38) |
11. 天国と地獄
だいぶ前に見たのですが、役者のセリフやいろいろなシーンが古すぎて(それも楽しめる古さではないので)いまいちでした。黒沢映画が自分には合わないのかもしれないです。 5点(2003-07-24 00:01:33) |
12. 天空の城ラピュタ
浮遊感が楽しかったけど、千と千尋のほうがずっと楽しかった。ジブリの中では面白い方だと思います。 5点(2003-06-17 02:39:22) |