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Yuki2Invyさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 1631
性別 男性
自己紹介 基本的に3~8点を付けます。それ以外は、個人的に特別な映画です。

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1.  日本女侠伝 真赤な度胸花 《ネタバレ》 
今作の藤純子さんは元々は教師志望?のマジメな婦女子っぽいのですが、お父ちゃんが北海道の開拓民の馬喰の親方!という中々モノ珍しい出自では居られるのですね。で、そのおとっちゃんが揉め事で(冒頭あっという間に)殺られてしまい、跡を継ぐ為に九州から舞い戻る…てな感じのお話です。まず特徴としては、北海道の大自然の中で馬と戯れる為に…とゆーか、今作の藤純子さんは終始洋装+ズボン姿なのですね(この時点で珍しい)。かつ、このシリーズとしては結果的にはドンパチなシーンがごく多いのですが、文字通りのドンパチとゆーか(コレも任侠映画にしては珍しく)銃撃戦が完全にメインで、だから作品全体としても任侠映画よりは西部劇の方にかなり近いという感じです。プラス、そのドンパチの中にミョ~に派手に(⇒ちょっと稚拙に見える位に)血がピューピュー吹き出るスプラッタなシーンが在ったりで、結論的にはこのジャンルの作品としてはかなり異質なヤツにも見えました。  でも、重ねて洋装+見事な碧の長髪を棚引かせる藤純子さんも素敵でしたし、そもそも(今作でもまた)相方を務める高倉健さんとて、ごく非常に北海道が似合う方ですからね。そのロケ地の大いなる自然の美しさも含めて、私としてはかなり楽しめました。興味が有れば是非。
[DVD(邦画)] 6点(2023-06-25 22:52:00)
2.  日本女侠伝 激斗ひめゆり岬 《ネタバレ》 
5作目は、舞台がちょっと珍しい沖縄…という部分はシリーズ2作目に、ただし一方で全体的な構成は3作目によく似た藤純子と菅原文太の悲恋もの、という感じでしょーか。しかし返還前の沖縄(それも製作年より少し前の戦後しばらくの時期かと)のお話というコトで、諸々とかなり「辛い」要素とゆーのはいつも以上にヴィヴィッドではありましたね。ゆーて内容の方はいつも通りですし、でも沖縄だから種々のシーンを(ソッチは)ま~んまいつも通りにやる訳にもいかないから、その辺はユニークな一方、逆に随所で少し「洗練されてない」という感じにも見えるのですよね(率直に若干「ダサい」)。しかし、個人的には、とにかく悪どさが際立つ敵役どもにコレでもか!と虐げられる人々には、ごくシンプルに非常に感情移入できて任侠ものとしては十分に面白く観てゆくコトが出来ました。悪くなかったと思います。  藤純子は非常に分かり易く南国風!とゆーか、女だてらに運送会社の社長役でツナギにグラサンに日に焼けた褐色の肌!で暴れ回るのはかなり新鮮に見えました(髪型も、シーンに依ってはポニーテールだったりしますし)。あと、コレも時々メッチャ「言葉遣いが悪い・乱暴」なのですよね。その点は正直、非常に面白く観るコトが出来ましたですね(重ねて、所ドコロは若干「変」にも思えたのですケドも)。
[DVD(邦画)] 6点(2023-06-21 22:25:26)
3.  日本女侠伝 血斗乱れ花 《ネタバレ》 
4作目はまた、炭鉱ブームに沸く明治の九州…が舞台なのですが、藤純子さん自身は(物語冒頭では)大阪・船場の呉服屋の女将…というコトで、まず今作では最後まで上方・大阪弁で通しているのがナンかだいぶ色っぽいのですよね。何となく京都のイメージがあったりもしたのですが(⇒ごく個人的に)元々育ちも大阪が長い…て方だとゆーのも今回初めて知りました。流石に元が呉服屋の女将さん…というコトで、今作の彼女はも~完全に堅気で、また全体としても(他の人も含めて)どっちかと言えば確実に大人し目…なお話・演出だったという印象です。その意味で、鉄火場に替わる一番の(彼女の)見せ場は「泣き落し」でしたかね⇒今作は、ラスボスが大木実でその手下が遠藤辰雄、んでソイツらの仲間だけど(その泣き落しを喰らって)寝返るのがなんと天津敏…という、ソコからしてもやや珍しい方の作品だったかも知れません。  しかし、終盤にかけてがま~た矢鱈とマロいのですよね…(テンポ的に…)前述どおり中盤も泣き落しの静かなシーンが見せ場で、その後もお涙頂戴…みたいなシーンが終始続いてゆく感じで、でもゆーてラストはまた健さんがカチコミを仕掛けて(皆殺しにして)終わる…のですケドも、そのシーンすらもな~んかゆったりテンポで哀愁の方が際立つ様な感じでもあって……個人的には、好きかor苦手かでゆーたら、少し後者の方だった…かも知れません。。
[DVD(邦画)] 5点(2023-06-21 11:05:14)
4.  日本女侠伝 鉄火芸者 《ネタバレ》 
シリーズ3作目ですが、今作は1作目同様にまた藤純子さんは芸者、それも「辰巳芸者」と名高い深川の芸者…というコトなのでして、諸々の出演作と比較してもまずは相当に頼り甲斐のある女傑!という様な感じの方ではありましたですね。ただ、だからとゆーか周りの人物が総じて藤純子さんに頼り過ぎなきらいがあって、個人的にはソレがちょっとイマイチにも感じられてしまいました⇒特に、彼女の第一のパトロンな筈の曽我廼家明蝶が実にだらしない…で、全体的には今作もまた(藤純子さんと菅原文太の)悲恋もの…に仕上げられていると思うのですが、この部分に関してはまあまあ悪くない出来だったかな、とも思いました(でもまあ、同じようなのも今までも散々観て来ては居ますケドも)。  一点、芸者としての(修羅場に替わる)見せ場としては、宴席での呑み比べ的なシーンがあったり、あとは恒例の日本舞踊のシーンも(当然)複数回入ってきます。今作では、深川芸者が芸を競う「羽織会」?というハイライト的シーンが終盤に設定されており、ソコで藤純子さんが踊るのが歌舞伎舞踊中の名作『保名』というヤツだそーなので。別に興味を持って(モノホンのを)観に行けば好いダケのコトではあるのですが、ソレでも思いがけず中々に貴重な経験をさせて頂くコトが出来ました。
[DVD(邦画)] 5点(2023-06-21 11:04:37)
5.  日本女侠伝 侠客芸者 《ネタバレ》 
コレも藤純子さん主演の任侠もののシリーズですが、女侠と言いつつこのシリーズは(コンセプトとしても)藤純子さん自身は基本的に「堅気」というコトになっている様なのですね。んで、だからとゆーかそれに加えて、まずは物語の舞台(地方)も比較的バリエーションに富んでいるかと思います(北海道から沖縄まで)。あと、主人公が堅気だから(+5作中2作では芸者だから)また賭場と修羅場以外の見せ場として、日本舞踊のシーンが多く含まれて来たりもします。諸々、普通の任侠ものとは少し雰囲気の違う部分を感じ取れると思うのですね(そりゃ流石に毎回同じコトやるワケにもいかんだろーし…)。  今作は、舞台は九州ながら(先に述べた様に)藤純子さんはごく気の強い・気風の好い芸者さんで、でもまァ後は大体いつも通り…てな感じすね。日本舞踊のシーンも最初と最後を含めて数回入って来ますが、お終いのヤツは歌舞伎舞踊で言うトコロの『鏡獅子』てヤツですかね…メイクなんかも大分凝ってましたね。一点、若山富三郎が陸軍大臣なんて大袈裟な役で出て来るのですが、イマイチ(キャラとして)ナニがしたいのかが好く分からないボンヤリした風になってしまってて、ソコはちょっと残念・期待外れだったですかね。
[DVD(邦画)] 5点(2023-06-20 23:50:58)
6.  乳酸菌飲料販売員の女<OV> 《ネタバレ》 
卯水咲流が主演なんだからピンク映画ではあるのでしょーが、チョイとばかし調べてみてもイマイチ正体が分からない作品なのですね。新レーベル『働く女稼業シリーズ』の一作目とゆーて、後続も結局無かったみたいですし。だがしかし、題材はポピュラーでもごく強力!とゆーか、男のコなら誰もが憧れる絶品なシチュエーションではあります(⇒よく分かんないケドやらせてくれそーな痴女おねーさん、という)。そして演技はともかく、咲流さんのその役柄へのハマり様に関してはまずまず以上だったとも(素直に)思いますし。  しかし、そ~んな「焦らす」サマがまたオツなのだ…とは言え、ピンク映画としてはちょっと濡れ場がマイルド過ぎますね(ホントにオーラスまでセックスしないという)。で、ソレはあくまで本作を本筋の「ピンク映画」だと見做した場合の話で、だけどそーじゃないんだよ!てェならじゃあお話の方に中身(=コミカルだのドラマだの)が備わってたかとゆーと、ソレも微妙…てな状況なのですよね。。咲流さんは、正直演技は「ギリ」という感じでしたが、主役の男のコ2人はソコまで悪くはなかったかな…とも思いましたケドね。う~ん…イマイチぎみかな、と……
[インターネット(邦画)] 4点(2023-05-05 02:11:32)
7.  人数の町 《ネタバレ》 
タイトルと、テーマである「町」の実情が暗示するモノはと言えば、少しばかり民主主義・多数決主義への批判的視野を内包する、とでも言うか、非常に意味ありげではある。ただ、SFとしての本作は全体的に非常にシンプルなストーリーを擁しており、一見は「理想郷」な町と、そこへの潜入・脱出を描くというメイン部分は、率直にかなり在り来りな展開だとも思えた。そして肝心のラストに至ってはどちらかと言うと意味不明の部類に属する様な代物であり、ココはハッキリ残念だ、と言及しておきたい。  全編を通して非常にまったりとした空気感で抑揚も欠くので、いくぶん「観る人を選ぶ」方の作品だ、とも言えるかと思う。その不可思議な雰囲気に観る価値を見出すか、あるいは役者の仕事を念入りに観てゆくか、視点をそちらの方向にシフトしてゆけるなら「観て損した」とまではならないのかも知れない。普通に娯楽としての映画鑑賞に供するというのなら、他の作品の方が好いであろう。
[DVD(邦画)] 5点(2021-05-28 00:03:30)
8.  二十四の瞳(1954)
子供たちの歌声と、瀬戸内海の美しい戦前日本の景色をバックに紡がれる物語は、誰もが決して忘れてはならない、この国のひとつの「時代」そのものである。これは、全国民が観るべき映画だと思っている。
[DVD(邦画)] 10点(2020-07-25 20:06:42)
9.  人間失格 太宰治と3人の女たち 《ネタバレ》 
やはり、なんか色々と腑に落ちないなあという作品。比較的行動原理のハッキリしている女3人(太宰に傑作を書かせたい本妻、太宰の芸術の一部になりたい愛人一号、太宰と死にたい愛人二号)についてさえも、端的にその場面でどういう心情でそうしているのかが伝わらない場面がかなり多い(殊によく分からんのが宮沢りえの本妻)。それよりも何よりも太宰本人について、何故にそこまで破滅的に堕落しているのかすらサッパリ分からない上に、創作意欲を含めて何かに対する情熱・思いというものも更々感じられず、唯々しょーも無い駄目男にしか見えない(傑作を書きたいとも思ってなさそうだし、本気で死にたいとも思ってなさそうだし、女を本当に愛しているという風にも見えない)。  それでいて個々の演技は総じて妙にテンションが高いのが多いので、更にピンと来ない上に上滑り感も強く、鑑賞中ずっと頭に「?」が浮かびっぱなしだった。ただし、気合の入った俳優陣の演技はあくまで表面上はそれなりに上質で、映画のテンションを保つのには辛うじて成功している(脇役の男共(特に藤原竜也)の演技は中々良かった)。  美術・映像の点では今作は大分大人しいように思うが、それでもハッとするような質の高いショットも散見され、ここは流石の蜷川実花と言うべきクオリティが健在。やはり問題は、主役の太宰の人間の掘り下げが非常に甘い・いい加減なことに尽きるように思う(土台、実話が題材なのにこれが真相だとは全く思えない時点で、どこか違う星の話にならざるを得ない)。蜷川実花の映画としては、これでも実は一番中身があるようにも思うが、所詮またこれも「上っ面だけの」映画だと言える。観たいのは「何故太宰が『人間失格』を書けたのか」「書けたのに何故死んだのか」の真相なのだ。  『ヘルタースケルター』では脱いでたエリカ様は今回は鉄壁で、二階堂ふみだけが乳首出してるという点も不釣り合い。役柄的にも絶対NGな片手落ちだと思う。
[映画館(邦画)] 4点(2020-07-24 00:20:42)
10.  人間の証明 《ネタバレ》 
原作の良さを微塵も分かってない奴が作った最低映画(もしくはプロデューサーが商業主義の最低野郎って線もあり得るが)。鑑賞直後、怒りのあまり本屋に直行して原作を買い直し、徹夜で読み直してしまったという。マイワースト映画のひとつ。
[DVD(邦画)] 0点(2020-01-18 15:53:39)
11.  日日是好日 《ネタバレ》 
「茶道とは何か」を垣間見せてくれるような映画と言うべきか。  凡そ「道」と名に付くものにおいて、その本質的な目的は精神修養、つまり稽古・修行を通して人間として成長し、高みに登ることにこそあると言える。茶道においては、茶を美味しく味わうための技術、および客を美しく洗練された所作で持て成すための作法の習得は実は芸道のほんの足掛かりに過ぎず、その先により繊細で深い感性(それはある種「人間性」と言ってもよいものであるが)を養うことこそが、「道」としての茶道を修める主眼に他ならない。  メインシナリオにおいて、薄皮を貼り重ねていくかのように緩やかに成長していく黒木華はそれを見事に体現している。本作の彼女は、添え物度の高い薄目の主展開運びをほぼその演技力一つでモノにしており、演技面でも出色の出来だと思う。そして、稽古には厳しいがユーモアと人間味の有る「本物の」茶道の先生にしか見えない樹木希林は正に驚愕の出来映え。作中24年間全く老けないのも含めて。
[インターネット(邦画)] 8点(2019-11-27 20:29:59)(良:1票)
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