1. プロジェクトA子
くりぃむレモンシリーズとして製作されていたはずなのに、いつのまにかこんなすごい(?)もんになったという日本アニメ史上に残る金字塔的怪作(?)。 80年代の日本アニメ風景..気分を象徴する要素を集約したようなアニメで、一般の方にまともに映画として推奨するのはどうかと思うが、こういう80年代ジャパニメーションが、たとえば後に米国映画のマトリックスなんかに繋がっていくわけだから馬鹿にしてはいけないのだ。 音楽は当時旬のリッチー・ジトー/ジョーイ・カーボーン。無駄に贅沢だ.. デビューしたての林原めぐみが意外な脇役で出ていたりして油断もすきもない。 8点(2003-11-30 00:31:42)(良:1票) |
2. フラガール
同じ映画でもそれを観る年齢で評価が変わる映画ってもあると思います。 この映画も例えば僕が20代のときにはじめて観たのなら感動して8点とか9点とかあげたかもしれません。 しかしある程度大人になってからの視点で観ると、エピソード盛りすぎやりすぎ感強すぎ、とにかくわざとらしすぎて感動の押し付けがくどいのです。 映画で与えられる感動というのはもう少しスマートに見せてこそ…なんじゃないかなぁ…という思いが拭えません。 それでもクライマックスのフラダンスのシーンをそれなりに感動して観る事ができるのはさすが評価の高い映画なのかな、と。 だって(こういっちゃなんですが)TDLあたりのフラダンスショーとか観てても退屈じゃないですか笑 それが退屈じゃないってだけですごいのかな、とも思ったりするわけです。 あと、その時代を知ってるかどうか…も重要かもしれません。 この映画で描かれている時代、日本人にとってハワイがどれだけあこがれの地だったか。 それを肌感覚で知ってるかどうかで受ける印象は変わってくるんじゃないでしょうか。 安直に便乗して「ハワイアンセンター」という(言っちゃなんですが)ダサい施設を作ってしまう、まるで近年の中国のような、そんな時代があった事を知ってるかどうかでこの映画から受ける印象も違ってくるのかな、と思います。 [インターネット(邦画)] 7点(2020-05-08 17:23:34) |
3. ファイブスター物語
なんの予備知識もなくビデオを見まして、「あぁなるほど、要するにいつか王子様が..ものなのね」と思ってそれなりに楽しめました。 その後原作を読んだわけですが、「雰囲気とか全然ちゃうやん」と。 原作好きが見たら結構微妙かもしれないけど、映画として割り切った作りになっていてそれなりだったかと。 7点(2003-12-02 00:16:46) |
4. ブレット・トレイン
《ネタバレ》 いかにも今っぽいハイスピードでガチャガチャしていて、そして観たあとになにも残らない娯楽映画。 伊坂幸太郎の小説は6,7冊読んだ事があるんですが、この原作は未読。 しかしこの映画を観てる途中に思ったのは「想像以上に伊坂幸太郎っぽいな!」でした。 多分原作からはかなり改変されてると思うんですが、キャラ設定やら無駄なトークやらがなんとも伊坂、そして最近の日本の小説っぽい感じなんですよね。 これコロナがなければ日本ロケあったんですかね?これで日本ロケでちゃんと日本ぽかったら…と残念に思いつつ、いやこれ逆に非日本人キャストが似非日本で動き回るからこそ、日本人が観たときにこんなに楽しめるんだろうな、と。 そういう意味ではこれ変に日本にちゃんと寄せないのが成功してると思うんですよ。 そうそう、観てる途中、この人チャニングテイタムに似てるな…と思ったホモな彼、あとで調べたらほんとにチャニングテイタムでした笑 ノンクレジットであのおいしい役なのか… それ言ったら同じくノンクレジットのライアンレイノルズなんて出てたって教えてもらわないとわかんないレベルですけどね。 [インターネット(吹替)] 6点(2023-07-18 00:09:49) |
5. ブラック・レイン
ちょうどこの公開当時大阪に住んでおりました。たしかに客観的には見知った(普段そこを歩くこともある)街並みなのですが、この映画で見るとなんだかブレードランナー。「大阪がいつのまにこんなにサイバーパンクで怖い町になったのか?」映画ってすごい.. 6点(2003-12-02 16:05:38) |
6. 古畑任三郎スペシャル すべて閣下の仕業 <TVM>
わ、これ登録されてたのか.....ふつーの出来..だよねぇ。「古畑がすごく好き!」なんて人にはいろいろいいたいこともあるかもしれないけど、普通にテレビで見てました..くらいの僕にはシリーズ中の他のものと比べてとやかく言うほど違うとも思えなかった。八嶋は確かに出すぎかもしれないけど、今回彼がある程度動かないと話がまわらない感じだったし。 5点(2004-01-25 17:27:58) |
7. プロメア
何かの作品を作るとき「なぜこの作品を作るのか」という目標的なものがあると思うんだけど、残念ながらこの作品からはそれが一切感じられなかった。 話はほんとーにありがちで、キャラもステレオタイプ。 少なくともストーリーやキャラに評価すべきポイントは無し。 ジャパニメーションらしいアニメの動きはまぁ楽しいけど、TRIGGERが劇場版作ればこれくらいは当然でしょ…というレベルを一歩も超えてないし。 なぜか役者が起用されている声優陣も大問題で、松山ケンイチは声を張らないところは合格点にしても、声を張るシーンで明らかに圧が足りない。 熱いキャラだからフォルテッシモでないとだめなところがフォルテどころかメゾフォルテになっちゃってる。 これはダメでしょ。 脇の佐倉綾音がなまじ上手いだけに差が歴然だし、たとえばバーニッシュの脇役の檜山くらいの声の張り方ができないとね… 早乙女太一に関しては棒に近いレベルで論外。 一番問題なのは堺雅人で、声があまりにも堺雅人だし、そもそもあの体型の人があんな高くて細い声なのは物理的におかしいわけで上手い下手以前に「物理的に声がおかしい」というのはもはやネタレベル。彼がしゃべるたびにこっちは「ぷぷッ」となるわけで話が頭に入ってこないっていう。 総じて評価すべきポイントは全然ない残念なアニメ映画でありました。 ほんとに何のためにこれ作ったの??? [インターネット(邦画)] 4点(2020-12-21 19:51:03) |
8. ふしぎの海のナディア
お前なんか0点で十分だ!! 0点(2004-05-10 13:54:40)(笑:2票) |