1. 墨攻
《ネタバレ》 原作は知らないので軽く墨家について下調べしてから鑑賞。よくは知らないながらも墨家の”非攻””兼愛”などと言った思想が戦えば戦うほど自分の信じた思想の矛盾の壁にぶち当たる。何のために自分はここに来たのか?何故自分は戦うのか?全ての人を愛することと一人の女性を愛することに狭間で苦悩する。何故”墨家”は動かず彼が一人で来ることになったか、墨家はその思想の矛盾と結末が分かっていたからであろう。美術、セット、衣装、音楽とすばらしく、人海戦術の映像は安っぽいCGとは迫力が違いとても満足しました。 [映画館(字幕)] 8点(2007-03-18 23:32:55) |
2. ホールドアップダウン
V6は岡田くんでもってるんだなァと感じる、全然違うキャストだったらもう少しマシだったかも。 [DVD(字幕)] 3点(2006-12-28 20:08:29) |
3. 火垂るの墓(1988)
怒りこそすれ涙など出ようはずも無いヒドイ映画。友人から”お前には合わない、絶対に見ないほうがいい”とまで言われ、止められていた程のなのにも関わらず、ついに見てしまったら案の定...当時の日本に彼らのような子供は五万と居り、彼らだけが特別なわけでもない。事情がどうであれ教育を受けるわけでもなく、労働するわけでもない兄妹は扶養者の叔父叔母に従うのが当然で、自由や権利の主張には大きな犠牲が伴うね。 [DVD(字幕)] 0点(2006-12-10 11:55:03)(笑:1票) (良:3票) |
4. 亡国のイージス
《ネタバレ》 阪本監督「KT」に続くポリティカルアクション、日本の軍もので過去の戦争でなく現在を描いた物語としてはハリウッドチックで面白かったです。が良くも悪くも軍内部の事や人間関係など説明不足な部分も多く、バックボーンが判らないので、ただ死にに出てきただけに見えてしまう人が多かった。個人的には真田よりも中井の方が父性を感じさせるので逆の方が良かった気がする。真田の方がアクション上手いからだろうが、真田がやってるとジョン・マクレーンか織田裕二かって気がします。中井が先任伍長でもっと泥臭く”生”を強く訴えかけた方が良いのではないでしょうか。ついでに如月も安藤政信の方が似合ってそうな気がしました。ラストはあわや「スピード2」かと思いきや手旗信号とは。。。何度も水の中入ったから携帯電話ツブしちゃったんだね。 [DVD(字幕)] 7点(2006-01-27 21:01:13) |
5. 星になった少年 Shining Boy and Little Randy
柳楽くんタイが似合うな~、名倉潤、織田裕二、柳楽くんは日本三大タイ人顔ですね。家族みんなで安心して見られる映画でしょうか。あっ、教授だってすぐわかる、教授の曲も好きです。 [DVD(字幕)] 5点(2006-01-21 14:14:00) |
6. 仄暗い水の底から
ジャパニーズホラーらしいジメジメ感とジワジワ感で雰囲気はよく出ていたと思いますが、落としどころがリングと同じやん!って言うのがどうなんでしょう。霊の実体はこれ以上どうにかならないのかな、登場しただけでチョッと萎える。 [地上波(字幕)] 5点(2005-11-26 14:48:54) |
7. 星空のマリオネット
70’テイストの暗さ満載、画のトーンまで暗いからとても見難い。暴走族の主人公、友人の死、彼女の妊娠などから父と彼女と暮らしだすが、彼女に父を誘惑させて、父は彼女を受け入れる。いきがるくせに人生逃げてばかりのダメ男。70年代とななんだろう。 [CS・衛星(字幕)] 4点(2005-11-19 22:55:32) |
8. ホームレス
脚本が秋元康だがオノヨーコ的思考が反映されてるのかな。世界を真上から見るのか、誰も目に留めない地面の高さからみるのか、一見景色は違うが考え方は同様になるのかな。 [ビデオ(字幕)] 5点(2005-05-21 23:35:19) |
9. ほしのこえ
一人で作ったてのはすごいですね。遠距離恋愛は時空を超えられるのか?ってのはナカナカ面白いです。カメラアングル、レンズを通した光を感じる絵も凝ってました。 [DVD(字幕)] 6点(2005-05-21 21:37:28) |
10. ボクが病気になった理由
そんなにつまらなかったかな?バカバカしいけど啓蒙的な意味もあるかもしれないからOK。キャンサー>ランゲルハンス>ハイパーテンションかな。 5点(2005-03-20 21:09:48) |
11. 朗かに歩め
かなり米国色が出まくり、尚且つ小津監督らしい絵も随分と見られるようになってます。物語はベタなお話しではあるんですが、仙公かなりいい味出してます。とってもホットな気分になれる人情話でした。 6点(2005-03-17 20:28:52) |
12. 星に願いを。
この手の”ゴースト”チックなジャンルを確立した偉大なる女優、竹内結子。彼女に敬意を表して今後はこの手の作品を”タケウチユウコ”と呼びたいと思います。 今作の場合、ラブストーリー,ファンタジー,リメイク,ロマンス,タケウチユウコとなります。 1点(2005-01-30 09:04:43)(笑:1票) |
13. 僕は勉強ができない
大学出ても立派な人間でなく、ろくでなしで女性にもモテない人間はどうしたら良いのかな。鳥羽潤くんなかなか役ハマってるし、いいのにね。 5点(2004-12-16 18:15:03) |
14. 螢川
進学・家庭の問題、親友・父の死、異性への憧れ、性への目覚め、思春期の少年の心の葛藤と描いた作品。沢田玉恵ちゃんは今は何をしてるんでしょうか、結構好きだったなあ。富山を舞台にしていながら立山連峰の景色がまるで写っていなかったような覚えがある。 4点(2004-11-16 18:39:02) |
15. 星くず兄弟の伝説
「1980」を見てこんな映画あったなあと思い出した。B級臭満載、今は亡き戸川京子ちゃんがかわいかったです。尾崎紀世彦だけが異常に歌が上手かった。 2点(2004-03-13 09:12:56) |
16. 濹東綺譚(1992)
永井荷風の自伝的小説の映画、荷風が主人公ではあるのだが、荷風に関わる女性たちの物語として描かれている。母親役の杉村春子、置屋の女将の乙羽信子はさすがの演技力。そしてなんといっても墨田ユキが可愛くも艶っぽくて良い。ラストでは文化勲章というキャリアでありながら落ちぶれてゆく荷風と対照的に戦後の新しい息吹の中、女郎上がりの彼女たち女性が生き生きと描かれ時代が変わったことを思い知らされる。 7点(2004-01-14 23:22:41) |
17. 北斎漫画
上手く説明は出来ないのだが、かなり好き、パワー溢れる若き北斎の土砂降りの雨の中を疾走する緒形拳は江戸の風情があり、まさしく北斎の絵の様でした。かつて北斎展に行った時に数々の大作、名作だけでなくユーモラスな挿絵やエロティックな春画的なものまでそこには江戸の多数の庶民が生き生きと描かれており、庶民の天才画家なんだと思ったがそんな雰囲気が良く詰まっており大好きです。 [映画館(字幕)] 9点(2003-11-20 22:51:07)(良:1票) |
18. 僕らはみんな生きている
原作読んでましたんで取り分け面白いとも思わなかったが、ODAやショウシャをブラックに描いた映画。アフガンやイラクの現実起きてることのほうが映画よりももっとブラックで笑える。 4点(2003-11-16 10:42:52) |
19. ぼくらの七日間戦争(1988)
大人になってましたんで、大人目線で鑑賞してますから、まるで楽しめません。シッカリと義務と権利をこどもに教えてください先生。こどもに権利なんていりません、教育をシッカリしてやってください。 2点(2003-11-16 10:42:10)(笑:1票) |
20. 坊っちゃん(1977)
物語は坊っちゃんですが、この映画のすごいところはキャストがかなりイメージに合ってます。赤シャツ、うらなり、野だいこ、狸、完璧です。山嵐だけがチョッと?かな。 6点(2003-11-03 18:18:03) |