1. 母性
《ネタバレ》 湊かなえ原作。「母親」という概念について掘り下げた、女性のミステリードラマ。母から無償の愛を受け、何不自由なく暮らしてきたアタシ。結婚して娘を授かってからアタシの人生は一変。いつもすれ違う母娘。同じ場面を母娘それぞれの視点から描き、感じ方の違いを表現。ちょっぴりオバサンになられた母親役の戸田恵梨香、気丈だけど空気の読めない娘役の永野芽郁、鬼義母を怪演の高畑淳子など豪華女優がくせ者たちを競演。人間ドラマに見応えがあり、後半は釘付けに。世間の評価はどうであれ、傑作の域。 [映画館(邦画)] 8点(2022-12-18 03:05:43) |
2. ホーホケキョ となりの山田くん
《ネタバレ》 ジブリ作品のホームドラマ。映画にするまでもないと思うけど、ほんわか癒されますな。日本家庭の原風景。お気に入りのオンガクは「ケセラセラ~なるよ~になる~」だね。 [ブルーレイ(邦画)] 6点(2019-08-17 21:27:19) |
3. BORUTO -NARUTO THE MOVIE-
《ネタバレ》 ナルトとヒナタの息子・ヒナタルト…ではなくてボルト世代が大活躍。パソコンメールにケータイゲーム、デジタル文明に生きるイマドキの子供。激務の7代目火影である父・ナルトとの確執、サスケ師匠への弟子入り、デキ心による中忍試験失格。多感な少年時代を経験するボルトの成長が物語の主軸。ウスラトンカチぶりはオヤジ以上。敵はやはりカグヤ関係、「負ける気がしねえ」。ミツキの親が大蛇丸というオチ。連載15年を締めくくる原作者渾身の一作。 [映画館(邦画)] 7点(2015-09-20 03:27:00) |
4. ボーン・レガシー
《ネタバレ》 半年ぶり2度目観賞。前3部作の裏で動いていた極秘プロジェクト。東南アジアで極限のオニゴッコ。追う組織、逃げる男エージェントと女医師の構図。新エージェント“アーロン・クロス”を道化ヅラのジェレミー・レナーがアグレッシブに演じています。レイチェル・ワイズ好演、現時点でシリーズ中最高のヒロインです。ストーリーはやや支離滅裂。終盤に東アジア系の“№3”男が執拗な追跡、スピード感あふれる緊迫のバイクチェイス。エンドロールにあのイケイケ主題曲が流れて安堵。 [映画館(字幕)] 6点(2012-10-13 01:55:56) |
5. ホームレス中学生
《ネタバレ》 終始コメディタッチで笑わされたがポイントでもの悲しい雰囲気を演出し何度も胸を打たれました。職も家も食事もある自分がマシだとほんの少しだけ思ってしまいました。素朴な邦画だがものすごく感動、今年の映画館観賞作の中で最高傑作か…。 [映画館(邦画)] 8点(2009-01-13 00:31:47) |
6. 鉄道員(ぽっぽや)(1999)
《ネタバレ》 高倉健の不器用な渋さに乾杯!鉄道員として生涯を全うすることに誇りを持つ男の純朴さと北国の雪深い白模様がよく調和していました。 [DVD(邦画)] 8点(2007-08-14 22:56:25) |
7. 火垂るの墓(1988)
《ネタバレ》 戦時中の厳しい現実、生活を痛々しいほどリアルに描いています。観るのがつらい映画だけど戦争を知らない我々は観るべき物語です。 [地上波(邦画)] 6点(2007-01-23 00:14:13) |