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TANTOさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 901
性別 男性
年齢 42歳
自己紹介 最近になってまた映画を観る習慣が出来ました。
前はほとんど観なかった邦画をたくさん観るようになり
新しい映画ライフが充実しています。

昔ほど数はこなせませんが
趣味と生活のバランスをうまく保ちながら
なるべくたくさんの映画を観て、
なるべく読み応えのあるレビューを続けていきたいと思います。

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1.  蜜蜂と遠雷 《ネタバレ》 
原作未読です。  幼い頃からピアノの英才教育を受けたサラブレッドの天才、生活者としてのピアノにこだわる努力家、七年前に突如姿を消し今回のコンテストで復活をかける天才少女、そして「ピアノの神」が残した異端児。この四者四様の若きピアニスト達がしのぎをけずる演奏場面を見れるだけでも眼福もの。いや耳福とでも言うべきか。面白い映画でした。私には楽器を奏でる才能はまるでありませんが、ピアノが弾けたらいいな、あんな風に弾いてみたいなと思わせられる作品でした。感情を乗せて表現できる道具があるって素晴らしいですよね。  個人的には最後の本戦の優勝者は栄伝亜夜、準優勝は風間塵、第三位はマサルでした。まあ盛り上がる順番に見せられたそのままの流れで魅せられてしまったというだけかも知れませんが。でも風間と栄伝の、自分の抱えている感情を全てぶつけきって粉々になるまで表現しきったようなあの激しい演奏には心が震えました。 カデンツァや本戦のようにそれぞれがそれぞれの趣の曲を演奏するのも良いんですが、同じ曲を別々のピアニストがどんなふうに表現するのかの違いなんかも見たかったですね。サントラ買おうかな。  映画としての映像の見せ方も良かった。演奏前に曲名紹介の字幕が入ったり、鹿賀丈史さん演じる指揮者の登場で、ちょうど英語で彼のことを「第2の刺客」と呼ばわっていた時にその字幕が彼の真下に出るように演出したり。 ただの音楽映画ではない、映像としての作り込み・奥の深さも感じられました。良作です。
[インターネット(邦画)] 8点(2021-07-28 19:51:13)
2.  見えない目撃者(2019) 《ネタバレ》 
印象的なセリフが、「自分のこともろくにできないのに、人を助けるなんてできるわけないよね」というなつめのセリフ。よくある似たようなセリフに、「自分のことも愛せないのに他人を愛せるわけがない」というものもありますが、昔からこのセリフには違和感を覚えます。対自分=対他人という条件がそこまであてはまるものかな、と。私ははっきり言って自分のことがそれほど好きではありませんが、それでも他の誰かのことを心の底から愛せるし大事にできる、少なくとも自分より。同様に冒頭のセリフについて、自分を助けられなくても誰か他の人を助けることは十分できると思う。自分が整ってないと他の誰かのことを同じようにできないなんて、傲慢な考え方だと思う。だから、「そんなことねえよ!なつめさんすげえって!!」と彼女を励ます春馬くんには好感を覚えました。  内容はまあタイトル通りですよね。視覚障害者の女性が事件を目撃?したことによってこれまで明らかにされなかった凄惨な事件が暴かれていく。厳密には見えてないのに「目撃者」というのもなんだか面白いタイトルだな、と今記述しながら思いました。 はじめはなつめの視覚障害は心因性のものか何かで、ストーリーのどこかではっと見えるようになるんでは、という予想をしてたのですがそんな都合のいいことが起こるはずもなく。ご都合主義的な展開にはならずに話は進みました。まあ強いて言えば気になったのは、なつめを追うあの犯人がなぜか人目につく可能性もあるあのような場所で、すぐになつめを追わずにゆっくり歩いて追いかけていたこと。バタバタと動いてるところを見られたら誰かに不審がられる、と思ったのかな。でもすでになつめがバタバタと動きながら「助けて!」と大声を出している時点で犯人にとって落ち着いて歩ける状況ではないのですが。あとはラストの使われていない建物のシーン。いかに住人が不在で不動産で売りに出されてる状態だとしても、人を二人も監禁して部屋には祭壇のようなものまで作り電気まで通してしまうのはやりすぎか。作中ではあの建物は8000万以上で売りに出されてましたが、山奥のロケーションとはいえそこそこ瀟洒できれいな建物。あんなのを不動産屋がずーっと放置したりするでしょうか??まあたまにチェックしに来たとして年に1・2回と言ったところでしょうが、それでも犯人にはリスキーだと思うんだけどなあ。  ・・・と、別に作品のあら捜しをするつもりはなかったのですが、そんな文章になってしまいました。強いて言えば、みたいな重箱の隅をつつくようなことばかり書き立てましたが、作品は純粋に面白かったです。母親が防犯スプレーを入れるくだりでなつめにこのあとなんか起こるんだろうなーとか伝わったり、駅の黄色タイルを見つけてなつめが爆走したり、ちょこちょこ小技が効いてる映画だなと思いました。定年間近の木村さんが殺されてしまったのはショックだったなー。合掌。
[インターネット(邦画)] 7点(2022-07-31 09:41:57)
3.  ミュージアム 《ネタバレ》 
日本版『セブン』という感じ。殺人を芸術に見立てて猟奇的な殺し方をする犯人と、それに家族を狙われる刑事の話で、視覚的にグロいのが苦手な方にはちょっと・・・な内容。タイトルも、殺人を芸術になぞらえ、それらを展示する舞台としての『ミュージアム』とのことでなかなかサイコな映画でした。 被害者同士の共通点を探ったり、そこから犯人を割り出していく過程などはザ・刑事ものという感じで刑事ドラマ好きなら楽しめると思います。よくある刑事ものという意味では、家庭を顧みない刑事が奥さんに捨てられたりその家族が事件に巻き込まれるというシチュエーションもあるあるかもしれません。たまたま入ったお店で犯人とニアミスしていたとか、捜査で訪れた部屋に住む女性の彼氏のふりをして逃げられた、とかけっこうコテコテの展開でしたけど(笑) 最後の最後で犯人の光線過敏症が心因性のものだと明かされ、その後刑事の息子にアレルギーの兆候を見せて映画が終わるのですが、そこは正直、だから何?という感じでした。別に光線過敏症だから猟奇的殺人に走るわけではないし、大変な目に遭った子どもがみんな非行に走るわけでもない。あそこを何だかおどろおどろしいBGMで負のイメージとともに見せる演出が、光線過敏症の子はあんなふうになるんだという歪んだメッセージに思えて、不快感を覚えました。
[インターネット(邦画)] 7点(2022-03-17 16:34:31)
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