1. ルナハイツ
そう、何と「2」があるんですねぇ。ま、グラビア・アイドル市場はそれだけ大きいってことでしょう。だから映画の出来は、全く以ってグラビア・アイドルのPVレベル(もちろん文字通りのビデオ撮り)。話は「翔んだカップル」辺りから綿々と続いてる、若い男女が一つ屋根の下に暮らすことで起きる、「少年サンデー」的な珍しくもない恋愛騒動(最近の「サンデー」がどーゆーマンガを連載してるかは知りませんが…)。同じ脚本でも、ちゃんとした女優が演じてればもう少しマシになったんじゃないでしょうか。それにこの手の企画なら、Hなサービス・シーンをもっと沢山用意するべきだと思います。あと、主演の安田美沙子って娘は初めて見ましたけど、声もルックスも小倉優子の劣化コピーみたいで新鮮味がありませんでした、2点献上。 [CS・衛星(邦画)] 2点(2006-11-15 00:04:32) |
2. ルパン三世 バビロンの黄金伝説
今思えば、設定がどことなく「ナショナル・トレジャー」を思い起こさせるものの、とてもじゃないけど絵も演出もストーリーも好きになれない(ホントにこれで原作風キャラ・デザインのつもりだったのか? 崩れてるだけにしか見えない)。序盤でルパンと銭形が、ワケ判んない「看板の顔」の上(中?)でバイク・チェイスするシーンにて早くも脱落。一応はストーリー・アニメなんですから、アメリカのカートゥーンみたいなスラップスティックばかりじゃ着いてけないし、そんな何でもアリの世界観の中でストーリーを語られても白けるだけ。しかも題材を「ルパン三世」にする必要性も無いじゃない。この壊れっ振りが鈴木清順らしいと言えば、確かにらしいですけど、これも彼の失敗作の部類に属する映画だと思います。てな訳で、3点献上。 [ビデオ(邦画)] 3点(2006-06-15 00:00:49) |
3. ルナ・パパ
「アメリ」と「ミルクのお値段」と「黒猫・白猫」と「カンダハール」、そして「UFO少年アブドラジャン」(観てないですけど…)を合わせた様な毒のあるファンタジック・コメディ。ちょっと考えただけでこれだけの映画を連想してしまうんだから、確かに新味はないかもしれない。本作に独特の雰囲気をもたらしているのも監督の才能等ではなく、偏に日本人に全く馴染みの無いタジキスタンのシュールで美しい風景とロシア語の響き+チュルパン・ハマートヴァの(日本だけで受けそうな)キュートで過剰な色気だと思う。でも、もちろん日本人の私にとって好みの映画なのは間違いないです。ところで、基本はドイツ映画だと思うんですけど、どういう経緯でタジキスタンが舞台で、しかも日本までが製作に咬んでいるのかが知りたい…、6点献上。 6点(2004-08-19 19:40:57) |
4. ルパン三世(1978)
当時、先行オールナイトだったか公開前日深夜だったか忘れましたが、とにかく即映画館(日比谷映画だったかな?)に行って、先着何名かが貰えるこの映画のセル画をGETしましたっけ。光陰矢の如し、そのセル画(確か銭形警部が小さく描かれていました)も現在行方不明。(西条八十風に)母さん、僕のあのセル画、何処へ行ってしまったんでしょうね…。現在では常識になりつつあるクローン技術を扱った日本最初の映画ということで、6点献上。 6点(2002-03-07 22:19:51) |
5. ルパン三世 カリオストロの城
ルパン(一味)というキャラクターに頼っている分、「ラピュタ」よりは映画としての完成度は落ちると思います。でもこっちの方がとてつもなく好きなのはルパン世代だからでしょうか? カリオストロの城のみを舞台とする、ある意味ダイハードのようなアクションの連続、そして台詞もうまい。もちろんアニメーションならではの映像表現も秀逸。ロードショーで観た時は一日中映画館にいました。これを越えるアニメはもうないだろうなぁ、とあきらめつつ8点献上。 8点(2001-08-04 12:11:36)(良:2票) |