181. 疑惑(1982)
《ネタバレ》 とにかくおもしろい! 桃井、岩下、仲谷など、キャスティングが完璧。 ストーリーにも、ぐいぐい引き込まれます。 別に哲学的にどうとか、そういうものではないですが、何にしろ、面白いものは、面白い! [地上波(邦画)] 9点(2007-04-23 01:06:48) |
182. 化粧師
《ネタバレ》 とにかく映像が美しい。他の作品ではダメなことが多い菅野美穂も、この映画ではとてもよかった。「イグアナの娘」以来の名演。椎名もよい。オチは、僕は最後まで気づきませんでした。だから、オチがわかったときの感動、大きかったです。 [試写会(字幕)] 7点(2007-04-18 17:00:16) |
183. クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲
クレヨンしんちゃんは大好きでした。特にテレビアニメの、初期の作品が。ところが、PTAの「子供に見せたくないアニメ」のトップに選ばれてからというもの、どんどん腰抜けになって、つまらなくなっちゃった。この映画なんて、その極地ですね。ここには「クレヨンしんちゃん」のいいところなんて、まるでない。あるのは「安っぽい家族愛の押し付け」だけ。 [地上波(邦画)] 0点(2007-04-18 16:54:35) |
184. GO(2001・行定勲監督作品)
クドカンの脚本は、好きなものが多いので、期待していたのだが。まったく意味がわからない。笑えないし。 [地上波(邦画)] 0点(2007-04-18 16:46:31) |
185. ケイゾク/映画 Beautiful Dreamer
《ネタバレ》 この映画の一番の肝は、何といっても、「どうしてみんなで仲良くできないんだ?」「お前なんかと仲良くできるか!」という会話。考えさせられました。ずっと考えています。今でも、まだ答らしきものは出ていません。一生考えていくテーマかも。実に深い。そういう意味でも、僕にとって、大きな映画です。 [地上波(邦画)] 8点(2007-04-18 16:26:34) |
186. 海猿 ウミザル
一回の鑑賞で、四回は泣きました。とにかく斬新なものが見たい、という人には向かないでしょう。ストーリーは王道。でも丁寧に作られていて、とっても感動できます。 [地上波(邦画)] 7点(2007-04-18 15:38:52) |
187. タイガー&ドラゴン(単発ドラマ版)<TVM>
《ネタバレ》 このあと始まる連続ドラマの第一回といった位置付けの2時間ものですが、もちろん独立した作品として楽しめます。というか、この後の連ドラも一回一回単発ドラマとして見れる作りですけどね。落語とドラマの融合というかなんというか、そのコンセプトが見事に成功しています。西田は、本物の落語家より落語うまいのでは? [地上波(邦画)] 8点(2007-04-17 09:02:21) |
188. 僕たちの戦争<TVM>
《ネタバレ》 ストーリー、演出ともにすばらしい。感動作です。森山と上野の演技力も大きい。ちょっと解釈に幅を持たせたラストシーンも大好き! 何度も再放送すべき傑作です。 [地上波(邦画)] 9点(2007-04-17 08:53:34) |
189. ながらえば<TVM>
何度見てもよい。このころの山田太一は、よかったなあ。最近の2時間ものとかは、形骸化していて惜しい。笠の芝居、最高。 [地上波(邦画)] 8点(2007-04-17 08:41:59) |
190. コミック雑誌なんかいらない!
すごい映画です。タイトルの意味を考えると、なおコンセプトの深さがわかります。 [地上波(邦画)] 9点(2007-04-16 15:58:31)(良:1票) |
191. THE 有頂天ホテル
脚本家としての三谷幸喜の大ファンとしては、「ラヂオの時間」「みんなのいえ」の出来の悪さにはがっかり。監督の才能ないじゃん、やめればいいのに、と思っていたのですが、おっ、これはちょっと面白いぞ、と、初めて思わせてくれた三谷監督作品がこの「THE 有頂天ホテル」。まだまだ完璧とは言えないけど、今後に期待させてくれるという意味では、拍手を送りたい気持ちになります。 [地上波(邦画)] 7点(2007-04-16 15:34:40) |
192. 魔女の宅急便(1989)
《ネタバレ》 全体としては、まあまあの出来。でもラストがいいですね! 魔法はもどったのに、ジジが「ニャー」と鳴く。あのせつない終わり方がすべて。 [地上波(邦画)] 6点(2007-04-16 15:24:54) |
193. 木村家の人びと
おもしろかったです。細かいところにまで神経が行き届いた、秀作です。人物の反応や行動にリアリティがある。家族のきずなみたいなものも、よく描かれていて、伝わってきました。 [ビデオ(邦画)] 8点(2007-04-15 01:07:26) |
194. いま、会いにゆきます
《ネタバレ》 いい話ですね。複雑なファンタジー的仕掛けがうまく成功していて、それが感動を生んでいる。単なる「生き返る話」だと思わせておいて、あんなオチがあるとは! 「いま、会いにゆきます」という言葉が何を意味しているのか。それが明らかになるところで、泣けますね。原作の小説と、連続ドラマと、3つとも見ましたが、どれもよい出来でした。 [地上波(邦画)] 8点(2007-04-15 00:37:44) |
195. CURE キュア
面白いです。深い! 説明的すぎないところも、いろいろ考えさせられてよい! 僕は、黒沢監督の作品では、他に「回路」「ドッペルゲンガー」「カリスマ」「叫」を見ました。この「CURE」だけが、突出して出来がいいです。「回路」は最悪でした。 [地上波(邦画)] 9点(2007-04-12 13:03:52) |
196. 呪怨 (2003)
どこで笑っていいのかちっともわからないコメディ映画でした。あ、これがホラー映画だという噂を聞いたのですが、何かの間違いですよね? [ビデオ(邦画)] 0点(2007-04-12 12:58:22) |
197. ハウルの動く城
「ナウシカ」や「ラピュタ」などの名作を作った監督の作品とは、とても思えません。何これ? ストーリーもメッセージも、何にもない。見るだけ時間の無駄。それとも僕が頭悪いだけですか? [地上波(邦画)] 0点(2007-04-12 12:49:59) |
198. あらしのよるに
《ネタバレ》 物語の設定はおもしろそうだし、展開も期待させるところがあるのだが…。あの終わり方はないでしょう。ガブはこれから何を食べて生きていくの? ガブのこれからのエサについて言及しなければ、今までの物語の意味がまったくなくなる。あんなのハッピーエンドでもなんでもないですよ。子供向けとは言え、そこらへんはちゃんと作らなくちゃ、教育上もよくないです。あと、もう一つの不満は、メイとガブが、あれほど(仲間やそれまでの暮らしやアイデンティティをすべて捨ててしまえるほどに)、ひかれあうことに、リアリティや必然性が感じられない。最初の小屋のシーンで、二人にもっと大きな事件が起こり、「そりゃあ、強い絆ができて当然だなあ」と思える、そういう仕掛けが必要でした。まあ、何にしろ、投げっぱなしの不出来なアニメでしたね。 [地上波(邦画)] 2点(2007-04-12 12:38:11)(良:1票) |
199. 火垂るの墓(2005)<TVM>
《ネタバレ》 アニメの「火垂るの墓」が名作なので、どうかな?と思っていたのですが、どうしてどうして。とてもよかったです。ストーリーの流れも、そしてディテールにいたるまで、アニメ版をきちんと踏襲しながら、それでいて全く違う感動を作り出していました。アニメでは脇役である「おばさん」を主人公とした本作は、どんな人間にも都合があり、内面があり、人生があるのだ、ということを、私たちに教えてくれます。 [地上波(邦画)] 8点(2007-04-11 16:13:42)(良:1票) |
200. 予言
《ネタバレ》 おもしろかったです。よくできていたと思います。電話ボックス以降の出来事(つまり映画のほとんどの部分)は「実際には起きていない」というのが僕の解釈です。つまり、主人公は過去に戻ったのではないのです。これから起きることを予知した主人公が、自分が犠牲になることを選ぶ、という話だととらえました。最後はちょっと泣いちゃいました。 [地上波(邦画)] 8点(2007-03-31 15:02:39)(良:2票) |