201. 呪怨 (2003)
どこで笑っていいのかちっともわからないコメディ映画でした。あ、これがホラー映画だという噂を聞いたのですが、何かの間違いですよね? [ビデオ(邦画)] 0点(2007-04-12 12:58:22) |
202. ハウルの動く城
「ナウシカ」や「ラピュタ」などの名作を作った監督の作品とは、とても思えません。何これ? ストーリーもメッセージも、何にもない。見るだけ時間の無駄。それとも僕が頭悪いだけですか? [地上波(邦画)] 0点(2007-04-12 12:49:59) |
203. あらしのよるに
《ネタバレ》 物語の設定はおもしろそうだし、展開も期待させるところがあるのだが…。あの終わり方はないでしょう。ガブはこれから何を食べて生きていくの? ガブのこれからのエサについて言及しなければ、今までの物語の意味がまったくなくなる。あんなのハッピーエンドでもなんでもないですよ。子供向けとは言え、そこらへんはちゃんと作らなくちゃ、教育上もよくないです。あと、もう一つの不満は、メイとガブが、あれほど(仲間やそれまでの暮らしやアイデンティティをすべて捨ててしまえるほどに)、ひかれあうことに、リアリティや必然性が感じられない。最初の小屋のシーンで、二人にもっと大きな事件が起こり、「そりゃあ、強い絆ができて当然だなあ」と思える、そういう仕掛けが必要でした。まあ、何にしろ、投げっぱなしの不出来なアニメでしたね。 [地上波(邦画)] 2点(2007-04-12 12:38:11)(良:1票) |
204. 火垂るの墓(2005)<TVM>
《ネタバレ》 アニメの「火垂るの墓」が名作なので、どうかな?と思っていたのですが、どうしてどうして。とてもよかったです。ストーリーの流れも、そしてディテールにいたるまで、アニメ版をきちんと踏襲しながら、それでいて全く違う感動を作り出していました。アニメでは脇役である「おばさん」を主人公とした本作は、どんな人間にも都合があり、内面があり、人生があるのだ、ということを、私たちに教えてくれます。 [地上波(邦画)] 8点(2007-04-11 16:13:42)(良:1票) |
205. 予言
《ネタバレ》 おもしろかったです。よくできていたと思います。電話ボックス以降の出来事(つまり映画のほとんどの部分)は「実際には起きていない」というのが僕の解釈です。つまり、主人公は過去に戻ったのではないのです。これから起きることを予知した主人公が、自分が犠牲になることを選ぶ、という話だととらえました。最後はちょっと泣いちゃいました。 [地上波(邦画)] 8点(2007-03-31 15:02:39)(良:2票) |
206. ビリィ・ザ・キッドの新しい夜明け
《ネタバレ》 高橋源一郎の三つの小説、「さようなら、ギャングたち」「ジョンレノン対火星人」「虹の彼方へ」を原作として作られた映画。僕は原作の大ファンですが、高橋の小説は、基本的に映画化するのは不可能なもの。あえてその不可能に挑戦し、しかもけっこう成功しているという、すごい映画です。普通、小説を映画化すると、おおまかな流れは原作のままで、細部が変わるものですが、この映画は、おおまかな流れは原作とはまったく関係がなく(!)登場するセリフが小説の中のセリフそのまんまだったりするんですよ。 [地上波(邦画)] 8点(2007-03-20 18:03:05) |
207. CASSHERN
テーマがとてもよい。深い。そして、映像がすばらしい。斬新で、しかも美しい。 ただ、脚本がダメ。説明的すぎるし、セリフにリアリティがない。 オチはよかった。まあ、良くも悪くも、すごく印象に残る映画でした。 [地上波(邦画)] 7点(2006-10-14 19:41:20) |
208. 回路
《ネタバレ》 『CURE』は傑作でしたが、これはひどい。どうしてこうも違うのかと不思議になります。監督本人が、映画のテーマを消化できていないのでしょう。「つながっているようでつながっていない」「永遠に生きる(続く)ことへの恐怖」といったテーマは面白いので、そこをつめればよかったと思います。とにかくどちらも中途半端。「幽霊」というアイテムを持ち出す意味は、まったく理解不能。 0点(2005-01-04 00:54:58) |
209. リボルバー(1988)
いいですよねえ、この映画。何度見ても楽しい。年に一度くらいは見ています。ここの柄本明はほんとかっこいい。ああいう生活にあこがれますね。この映画には、ところどころにちょっとクサい言葉がちりばめられているのですが、映画に自然に溶け込んでいて、まったくクサく感じないというか、むしろかっこよく感じられます。 10点(2004-08-21 17:05:53) |
210. Shall we ダンス?(1995)
なんで評判いいの? って思う映画がいくつかありますが、これもそのひとつ。どこが悪いとかじゃなくて、単につまらなかったです。 2点(2004-05-08 08:50:39) |
211. 火垂るの墓(1988)
《ネタバレ》 とてもよい映画です。こころに残ります。でも、この映画を「泣ける映画」の代表のように言う人をよく見かけますが、僕は泣けはしないです。感動が弱いからじゃなくて、そういう方向の感動じゃないからです。 9点(2004-05-08 08:45:21) |
212. だいじょうぶマイフレンド
この映画を作ったころの、村上龍のラジオインタビューを録音したテープを持っているんですが、これを聴くと、本人、こんな映画を大真面目で作ってるらしい。村上龍はなんと偉大な人なんでしょう。だいじょうぶ。だいじょうぶ。 0点(2004-05-02 20:14:23) |
213. 風の谷のナウシカ
《ネタバレ》 非のうちどころがないです。カリオストロ、ナウシカ、ラピュタ、トトロまでの宮崎初期4作品は、掛け値無しの大傑作ですね。この後、あんまりよくないけど…。ところで、この映画のラストの「ふたば」の意味、7回目くらいに見た時、初めてわかりました。みなさんはわかってるのかな?もし「何それ?」と思う人がいたら見返してみて下さい。 10点(2004-04-25 20:54:57) |
214. 八つ墓村(1996)
まったくだめでしたね。市川監督の「横溝もの」はいままでみんな面白かったのに、ここに来て土をつけるとは。八つ墓村だったらショーケンとか渥美清の出てるやつがすごくいいので、そちらを見ましょう。 0点(2004-04-16 17:22:23) |
215. 四月の魚
《ネタバレ》 0点にするか10点にするか、迷いました。その間はありえません。必見です。私はこんなにくだらない映画を他に知りません。映画好きなら一度は見ましょう!くだらなさすぎて、涙を流して笑いました。いい想い出です。 0点(2004-04-14 16:54:36) |
216. マルサの女2
《ネタバレ》 おもしろい!「マルサの女」は2のほうが断然よい!「ミンボーの女」と並んで、伊丹の二大傑作でしょう。 9点(2004-04-14 16:50:09) |
217. 黒い家(1999)
《ネタバレ》 森田映画は嫌いなのが多かったが、 初めて面白かった作品。「そうかー、まだなのかあ」は僕的にはこの年の流行語大賞です。最後の方のホラーっぽいところがいまいちで、マイナス二点。「模倣犯」と並んで森田の二大傑作なのだが、両方ともなぜか評価低いんですねえ。なぜ?? 8点(2004-04-14 16:46:22) |
218. 3-4X10月
《ネタバレ》 たけし映画の最高傑作! 二作目で大傑作を作ったのはすごいが、 これ以降、まったくダメなのが残念ですね。 「HANABI」が賞をとったけど、「3-4」の方を 世界中の人に見て欲しい。 10点(2004-04-14 16:41:53)(良:1票) |
219. 模倣犯
《ネタバレ》 すごくよかった。最後の数分(中居が爆発した後)以外は、100点。 爆発後の話はひどいんだけど、そこまでがあれだけワクワクさせられれば 充分満足。映像のテンポや演出の新しさに感激! 9点(2004-03-12 13:02:19) |
220. 戦場のメリークリスマス
《ネタバレ》 観念だけが一人歩きしがちな大島映画の中で、これはその観念が奇跡的にきちんと具現化した名作。五回見たが、五回目が一番面白かった。見れば見るほど深い所で見れるようになる。 9点(2004-02-22 11:58:19) |