281. 一命
《ネタバレ》 「武士の誇り」という日本人にとって重くて深いテーマ。武士であることを捨てワラにもすがる思いの狂言切腹。ギョロ目の市川海老蔵が主演。瑛太の切腹シーンは痛々しくて思わず蒼白…。 [DVD(邦画)] 7点(2012-08-17 00:33:47) |
282. おおかみこどもの雨と雪
《ネタバレ》 観れば人の子であろうと狼の子であろうと胸打たれるでしょう。母親の温かさ、懐の深さはまさしく聖母そのもの。雪山の場面は秀逸。種族を超越した愛、ハーフの母子愛、凛とした自立心など命の美しさを綴っています。奇抜な設定で心揺さぶる作品を次々生み出す細田守監督、今年の映画館観賞有数の傑作。 [映画館(邦画)] 8点(2012-07-30 02:30:53) |
283. 11.25 自決の日 三島由紀夫と若者たち
《ネタバレ》 鬼才、魂の賛歌。井浦新、怪演。命を賭けた行動、狂人と表せばそれまでですが只ならぬ愛国心を感じました。「その瞬間」は痛々しく直視に耐えがたいものでした。 [映画館(邦画)] 8点(2012-06-22 00:33:28) |
284. 名探偵コナン 沈黙の15分
《ネタバレ》 コナン映画第15弾。今作の舞台は雪山、同窓生殺人事件。ありえないけどなくてはならないお決まりのスーパーアクションはラスト15分、コナンが大雪崩を引き起こして洪水を止める。映画でなくテレビスペシャルで充分ですね。渡部陽一の語り遅し。 [地上波(邦画)] 6点(2012-04-14 01:42:20) |
285. はやぶさ 遥かなる帰還
《ネタバレ》 小惑星探査機はやぶさの旅を見守る人々の葛藤と喝采。邦画では珍しいジャンルで洋画の本格宇宙モノにはスケール感で劣りますが、はやぶさ帰還シーンには胸を打たれました。渡辺謙、年配の味。 [映画館(邦画)] 6点(2012-02-22 00:10:51) |
286. 名探偵コナン 銀翼の奇術師
《ネタバレ》 コナン映画第8弾。機内での殺人事件、推理ショーは意外にも蘭ママ。コナン映画お決まりのクライマックス・スーパーアクション、蘭と園子の航空機着陸シーンは緊迫感ありました。世間の評価は低いけど意外と捨てたもんじゃありません。 [DVD(邦画)] 6点(2012-02-19 00:39:12) |
287. 愛の流刑地
《ネタバレ》 不倫性交中の絞殺事件。とにかく重たい、痛々しい―その愛は地獄より深い。寺島しのぶ、老けているが“怪演”。後味が最低、評価が難しい作品。 [DVD(邦画)] 6点(2012-02-16 00:38:46) |
288. ワイルド・スピード/MAX
《ネタバレ》 ワイルドな男たちによるカーアクションシリーズ第4弾。第1弾の主演キャスト4人組が揃い踏み。しかしここまでのシリーズ4作全て観て共通して言えることは、カーアクションの迫力は大だが物語をほとんど楽しめていません。 [DVD(字幕)] 6点(2012-02-07 00:38:12)(良:1票) |
289. ワイルド・スピードX3/TOKYO DRIFT
《ネタバレ》 果たしてこれはワイルド・スピードなのか?ポール・ウォーカー登場しない、主演が誰かわからない、東京でやたらとドリフトをカマす、どうしたんでしょう…。注目はカメオ出演する俳優たちがいつ登場するかくらい。おそらくシリーズ最駄作、アイタタ…。 [DVD(字幕)] 5点(2012-02-07 00:19:00) |
290. ALWAYS 三丁目の夕日‘64
《ネタバレ》 約10カ月ぶり2度目観賞。期待を裏切らないシリーズ第3弾。今作は高度成長期のニッポン、活気にあふれた東京オリンピックイヤーが舞台。くすぐったい笑いとしんみりした感動場面満載で贅沢な観賞時間、前2作に全く退けを取らない大傑作でした。互いが本音と本音をぶつけ合い、本気で生きる三丁目の人々の姿に心揺さぶられずにはいられません。今年一番の映画館観賞に揺るぎなし。3作連続で壁越え、生涯のトップ3に喰い込むほどの作品。お見事、天晴れ! [映画館(邦画)] 9点(2012-02-06 00:27:39) |
291. 激突!格闘技 四角いジャングル
《ネタバレ》 レビュー第1号、恭しくもいっただきまーす。30年以上前の様々な格闘技を解説付きダイジェストで振り返りました。当時の激闘の様子を写実的に感じ取りました。 [DVD(邦画)] 6点(2012-01-28 23:07:35) |
292. 八日目の蝉
《ネタバレ》 赤子の誘拐犯とその女性から実の子のような愛情を受けて育てられた娘。終始重苦しい雰囲気ですが、一昨年末に旅行した小豆島を舞台にして複雑な“母娘”2人の物語がつながる終盤に感動がありました。 [DVD(邦画)] 7点(2012-01-11 23:54:43) |
293. 聯合艦隊司令長官 山本五十六―太平洋戦争70年目の真実―
《ネタバレ》 故郷を愛し反戦を主張するも、国を守るため戦争を終わらせようと自ら海軍の指揮を取った山本五十六。まさに責任感の固まりのような漢を役所広司が熱演。脇役に数々のドラマ・映画で活躍する名優たちを起用し、その固定イメージと重なってツッコミ所満載でした。海軍カドクラ氏の力説ぶりに映画館で思わず大爆笑するところでした。 [映画館(邦画)] 7点(2011-12-30 00:35:41) |
294. ONE PIECE 呪われた聖剣
《ネタバレ》 ゾロ中心のワンピ映画。単純ですが思ったより楽しめました。 [地上波(邦画)] 6点(2011-12-29 23:48:07) |
295. 桜田門外ノ変
《ネタバレ》 血しぶきが飛び交う暗殺の殺陣シーンは衝撃でした。幕末ファンとしては充分楽しめましたが、「桜田門外の変」下手人の逃亡劇というやや地味なテーマで一般受けはしないでしょうな。家をひっくり返され、我慢しつつも結局泣きじゃくってしまう清史郎に失笑…。 [映画館(邦画)] 7点(2011-12-25 00:41:08) |
296. ONE PIECE エピソードオブアラバスタ 砂漠の王女と海賊たち
《ネタバレ》 原作「アラバスタ編」の総集編ですが要点をクローズアップしてよく90分でまとめられていたと思います。王女と別れるフィナーレはワンピースファンのために感動を呼んでいます。TVアニメ映画としては数少ない良作。 [地上波(邦画)] 7点(2011-12-22 22:50:31) |
297. コクリコ坂から
《ネタバレ》 史上大駄作の前作から5年、宮崎吾朗監督の2作目。哀愁漂う1960年代の長閑な漁港を舞台にした青春物語。展開に驚きがなかったですが近年のジブリ作品の中ではましな方ですな。 [映画館(邦画)] 6点(2011-12-18 23:43:18) |
298. アンダルシア 女神の報復
《ネタバレ》 2度目観賞。舞台は情熱の国・スペイン。美しい西欧の風景を背に決死の追跡戦が展開される洋画らしい邦画。ニヒルな黒木メイサと渋い織田と伊藤。謎解きにはあまり緊迫感がなかったです。続編の舞台はドバイですかな…。 [映画館(邦画)] 6点(2011-12-16 00:49:45) |
299. 名探偵コナン 天空の難破船
《ネタバレ》 始終飛行船内で展開されたが楽しめました。怪盗キッドと蘭の禁断のロマンスシーン。明石海峡大橋と巨大サッカーボールが今作のスーパーアクション。 [地上波(邦画)] 6点(2011-12-14 18:05:32) |
300. もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら
《ネタバレ》 ミリオンセラー「もしドラ」映像化。ベタベタな高校野球青春スポコンで前田敦子は単調な演技でしたが、笑いあり涙ありで楽しめました。スポコンは好きなジャンルなので素直にのめり込めました。「ルーキーズ」とカブりますな。 [映画館(邦画)] 7点(2011-12-08 23:43:50) |