321. ソナチネ(1993)
ワケが分からないような作品だが、これがまさに北野武の映画。 間のとり方や色の使い方、セリフや音楽や雰囲気、全てが独特の良さを持っている。押し殺したような感情が物語るように描かれていてなかなか上手い。 ただし、この手のものが嫌いな人には全くダメかもしれない。 [地上波(邦画)] 7点(2016-05-28 23:28:18) |
322. ソロモンの偽証 後篇・裁判
この後篇だけでは成立しないので評価は難しいが、予想よりは面白かったと思う。 若者が自分の中にあるものを吐き出すというのは悪く無い。だが、もう少し深く、またはさらに何人かにそれがあってもいいかも。 [地上波(邦画)] 6点(2016-05-27 23:37:18) |
323. 釣りバカ日誌14 お遍路大パニック!
最初の方にある三宅裕司とのライブのシーンで、この作品は面白そうだと思ったけど、その後ちょっとトーンダウン。 いつもと一緒と言えば一緒だけど。 [地上波(邦画)] 4点(2016-05-27 19:09:32) |
324. 海街diary
これは、女子向きの映画でしょうか。 いずれにしても、この面白さは分かる人にしか分からないものなのか。単調な展開の上辺を追ってしまう自分には合わなかった。 [地上波(邦画)] 3点(2016-05-23 22:20:35) |
325. ソロモンの偽証 前篇・事件
凄く謎があるわけでもなく、怖さもほどほどだと思うが、結末までは観てみたいという気にはなる。 映画というよりはテレビドラマのノリ。 [地上波(邦画)] 5点(2016-05-22 13:02:03) |
326. 釣りバカ日誌13 ハマちゃん危機一髪!
ここまでくると安定感のある展開になってきた。 鈴木京香がマドンナだが、この手のものとなると年齢設定が難しいかもしれない。さらに進んで、ハマちゃんとスーさん以外がメインとなってもいいシリーズのような気がしてきた。 [CS・衛星(邦画)] 5点(2016-05-15 17:25:56) |
327. ラヂオの時間
まさに脚本がいいので面白い作品。 物語が変化していったり、音の使い方であったり、誰でも楽しめる映画だと思う。 [CS・衛星(邦画)] 7点(2016-05-14 11:32:07) |
328. 釣りバカ日誌12 史上最大の有給休暇
そこそこ面白いのは、宮沢りえが出ているからかも。 全体的にいつものペースだが、サラリーマンの悲哀か何かをもう少しだけ深めに掘った部分があれば、もっと面白みのある映画になるんじゃないかと思う。それと引き換えに程々のギャグをとり続けるのがこの作品の意義なのかもしれないけど。 [CS・衛星(邦画)] 5点(2016-05-08 21:19:42) |
329. 陽だまりの彼女
主演の二人が好きならいい映画かもしれない。 そうでもないなら、2時間ドラマの雰囲気だし、内容的にも軽い作品だと思う。 [地上波(邦画)] 3点(2016-05-06 22:58:20) |
330. 顔(1999)
一風変わった逃亡劇。スリリングさは無いが泥臭さがある。 最後にどうなるかの期待感はちょっとあるものの、この映画は好き嫌いが分かれるんだろうな、と思う。 自分にとっては得るもの無し。 [CS・衛星(邦画)] 3点(2016-05-04 23:30:04) |
331. 秋刀魚の味(1962)
昭和30年代、これをその時代に現代劇として描くよりも、平成の現代から描く方が心に感じるのは何故だろう。 ドラマに深みを感じられないし、それを行間から読み取ろうとするのも何となく違うような気がする。この映画を観て単純に楽しめるかどうか、その判断だとこういった作品に対する評価は厳しくなってしまう。 [CS・衛星(邦画)] 4点(2016-05-03 15:53:51) |
332. 秋日和
《ネタバレ》 晩春の別バージョン。 コミカルで面白いけどちょっと長い。原節子は相変わらず独特の上手さがあると思う。晩春が子役で今回は親役というのはいい演出で、最後のシーンは寂しさではなく幸せな安堵感に思える。 内容とは関係ないが、佐分利信は中井貴一に似ている(?)とつくづく思った。 [CS・衛星(邦画)] 6点(2016-05-01 22:42:37) |
333. 釣りバカ日誌イレブン
《ネタバレ》 序盤の、ウサギを食べてしまった、というのは「え〜っ!」という感じだが、その後は普通。いや、ハマちゃんとスーさんの絡みはちょっと少なくこのシリーズの特徴が薄れているかも。 [CS・衛星(邦画)] 5点(2016-05-01 17:51:25) |
334. お早よう
この時代の日常を描いている作品。 「(挨拶のような)無駄なことが世の中の潤滑油になっている」、でも「(男女間で”好き”という)大事なことはなかなか言えない」というのが印象に残る映画。 単純に面白いかどうかという観点では評価しにくい。 [CS・衛星(邦画)] 5点(2016-04-24 21:45:53) |
335. シコふんじゃった。
久し振りに観た。 分かりやすく典型的なスポーツもの。弱小相撲部が...という流れと個人の成長と。 こういった作品が存在し続けることは重要だと思う。そして、純粋に面白い。 [地上波(邦画)] 7点(2016-04-24 00:51:46) |
336. サマータイムマシン・ブルース
最初はつまらないが、我慢して観ていると途中から物語に入り込んでいける。 B級の香りはプンプンするが、なかなか面白い好感の持てる映画になっている。 [CS・衛星(邦画)] 7点(2016-04-16 23:42:43) |
337. 晩春
穏やかで平和な映画。 父親への、通常異常の愛情を持つ娘の結婚前の物語が中心だが、この親に対する過度の思いは普通は理解しにくい。でも、原節子の演技の上手さで納得してしまう。 それにしても、原節子の演技というか表情は凄く上手い。そして、笠智衆の棒読みのような演技はちょっと気になる。 [CS・衛星(邦画)] 6点(2016-04-11 00:06:31) |
338. 釣りバカ日誌10
「釣りバカ日誌」の笑いが自分に合っているかというと、そうでもない。それには気がついたが、今回はまあそこそこ面白い。 寅さん的な要素をもう少し取り入れてもいいような気がするが、そうじゃないのがこの映画の特徴かも。なので、これ以上の評価がシリーズの中で出るのは難しいかな。 [CS・衛星(邦画)] 6点(2016-04-09 20:53:44) |
339. 釣りバカ日誌9
安定感のある暇つぶし(褒め言葉)映画。 恋愛系を主人公には入れにくいので、中年の物語でいくのもまあ理解できる。それでも、感動する程には作りにくいのが難点で、人生にある程度の意味を持たせるセリフを言う人物がいない。このままのノリでずっといくのだろうか。 [CS・衛星(邦画)] 5点(2016-04-02 22:00:01) |
340. 白ゆき姫殺人事件
《ネタバレ》 何気なく撮っておいて観たが、まあそこそこの作品。 何らかのどんでん返しは期待していたが、犯人が分かりやすいだけにインパクトは薄い。映画で本格的に観るよりも、ドラマとしてはちょうどいい感じか。 [地上波(邦画)] 6点(2016-04-02 11:35:05) |