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Yuki2Invyさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 1631
性別 男性
自己紹介 基本的に3~8点を付けます。それ以外は、個人的に特別な映画です。

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321.  緋牡丹博徒 お竜参上 《ネタバレ》 
哀愁を帯びた静かな演出が印象的。シナリオもややハードボイルドな味付けで、前作までとは違った良さが出ている(特に菅原文太との絡みとか)。ただラストは、今作はお竜が無双過ぎる感じ。
[インターネット(邦画)] 6点(2019-11-28 21:42:53)
322.  緋牡丹博徒 花札勝負 《ネタバレ》 
基本的に主人公が任侠というだけで、構成はまるで『水戸黄門』なのは3作目まで全て同じ。細かい演出は前2作よりやや良いかも知れない(ドングリの背比べかもだが)。ただ、また3人vs30人でアッサリ勝てちゃうラストは個人的には気に入らない。
[インターネット(邦画)] 6点(2019-11-28 21:38:37)
323.  緋牡丹博徒 《ネタバレ》 
任侠映画とヤクザ映画は似て非なるものであり、これは任侠映画なので藤純子は完全に善玉(高倉健も)である。とにかくド級に美人なのはとても良いが、任侠な凄みや迫力はまだ正直あまり感じられない(歌もド下手、だが美人)。物語はオーソドックスな勧善懲悪で、殺陣なども普通な出来。モブキャラのダイナマイト男が無双してる(高倉健より全然強い)のはどうかと思う。
[インターネット(邦画)] 6点(2019-11-28 21:35:16)
324.  ピラニア 3D 《ネタバレ》 
エロにグロに大混乱と、正にB級娯楽系の王道のパニック映画。特にグロ描写の出来は旧作を遙かに上回る。ただ、(モンスターものの定石とは言え)ラストを爆発で終わらせることに拘り過ぎて、最終盤は展開が異常なまでに取って付けになっている(さっさと逃げろよ)。
[DVD(字幕)] 6点(2019-11-21 22:41:52)
325.  妖星ゴラス 《ネタバレ》 
極めて奇抜な発想である。「ゴラスの軌道を逸らすか or 地球が逃げるか」そりゃ確かに二択なんだけど、地球が逃げるってのはスゴい…ただ、この辺の突拍子も無い感覚は、邦画のSFならそれこそ『シン・ゴジラ』なんかも少し近しいのかも、とも思える(ゴジラに毒を飲ませて殺そうぜい、てのも、率直に中々変わってるよねえ)。  ただ本作、その非常に奇抜な作戦を遂行してゆく部分のシークエンス、これを構成する特撮シーンと人間ドラマについて、特に人間ドラマの方がかなり陳腐で、かつなーんか暢気だなあ、という感じなのがちょっと痛い(おいら宇宙のパイロット♪とか歌ってる場合じゃないでしょ、と)。ここに幾分かの(例えば政治的な)リアリティを纏わせるべくシンゴジラを見倣って「マジメ」に考えれば、人類皆兄弟、とかいう絵空事は一旦置き、米ソの水面下での暗闘、人口の半分くらいは切り捨てることも覚悟で物資をブースター建設に集中させるという非情な展開、巻き起こる反対運動、崩壊寸前になる文明社会…なんていうシリアス全開のドラマが展開されることもあり得たのではないかと(まあ、そーなってくると完全に青少年向け映画じゃなくなっちゃうケド)。  かたやの特撮部分は、その規模感やミニチュアセットの豪華なつくり込みなんかが率直に素晴らしいんだけど(ショボい怪獣はまあどーでもいいとして)、前述の人間ドラマのイマイチ感のせいで正直言って中盤から終盤までだいぶん長いことやや退屈なのだすね。最終盤はまた特撮の出来が良くてかなりスリリングに観れるけども。  結論、個人的にはそこそこ好きな作品ですけどね(気楽に観れるヤツね)。キャストも結構豪華で、ちょいちょい見た顔も出てきてお得感あるし。
[DVD(邦画)] 6点(2019-11-20 21:37:16)
326.  しびれくらげ 《ネタバレ》 
殆ど前作と同じような内容・キャストだが、今作では父親が小悪党のクズで、その不快度は前作のアバズレ母ちゃんを遥かに上回る。正直この親父が中心に回っていく中盤は面白くないが、唯一の善玉な爽やかヤクザが出張って来る終盤は結構面白い。渥美マリは今作も酷い棒読みだが、ヒステリックかつ鋭くブチギレる演技は(基本父親のせいなので、しょうがないが)そこそこ見応え有って良い。
[インターネット(邦画)] 6点(2019-11-20 21:26:33)
327.  でんきくらげ 《ネタバレ》 
かなりロマンポルノ風な内容だが、直接的な濡れ場は少なく、かつソフト(一回乳首見えるくらい)。ただ、悲惨な境遇を逞しく生きる強い女が生き生きと描かれている点も好印象だし、展開運びも地味にまずまず面白い。女が逞しすぎて最後は男よりカネ、となってしまうラストは独特の哀愁をも醸している。一点、渥美マリは見た目結構ケバくてあんまり好みじゃない。
[インターネット(邦画)] 6点(2019-11-20 21:25:34)
328.  六月の蛇 《ネタバレ》 
勝手に勘違いしていたのだが、観てみると実は非常に単純で分かり易い映画だと感じる(少なくとも難解だとか、難解さを纏って「格」を上げようとかいう映画ではない)。しかし、本能に突き動かされる人間というのは、理性に律された人間に比べて何と健康的で魅力的であることか。無表情なシーンも多いが黒沢あすかの表現力は中々見事(雨中の絶頂シーンはかなりの名場面)。ややオススメ。
[DVD(邦画)] 6点(2019-11-17 00:27:27)
329.  チワワちゃん 《ネタバレ》 
パーリーピーポーの実は孤独な生き様を、そこそこ独創的で面白い映像表現を交えつつポップかつしっとりと描く。門脇麦は(妙にブスで肌も汚いが)その確かな演技力が冴え渡っており、出色の出来と言える。あとまた妙にクズ野郎な成田凌も面白い演技をしている。展開運びには抑揚が無く、やや平坦ではあるが、演技面の出来で腹八分目くらいには満足できる作品。
[インターネット(邦画)] 6点(2019-11-15 23:18:40)(良:1票)
330.  アイネクライネナハトムジーク
ふとした所で、重なってゆく人生。テーマも「人生において偶然訪れた大切な出会い」という類だが、その繊細なプロットを表現する技法として、恐らく原作小説では叙述トリックに類する緻密な工夫が施されているものと推察する。  しかし、それを映画で再現してみると、展開運びに若干の意外性がもたらされるものの、それよりもとにかく話もキャラも薄くて軽い、という印象(それは逆に「軽やかさ」とか「肩肘張らずに観れる」というストロングポイントだと言えるのかも知れないが)。個人的にはも少し深くて歯応えの有る話の方が好き。ただし、入れ替わり立ち替わり色んな俳優が登場しては次々と軽妙な芝居を披露していくというテンポの良さとバリエーションの多彩さはまずまず面白く、少なくとも2時間が退屈だということは決して無い。  全員が脇役みたいな立ち位置だが、中でもMEGUMIと原田泰造(あと多部ちゃん)は良い脇役芝居で好印象。ほっこりグッドエンドな終い方も含めて、デートムービーにも最適な一品。
[映画館(邦画)] 6点(2019-11-15 23:15:59)
331.  こいびとのみつけかた 《ネタバレ》 
全体のテーマは、監督の前作『まともじゃないのは君も一緒』とほぼ同じよーなと言いますか、ただ今作は(冒頭でもワザワザ明言されるよーに)見かけはモロに恋愛映画、みたいな感じではあるのですよね。その意味では、まずその恋愛的な部分は大まかにゆーと直近だと『明け方の若者たち』(=私が珍しく結構に嫌いな方の恋愛的なヤツ)みたいな感じで終わってくとも言えますし、だからまたある種、途中で恋愛ものから本来のテーマ的なお話の方に「逸れてゆく or 逃げてゆく」という感覚すら在ったりもするのですよね。ごく個人的にも、ゆーて昨今大流行りなテーマですから私も色々観てるワケですケドも、このテーマでこーいう決着の付け方にしちゃうと、それって(地味に)マジで超・高度なコトを言っちゃってるよな~~と思っちゃったりもするのですよね⇒私はまた、こーいうのって結局「人と人」だとは言いつつも、それでも各種の恋愛的なソレと⇔どんなに高度であってもソウルメイト的な(友達レベルの)ソレとゆーのは、流石にやっぱちょっと別物なんじゃねーかな~~て感覚ダケは(私自身は)多分死ぬまで捨てらんねーだろうな…と思ってるってコトではありますよね(如何に世界の多様性が日に日に倍々に増大していったとしたトコロで…)。  映画として、雰囲気自体は全然悪くなかったと思いますし、芋生悠ちゃんの透き通った感じとかもごく好かったと思いますし、何より倉悠貴くんはかなり役にハマってて率直にスゴイな~~と思ってしまったってトコロもあるのです、ケド、上で書いた理由から私の評価としては(『まともじゃない~』との前後関係を付けて)この点数にしておきます。
[インターネット(邦画)] 5点(2024-06-02 09:53:47)《新規》
332.  霊的ボリシェヴィキ 《ネタバレ》 
あらかた、言いたいコトを『ザ・ミソジニー』の方で語り尽くしてしまったのですが、私自身は今作の方もまあまあ嫌いじゃない…的な感じではありますよね。思い返せば『女優霊』もこの方の脚本だったのですよね⇒『ザ・ミソジニー』に比べれば、あの頃位の和ホラーの「奥ゆかしい」感じが好ましく残ってる(+ワリとまだしっかりホラーの範疇に居残ってる)みたいな感覚もあったりして。特に、語られる「5つの話」のソレ自体については、その語り口・実際の演技も含めて全然雰囲気好く醸せてたと思うのですよ⇒それこそ舞台で暗くして車座でやったら(+ソコに後ろから音とか鳴らしたりしたら)結構怖かったりもするんじゃねーか…的に思えたりもして、ですね。  でも、コレは映画であって舞台じゃない…ので、まあ映画でやられても(コレだと)正直怖くはないかな…と思ってしまうのも事実っすね。あと、コレも『ザ・ミソジニー』の方でも書きましたケドも、他方で今作でもチョイチョイ添加されてくる(怖がらせる為の)音響・映像効果なんかは、率直にレベルとしては全然高くない…とも思ってしまいます(⇒特に音響のソレってのがどーにも全部安っぽくてゲンナリ…)。加えてもう一つ、前述の「5つの話」は別としても、ストーリーの全体構造自体もまた少し安っぽい・(ホラー的にはごく)月並なヤツだとも思ってしまいますかね⇒それこそ『マーターズ』みたいなのもワリと直近でつくられてた時期だと思いますし。結論的には今回再見しても、どーせならもっとその方面に「尖っちゃえば」みたいな感覚で観終わった、と⇒だから重ね重ね、私は『ザ・ミソジニー』の方がちょっと好みではあった、てコトっすかね。
[DVD(邦画)] 5点(2024-05-24 00:12:35)
333.  悪は存在しない 《ネタバレ》 
うーん……まあ、比較的「難解」だと言っても許される様な作品ではあるかと思うのですが、それでも結局ナニが言いたいのかってトコロは(何となくのレベルであれば)全然伝わるって作品だったとも思うのですし、寧ろちょっと「逆に不穏な」タイトルからすれば、決してそんなに唯々ネガティブな方の何らかを描いているって作品でもない、とは確実に思ったのですよね。がしかし、個人的にはどーにも「難解さ」とゆーよりは端的な「違和感」の方がより強く感じられてムムムム……と観終わってしまったとゆーか、とどのつまりは「え、コレを言いたいってコトでOKだったすか?」みたいな、ある種の「拍子抜け」みたいなモノの方が結論的な感覚には近かったのですよね。正直、楽しんで or 興味深く観れた、とは言い難いっちゅう感じですね。  違和感という意味では重ねて、思ったより比較的分り易い(⇒特に結論部分を除いた途中経過はごく分り易い)作品であったとは思う…モノの、思い返せば随所に幾つかは少し意味・意図が判然としない「引っ掛かるトコロ」が在った様な気もしますし、なのでその辺に注意しながらもう一回観れば全然違った感想になるのかな、という気も少~ししてます(⇒なのでそのうち再見いたします)。しかし、思い返せば(そーはゆーても)映画のつくり自体はやっぱ少し分り難い=根本的には説明は不足・省略ぎみだし+あーいうシーンをあーいう「間合い」で撮ってるコトとてその意図はパッと汲み取れるモノではないと思うし+そもそも主人公が誰なのか=誰の視点で観てゆけば好いのかも終始定かにはなってなかったと思うし、だから個人的な感覚として、映画における「中身」と「手法」の両方ともが曖昧・繊細だと、掛け算して更に曖昧=「非一般向け」みたいな質感になってっちゃう…て現象にも思えて居ます⇒まあ重ね重ね、もう一回観ればその「中身」の方をより理解できて…となる可能性は全然在ると思っては居るのですケドも。
[映画館(邦画)] 5点(2024-05-17 10:40:03)
334.  みなに幸あれ 《ネタバレ》 
「上っ面」と言ってしまうと非常に聞こえは悪いのですが、私も決して表層的・物理的には出来の悪い映画ではないかな…と思いながら実際に観てたと思いますし、かつ全く内容が無い様な映画でもなかった⇒だからその意味でも少なくとも悪い映画とまでは言えないかな…とは思うのですね。ただし、その「内容」が悪くなかったコトとゆーのは、私の率直な意見としては「ホラーとして」では(また)決してなくて、あくまで「風刺劇・ブラックコメディとして」てコトなのですよね。端的に、私の個人的な感覚としては、本作って全く微塵も怖くはなかったのでして(多少なり怖かったとしたらソレはも~ド初っ端のみですね)、ソレは何故かと言ったら作中に「現実世界と地続きな部分」が一箇所たりとも存在していないからだ、と思うのですよ。  まずその、メタファーを効かせた奇妙な話・寓話としても、例えば昨今のジョーダン・ピールの諸作品とかと比べると、逆にその舞台が「日本のフツーのありふれた田舎」とゆーのが、我々日本人にとっては却って効果的でなかった部分もあるかな…と思ったりもします(⇒この感覚は、少し言語化が難しい・ややこしいのですケド、私の場合は「好い様で悪い様で⇒でも好い様でやっぱ悪い」みたいな感じで観てる間ずっと頭にモヤモヤこびりついてました)。んで重ねて、私としてはハッキリ、今作はホラーとしては「質が低い」と言いたいのですケド、そう思う最たる理由は結局、どだいホラーに為り得ないモノを⇒案の定終盤で「無理に」ホラーに仕立てて来たな…と思っちゃったってコトなのですよね。まずはあの薪割りのシーンが顕著で、アレは流石に私も「ホラーをやりたいんだったら好い加減ここらでスプラッタぶち込むしか無いんじゃね?」てコトにしか見えてませんでしたし、あとはその先の婆ちゃんの妊娠・出産(らしきモノ)の辺りも、コレはもしかしたら此処にも何らか比喩的な意味が込められている…のかも知れないのですケド、にしてもコレも私にはどーにも「グロい・エグい描写を唯々入れて置けば勝手にホラーになる」くらいの安易な選択にしか思えなかったのですよね。その辺りの軽薄さが(=その様に軽く見えてしまったコトが)私にはちょっと受け容れられるモノではなかった(=諸々と悪くはない作品だとは思えど、少なくともホラーとしては受け容れ難かった)というコトなのですよね。     ※余談:もう一つ、私は別に、ホラーにおいてソレが重要な評価軸になるとは(実は)ほぼほぼ思って居ないのですケド、今作に関しては何となくその「テーマ」というトコロにも、率直にあんまり共感ができなかったのでこの評価に為っているワケです。ヒトの幸福は「奪うモノ」であって、だから「奪われる」のが怖いんだ(或いは「奪わなければいけない」のが怖いんだ)てなコトを言いたいって話なのかと思うのですケド、ソレってホントにそーなのですかね??そリャ、世の中って部分的にャアそー見えるトコロがあるってのは私も承知はしますケド、本質的には私は、ヒトの幸福とは「与えてそして共有するモノ」である、と最近は信じて已まないのですからね(⇒だから正直、ソコにも全然ピンと来てなかった=だから尚更怖くも何ともなかった、としか言えねーのですよね)。
[映画館(邦画)] 5点(2024-01-25 00:28:07)
335.  陸軍中野学校 開戦前夜 《ネタバレ》 
タイトルどおり、日米開戦・真珠湾奇襲の直前…というスリリングな状況下で、結果的にはその作戦に関わる海軍の機密が標的となる…とゆーのも含めて、シリーズ最終作に相応しいスケール感だったとは思うのですね。あと、実質的に最大の敵となる小山明子さんの存在感や演技面とかも、個人的にはかなり好かったと思ったりもするのです。しかし、途中までも正直あんまし面白く観れてなかった…とゆーか、前述どおりの緊迫した情勢ではありつつも、日本軍参謀本部側のミッションは(既に情報が漏れてるから)その漏洩元を潰すという(今までと同じ様な)単純なコトで、翻って他方の敵諜報機関のターゲットとゆーのは途中までは単に「機密」というごく具体的ではないモノだから、中盤はやっぱし(特に)敵がナニを狙ってるのか・ナニがしたいのかがちょっと分り難い…と感じて居たのですよ。所謂マクガフィンで好いのだから、この手のならばやはり双方が同じモノ(情報・アイテム)を狙っていた方が観易いのだろーな…と思い直してしまいましたよね。  加えてもう一つ、オーラスの病院でのシーンで「手術中だから電源が切れない!」な~んて、イクらナンでもこの期に及んでそんなコトを逡巡するワケねーでしょ⁉とね(⇒コレは、旧日本軍なら当り前のコト+多分今の米軍その他でも別に変わんないと思うのですよ)。こーいうのは流石に、ちょっとわざとらしい「綺麗事」にも見えてしまいますよね(興醒め)。
[DVD(邦画)] 5点(2023-11-28 23:23:39)
336.  陸軍中野学校 雲一号指令 《ネタバレ》 
一作目とは少し雰囲気が変わって、ごくシンプルなスパイもの・防諜戦を描く娯楽作品になっている…とは思うのですが、それでも他のその手のヤツに比べるとたぶん比較的地味な方で、かつワリと丹念に(≒少しノンビリと)その捜査を進めてゆくので⇒じっくり観れるとは言うモノの・多少リズムに欠けてテンポも好くない…という印象も強めですかね。クライマックスもまたちょっと地味ではあるので、少なくとも前作には及ばない程度の出来かなあ…と。重ねて、前作とは全然雰囲気違う(⇒何ならジャンルも別かも)て感じの作品ではあるのですケドね。
[DVD(邦画)] 5点(2023-11-27 22:01:45)
337.  こちらあみ子 《ネタバレ》 
いや~、ナニが辛いって、どーにもこのあみ子ちゃんにバッリバリに「リアリティ」が在る…てのがねェ………多分に極端な描き方だとは思いますが、でも本質的な部分でモロにこーいう感じの子どもって(確かに絶対に)見たコトあった&周りに居たよな~なんて思うと、ちょっとこの映画は私には「コワすぎ!」ましたですよね。昔、ライオネル・ダーマ―って人の書いた『A Father's Story』という本を読んだコトがあるのですが、何となくソレすらが思い起こされる様な心境にもなってしまいまして………  重ねて、そのリアリティを生み出している子役のこのコの演技は確実に素晴らしいモノだった!と思うのですし、お父さん&お母さんコンビの仕事も流石の百戦錬磨!てな感じだったと思うのですね(⇒この2人って、絶対共演してるの観たコトあった!と思ったのですが、ちょっと探した限りドレだっけ?みたいな状況に私陥っちゃってますケド)。ただね~今作はどーにもまた私、結局ドコにもポジティブを(=少なくとも、描かれる最強クラスの超ネガティブ!に対抗し得るダケのポジティブを)見出すコトが出来なかったのですよね。子ども映画でこんなんやられちゃうと、あくまで私としてはちょっとキツすぎる…と思って=落ち込んでしまいました(許容範囲の外ですね)。なのでこの評点としておきます。以上。
[インターネット(邦画)] 5点(2023-10-23 23:37:31)
338.  Arc アーク 《ネタバレ》 
うーん、そこまで滅茶苦茶につまんない…て感じでもないんだケド、何とも「味が薄い」つーか「物足りない」つーか……  まずは、SFとしては完全に絶対に物足りないのですね。画的にも、ほぼ現代のフツーの日本社会から地続きとゆーか、SFぽい画ヅラとか異世界感・非日常感ってのはほぼ皆無なのです(恐らく意図的に)。んで内容も、確かに・端的には「不老不死は是か非か?」みたいなごくエッセンシャルな「ヒトの在り方の問題」にフォーカスしてる作品だ、とは言え、他方でSF的な・グッドイマジネーションな面白みとゆーのが全く足りない気がするのですね。コッチが観たいのは、全人類が不老不死となる様な強烈な技術革新が世界を(良きにせよ悪しきにせよ)どう変えるのか、とか、あとは単純に「見た目30歳」だケド「中身90歳」て未知の人間を芳根京子が如何なる演技で表現するのか、てコトに決まってるじゃあねーですか。ちょっと流石に、私もソコには苦言を呈さずには居られない…という感じですよね。  んで結局そーいう状況だから、今作はモ~やっぱドラマの方に興味を寄せて=あくまでSFの状況下における人間ドラマ…だとして観てゆくしかねーのですが、ソッチは(最初に述べたとおり)決して観れなくもない…とは思えど、やっぱソレでも「薄味だな~」とゆーのが最初に来る最大の感情なのがまた×2否めないのですね。今作のオーラスのこの結論って、個人的には決して全然突拍子も無いコトなんかじゃない…と思われてまして(むしろ当たり前ジャン!と)、またソコに辿り着く経緯だって、シンプル故の説得力とユニーク故の意外性を天秤に掛けて⇒で(ごくお手軽に)前者を選択した…という様にしか見えないのですよね。とどの詰り、ドラマだからチャンと実力の有るベテラン俳優に頼ればソレだけでソレなりにサマに成る…という様にも(また)見えてしまってます。  芳根京子ちゃんは、先ほど書いた「私が本当に観たかったモノ」は観れたかとゆーとそーでもない…みたいな感じではあるのですが、全体として淡くて奥ゆかしい演技のクオリティはまずまずだったかとは思うのですね。評点自体もワリと迷ったりもするトコロなのですが、でもやっぱこの内容で2時間は長いかな…って感覚がかなり強かったのを思い出したのでココは低めに寄せて置きます。90分で仕上げて呉れてたら…と思いますね。。
[インターネット(邦画)] 5点(2023-10-23 19:26:06)
339.  アウトレイジ ビヨンド 《ネタバレ》 
2作目もゆーて、1作目と基本的に中身は同じ(⇒本質的にも)という感じだとは思うのですね。ただ、気になるコトが2つあって、1つはビートたけしさんがやや「丸く」なってしまっているコト、2つ目は終盤の片岡の動き(=企て)がちょっと雑すぎるコトですね。山王会が衰退したケド、逆に花菱会が力を持ち過ぎた…とゆーて、木村の葬式に大友を(拳銃持たせて)突撃させたトコロでナニがどーなるとゆーのでしょーか(そんなモンに大友が乗ると思ってるコトも踏まえて、アホかと)。でも、1作目のレビューでも書きましたが今作は西田敏行・塩見三省のご両名がやっぱスゴく恰好好かったので、結論としては差し引きしてこの点数としておきます⇒別に、暇潰しには十二分かと。
[DVD(邦画)] 5点(2023-09-25 23:04:42)
340.  夜を走る 《ネタバレ》 
前半は、社会の底部暗部を映し出すかの様な社会派サスペンス…ぽいのですが、中盤以降は一転も~ブラック・コメディみたいな感じにチョイチョイはっきりと笑かしに来やがるのですよね(⇒でも正直あんまし笑えないですケドね)。ただし個人的には全体としても、種々の暗~い社会上のシチュエーションに置き去りにされた為に「心がどんどん蝕まれてゆく人間」の有様を描いた心理的サスペンス…だと理解するのが妥当かな~とは思いました。しかし乍ら、その意味では=サスペンスというジャンルの作品としては、まずよく見るとのっけから矢鱈と「稚拙」なクライム部分の要素もろもろと、あとはとにかく(コレも正直)かなり高度に意味・意図が伝わってこない肝心の結末、といった辺りは、少なくとも私としては好みからは明確に外れている…という感じではありましたですね⇒重ねて、サスペンスを名乗る・名乗らざるを得ない内容を(こ~んな感じに)擁しているのであれば。  印象的だったのは、主演の足立智充さんが言う「俺は変わってない⇒周りがどんどん変わってっちゃって…」てな感じの台詞、でしたかね。心が蝕まれて⇒おかしくなってってる人って大概その自覚が無い(からおかしい・ヤバい)てのと、あとはやっぱし自分の心の「無意識の部分(=氷山の沈んでるトコロ)」から最初にボロボロになってく…てなコトかな、と。この辺にはかなり共感も出来ましたし、また一種の「心の闇」を描く方法論としてはまま「リアル」だったかな…とも⇒とは言え、そーいう具体的・科学的なコトを描こうとしている映画では(毛頭)ないよーな気もしてるのですケド、重ね重ね、本当に言いたいコトは何だったのか?については、残念ながら掴み損ねてしまった…てコトだと思います。。
[DVD(邦画)] 5点(2023-06-25 22:25:30)
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