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Oliasさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

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361.  映画 深夜食堂
中核登場人物はもちろん、カウンターに座る端役に至るまでの平坦で凡庸な造形。説明台詞以前の「説明」そのもののオンパレードの脚本(ナレーション含む)。調理の手元が明らかに別撮りなのを隠そうともしないカメラ。「そこでそんなことしねーだろ」ばかりの登場人物の行動の数々(多部未華子がいきなり調理場に突入して勝手に包丁を手にしている時点で、この監督には調理に対する何の敬意もないことが分かる)。一体どこを見ろと?
[CS・衛星(邦画)] 0点(2019-03-15 00:30:13)
362.  火の魚<TVM> 《ネタバレ》 
導入部からの落ち着きのない原田のナレーションの連打にげんなり。尾野真千子が原田に牙を向いていく大事なシーンは、脚本がそのまんますぎで陳腐。老作家と駆け出し編集者を掛け合わせるという作為性だけが残っています。1時間弱とは思えないくらいの長さを感じました。点数は、レールからの逸脱を唯一示している影絵のシーンに対して。
[DVD(邦画)] 2点(2019-03-01 01:40:23)
363.  待合室 -Notebook of Life-
最初の15分くらいで、これは、待合室にノートを置いた時点で、制作側が目的を達してしまっているな、と思っていたら、結局最後までそのままでした。まず、ノートの中身そのものに深みがなく、そこから繰り出される人生に広がりがないので、そもそも映画上のツールとしてのノートの意味がありません。また、そこに至る主人公ないし周辺人物の背景についても、どこまでも通り一遍であり、ノートが導き出される必然性がないので、その点からもノートの意味がありません。そもそも、場所が待合室であるべき必然性についても、作品の中からは見当たりませんでした。
[DVD(邦画)] 3点(2019-02-12 23:44:53)
364.  マイ・カントリー マイ・ホーム
ミャンマーの映画ってあまり見る機会がないので、期待したのですが・・・どこまで進んでも面白くならないのにびっくり。主人公の女の子も、相手役っぽい男の子も、何か目新しい造形着眼点があるわけでもなく、ただ喋っているだけです。中盤から舞台がミャンマーに移り、ルーツ探求っぽくなってくるのですが、別に何かを発見するわけでもない(前半で何も生み出されていないので、発見のしようもないわけですが)。映像の安っぽさも含めて、残念な内容でした。
[CS・衛星(字幕)] 3点(2019-02-05 22:48:09)
365.  海よりもまだ深く 《ネタバレ》 
この作品の問題は、実は母親役に樹木希林を充ててしまったことではないかと思う。物語の構造からいえば、この母親は、背後にふっと潜んでそれでいて気がつけば各人物へのいろんな影響を感じさせるような、そんな役回りなはずなんだけど、画面登場時の求心力があまりにも強力であるため、むしろ彼女が主役であるかのようなパワーバランスになっている。それについては、小林聡美の別方向への求心力という偶然要素によって何とか破綻は免れているが、聡美さんは聡美さんであまりにも芸達者なので、あれ以上出番が増えていたらえらいことになっていただろう。●で、一番見たいのはやっぱり、阿部寛と真木よう子のやりとりなんですよ。別れた後の夫婦という設定ならではの、実に微妙な距離感、そして愛憎。ところがそれにたどり着くまでが異様に長い。妹夫婦が帰って「一家四人」になってからは、外に襲来する嵐のごとく、心理の綾が飛び交う怒濤のハイレベルドラマを展開してくれるのですが、なぜそれまでがああまで長かったのか、意味が分かりません。
[CS・衛星(邦画)] 5点(2019-01-10 01:53:43)
366.  そして父になる 《ネタバレ》 
主人公・野々宮の造形については、ステレオタイプなものを脱却しようという懸命な努力は窺えるし、安直な方向に流れてはいない。しかし、そこを突き抜けて、この壮絶な物語の中心に位置するほどの存在を確立しているかといえば、そこまでは至っていないし、やはり食い足りない。●ただし、尾野・真木・リリーとの四者の取り合わせは絶妙であり、ここの押し引きの呼吸が万華鏡のように交錯することによって、作品に一本の鼓動を与えている。とりわけ、ほどよく一般人、ほどよく俗物、ほどよくいい人という役作りを完成させたリリーの功績が大きい。●病院との交渉シーンや法廷シーンはまったく滅茶苦茶で、交渉の場で病院はあんなことは絶対に言わないの連続だし、法廷では何が争点なのかがさっぱり分からない(大体、取り違えに争いがない以上、病院は責任の否定のしようがないのでは?何で尋問が行われてるの?)。看護師が証言台で突然告白というのもありえない(どっちが申請した証人なんですか?)。
[CS・衛星(邦画)] 6点(2019-01-09 04:17:37)(良:1票)
367.  横道世之介 《ネタバレ》 
導入部の時点から、カメラはじっと落ち着いているし、それぞれのシーンが丁寧に展開されるし、一つ一つの台詞にも手抜きがない(脚本・演技ともに)。あれ?これ、ありがち自己満足青春映画とは違う?と思っていたら、後はラストまであっという間でした。何が良いかって、時系列を「ちょっとだけいじる」ことによる絶妙なスパイス(これを調子に乗ってやりすぎると、すぐに収拾がつかなくなるのです)。そして、「当時」以降の主人公を直接描かない、間に何があったのかも説明しないことによる余韻と味わい深さ。160分もありながら、実はあと半分が想像に任されている、という、見る側を信頼した奥の深さ。●ところであのラストシーン、よく考えると、すでにいろいろ暗示的で象徴的なんですね。主人公カップルの最後の輝きである「あの1枚」の後、2人は走って階段を急降下する。その後、バスは向こう側、主人公はこっち側と、正反対の方向に進む。主人公の手にはカメラ、彼女の手には海外用トランク。何だ、その後は全部表現されているではないですか(その後の長回し、そして母の手紙を重ねる演出も、実に効果的)。●原作も読みましたが、なくてもよいエピソードを映画ではあっさり切り落とし、主人公の人格と存在をより強力に凝縮しています。そして逆に、あのハンバーガーのくだりなどは映画オリジナルなのです。凄い!これこそ映画としてあるべき「脚色」です。
[CS・衛星(邦画)] 8点(2019-01-08 02:58:48)
368.  はなちゃんのみそ汁
演出は「ただ台本を喋らせているだけ」で何とも凡庸だし、いろいろ体験している割には登場人物に衝突も葛藤もないので、段取り通りに物事が進んでいるようにしか見えない。広末涼子の天性のセンス(病状の進行によって疲労した体をちょっとした動きで示す、とか、ことさら大声を出さなくても表現ができる、とか)がなければ、かなりひどいことになっていたでしょう。
[CS・衛星(邦画)] 4点(2019-01-01 00:14:31)
369.  東京家族
中途半端なカメラ目線の切り返しとか台詞の妙な間とか説明的な脚本とかは、もちろんオリジナルを意識しているんだろうけど、それがかえって作品をガタガタにしている。役者陣も、それによって不自然な芝居を強要されており、やりにくさがミエミエ。そんな中でも、そういった作為的な演出に毒されるのを最小限にとどめ、元の作品がどうだったとか知ったことではない、と言わんばかりに自我を貫いている蒼井優ちゃんに2点。
[CS・衛星(邦画)] 2点(2018-12-15 01:09:15)
370.  学校 《ネタバレ》 
前半の各生徒の背景エピソードは、どれも凡庸であり、官僚的ですらある。一方で田中邦衛がエンジンのギアを上げていくと、制作側も大喜びで、どんどん彼の出番を増やしてしまう。結果、各生徒はみんな添え物扱いになってしまっており、この学校が提唱している(はずの)理念そのものにも反することになっている。田中邦衛の実力からすれば、たとえ10分の登場だけでも、それまでの全部の流れをひっくり返して押さえ込むほどのインパクトは可能なはずであり、逆になぜそういう方向での構築を目指さなかったのかが不思議である。辛うじて、西田敏行の、突破力のみに焦点を絞った演技の一貫性によって助かっているだけ。
[CS・衛星(邦画)] 4点(2018-12-05 01:58:36)
371.  けものみち
せっかくいろんな人物を配置していながら、みんな似たような描写しかされていないので、平坦で面白みがない。けものというよりも、単なる小者の群像にしか見えませんよ。
[DVD(邦画)] 3点(2018-11-26 02:00:33)
372.  東京流れ者
何というか、カルト映画の匂いがぷんぷん漂ってくるのです。前後の整合性とか、筋としての一貫性など、ほとんど考慮されていない。何でこの人はここでこう行動するのかとか、一切理由がありません。それならば普通はすみやかに崩壊してしまうところ、しかし、制作側と役者陣のナルシスティックなほどの迷いのなさによって、奇跡的に作品としてのまとまりを見せているのです。思いつきがただちに結実するエネルギーの怖さを感じます。
[CS・衛星(邦画)] 6点(2018-11-05 02:58:56)
373.  けんかえれじい
描写しようとしている対象に比べて、肝心の全体の作り方が、突き抜け感がないというか、おとなしいというか、整いすぎているのです。つまり、台本に喧嘩をすると書かれているから喧嘩をしているだけであって、人物そのものに喧嘩の素養なり特性があるように見えません。
[CS・衛星(邦画)] 2点(2018-11-03 19:37:28)
374.  東京暮色 《ネタバレ》 
登場人物全員が不幸感満載で、そもそも笑顔のシーンがまったくない。それに追い打ちをかけるがごとき暗照明アップの連打。そして、姉の夫がどうこうとか、母親の出奔の経緯がどうこうとか、いちいち細かく説明しない。ここぞというシーンも、飛ばせるものはさらっと飛ばす。妹の堕胎という重要事実も、結局誰も知らないまま(母親は察知していた可能性はあるが)。それらの強力ジャブによって、物語は着実に家族の崩壊というエンディングに進んでいく(それでいて、最後にはなぜかある種の解放感が漂っている)。この監督のほかの有名な作品よりも、よほど良い内容だと思います。これで30分くらいカットしてもう少しコンパクトだったら、もっと良かったのですが。
[CS・衛星(邦画)] 6点(2018-10-25 23:01:47)
375.  早春(1956) 《ネタバレ》 
私はこの監督の、しつこいくらいの正面カメラ目線の切り返しと、やたら段取りまる出しで間の空く台詞のやりとりが嫌いなのですが、この作品はその要素が比較的少なめで、したがって楽しんで見ることができました。不倫を扱っていながら、池部良と岸惠子、池部良と淡島千景、双方とも「何となく」収束しているのが良い。ただ、それでも2時間半は長すぎ。
[CS・衛星(邦画)] 5点(2018-10-19 03:13:15)
376.  お茶漬の味 《ネタバレ》 
とにかく平坦で不自然な会話が延々と続く作品。ドラマの動きを感じられたのは、急に予定が変わって帰宅した夫に対し、もじもじ話しかける妻の姿くらいでしょうか。で、そこで2人で台所に消えていき、そのまま次のカットは食卓でお茶漬けをすする2人でエンドマーク、とかだったらよかったのですが、なぜかそこからもダラダラ続いてしまいました。
[CS・衛星(邦画)] 3点(2018-10-17 00:24:38)(良:1票)
377.  隠し砦の三悪人 《ネタバレ》 
特に序盤に顕著なのですが、各シーンがいずれもつなぎ、つなぎ、つなぎ。なので、深みがありません。唯一の例外はお姫様の「この数日は本当に楽しかった」であり、ああそれなら、逆にお姫様視点ベースで(とはいわぬまでも、もう少し軸として絡ませた上で)構築していけばよかったんじゃないかと。その関係でも、途中で救出する百姓娘なんかは、物語に濁流を生じさせるほどのパワーを秘めていたはずなのに、そのあたりも計算を外れることを許されず封じられているのが、何とも惜しい。
[CS・衛星(邦画)] 5点(2018-10-14 01:56:51)
378.  日本一のホラ吹き男
まだこの頃は、「会社の中で出世すること=国民全般にとっての人生目標」と捉えられていた時代であって。したがって、肝心のホラ吹きというのもその枠内で構成されているので、今見ると何がホラなのかという気もするし、したがって笑いとしても成立していないのです。
[CS・衛星(邦画)] 2点(2018-08-07 03:03:28)
379.  アゲイン 28年目の甲子園
主演の彼女は、演技力もかなり問題なんだけど、それ以前に、設定をきちんとしてあげられていない演出側の責任が大です。最初の中井貴一との対面シーンだけで、こんな人にこんなアプローチをされて心が動くかと言われたら、そんなわけないでしょ、と言いたくなります。父親に過去の出来事があって、その関係者を訪ねて回るというのであれば、何らかの十字架を背負っている状況にあるわけですが、それも台詞で言われているだけであって、それに基づいた芝居や表現がなされていない。なので、いくら同窓生という集団がそれっぽく試合を行っていても、説得力がないのです。あ、和久井映見はいい感じの齢のとり方をしていますね。そこだけが見所でした(脚本で言わされている台詞は凡庸でしたけど)。
[CS・衛星(邦画)] 3点(2018-08-04 00:55:02)
380.  打ち上げ花火、下から見るか? 横から見るか?(1993)<TVM> 《ネタバレ》 
奥菜恵はとても小学生には見えないが、「同級生の男子目線から見れば女子はあんな感じに見える」ということを踏まえると、案外意識的なキャスティングだったのかもしれない。で、男子同士の会話なんかはいかにもすぎてかえって作為的だったりするのですが、逆に一番凄いと思ったのは、道を曲がって消えた奥菜恵が走って現れる一瞬の「間」。それと、もっともらしくホームまで行った後であっさりバスで帰って来るという衝撃の展開(あの転換のときにナズナの内心の動きはいろいろあるはずだが、ノリミチ視点からはそれは見えているとも思えないので、何もアクションをさせないあの描写は正しい)。
[DVD(邦画)] 6点(2018-08-03 01:59:25)
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