21. 青春デンデケデケデケ
原作は未読。特にドラマチックな出来事もなく、妙にディープな恋愛エピソードもなく、主人公達の生活が描かれていくだけだが、まったく飽きずに楽しく観れた。最後まで爽やかないい映画だと思う。様々な役者のカメオ出演も楽しい! [DVD(字幕)] 8点(2005-08-15 21:12:51) |
22. ゴジラ FINAL WARS
これはきっついなー。軽いし安っぽいんです。音楽も軽く怪獣映画らしくなく興ざめ。やっぱり“ゴジラ映画”には重厚さとハラハラ感を求めてしまうのですよ、私は。監督独自の作風を出すことは大歓迎ですが、シリーズ物を扱うならば、ある程度は“そのシリーズらしさ”を踏まえたうえでやっていただかないと。それができるのが“職業監督(プロ)”だと思うんですが。今作は監督の独自色出し過ぎ。懐かしいプロットや登場人物(怪獣)をだすだけでは物足りない。しかもミニラまで出してしまうとはねぇ。ラスト怪獣が“黄金じゃない”〇〇〇〇〇〇モドキに変身したのはちょっと嬉しかったかも。モドキでなければもっとよかったのに・・・。この作品がファイナルとは・・・悲しい。 [DVD(字幕)] 3点(2005-07-31 22:45:20)(良:1票) |
23. 着信アリ
レンタルにて。あちこちから集めた“パクり”の連続。極めつけはヒントも出さずワケわからんエピソードを提供し、「理解したければ、“私が書いた”原作本を読め、“2”を観ろ。」とは傲慢が過ぎる。ナメんなよ!映画の“創り手側”としての姿勢を疑う。私としてはこんなものの“真相”なんて解からなくてもいいから、原作も買わないし、続編も観るつもりもありません!真っ当な評価を続けている皆さんには申し訳ないが、映画の内容ではなく、この“創り手側の姿勢”でマイナス4点させていただきます。映画として認めたくないですから。 [DVD(字幕)] 0点(2005-07-18 21:45:41)(良:2票) |
24. スウィングガールズ
今回はメインキャラが皆そこそこ顔が良い(美男美女系)であり、竹中直人の演技も抑えてしまっているため、従来の“矢口作品”と比べ、今ひとつパンチ力不足であったように感じた。ただ、“この素晴らしき世界”(猪)のシーンはさすが面目躍如というか、マイッタ! [DVD(吹替)] 7点(2005-05-01 20:58:28) |
25. 十三人の刺客(1963)
《ネタバレ》 DVDにて鑑賞。管・内田の二人の悪役、人物設定・演技ともに良い。これだけで十分魅力的な映画になった。ラストの千恵蔵御大のケジメのつけかたも以外でカッコ良かった。ただ、西村晃の無様な死に方だけは意図があったにせよ、後味が悪く、このシーンだけで繰り返し観ようとする気が失せてしまう。あと一歩で“心の友”になれなかった残念な作品。 7点(2005-03-05 21:39:42) |
26. 海猿 ウミザル
DVDにて鑑賞。原作は未読。すごい海難事故に沿ったストーリーを期待したせいか、ちょっと淡々と話が進行してしまった感じ。工藤の死はあまりにマヌケすぎて・・・。加藤あいの可愛さと藤竜也のさすがの貫禄に+1点!エンドロール後のあれは、“続編やるぞ!”ってこと? 6点(2005-02-20 21:34:01) |
27. キル・ビル Vol.1(日本版)
DVDで鑑賞。結構酷評されていますが、最近の日本人監督の撮る作品よりもずっと楽しめたし、『愛』を感じました(ちょっと間違った迷惑な愛だけど)。某日本映画の時代に合わないタップダンスとかくだらないギャグは『革新的』とかもてはやされて、これが『国辱・めちゃくちゃ』と“酷評”されるのはどーも、ひとつ納得いかない。殺陣好きな私としては、腹も立たず面白く観れた。最後の一騎討ちのBGMなんて「以外だけどかっこいいし素晴らしい」。確かに千葉チャンの芝居は寂しい。あと日本のヤクザの親分衆は『深作好き』なら違うキャスティング(菅原・梅宮・松方等・・・無理か!)してくれたら、すべて大目に見て10点だったのにな! 7点(2005-02-13 22:25:48) |
28. SF サムライ・フィクション
DVDにて鑑賞。時代劇はかなり好きですが、これはつまらなかった。ただのおあそび映画でした。評判の良かった布袋も殺陣に腰がはいっていないので迫力なし。全体的に殺陣にカッコいいところがなかった。さすがに風間杜夫は画面を締めていたが。これなら同じおあそび映画の『キルビル』のほうがまだマシでした。 3点(2005-02-13 22:01:59) |
29. 天使の牙 B.T.A.
《ネタバレ》 レンタルDVDにて鑑賞。原作は未読。ショーケンの悪役に期待してましたが・・・裏切られた!ショーケンって、あんなにオーラのない人になっちゃったの?どーしちゃったんだ!物語もヒドイ。主役の男撃たれすぎで興ざめ。原作もあんなん?良かったのは西村雅彦の最期の倒れっぷりくらい。 4点(2004-12-04 21:17:38) |
30. ゴジラ(1954)
DVDにて鑑賞。白黒画面の効果もあり、特撮場面は今観ても迫力があります。また、怪獣映画である一方、一人の男の悲劇を描いた映画でもありました。私達はこの男の最期の選択の意味を忘れない。この映画については“ゴジラ”のキャラクターだけではなく、この物語こそ世界に誇るべきと感じるし、できるなら、日本人だけでなく、異国の人達にも感じて欲しいと思う今日このごろ。 9点(2004-12-03 23:03:02) |
31. 陰陽師Ⅱ
《ネタバレ》 レンタルDVDにて鑑賞。一部役者の大根ぶりは(最初から期待していないので、)この際大目に見ることにいたします。それを差し引いても、がっかりな出来ですね。公開当時のウリのひとつ、特撮もたいしたことない!“荒ぶる神”のあのちゃちさには・・・。もうひとつの期待、悪役についても、結局“いいひと”になってしまうなんてオチ、最悪。バットマンシリーズのシュワちゃんの失敗をこんなところでパクっても・・・。 3点(2004-11-29 22:24:32) |
32. 座頭市(1989)
DVDのリマスター版にて鑑賞。過去の作品と比べるとやはり、“侘寂”がない気がする。しかし、所々に役者の演技によって、笑わせる演出は楽しかった(北野版はしょーもないわざとらしいギャグにすぎなかったが。)。緒形拳の浪人はいい味だしていたのに、あの最期と市のすて台詞はちょっと残念、もったいないな。 6点(2004-10-31 21:48:24)(良:1票) |
33. クイール
DVDで鑑賞。ただの盲導犬の一生を描いただけの映画です。でも、ラストのクイールの最期のシーンは、犬を飼育した経験のある人ならば、やっぱり号泣してしまうのではないかと。動物映画にありがちな“ズルイ”映画。 5点(2004-10-24 22:26:14) |
34. ウォータームーン
レンタルDVDにて鑑賞。私は成田三樹夫の大ファンなので、彼目当てで観ました。皆様の警告どおり、見事な破綻ぶりでした。この作品を世に出すにあたって、製作関係者は誰も何も言わなかったのかと思うと、情けなさでへこみます。まさに長渕版“黄金の法”。主役が貧相・貧弱・大根ですが、さらに悪いことにカッコつけているのでとてもイタイです。“俺以外の共演者はみんな俺の引き立て役”と考えているのが画面から、しっかりと伝わります。本当にある意味貴重です。実質0点、成田三樹夫の心の痛手に免じて2点。もちろん、映画を楽しもうとする皆様に警告もしたいので・・・。 2点(2004-09-12 18:42:14) |
35. 二代目はクリスチャン
DVDにて鑑賞。志穂美悦子がいいですね。すごい美人ではないですけど、なんというか、ものすごく魅力的に映ってます。他の共演陣もいきいきとしていて良かった。特に悪役側の室田日出男・藤岡重慶・成瀬正孝のノリのいい演技がうれしい!よほどいい現場だったんだろうなぁ。井筒監督を少し見直すことの出来る作品かも。 7点(2004-09-12 16:18:44) |
36. ゴジラ(1984)
DVDで鑑賞。音楽がチープで最悪です。スーパーXなんてものがでてきますが、なんでこんなもの出すんだろう。センスを疑う。一気に冷めました。唯一の救いは脇役陣の豪華さ!佐藤慶!さらに日本政府関係者はまさに豪華な配役!でもそれだけ。 4点(2004-09-09 23:02:22) |
37. ドラッグストア・ガール
DVDで鑑賞。田中麗奈はかわいく、オヤジ達は怪しくいい味がでていました。クドカンの脚本は確かに所々面白いんだけど、何かと簡単にすぐ人を殺してしまうところが好かんです。無意味な死がなければもっと気持ちよく観れたのに惜しいです。 6点(2004-09-05 11:40:21) |
38. がんばっていきまっしょい(1998)
DVDにて鑑賞。原作は未読。面白かった。画はきれいだし、音楽も良かった。悪い人間もまったく出てこなかったので、ずっと心穏やかに観てました。女の子達がとてもかわいい(変な意味ではなく)!最後のレースシーンでは心の中で応援してしまっていた。決して悲しい映画ではないのに、いつの間にか涙が出ていたのには、自分で驚いた!それ位本編に入れ込んでしまったので、唐突な終わり方と、冒頭の取り壊す予定の部室内の汚れてしまった写真がとても悲しかった。 7点(2004-08-30 18:28:23) |
39. ホワイトアウト(2000)
DVDにて観直しました。原作読了済み。原作は面白いので期待していました。まあ、がんばったほうだと思います。個人の好みの問題ですが、映画独自の脚色があまり良くなかった。ラストの対決何だアレ。派手にしたかったんだろうけど、中途半端だった。あと、決定的に致命的なのは、悪役(テロリスト達)にまったく魅力がないこと。意図したのか若いイケメンばかりで迫力がないし、頼みの佐藤浩市はちょっと作りすぎ。日本映画界の“良い悪役役者”不足は由々しき問題かと。 5点(2004-08-28 16:48:27) |
40. バトル・ロワイアルⅡ 鎮魂歌
レンタルDVDにて鑑賞。1と脚本家は一緒(健太)なのになぁ?しかし、あの設定は誰も止める人はいなかったんか?むちゃくちゃの設定の上にただ突っ走っているだけ。味わいもない、こんなのテンポ云々以前の問題。映画の作り手として、父(欣二)の巧さと息子(健太)の経験の無さが、モロにでた感じ。面白かったのは首相役の津川サンだけ。 3点(2004-08-28 11:28:06) |