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ゴシックヘッドさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

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コメント数 811
性別 男性
自己紹介 今年は映画見れてないです。

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21.  世界の中心で、愛をさけぶ 《ネタバレ》 
この作品を観て、 人間が生きていくうえで心に整理をつけていくことは大事なんだと思った。 当時はこの映画一色だったような気がする。それくらい当時は流行った。 とにかく有名な作品なので今更見てみることにした。 数年前に飲み会で先輩がこの作品を熱く語っていたことがこの頃ふと思い出されたことがキッカケだ。 これは多くの人に支持されるべき純愛映画だったと思う。 なかなか感動的だし切なさもある。 当時の記憶と幻想に浸りながら、テープレコーダー越しの彼女の声を聴きながら誰もいない校舎を徘徊する哀愁が何ともいえない。 それからとにかく長澤まさみが若い! 彼女は不思議な美女で、この頃はそうでもないが、美人なのに笑うとおばさん顔だ。 よって自分は長澤まさみがあまり好きではない。 島国?の淡い恋愛物語は儚くどこか懐かしい思いがして、正直なところ観ていてなんか羨ましさ半分、そして切なさ半分といった感じだった。 この島国の恋愛物語は青春映画としてかなりよかったと思う。 当時はこの作品に対してあまり印象が良くなかったのでスルーしていた。 恋人たちがまるで「自分たちが世界の中心である」とでもいうかのようなタイトルが嫌だったが実際はそうじゃなかった。 肉体としてここにあるよりも、心で結ばれることの純愛映画。 こういう映画は、もし自分が学生時代に恋人と映画館で見れば点数も跳ね上がるのですが、 自分はそういうんじゃないからダメだった。 ただ万人向けで万人受けする映画としては傑作なのかもしれない。
[DVD(邦画)] 6点(2013-07-20 21:35:19)
22.  ワイルド・スピードX3/TOKYO DRIFT 《ネタバレ》 
ワイルドスピード3でも軽く見とっか。。 ん?なんか東京来た!何も知らなかったからこれビックリした。 ハリウッド映画からいきなり学ラン着て日本の高校へ。 そして日本の古い民家へ。このギャップは大きい。 しかし、あんな学食はない! ヤクザのお坊ちゃんだかなんだか知らないけど、なんだあの北京原人は! ムカつく。 妻夫木聡を始めとするこいつらみんなレースの時だけカッコつけやがって。 リア充気取ってんじゃねぇ! ・・・たぶんこの映画つくった人の誰かは頭文字Dを見ているんだと思う。 峠、ドリフト、高校、父親、、、共通するものがある。 昔スカパーでちょっとだけ観たイニシャルD。その時のエキサイトと似た感じは味わえたと思う。 観客に憎しみを売って後でスッキリさせるってのがこういった映画の典型だ。
[地上波(吹替)] 5点(2013-07-03 23:05:46)
23.  ザ・ギニーピッグ マンホールの中の人魚 《ネタバレ》 
「マンホールの中の人魚」という美と酷を表したタイトルのセンスが光る。 奥さんが出て行った孤独な画家。 彼は一人、マンホールの下にある下水道でひっそりと様々な幻想に浸る。 その下水道にはかつて男が遊んだ綺麗な川があった。 そこには男が失ったもののすべてがあった。 そこで男は美しい人魚に出会う。 人魚は汚水のために病気になっていた。男は自分の家でその人魚を看病することにした。 人魚は画家に自分の姿を描いてほしいと懇願するのだった。 やがて禁断の人魚の飼育がはじまる?といったなんとも都市伝説風味とゴシックロマン?漂う物語。 ここまでは。  家のバスタブで人魚を飼育する妙にエロスな光景は束の間だった。 徐々に人魚の病気は進行し、バスタブの中で美しい人魚の姿が腐ってゆく様の恐ろしさ。 それは憧れの破壊である。 腫物は全身に広がり、虫が皮膚を這いまわり、うずく腫物から続々と虫が湧いてくる。 吐血し、虫のゲロを吐き、断末魔の叫びとともに体をのけぞり全身から膿を噴き出す。 抜けかけた毛を振り乱し肥大し腐った目玉が飛び出る。 無数の虫!虫!虫! そのグロさ、そのおぞましさたるや世界一! これぞまさにジャパニーズキチガイ人魚伝説。 それはなんとなく手に負えない珍しい動物を飼うときの不安と恐怖に近い。 (ちょっと前に読んだ日野日出志の漫画「地獄のどくどく姫2巻」の内容と少しだけかぶる) おぞましい膿やただれた皮膚の表現は人間が川に流した生活排水によるものとして描かれる。 恐らくこの映画の人魚は破壊されゆく自然の象徴なのだ。 下水道がかつては美しい川だったころの風景画と並行して人魚の腐敗が描かれてゆくのは、 環境問題の提起でもあると感じる。 昔の思い出や美しい風景が崩れてゆく様を人魚の腐敗で表してるのだと思う。 狂気を漫画で描かせれば右に出る者はいない 日野日出志のキチガイグロ表現にかける情熱は映画でも本物。 この映画を超えるグロテスク、他の映画になし!といっても全くの嘘にはならないはず。 グロさだけでいうとこの作品は神がかってる。 ちょっと蓮コラを思い出した・・・ さて人魚の正体とはいったい?はたして結末は・・・ この作品はギニーピッグの中でも傑作のにおいがする。 しかし絵具まみれの虫の大群は見るのもキツいし、虫だって気の毒だと思う。
[DVD(邦画)] 5点(2013-06-29 00:22:15)
24.  スピード・レーサー 《ネタバレ》 
スピードアクションを見たかったので見てみました。 アニメの映画化らしいんですが、アニメのほうを知らないので比較はできません。 ただ、カッコ良くしようとか変に気取らない感じが好感もてます。 気取らないけどそれで映像に面白みがないわけではなく、 逆にカッコよくなってます。 アニメの映画化ということで、アニメ文化の面白さを生かした演出、 CGの特色を生かした派手な映像などが非常に成功してます。 アニメの映画化はこうあってほしいものだと思います。 アニメの色味を生かしたためかカラフルで明るい感じです。 レーシングゲームやミニ四駆なんかを思い出すところもありました。 そういうオモチャやゲームの感覚は、たぶん子供が見ても楽しい映画だということだと思います。 子役とチンパンジーのコンビが非常におもろいです。 テジョがなんかウザかったです。 この映画は大企業の醜さがとてもあらわれてて憎ったらしいです。 いろんなものに呑みこまれないで個人の才能を発揮していく主人公がカッコいいです。 「変えられるもの」と「変えられないもの」との区別がちゃんとされてたし、 ちゃんと夢や感動を与えてくれたので良かったです。
[DVD(吹替)] 7点(2013-06-08 22:41:23)
25.  切腹 《ネタバレ》 
日本映画をあまり見ない自分であるが、 この『切腹』は本物の日本映画といわざるを得ない。 その本物であることを示す言葉を自分は持っていないが、 確かに見終えた後にそう感じた。 この映画にあるのは武士道であり、筋を通すということだ。 暗く淡々としているが内容は洗練されている。 サスペンスのような緊張感が素晴らしい。 仲代達矢の演技には夜叉が宿る。 切腹の持つ潔さは美であると思った。
[DVD(邦画)] 9点(2013-04-30 01:23:49)
26.  富江 tomie 《ネタバレ》 
なかなか面白かった。 たぶんコミックのほうがおもしろいんだろうけど。 昔ちょっと読んだことあるけど伊藤潤二の描く恐怖は独特だ。 映画化だとその独特の恐怖を100%は体感できない。 たぶん富江は、「男は美女によって狂う」っていうことのホラーなのかなと思った。 たぶんストーカーみたいに生霊っぽい恐怖だ。 怖いというよりも不気味で、形容しがたい魅力がある。 いや捉えどころがないというべきか。 変な電子音楽が癖になる。 ちなみにゴキブリが嫌いな人は見ないほうがいい。
[DVD(邦画)] 5点(2013-04-30 01:21:27)
27.  踊る大捜査線 THE MOVIE 3 ヤツらを解放せよ! 《ネタバレ》 
こういうのって「思っていたよりも面白かった」っていうのが個人的な感想として多い。 この”踊る大捜査線奴らを解放せ”よもそんな感じだ。 観る前は見る気もしないようなホントつまらなそうな印象だった。 でも”踊る大捜査線レインボーブリッジを封鎖せよ”も以前に見ていたので、 なんだか登場人物のキャラに思い入れができていたのですんなりと世界観に入れた。 警察署内部からみた視点がなんとも面白くて、上司など滑稽に描かれているところも楽しめる。 当時の流行や文化も微妙に取り入れているので ちょっとした懐かしさもあって楽しめる。 ギャグは微妙に癖になるところがある。 たとえば主人公が死ぬ気で頑張ろうとしたときの部下との温度差とか個人的には面白かった。  ただ映画などを見るときには通常のテレビドラマ以上のものを期待してみる事が多い。 ドラマの映画化なんかを見るといつも思うことだけど、 テレビドラマと同等のものを2時間も映画として見せられて満足する客はドラマの熱狂ファンだけだろうと思ってしまう。 ハンニバルレクターの女性版みたいな人物が出てくるがまったく内容がないみたいなのでシラケる。 真犯人の思想は突拍子もないので頭悪い人だとしか思えなかった。中二かもしれない。 そもそもなぜ観る気がしないかって究極的に僕は織田裕二が何故か好きじゃないから。
[DVD(邦画)] 5点(2013-04-04 23:41:47)
28.  七人の侍 《ネタバレ》 
5年くらい前、1回目に見たときは韓国版の激安輸入DVDだったからか、 劣悪な画質と異国語字幕のためかあまりいい印象ではなかった。 その上で少々背伸びをしたのであまりに酷い感想文になった。 それを少し改めたい。 まずこの映画は 農民たちの貧窮を見事に描いている。 ここまで絶望的に弱者を描ききった映画もなかなかないと思う。  戦のシーンは圧倒的だった。 この映画ほど臨場感のある戦のシーンは他に見ない。 ここまで徹底して戦を描いた映画は知らない。 たぶん映画におけるリアリティとはこういうことをいうんだろうと思った。  実は自分が1回目に見て一番印象に残っている場面は仲間集めの場面でも戦場面でもなかった。 最年少の勝四郎が森に入って行き、まるで少年のようにはしゃいでいる場面。 川のせせらぐ静かな森。 祠の辺に咲いている花を摘んだ後のことだ。 奇妙な音楽が流れだして花の咲き乱れる不思議な世界に迷い込む。 花の上に寝転んでボーっとしていると川のせせらぐ向こう側に 花を摘む不思議な服装をした若い女性が現れるという場面。 まるで桃源郷か竜宮城かわからないが不思議な世界。 この幻想的な場面が忘れられずにいた。 もうひとつ、菊千代 (三船)の演技は愉快であるが常軌を逸していて狂気ともいえる。 この七人の侍は正統派映画ど真ん中でありながら物語の中に神秘性や狂気を盛り込むことをも忘れていないところが個人的に素晴らしいと思う。 キャラクター性が素晴らしいのに”キャラクターもの”に成り下がらないのはそれだけ物語が強いからだろうか。 ちなみに自分はキャラクターの中では久蔵が好きだ。 
[DVD(邦画)] 9点(2013-04-03 23:50:21)
29.  江戸川乱歩全集 恐怖奇形人間 《ネタバレ》 
これはかなり素晴らしい、衝撃な作品だった。 いろいろと狂ってる。 始まりの精神病院の場面は狂気とむせるようなエロスが強烈(夢にも見た)。 孤島の雰囲気がかなりヤバい。 世界一のキチガイ映画。 エルトポと同等くらいのカルト映画ぶり。 日本映画でこんなのあったのか。 一番ヤバいのは父親のキチガイ天才ぶり。 演技もかなりぶっ飛んでる。 キチガイ奇形天国はかなり衝撃的なものだった。 そんなエロスと醜さが支配する世界で子守唄が美しく悲しげだ。 これが伝説の人間花火か・・・これじゃ心霊写真じゃん。 なんかこれも狂ってるし変だ。 一度見たら脳から離れない世界だった。 デスボイスの使い方が絶妙。 いろいろと江戸川乱歩の世界を堪能できた気がする。 
[DVD(邦画)] 8点(2013-03-14 01:10:19)(良:1票)
30.  着信アリ2 《ネタバレ》 
なにこれ?怖く無すぎ・・・。っていったらちょっと嘘になるけど。でもただ音とかでビックリするだけ。 Jホラーってあんま見ないし前作も見てませんが。 リング以降のJホラーは怖さをリングの貞子に依存し過ぎてるような気がする。 この着信アリ2ではそれを脱しようと「短髪の貞子」に挑戦してるけどぜんぜん髪型以外は真似してるし、 髪短かったらダメじゃん、日本の怪談として。たぶん「女性の髪が短いのが怖い」って言われるのってあと何十年後か100年後くらい。下手すると来ない。 それからこれもやっちゃいけないことと思うけど続編で恐怖がワールドワイドになっちゃいけない。 たぶん恐怖はその国を超えない。日本の恐怖は日本を超えない。 その土地の恐怖はその土地の人にしか描けない。 だから他国へ行ってその国で恐怖を表現するなんて図々しい気がする。 たぶん世界を超えて得られるものなんて珍紀行みたいな面白さだけだ。 異国の地で日本人がホラーをやってもミステリアスなだけで恐怖ではない。 と、また言い切ってしまえば嘘になるけど。 追いかけてくる少女の笑顔は不気味だ。まるでaphex twinのcome to daddyのPVのようだ。 でもその土地に土着したものを吸収しないでやってもただただファンタジーなだけだ。  他に恐怖の方法がないからって少女に残虐なことし過ぎ。 トリックはあまり面白くないし、警察も導入してるけど間が抜けている。 張りぼてだけでスケールを大きくしても間が抜けるだけだ。 あと、アクション映画じゃないんだから吹っ飛ぶアクションとか欲しくない。 それにホラー映画であってファンタジー映画じゃないんだからラブストーリーもそんないらないというのが僕の意見。 風呂場の死体はよくできてたと思うけどまるで北斗有情破顔拳だ。 楕円の鏡から幻想に至るシーンもたぶんリングからきている。 ヒット故にエンターテイメント色を強くしたため恐怖は色あせてると思う。 前作は観てないけど。 
[DVD(邦画)] 2点(2013-01-09 23:47:03)
31.  ISOLA 多重人格少女 《ネタバレ》 
そういえば多重人格って当時流行ったなぁ。 この作品のタイトルは「多重人格探偵サイコ」と少しかぶるかもしれない。  なんの前知識もなく鑑賞。 ビックリしたのは阪神大震災の被災地を舞台に描いていること。 「復興を心よりお祈りいたします」みたいなことを最初に丁寧に述べておきながら 被災地が舞台である意図は悪意によるものか観客集めにしか見えない(原作があったなんて知らないから)。 恐怖も感動もあまり感じられず、そのくせ被災した土地で生きてる人や犬を呪いで殺していくというのが信じらんない。  なんとなく多重人格ネタとしても面白みがないように思う。 浮遊霊が多重人格者の人格に紛れ込むってアイディアも僕の中にはもう既にあったし、 いつか使おうと思ってたのに、ああもう既にやってたのかと思った。 あとリングの貞子の真似みたいのをJホラーで見ると少しシラケる。 公開当時は週刊誌の背表紙とかで広告観た記憶があるからインパクトはあったのかも。
[DVD(邦画)] 3点(2013-01-09 23:24:20)
32.  恋する幼虫 《ネタバレ》 
なんか変な映画だ。 いつか見たイタリアンホラーのようなオープニング。 目玉をいじくる行為、傷口から触手が、、、変態すぎ。 技巧も何もなく、やってることはバラエティー番組のVTRと同等かそれ以下。 グロ系の純愛もの。 吸血鬼やエイリアンみたいな感じで、 ストーカー行為やカルト宗教、それら人を食い物にする存在をクリーチャーと同等に描いているみたい。 吸血行為の恍惚感は伝わってくる。 この映画のグロ表現はエロスな描かれ方だ。 そして五目あんかけが厭らしい。 B級女優、B級男優が独特なエロさと変態さが漂っていい。 普段の映画とは違うマニアックな面白さがあり、しょうがない映画にもかかわらず最後まで見てしまった。 グロいのにほのぼのするラストの辺は非常に気色悪い。 
[DVD(邦画)] 3点(2012-12-15 23:11:28)
33.  陰陽師 《ネタバレ》 
自分はあんま邦画ってみないんですけど数年前にやたら流行ってたので観賞。 日本の様式美とファンタジーとロマンがまあ良い感じ。 たぶん国宝みたいな場所で撮ってると思うからそれなりに壮大な感じはする。 日本人の心の底にある恨みの恐ろしさと雅な美しさが、まさに陰と陽みたいに少し感じられる映画だったと思う。 後半はかなりゲームやアニメみたいだけど、それなりに楽しめた。 原作小説はかなり面白いのだろうと想像がつく映画だった。  どうでもいい話、麻呂の画像を思い出して仕方がなかった。
[DVD(邦画)] 5点(2012-10-03 01:19:19)
34.  四月物語 《ネタバレ》 
なんかわかんないけどほんのり良い話だった。 淡い系の映像と繊細な感じの音楽が妙に四月という感じがして良かった。 温かな陽光とささやかな物語は初々しい心の表れだろうか。非常に心地よい。 多くの人が経験したかもしれないかつての四月の感覚を見事に表してると思う。 「”リリイ・シュシュのすべて”みたいな映画だ」と書こうとしたら同じ人が監督みたいだ。 監督の名前も俳優の名前も一切覚えないからな自分・・・。  平凡なものを素敵に見せるのは素晴らしいことだと思った。
[DVD(邦画)] 7点(2012-09-29 00:08:26)
35.  稀人(まれびと) 《ネタバレ》 
(2009年映画メモをもとに) 下手なカメラマンのオナニー映画みたいになってた記憶があります。 でも東京の広大な地下空間がたくさん見られてよかった。 地下世界に憧れる僕としては関心があります。 地下哲学が聞けて良かった。 「およそ人の集まるところには必ず地下への入り口があるものです」など。  地下世界で少女(若い成人女性?)が全裸で繋がれていた場面は神秘的。ヌード幻想。 これでレンタルした。地底人みたいの不気味でした。 なんか自分の糞だった東京生活を思い出した。歩道橋から見下ろす場面などで当時の自分が重なった。 見ていて女子高生と援交したくなった。もしかしたら監督も同じ気持ちだろうと思う。 「別れた妻を殺し、実の娘を獣のように飼育した」って、、、製作者も自分の性癖を少しは隠しましょう、、、。 とかいう自分も、あんな少女が手を引いてくれるならば地下世界に行ってしまいたい。 狂った人がどんどん地下に引き寄せられて行くという感じ? 自分もいずれは地下に行くのだろうか? 
[DVD(邦画)] 3点(2012-09-08 20:42:24)
36.  となりのトトロ 《ネタバレ》 
非常に面白い作品です。 童心に帰れるというか、素直な自分に戻れる気がします。 これは夏休みにぴったり。 子供の視点で見事にファンタジーを描いた傑作です。 いやもう傑作すぎます。 僕がこの作品で気に入っているのは自然豊かな情景です。 それが昼と夜とでは全く違った表情を見せるところが素晴らしいと思います。 たとえば病院に行く道にしても昼と夕方から夜とでは全く違うものです。 この作品の夜には孤独と寂しさがあって良いです。 そして幻想があります。 バス停でお父さんを待つ場面は夜の孤独と幻想が見事だと思います。 メイが病院に向かう時の孤独がまた見事です。夕方の病院は遠すぎます。 夕方の描写が心なしか不安になります。 キャラクターはどれも素晴らしいです。 メイとサツキは勿論ですが、お父さんもおばあちゃんもカンタも素晴らしいです。 川を流れる水が透き通って綺麗だったり、そういった自然の描写が生き生きとしてます。 お地蔵さんやお稲荷さん、大木、鳥居など、そういったところに精霊が宿るかのような神秘的な描かれ方がされてます。 そこで流れる音楽がまた神秘的です。 もう何回も見た作品ですが、最近この作品を見ると今になって失ったものの多さに驚きます。 最近ハウル見たんですが、全然違う表現なので驚きました。 見終わった後にトトロや猫バスと別れるのが寂しいと素で思ってしまいます。 宮崎駿の中ではもっとも夢のある作品だと思います。
[地上波(邦画)] 10点(2012-07-13 23:29:50)
37.  マリー・アントワネット(2006) 《ネタバレ》 
 あまりにも優美な美術。 当時のフランス王家の暮らしぶりを見事なまでに再現してるんだと思う。 まるで自分もその王族の一員であるかのような疑似体験をするほどの 密度の濃い完璧な宮廷美術にたびたび圧倒された。 その雰囲気を助長する優雅な宮廷音楽。 甘い甘い宮廷生活はまるでケーキやお菓子のようだ。 パンクロックが使われるとまるで土屋アンナみたいな世界になってくる。 女性の生き方を描いているかのような、どちらかというと女性向な感じの映画だった。 マリーアントワネットの生きざまは女性として美しい。 民衆の暴動はほとんどが音とシルエットのみで不安に描かれています。 以前に何かのドュメンタリーで観た首飾り事件だの、処刑だのといったところは出てこなかった。 甘い宮廷生活の崩壊した風景はまるでマリーアントワネットたちが食い散らかしたケーキのようだった。   
[DVD(吹替)] 7点(2012-06-25 23:48:49)
38.  釣りバカ日誌13 ハマちゃん危機一髪! 《ネタバレ》 
たぶん7年ぶりくらいの釣りバカシリーズをテレビ放送で鑑賞。 とても楽しい作品だった。 この作品はその土地のいいところを紹介してるところが良い。 見てると旅してる気分になる。 なんか元気が出る。 浜ちゃんの愉快なキャラクターが相変わらず楽しい。 他にも黒部会長、開業医など愉快なキャラクターが多い。 美女とめぐるその土地の文化もまた良い。  (釣りバカシリーズに慣れ親しんいないので、他の釣りバカシリーズとの比較が出来なかった)
[ビデオ(邦画)] 6点(2012-06-09 00:24:23)
39.  クリフハンガー 《ネタバレ》 
ずっと見たかった映画です。 いきなり美女の登場で スタローンがやる気満々の肉体美を見せつけるためクライマーアクション。 一転して現金と悪役も登場し、雪山肉弾アクションはさらに盛り上がります。 悪党どもの憎ったらしさと、主人公の傷心が物語の良いスパイスとなってます。   「馬鹿野郎!ふざけ過ぎだぞ!」そりゃお前だろ~!  雄大な自然と山小屋が美しい。 高くそびえる雪山と断崖は男のアクションを熱くします。 映画音楽も壮大なスケール感を演出してます。 アクションの全盛期に作られた感じがして、しっかり王道な展開を踏んでてそれで面白い。 悪党も肉弾アクションも、自然の驚異のイベントも王道ですがそれが良い。 むしろその王道さを楽しむ感じ。  ただ雪山アクションで悪党にハゲが二人もいると、日の出が二つも三つもあるみたいで雪の白さと相まって画面が眩しいです。 映画館で見ると、この壮大な雪山が良い感じなんでしょうね。  
[地上波(吹替)] 7点(2012-05-24 01:23:36)
40.  プリンセス トヨトミ 《ネタバレ》 
ああ、面白かった。クレヨンしんちゃんの劇場版でも見たような感覚だ。 大阪国は今の日本国よりも美しい国でした。  国民が一体になり大切な物を守るという、、、、  ちょっと前に「絆」という言葉が流行って、(大切な絆もあっただろうけど) 絆なんて全然ないのに絆絆って乱用するから、絆って言葉に意味なんてよく分かんなかった。 でもこの映画は絆映画であると思った。  平和な町の中でほのかに漂うシュールさが良い。  突っ込みどころはある。引き出しの中が空っぽなのはちょっとよく分からない。 それから、「大阪府民以外の人間はいないのか?」という問も、残念ながら製作者や監督が気が付かないはずはない。 物語は大阪を描いているわけで、多県民は邪魔だから省いた程度でしょ。 もし社会派映画ならそれで減点の対象にもなるでしょーけど。  リアリティリアリティいうわりに、 綾瀬はるかさんは「乳が揺れる!」と男どもは賛美するのに、「あんなたくさん食べればお腹や顎の肉が揺れるはずだ!」 と、そういうリアリティの無さを非難する声はほぼ聞こえない。 リアリティとはご都合主義なもんだ。リアリティとは自分の都合で変わってくるから。 自分がメタボだとそういうところにリアリティは行き届かない。 リアリティだけで作品を批判するのも手段や口実。   一人が書いた小説の中の設定のズレや不自然さだけで低得点付けるって、 なんかイジメみたい。指で埃をすくう姑の嫁いびりみたい。 あからさまな低予算型B級映画なら自分も同じことしてるだろーけどね。  少年が性同一性障害なのはヒロインがボーイッシュだからってだけかも。 儀式の場面は面白い。 父が子に託すのは、晩酌でもやりながら世間話をするのとは違う。 父と二人で長い道を歩くことなんて僕はそう何回もない。  、、、プリンセス茶子ちゃんが可愛い。 「セーラー服と機関銃」とか「時をかける少女」のような素晴らしいヒロイン。 あんな子は絶対にいない。  やっぱ前半の方が面白いと思った。 父と息子を描いた映画としても少しだけ微妙な仕上がり。
[地上波(邦画)] 5点(2012-05-18 03:18:59)(良:1票)
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