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Oliasさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

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421.  男はつらいよ 寅次郎子守唄 《ネタバレ》 
寅が赤ん坊を背負ってとらやに帰ってくる!というシーンのインパクトが撮りたいために作られた作品、といえなくもなさそうですが・・・。やっぱり、赤ちゃんが両親から捨てられて通りすがりの人に押しつけられるというのは、ネタとして重すぎかなあ。それと、八方さんはダメ父親がはまりすぎなんですが(引取のシーンの経過説明で、ちょっとだけ落語っぽい台詞回しになるのは、あれはやっぱりサービスだったのかな)、寅母のミヤコ蝶々と一緒で、(あれだけの出番でも)強烈すぎて浮いています。●今回、寅さんは、意外にあまりのめり込んでないですよね。いつもの作品だったら、病気か怪我のふりをして病院に押しかけ、そこでお医者さんも巻き込んで一幕、とか絶対にありそうなんですが。むしろ、ガード下で遠くから十朱さんを見て考え込む表情に、何ともいえない奥の深さがあります。
[CS・衛星(邦画)] 5点(2020-07-13 01:17:30)
422.  男はつらいよ 私の寅さん 《ネタバレ》 
シナリオは無難にまとまっているはずなのですが、何か突き抜けてくるものがない。なぜかと考えたら、やはり岸恵子と作品の雰囲気の噛み合わなさなんですね。この人の場合、バリバリの存在感を発しながら、周りとの衝突によって作品世界を高めていくという演技タイプだと思うのですが、このシリーズのようにある程度枠組が定まっていると、どうも何というか、別人格が演技をしているように見えてしまうのです。よって最後には、友達でいましょう云々という、このシリーズには無粋ともいえる直接的な台詞を出さざるをえなくなっています。
[CS・衛星(邦画)] 5点(2020-06-30 01:01:55)
423.  男はつらいよ 寅次郎恋歌 《ネタバレ》 
いやー、こんなじめじめした陰気な寅さん作品があったとはねー。冒頭の雨の降り方からしてすでに陰鬱だし、旅芸人の一座とのやりとりも明るさが皆無。恒例のとらや騒動も、オチも笑いもないまま次に行ってしまう。さらに博母の葬儀関係の描写が延々と続いて、じめじめに追い打ちをかける。ラストの旅立ちも不吉な嵐の中。この変な一貫性は、何かを狙ってたのか?また、見ていて妙に尺が長いなあと思っていたらやはりそのとおりで、その長さがじめじめをさらに増幅している。●池内淳子はもともと落ち着きと風格がありすぎて、こういう純真無垢な役には合わないでしょ。喫茶店の電話のシーンなんかも、なかなか無理があります。●ただし、「逆にマドンナから迫られる形になって、そこで引いてしまう寅さん」の様式をシリーズで初めて提示した功績は大きい。この拡がりが、さらなるシリーズの発展を生み出しました。
[CS・衛星(邦画)] 5点(2020-05-28 00:09:02)
424.  続・男はつらいよ 《ネタバレ》 
初期の基盤形成時期だからそうなんだろうとは思うが、後の作品とは色合いがかなり異なっている。まず、前半の母親絡み、終盤の散歩先生との死別関係など、寅が泣いているシーンがやたら多い。また、そもそも人の死別に寅が直面するというのも、このシリーズでは珍しいのではないだろうか。よって、全体に何か重い雰囲気が漂っています。それと蝶々さん、こういうホノボノ世界の中でこの人が本気出すと、どんな短時間の出演でも全部持っていってしまうというか、動物園の愛玩系の動物の中に猛禽類を放り込んだみたいというか。
[DVD(邦画)] 5点(2020-05-17 00:14:30)(良:1票)
425.  激突!格闘技 四角いジャングル
あれこれ詰め込んでとっちらかった感のあった前作から、今回はきちんと焦点が絞られています。大まかにいって、プロレス・極真空手・キックボクシングの3本柱で、特に、猪木・ユキーデ・藤原の3選手にスポットが当たっています。ほとんどは試合風景であり、もちろんその迫力は圧倒的ですし、ナレーションによる解説も割と丁寧で悪くないです。が、結局は「この試合はこう進んで、こうなりました」で終わっているので、その後とかその周辺(つまりその試合が意味するもの)もきちんと見たかった気がするなあ・・・。
[DVD(邦画)] 5点(2020-05-09 00:40:31)
426.  風来坊探偵 岬を渡る黒い風
風来坊探偵シリーズ第2作。今回は、馬から車には進化してます(笑)。しかし、固定した事務所まで構えていてどこが風来坊なんだという突っ込みを感じさせつつも、都合良く事件の捜査に乗り出します。共通キャラは主人公のみであるにもかかわらず、役者の多くを前作から使い回しているのも微笑ましさを醸し出しています。で、今回の弱点は、敵キャラをいろいろ重層的に設けた結果、かえって全体がごちゃごちゃしてしまっていること。凝ったつもりなのでしょうが、前作の魅力だったシンプルさがなくなってしまいました。探偵とライバルのキザな会話はしっかり前作を継承しており、こういうところは現在の脚本家も見習ってほしいものです。
[DVD(邦画)] 5点(2020-04-10 00:13:04)
427.  格闘技世界一 四角いジャングル
この大きく出たタイトルからして、どこまで話を広げるのか、あるいは逆に狭く深く突っ込むのかが興味津々だったのですが、意外なほど中途半端。いろんな格闘技のいろんなシーンをとりあえず持ってきて、まとめて並べただけです。また、それがどこにどういう影響を与えたとか、その背景にはこういうことがという突っ込みとかも特になされていません。●メインはやっぱり猪木なんですが、その猪木の強さを引き出した二大功労者であるタイガー・ジェット・シンとアンドレ・ザ・ジャイアントにきちんとスポットを当てている点は評価したい。●相撲もちょっとだけ出てきますが、当時の力士の標準体格からすると、やっぱりジェシー高見山ってとてつもない存在だったんですね。あと、「長岡」時代の朝潮が出てくるのは、貴重かも。
[DVD(邦画)] 5点(2019-12-01 01:13:11)
428.  眠狂四郎 勝負 《ネタバレ》 
狂四郎のキャラは前作に引き続き今ひとつなのだが、この作品は脇役がとにかく楽しい。前半の不穏な雰囲気から後半の美しさへの変化が見事な藤村志保様(銭湯のくだりは名シーンだと思う)をはじめ、はじける若さが眩しい高田美和(後半出番がないのが残念)、悪役ながら最後はしおらしくなる久保菜穂子と、女優陣が特に充実。また、加藤嘉が全編にわたってこれだけ喋りまくるのも珍しいのではないか?というわけで、孤高の剣士の活躍譚というよりも、むしろ「狂四郎と愉快な仲間たち」と言った方がしっくりくる作品です。
[CS・衛星(邦画)] 5点(2019-11-22 21:45:55)
429.  瀬降り物語
山野を流浪しながら生活する山の民を描いた作品。と、題材はとてつもなく魅力的ですし、大自然の風景を駆使し、山中生活もきちんと描いている導入部では期待が高まるのです。ところが、中盤以降が着実に失速していて・・・原因はいろいろ考えられるのですが、一番の理由は、登場人物の言動が結局はその辺の街中の人たちと一緒で、長年の山間生活が個人の内部にどのように根付き、どのように表れるのか、という点に踏み込まれていないこと。そして、その状態で進行しているので、最後の収め方のところなどはほとんどグシャグシャになっています。あと、女優4人を脱がせているのも、何かあったらとりあえず脱がせました、という感じで、必然性や敬意が感じられません。
[DVD(邦画)] 5点(2019-07-08 01:24:40)
430.  虹の中のレモン
ヴィレッジ・シンガーズの主演作第2弾。ただ今回は、ひたすら青春一直線だった前作と少し違い、ヒロインが孤児の世話をしていたりとか、竹脇無我と加東大介の親子対立問題が絡んだりとかがあったりして、微妙に作品に暗い影が漂っており、それがGSパワーも削ぐ結果となっている。大体、竹脇先生の場合、気合を入れれば入れるほど一気に作品をシリアスに塗り替えてしまうので、それと爽やかヴィレッジが合うわけがないのです。しかも、竹脇先生と中山仁の共演シーンなどでは、とたんに画面にまともな演技的雰囲気が満載になってしまうのが、逆に笑えてしまうので困ります。あと、GS映画恒例の?ヘルプ出演は、パープル・シャドウズです。
[DVD(邦画)] 5点(2019-05-15 21:35:05)
431.  海よりもまだ深く 《ネタバレ》 
この作品の問題は、実は母親役に樹木希林を充ててしまったことではないかと思う。物語の構造からいえば、この母親は、背後にふっと潜んでそれでいて気がつけば各人物へのいろんな影響を感じさせるような、そんな役回りなはずなんだけど、画面登場時の求心力があまりにも強力であるため、むしろ彼女が主役であるかのようなパワーバランスになっている。それについては、小林聡美の別方向への求心力という偶然要素によって何とか破綻は免れているが、聡美さんは聡美さんであまりにも芸達者なので、あれ以上出番が増えていたらえらいことになっていただろう。●で、一番見たいのはやっぱり、阿部寛と真木よう子のやりとりなんですよ。別れた後の夫婦という設定ならではの、実に微妙な距離感、そして愛憎。ところがそれにたどり着くまでが異様に長い。妹夫婦が帰って「一家四人」になってからは、外に襲来する嵐のごとく、心理の綾が飛び交う怒濤のハイレベルドラマを展開してくれるのですが、なぜそれまでがああまで長かったのか、意味が分かりません。
[CS・衛星(邦画)] 5点(2019-01-10 01:53:43)
432.  早春(1956) 《ネタバレ》 
私はこの監督の、しつこいくらいの正面カメラ目線の切り返しと、やたら段取りまる出しで間の空く台詞のやりとりが嫌いなのですが、この作品はその要素が比較的少なめで、したがって楽しんで見ることができました。不倫を扱っていながら、池部良と岸惠子、池部良と淡島千景、双方とも「何となく」収束しているのが良い。ただ、それでも2時間半は長すぎ。
[CS・衛星(邦画)] 5点(2018-10-19 03:13:15)
433.  隠し砦の三悪人 《ネタバレ》 
特に序盤に顕著なのですが、各シーンがいずれもつなぎ、つなぎ、つなぎ。なので、深みがありません。唯一の例外はお姫様の「この数日は本当に楽しかった」であり、ああそれなら、逆にお姫様視点ベースで(とはいわぬまでも、もう少し軸として絡ませた上で)構築していけばよかったんじゃないかと。その関係でも、途中で救出する百姓娘なんかは、物語に濁流を生じさせるほどのパワーを秘めていたはずなのに、そのあたりも計算を外れることを許されず封じられているのが、何とも惜しい。
[CS・衛星(邦画)] 5点(2018-10-14 01:56:51)
434.  幻の湖
いや、あの、すみません。私、テレビによく出てた頃の南條玲子さんが大好きだったのです。それでも、こんないわくつきの作品で主演をする南條さんというのは見たいような見たくないようなで、ずっと避けていたのですが、遂に意を決して見ることにしました。●その目的からすると、案外悪くないのですよ。だって、とにかくほとんどのシーンで、延々と南條さんが見られるのですから。しかも、ランニングシーンでは、お顔が美しいだけではなく、足も長くてスタイルも非常に良い、という発見もあったりするのです。加えて、ランニング指導が、あの名ランナー宇佐美彰朗さんです。そうです、走るフォームからしてすでに美しいのです。●その一方で、再三挿入される雄琴近辺の山や湖のショットはちゃんとしてたりとか、時代劇パートになると突然なぜか進行が引き締まったりとか、そんなところもお茶目だったりします。●というわけで、まあとにかく、南條さんの美しさを存分に保存したという歴史的価値に5点。
[DVD(邦画)] 5点(2018-07-22 01:29:40)(良:1票)
435.  故郷(1972) 《ネタバレ》 
あえて起伏を少なくしようとしたであろう作り方は分かるが、それにしても主人公の内面はどこまでも表出されておらず、結局は「舟を廃業して出ていっただけ」に見えてしまう。この辺は、日本各地の風景や出会いを媒介として巧妙かつ周到に主人公のステップを追っていった前作とは逆の結果になってしまった。一方で、道化役のはずの松下さん(渥美清)は異様に生き生きしており、むしろこっちの方にドラマが感じられる状態になっている。そのバランスが今ひとつかみ合っていない。
[CS・衛星(邦画)] 5点(2018-03-29 01:14:47)
436.  河内のオッサンの唄 よう来たのワレ 《ネタバレ》 
前作から勢い余ってもう2作目、ということなのですが、勢いだけではやはり成り立たなかったことも同時に分かってしまう。この作品は、周辺のおっちゃんおばちゃん連のよく分からないカオス状態が肝だったのに、田中邦衛扮するゲスト的人物を軸に立ててしまったため、その辺の任侠系人情ドラマと同じ次元になってしまったのです。よって、展開も妙にちぐはぐ、川谷拓三の気合も空回り気味。前作で異様にインパクトがあった夏純子嫁も、意外に機能していない。
[DVD(邦画)] 5点(2018-02-17 17:32:48)
437.  ウルトラマン怪獣大決戦 《ネタバレ》 
レッドキング・ネロンガ・バルタン星人・バルタン星人(2代目)・レッドキング(2代目)という5作をまとめた作品。って、レッドキングは67年版でもすでに使っているのに、どんだけ使い回されるんでしょうか・・・しかも、チャンドラーとの対決シーンがなぜか後の方に移されてますが、あれは多々良島到着後いきなり出てくるのが格好いいのに。ネロンガは何で選ばれたのかまったく不明。バルタンは、トップ人気怪獣なので、まあ仕方ないか。で、通して見て意外によかったのがレッドキング(2代目)で、ギガス・ドラコとの3怪獣対決シーンは、絵面としても豪華ですし、各怪獣のリアクションがいちいちコミカルで笑えます。
[DVD(邦画)] 5点(2018-02-12 01:55:21)
438.  長篇怪獣映画ウルトラマン 《ネタバレ》 
ウルトラ兄弟シリーズのまさに原点であるベムラー、人気面ではトップのレッドキング&ゴモラ(前後編)の回ということで、まさに「基本中の基本」であるわけです。が、ベムラーはいきなり科特隊が倒したように編集されていて、つまりウルトラマンの地球デビュー戦を削除しているわけで、結構大胆な改変かも・・・。レッドキングの回は、多々良島到着後いきなりチャンドラーとの怪獣対決(&それを見て逃げるマグラ)という豪華シーンが、今見てもぞくぞくします。ゴモラは大阪城破壊シーンが有名なのですが、よく見るとその前に中央公会堂を破壊している!あんなミニチュア(それも一瞬だけのために)、よく作ったなあ。
[DVD(邦画)] 5点(2018-02-09 00:21:03)
439.  野菊の墓(1981) 《ネタバレ》 
当然ただのアイドル映画なんだろうと思いながら見始め、まあ主演2人の大根ぶりは逆に微笑ましくなるくらいなんだけど(ただ、まあ、余計なかっこつけをしていないので、そんなに不快感がないという不思議)、一方で映像関係は、無駄なほどレベルが高いのです。冒頭の川面の鈍い光とか、茄子畑や綿畑の遠景の美しさとか、家の中のシーンの細やかな影とか。あと、今さらなんだけど、この下っ端下女役でこれだけの存在感を示している樹木希林が凄い。特に、暇をもらったことを政夫に伝えに行くシーンのインパクト。●花嫁行列のシーンは、政夫と民さんが「会ってしまった」のが惜しい(あれで緊迫感が逆に壊れてしまった)。あそこは、帰り着いたらすでに行った後だったか、せめて影から何もできず見送るくらいにして、できれば台詞もなしで行ってほしかったのだが。
[CS・衛星(邦画)] 5点(2018-02-01 00:19:15)(良:1票)
440.  ザ・スパイダースの大騒動 《ネタバレ》 
スパイダースとしては3作目なんだけど、前作以上にマチャアキと順に出番が集中しており、他の5人はほとんどバックメンバー以下の扱いである。ただこれは、この頃から、2人のコメディアンとしての才能が萌芽しかかっていて、自然にカメラを引き寄せるようになったという側面も大きいのだろう(実際、台詞の量は、アイドル映画にしてはかなり多い)。もっとも、中身は悪い意味で本当に何もなくて、要するにマチャアキがふと出会った女性に恋をして失恋するというただそれだけの話なんだけど、それだけではもたないので、空想癖のある青年という設定にして、無意味に時間を稼いでいるのがミエミエ(入り方が全部一緒なので、すごく単調になっている)。
[DVD(邦画)] 5点(2018-01-10 02:22:03)
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