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飛鳥さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 1679
性別
自己紹介 今まで観た映画の記録を整理したくなり、レビュー開始。
物忘れが良いのでメモを残しておかないと、印象薄めのものは内容をすっかり忘れていたり、前に観た映画も初見かと思って後半にようやく気づくなんてことも。
備忘録を兼ねているので、ほとんどのレビューはネタバレで書いてます。

10 至高の殿堂入り
9 心に残る傑作 
8 もう一度観たい佳作
7 面白い
6 そこそこ面白い
5 普通
4 それほど面白くはない
3 面白くはないが見どころがなくはない
2 全然面白くない
1 酷い駄作
0 呆れ果ててもはやネタレベル

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421.  自殺サークル 《ネタバレ》 
冒頭シーンのように画としてのインパクトだけで、それ以外は何も残らない。 なぜ死ぬのか、剥がされた皮膚は何なのか、自殺クラブとは、電話の子供の正体は? 謎を次々と提示しておきながら、結局なんじゃそれ状態で終わる。 こういう思わせぶりで、収拾できずに放り出しているような映画は大嫌い。 後半は失笑の連続で、ストーリーは破綻しているし意味不明。 テーマや哲学の輪郭は断片的にわかるが、ストーリーの構築がデタラメなために線としてつながらず。
[インターネット(字幕)] 1点(2013-01-09 00:10:45)(良:1票)
422.  ありがとう (1996)
山本直樹の漫画が原作だが、漫画のほうが面白い。 危険でぶっ飛んだ毒気や生々しさが、どうしても薄まったように感じられる。
[ビデオ(邦画)] 4点(2013-01-09 00:09:16)
423.  冷たい熱帯魚 《ネタバレ》 
村田夫妻のイカれたサイコキラーぶりがすごい。 でんでんと黒沢あすかが好演。 愛犬家連続殺人事件をモチーフにしているが、人の心の隙間を見抜いてつけこむのが天才的な悪党ぶりは、尼崎事件も彷彿させる。 最終的には透明にすればいいんだからというイカれた論理を振り回す。 風呂場で言葉遊びをしながら笑って死体を肉片に処理していくのが異様。 夫婦のあっけらかんとした明るさが、猟奇事件のどろどろした陰湿さを感じさせない。 巻き込まれて共犯者になった男に、サイコにターゲットにされた恐怖と無力感が漂う。 殺すしかないところまで追い詰められたギリギリの心境が伝わってくる。 ラストまで不快感がまとわりつくが、有無を言わせないテンポで異常な世界に巻き込まれていく。  社本が渾身の力を振り絞って自分の力でスッキリさせた姿は、血まみれでも尊くさえ見えてくる。 星を眺めることが好きなロマンチストで自己主張もできない男が、仮面を捨てて自分の足で初めて立ち、カタをつけた。 それなのに、命をかけて娘に伝えた言葉が娘には通じず足蹴にされてしまう。 それが簡単には取り戻せない現実の悲哀を感じさせて切ない。 娘が父の思いを素直に泣いて受け止めるラストであれば、一気に凡庸な作品になっただろうが、そうしなかったのがよかった。 嫌悪感を催すけれど、妙に心に残ってしまう毒のある映画だ。
[DVD(邦画)] 7点(2013-01-08 23:58:59)
424.  人間の証明 《ネタバレ》 
主題歌と飛んでいった麦藁帽子ははっきりと印象に残っている。 ただ、話はそれほど感動しなかった。 連ドラに相当する内容を2時間に詰め込めば、あらすじを追うようなものにしかならない。 母の殺意を知った黒人が自らナイフを深く突き刺すあたりが泣き所なのかな。 泣かそう泣かそうとしているのはわかるが、これでは泣けない。 それでも当時は角川映画全盛期で人気はあったようだが、内容よりもプロモーションの成果か。
[地上波(邦画)] 4点(2013-01-08 00:43:15)
425.  ねじ式
原作の漫画も読んだが、つげ義春の描く独特の世界はシュールでよくわからない。 アングラ演劇のような雰囲気で、寺山修司の舞台を思い出した。 明快なストーリーではなく夢の中のイメージのような感覚的作品は苦手。 ただ、なんだかわからないながらも不思議なパワーと生々しいエロスは感じる。  ストーリーは残らないが、断片的なイメージが頭の中に残る。
[ビデオ(邦画)] 4点(2013-01-08 00:38:14)
426.  少女 an adolescent 《ネタバレ》 
少女と中年の警官の恋愛が退廃的なトーンで描かれる。 フランス映画に見られるようなテイストで、音楽にもフランス音楽が使われているので意図的だろう。 陽子役の新人小沢まゆは、さすがに中学生ほど幼く見えないが少女には見える。 奥田瑛二も危ないエロ中年の匂いが出ていて好演。 半身の鳥の刺青の入ったエロ警官、警官をSEXに誘う中学生、交尾中の犬に拳銃をぶっ放す兄、孫の裸を盗み見る彫り師、ラリって車で事故死する男…。 どこかネジの外れた危なっかしい人間ばかり出てくるのは、奥田ワールドなのか。  孫娘の綺麗な肌に刺青を彫ろうと説得する爺さんの論理がぶっ飛んでいる。 陽子と母が同じ男を巡って醜く争うは、父が首を吊った煙突から兄が飛び降りるは、もうドロドロのメチャクチャ。 そんな崩壊した家庭の中で、陽子の男への思いは一途。 男と対になる半身の鳥の刺青を掘って、二人で羽ばたくことを夢見る。 背中一面に彫り物を施されるシーンは、なかなか印象的。 ただ、主人公の警官がどうしても好きになれないので、作品の評価もそのぶん下がってしまう。
[ビデオ(邦画)] 5点(2013-01-08 00:29:47)
427.  催眠 《ネタバレ》 
催眠と多重人格って、それで何でも説明できてしまうから、夢オチと同じで飛び道具のようなもの。 辻褄合わせにもってこいなので、よっぽどうまく使わないとずるい印象を与えてしまう。 ところが、この飛び道具を2つ使ったのに、ストーリーがめちゃくちゃで辻褄の合わないことだらけ。 刑事(宇津井健)が拳銃で死ぬ場面などは噴飯もの。 金属音を聞くまいと劇場の外に逃げ出そうとするが、なぜ先に耳を押さえない? それに河童のエピソードが自殺するような理由なのか? だいたい催眠でどういう暗示を与えるにしても、誰でも自殺に追いやられるというのが説得力がない。 極めつけは、由香が宇宙人だか化け物だかに変化したシーン。 心理サスペンスと思っていたのに、突然オカルト的なホラー展開になった。 怖いというよりも、口があんぐり。 緑の猿の正体が人間の心だといわれても、話が完全に破綻しているのでわけがわからない。 菅野美穂の熱演だけがむなしく光る結果となった。
[地上波(邦画)] 2点(2013-01-07 00:32:23)
428.  イノセントワールド
桜井亜美の原作は過激で危なっかしくて面白かった。 映画は小説にあった危険でダークな薫りが消えて、気の抜けた炭酸水のようになっている。
[ビデオ(邦画)] 2点(2013-01-07 00:21:45)
429.  夜がまた来る 《ネタバレ》 
夫を殺害された妻が、ヤクザ相手に我が身を捨てて復讐する物語。 夏川結衣がまだ新人で演技に拙さが見られるものの、文字通り体を張った熱演は見ごたえあり。 広い浴場で魂の抜けた人形のようにヤクザに身をまかせているシーンが印象的。 Vシネの雰囲気がぷんぷんするような作品だが、夏川好きなら見て損はない。 個人的にはコミカルな演技の夏川のほうが好きだけど。
[ビデオ(邦画)] 6点(2013-01-07 00:20:19)
430.  それでもボクはやってない 《ネタバレ》 
面白いというか、恐ろしいというか…。 裁判官、警察が神様ではなく間違いのある人間であることを今更ながらに思い知らされる。 こんな酷い目に遭うのかという衝撃。 そりゃあ大の大人でも泣きたくなるだろう。 加瀬亮がハマっていて、冤罪への苛立ち、無念、怒りが実によく出ている。
[DVD(邦画)] 7点(2013-01-07 00:17:23)(良:1票)
431.  らせん 《ネタバレ》 
ホラーというより『リング』の謎の解説編って色合いが強い。 ビデオだけではなく文章からもウイルスが発生し、ウイルスの増殖に手を貸せば死なない。 貞子は自分のDNAデータをビデオに念写し、それが安藤の体から舞の子宮に入り込んで生まれ変わった。 貞子の望みは、自分がずっと味わってきた恐怖をみんなに伝えること。  ただ、呪いのビデオの科学的な裏づけを見せられても、それがメインで求めているものではないので。 理屈っぽくなった感は否めず、ホラーとしてはつまらなくなってしまった。 『リング』には、わけのわからないものへの怖さがあった。 ところが、生まれ変わった貞子の口からいろいろ説明されると、そういう怖さは消えてしまう。 ラストで安藤の息子と高山が生前の姿で復活したのには、前半から科学的な解説をしてきた割にはご都合主義すぎてうんざり。 科学とオカルトという本来相容れないものを無理に融合しようとするからおかしなことになる。
[地上波(邦画)] 2点(2013-01-07 00:15:11)
432.  地下鉄(メトロ)に乗って 《ネタバレ》 
『三丁目の夕日』辺りから昭和ノスタルジーの流れが目に付く。 この作品も昭和の風情がたっぷり。 真次がタイムスリップで、嫌って縁を切った親父の若い頃に出会う。 その交流の中で親父の知らなかった面を見て、親父への見方が変わっていく。 かなり都合よく頻繁にタイムスリップで時代を行き来するなど、細かくみればおかしなところは幾つもある。 でも、それはファンタジーなので百歩譲ってサラリと流そう。 ただ、みちこのエピソードや佐吉のキャラにはついていけない。  長男を亡くして悲嘆にくれた佐吉が、その直後にお時のおなかをさすって目を輝かせている。 そんなにすぐに子供を亡くした感情が切れ替えられるのか? 不倫関係にあった真次とみちこは、実は異母兄弟だったということが判明。 その後、みちこがお時を階段から落として、おなかにいた自分自身を殺す。 これがまったく理解できない。 愛する真次のためには自分は生まれてこなければよかったってこと? だったら、生まれてくることを喜んでたお時と佐吉はどうなる? そして、その姿を見てみちこが流した感動の涙はいったいなんだったのか? 前後の流れが違っているので、いきなり逆噴射を食らったよう。 より悲劇的に、よりドラマティックにしようとして、意味不明なことになっている。
[映画館(邦画)] 4点(2013-01-06 01:13:09)(良:1票)
433.  グミ・チョコレート・パイン
原作の大槻ケンヂの冴えない青春時代を、ケラ流のアレンジで映像化。 高校生の悶々とした思いは、心当たりのある人も多いだろう。 あの頃がほろ苦い後悔と共に思い出されて、こそばゆくなるような作品。
[映画館(邦画)] 5点(2013-01-06 00:55:21)
434.  模倣犯 《ネタバレ》 
とにかく演出がこざかしくてウザい。 新しいものに挑戦したかったのかもしれないが、サスペンスの雰囲気ぶち壊しで、小ネタを挟んでくるのも薄ら寒い。 明らかに宮部みゆきの作風ではないので、演出が台無しにしている。 ミステリーなのか、コメディなのか、ヒューマンドラマなのか、どういう方向を目指しているのかがわからず、座り心地の悪いままに話が進む。 結局、どこにもたどり着けず空中分解を起こしたかのような作品。 あの自爆してぶっ飛んだ黒ひげ危機一髪の首のように。 アレが最低評価を決定するとどめの一発だったが、突然シュールなナンセンスコメディになるとは…。 しばらく経っても、あのシーンだけで思い出し笑いができるくらい。 でも、原作者と映画館に足を運んだ観客は笑えなかっただろうな…。
[DVD(邦画)] 0点(2013-01-06 00:52:49)
435.  輪廻(2005) 《ネタバレ》 
優香はバラエティでは生きた表情をするので、ずっと見ていられるほど魅力がある。 ところが、テレビドラマだといかにも作り物になって、全然魅力を感じなかった。 なので、映画でもまったく期待していなかったが、思ったよりずっと良かった。 少女の生まれ変わりかとミスリードしておいて、実は犯人の……。 生まれ変わりはホラーでもよく使われるが、ワンアイデア加わって作品が引き締まった。 ホラーとしてよくまとまったストーリー。 人形は不気味すぎて女の子の所持品としてはリアリティないけど、怖がらせるアイテムにはなっている。 ホラーのなかにも切なさを感じるのが好みだがこの映画にはそれがなく、救いのないラストで後味は悪い。 「ずっと一緒だよ」をもう少し救いにつなげてほしかったが。
[地上波(邦画)] 5点(2013-01-06 00:48:57)(良:1票)
436.  ザ・レイプ(1982) 《ネタバレ》 
田中裕子はすごい美女ってほどでもないけどフェロモンがすごい。 レイプ裁判を中心にストーリーが展開するが、事情聴取や裁判などを通してのセカンドレイプがリアルに描かれる。 過去の不倫体験や中絶など隠しておきたいことまで相手弁護士に暴露されてしまう。 原作が落合恵子だけに、女性から見た繊細な心の動きを巧みにとらえている。 恋人も傷を受け、次第に壊れていく二人の関係に、被害者のダメージに対して加害者の罰の軽さが浮き彫りになる。 息を吐くようにウソの言い逃れを続ける加害者と、執拗に被害者を攻撃する弁護士が憎々しい。 これまで何度も取り上げられてきたテーマであり、今観ても目新しい視点は何もないが、丁寧に物語を紡いではいる。 公開当時は社会派ドラマとしてインパクトもあっただろうが、予想の範疇に収まっていて少し古くなった嫌いはある。
[ビデオ(邦画)] 5点(2013-01-05 00:33:46)
437.  ゼブラーマン
バカバカしい話なので途中で嫌になるかもと思ったが、クドカン脚本でそれなりに楽しめる。 ただし、あんまり後には残らない。 鈴木京香扮するゼブラナースの胸元が一番印象に残ったくらい。 荒唐無稽でチープなB級テイストだが、この映画はそれでいい。
[映画館(邦画)] 5点(2013-01-05 00:29:31)
438.  くりいむレモン 《ネタバレ》 
ごく普通の女子高生と大学生のありふれた恋愛もの。 連れ子同士の兄妹という関係を除けばだ。 妹役が童顔で実年齢より幼く見え、本物のどこにでもいる女子高生の雰囲気。 セリフが少なく、たっぷりと間を使った演出が、妙なリアル感を醸し出す。 兄妹のぎこちなく互いの気持ちを探りあう様子がうまく表現されている。 この空気感は良かったんだけど、どうにも中途半端な作品になってしまった。  両親が海外出張で留守なのをいいことに、関係を持った後はやりまくる二人。 ところが、濡れ場をまともに撮ることなく、セミヌードにしかなっていない。 それならストーリーで魅せるのかと思えば、そうでもない。 間をたっぷり使った演出のせいか、話が詰め込めずに薄っぺらになっている。 ストーリーが展開しきれなかったのか、ラストも歯切れの悪い終わり方。 リアルに性を描くでもなく、ストーリーで巻き込むでもなく、どっちつかずになったのがもったいない。 やりようによってはもっと面白いものになる雰囲気はあったのに。
[DVD(邦画)] 4点(2013-01-05 00:25:22)
439.  学校の怪談
昔見たときはそれなりに楽しめたけど、今見たらどうかな。 このシリーズは子供向けホラーであり、大人が見るならファンタジーとして楽しむべきものか。 小学生のときに学校の視聴覚教室か体育館で観てみたかった。 それなら観た後に大盛り上がりしただろうな。
[ビデオ(邦画)] 4点(2013-01-05 00:22:10)
440.  暗いところで待ち合わせ 《ネタバレ》 
乙一の原作は先に読んでいたが、映画より小説のほうが面白い。 中国人に変わった設定が少ししっくりこない。 一風変わったサスペンスなので、原作を読まずに観ていたらもっとインパクトがあったと思う。 ネタバレの状態だと、サスペンスの醍醐味であるハラハラドキドキ感がどうしてもなくなってしまう。  ただ、田中麗奈は少し臆病な全盲の少女を好演。 『がんばっていきまっしょい』がピークかと思っていたが、この作品はとても良かった。 孤独で閉じられた魂が寄り添ってほのかな温もりが生まれる。 リアリティには欠けるが、ファンタジー的な純愛物語。  事件の真相には拍子抜けする。 女が突然ホームによじ登って走り寄り、男をホームから突き落とすというのがありえない。 男のすぐそばにアキヒロがいたのに。 小説ではあいまいな描写のせいで気にならなかったが、映像でははっきりとした違和感を覚えた。 ミステリーとしては失敗作だが、純愛ものとしては成功している。 それも田中麗奈の存在があってのことで、ラストシーンがとても可憐だった。
[DVD(邦画)] 6点(2013-01-05 00:21:04)
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