421. 男はつらいよ 葛飾立志篇
いきなり桜田淳子が登場して、新たな展開を感じるが、結局はいつもの通りの安心感ある映画。 出来としても、シリーズの中で平均的なものではないかと思う。学問をテーマにするのはこんなところかも。 [CS・衛星(邦画)] 6点(2015-05-02 21:15:40) |
422. ALWAYS 三丁目の夕日‘64
さすがに安定感のある映画になっている。 ただ、1作目、2作目よりは泣けなくなってきた。この安定感が逆に作用しているかもしれない。 それに「あの頃は良かった」というテーマではなくて、「あの頃は未来に期待していた」という作品だということを実感した。 [地上波(邦画)] 6点(2015-05-02 00:55:57) |
423. 雨月物語
《ネタバレ》 家族との幸せが何よりも大事、というテーマに沿った映画だが、幻想的な面もあってなかなか見せるものになっている。 でも、古い映像が分かりにくさを助長しているので序盤は物語に入りにくい。 こういった分かりやすいストーリーは旧い映画の方が合う、とも言えるけど。 [CS・衛星(邦画)] 5点(2015-05-01 23:13:11) |
424. 切腹
面白い。時代劇でこれだけ完成度が高い作品なのに全く知らなかった。 語りが多いがとても引き込まれる。無常感は強いものの納得感もある。 [CS・衛星(邦画)] 7点(2015-04-29 18:53:25) |
425. 帰郷(2004)
《ネタバレ》 こういう作品は評価が難しい。主人公に対する気持ちがどうなるかで思い入れ度が変わると思う。 展開は斬新でもなく比較的ありきたりで、結局は一人で東京の現実の中に帰ることになるのだが、そこの侘びしさ感が残る最後のシーンを描きたかったのだろうか。 途中の子供と過ごす物語が弱いのが映画全体を弱くしている。全体を10分ぐらいで描くべき世界だと感じた。 [地上波(邦画)] 4点(2015-04-27 22:06:55) |
426. 寄生獣
奇抜な発想の物語(設定)だが、映画として面白いかというと微妙だ。 それでも、今後の展開をちょっとは期待する気にもなる。そのぐらいにはストーリーの魅力はある。 [地上波(邦画)] 4点(2015-04-27 00:11:13) |
427. 横道世之介
後から思い返す「あの時代」を等身大で上手く描いている。 現実において、こういった物語を自分自身が持っていたわけではないけど、それでも何故か懐かしい感じがする。 これ程長くても、まだもっと観ていたい...多くの人がそう思ってしまう優しい映画だと思う。 [CS・衛星(邦画)] 8点(2015-04-25 23:32:41)(良:1票) |
428. 男はつらいよ 寅次郎相合い傘
《ネタバレ》 リリー再登場で、「男はつらいよ」の毎度のパターンをちょっと超えて結構良い出来の作品になっている。 この時代における女の自立とジレンマも上手くリリーと寅さんに言わせている。 この相手と結婚しないとなるともう一生独身かな...という切なさが漂う。そういう物語になってしまった。 [CS・衛星(邦画)] 7点(2015-04-25 23:30:23)(良:1票) |
429. 男はつらいよ 寅次郎子守唄
おいちゃんが下條正巳に、ということでこの人は見慣れているが落ち着いた雰囲気だったんだ、と分かった。 物語はほどほどの展開で、何故か今回は集中出来ずに淡々と観てしまった。さくらは合唱団を今後も継続してやっていくのかなとか、昔の旅館ってほとんど相部屋だな、とか(ある意味)どうでもいいことが気になったり。 [CS・衛星(邦画)] 5点(2015-04-18 23:23:25) |
430. 家族(1970)
《ネタバレ》 日本映画ってこういうのだろうな、と感じる。 長崎から北海道の東(中標津)まで、途中の大阪や東京での出来事を織り交ぜ、最後まで一気にみせる。 去っていく魂と、また新しく生まれる魂とが入れ替わって、家族というものは変わっていくものだということも意識させる。 ちょっと哀しいところもあるけど、良い作品だと思う。 [CS・衛星(邦画)] 7点(2015-04-18 20:58:56) |
431. はじまりのみち
映画愛に溢れている映画...として作られたんだと思う。 終盤の映画つなぎ合わせの感動感はなかなかのもの。問題は、前半の退屈さかな。「映画」としての面白さという面では評価が難しいかもしれない。 [CS・衛星(邦画)] 5点(2015-04-16 23:03:16) |
432. 築城せよ!
B級映画っていう感じが満載で、くだらない割にはそこそこ楽しめる。 最後まで見続ければ(あくまでも)それなりに面白いと思うけど、そこまで行き着かない人も多いと思う。 ナツキ(海老瀬はな)は結構可愛いし悪くない。 [地上波(邦画)] 5点(2015-04-12 23:36:56) |
433. HANA-BI
北野武の作品は本当に独特な雰囲気があって、そのことはとても評価できる。 この映画も少ない会話と、バイオレンスと、シュールな内容、そして希望の無い未来のための現在の空虚感がよく表されている。 [CS・衛星(邦画)] 7点(2015-04-12 12:21:44) |
434. 男はつらいよ 寅次郎恋やつれ
吉永小百合、前回よりもキレイになって再登場、と(個人的には)思った。 安定感ある物語だが、マドンナが寅さんに再会とかした時に必ず満面の笑みを浮かべるのは違和感なるな、と毎回思う。 でも、これだけ続けてシリーズを観ているととりあえず全部観るか、と考えている。 [CS・衛星(邦画)] 6点(2015-04-11 22:20:17) |
435. 新幹線大爆破(1975)
いや〜、思ったよりも良く出来た作品。 ちょっと長い気もするけど、多くの要素を詰め込んでいるのでこうなるか。もちろん、現代であればもうちょっと違う凝り方もあったと思うけど、この時代であればなかなかのもの。 [CS・衛星(邦画)] 7点(2015-04-11 20:11:02) |
436. 男はつらいよ 私の寅さん
《ネタバレ》 今回はこれまでのシリーズとちょっと違って、地方(大分とか)巡りは寅さんじゃなくて、おいちゃん夫婦とかさくら一家とかになっている。 マドンナも芸術家で終わり方も多少しんみりしている。いつもの枠組みの中で別の試みをやっているような作品。 [CS・衛星(邦画)] 5点(2015-04-04 23:52:56) |
437. 福耳
最初は、あまり好きなタイプの映画じゃないな〜、と思っていたけど、結構夢中になれて最後はちょっとした爽快感が残る、という出来。 いいと思うけど、「福耳」の詩のメッセージとか、底に流そうとしている主張を強く感じる作りにはなっていない。そこが惜しいか。 [地上波(邦画)] 7点(2015-03-29 23:31:09) |
438. 新・サラリーマン専科
想像していたより面白かった。最後の小野リサ(?)の曲が流れているところは清々しい感じすらする。 こういうドラマのような映画もありだと思う。サラリーマンの状況よりは家族という観点が強いが分かりやすい。 [CS・衛星(邦画)] 6点(2015-03-29 00:10:19) |
439. わが母の記
映画の雰囲気はとても良い。俳優や登場人物も合っていてストーリーはともかく、引き込まれる。 作品自体は、結局何だったんだろうというぐらいの平坦さなので、評価が難しい作品。 [CS・衛星(邦画)] 6点(2015-03-28 21:52:47) |
440. 男はつらいよ 寅次郎忘れな草
リリーの存在感は凄い。寅さんを上回るキャラが遂に登場した、という作品。 北海道の風景もいいし、シリーズの完成度もさらに高くなってきている。そして最後にちょっと哀愁が漂っている不思議な面もある。 [CS・衛星(邦画)] 6点(2015-03-22 13:23:51) |