481. ザジ ZAZIE
利重剛の初監督、横道坊主のボーカルの主演という事で劇場までいった。歌をやめた伝説のロッカー、ザジと担ぎ出そうとする取り巻きたちの確執のドラマ。あまり印象に残らない映画。 3点(2004-01-14 21:45:24) |
482. 東京物語
はとバスが案内する東京は戦後復興したキレイな東京であるが、子供の家から見上げるリアルな東京は煙突から立ち上る煤煙だらけの空。子供達にとって父母の到来が非日常となり、必ずしも望むべきものではなく、彼等の行動、セリフはあまりにリアルであるが実の子だからこそのものである。一転して好意的な次男の嫁こそがしたたかであり、女一人で生きている彼女がまるで東京の象徴のように映る。随所に見える彼女のエゴ、義理の父母が訪ねて店屋物で夕食を済まさせ、母が泊まった際にも「尾道へお越しなさい」という言葉に「遠いので」と答え、義理の妹には「夏休みには東京へ遊びに来なさい」と再三誘っている。そんな彼女の自らのエゴに対する罪悪感が「私ずるいんです」と告白させる。それに対し「いいんじゃよ」と父は寛容と愛情で応える。静かな映像の中で見せられるそのリアリティは、痛烈な毒を持ち、父母の素朴さにより一層胸を締め付けられる。核家族社会であり続ける限り、この映画は永遠普遍の名作であり続けるだろう。 10点(2004-01-14 18:19:15)(良:3票) |
483. ラブホテル
ポルノで括るにはもったいない作品。さすが石井隆に相米慎二といったところか。破滅的で未来のない二人が偶然燃え上がった一夜、しかしその一夜は二度とない戻らない時間だった。 7点(2004-01-14 13:37:12) |
484. TATTOO<刺青>あり
大阪の三菱銀行北畠支店人質立てこもり事件をモデルに作られた映画。「30までにでかいことやったる」少年院上がりの主人公の自らに課した目標がやがて自らを追い込む。少年犯罪者の教育、更生、社会復帰の問題は現在でも根深く、さらに複雑な少年犯罪が増える昨今、大なり小なりこの主人公のような生き方しかできない人間もいるのだろう。 7点(2004-01-14 13:08:58) |
485. 人生劇場(1983)
スケールの大きな群像劇なので的が絞り辛くコメントしにくいので手身近に、吉良常と飛車角が渋くてかっこいいです。 6点(2004-01-14 12:35:55) |
486. 空の穴
恋愛下手な中年男性の心情、十分伝わってきました。リアルな分ちょっと痛い部分もありツライ。小ネタのような笑いのツボも嫌いじゃない。 6点(2004-01-13 23:05:20) |
487. 陽はまた昇る(2002)
プロジェクトXでは泣きました。レンタルビデオ店からベータが消えていく時も泣きました。「ベータのほうがちっちゃくていいじゃん。絵だってきれいなんだぜ」って負け惜しみを言ってた覚えがある。 5点(2004-01-11 22:11:13) |
488. 遥かなる甲子園
聴覚障害児が甲子園に憧れ、ろう学校に野球部を作り、初勝利を目指すというような映画。高校野球フリークなので、これも高校野球なんだとツボを突かれる。 6点(2004-01-11 21:39:30) |
489. 古畑任三郎スペシャル すべて閣下の仕業 <TVM>
かなりの出来の悪さ、大河に追われ、締め切り迫って適当に書いたとしか思えない。西村やアリもスケジュール合わなかったのか?いやアリは合わせられるだろう?八嶋重用はフジの意向か?古畑にまともなサスペンスなど期待してはいないが、お約束コメディなんだからお約束が何も無くては楽しめない。 1点(2004-01-11 20:08:45) |
490. ビー・バップ・ハイスクール 高校与太郎哀歌
この映画の一番の見所は、成田三樹夫と草薙幸二郎が出てるってことじゃないかなあ。 4点(2004-01-11 05:25:20) |
491. ちょうちん
陣内の一番カッコいい映画だと思うが、なんで新田恵利を使ってしまったのか。 5点(2004-01-10 22:43:17) |
492. 釣りバカ日誌2
ハマちゃん、スーさんに娘と騙される篇。 4点(2004-01-10 21:52:07) |
493. 生徒諸君!
ナッキー&マール、一人二役でキョンキョンの魅力満載、特にナッキーははまり役。 6点(2004-01-10 21:32:34) |
494. 善人の条件
ジェームス三木の選挙を扱ったコメディ、公開当時と選挙制度が変わったところで、相も変わらず選挙違反はありますから古臭さなど感じることなく楽しめるコメディです。 6点(2004-01-08 01:09:30) |
495. 微熱少年
松本隆初監督映画でバンド少年の青春、恋愛ストーリーがビートルズ初来日の武道館コンサートをキーに進んでゆく。映画はともかくこの映画のサントラが結構好きでした。 6点(2004-01-07 18:08:29) |
496. ロックよ、静かに流れよ
「今度映画でも行かない?」「あっ私、観たい映画あるんだけどいいかなあ」「どんな映画?」「ロックバンドの映画」「いいねえ、それ行こうよ」ってな具合で行きまして、「あちゃ~やってもうた」と思った映画。未だに「ムーンチャイルド」で同じような失敗をしている成長のない自分。 3点(2004-01-07 17:46:58) |
497. 十手舞
時代劇と新体操のコラボレーション、これはスゴイ!気味悪い。 1点(2004-01-04 11:53:21) |
498. 鬼火(1997)
この映画の中の原田芳雄にかつて恐れられたというようなギラギラ感が感じられず、そんな原田に引かれていく片岡礼子に違和感を感じた。 4点(2004-01-04 10:41:46) |
499. 男たちのかいた絵
夏生ゆうなが良かったなあ。ただトヨエツとヤクザってのがどうもイメージが合わなくて、いまいちしっくり来なかった。 5点(2004-01-04 10:40:26) |
500. 哀しい気分でジョーク
戦メリで評判良かったから2匹目を狙ったと私の周りではかなりのバッシングを浴びていた覚えがある。ちょっと狙いすぎであざといな。 3点(2004-01-04 10:38:00) |