41. 説得 エホバの証人と輸血拒否事件
かなり昔のテレビだったので記憶は薄いが、武の奥さん役が大谷直子だった気がする。斉藤洋介の「輸血するぞ!」が印象強い。もう一度観たいなぁ。 [地上波(字幕)] 6点(2005-07-16 18:28:24) |
42. 新・仁義なき戦い 組長の首
ここからほぼ完全フィクションです。舞台を九州に変え、焦点を文太さん個人に当てた物語となりました。やや二枚目キャラだった広能昌三のイメージをぶち壊した前作の続きが観れなかったのは残念です。自分は三上寛の「返せー!」が好きなシーンです。 [DVD(字幕)] 6点(2005-03-31 13:22:17) |
43. やくざと抗争
爆弾マッチ君(昇)、あんた男の中の男だよ! 6点(2004-12-28 15:27:33) |
44. 螢(1989)
チンピラ映画。80年代「竜次」以降の流れにある「現代やくざ/ネオヤクザ」系の個人主体ドラマ。中学校の時にテレビで観たのを憶えている。後々改めて観るとシナリオは「仁義の墓場」からインスパイアされているように思える(ギバちゃんと南果歩のラブストーリーなんかはそっくりだ)。でも作品自体の出来は悪くないので(「新・仁義の墓場」なんかに比べればよっぽどいい)ネオヤクザ系映画の中では好きなほうです。 6点(2004-09-21 13:36:25) |
45. 上海異人娼館/チャイナ・ドール
《ネタバレ》 寺山修司の5本目の長編映画(中編の「草迷宮」を含む)。この作品は本格的に官能映画を撮ろうとしたようです(原作はポーリーヌ・レアージュ「城への帰還」)。この『O嬢の物語』というのはかなり有名らしいんだけど僕は知りません。舞台を香港・上海に寺山が設定したらしいです。この映画はクラウス・キンスキーの怪演が見ものですね。あと新高恵子も怖い!寺山映画お得意の心中も見れます。あと密かに小松方正さんも出ていますね(少年の父親役です)。J・A・シーザーの音楽は映画に合ったマトモで綺麗な曲です。まあ見どころなどはそんなとこでしょうか?寺山修司のなかではさほど難解な映画ではないので(二人の行動は理解できんが…)疲れずに観れるでしょう? 6点(2004-09-11 22:49:50) |
46. さらば箱舟
寺山修司さんの遺作ですが一番難解な映画でした。百年経てばきっと解るのでしょうか? 6点(2004-09-10 16:53:09) |
47. やくざ残酷秘録 片腕切断
《ネタバレ》 元々、「人斬り与太」や「仁義なき戦い」シリーズは深作欣二監督がヤコペッティの「世界残酷物語」からインスパイアされ、カメラマンの星島一郎と仲沢半次郎の協力の下ドキュメントタッチを交えた作風に制作されたものだという。そしてこの「やくざ残酷秘録~」は、安藤企画が製作した(ほぼ)完全モノホンやくざドキュメンタリー映画なのです。悪趣味なモンド/スナッフ映画といわれるジャンルは観たいとも思わないのですが、もともとやくざ映画が好きだった事と安藤さん監督の映画という事もあって借りてみました。800万円の低予算で撮影日数10日間の映画ですが出来は悪くないと思います。まず、凄い!と思ったのは当時のM会(現在も東日本一帯に勢力を張る関東の名門組織)の会長や義人党(M会と共に、かつての関東会に加盟していた7大組織の1つ)の党首等が堂々とスクリーンに登場しインタビューに答えている映像が見れるところです。あと肝心の切断シーンは演出のヤラセでホッとしたのですが、指詰めシーンは本物らしく、上からノミで叩くと指が吹っ飛んで血が噴出したのでかなりビビりました。そして映画の最後ではヤーさんじゃなくてそれらを取り締まっていた元警視庁刑事部捜査一課の平塚八兵衛さんにインタビューして締めくくるといった構成も見事。「ヤクザはなくなるでしょうか?」→「いやぁー私ら根倒しする立場にいてこういうことをいうのも何ですが…尽きないと思いますよ。」 6点(2004-09-06 17:55:34) |
48. 暴動島根刑務所
《ネタバレ》 「脱獄・広島死刑囚」に続く囚人モノ第2弾。確かこの映画は、一度刑務所から脱獄した松方がある日川に溺れた少年を助けた事によってポリ公から表彰を受ける破目になり、もう一度刑務所に戻される。そこで北大路等を交えて大暴動を繰り広げるといった内容だ。もう5,6年ほど前に借りて観た映画なので暴動シーンの記憶は薄いが松方の「メーシよこせっ!メーシよこせっ!」と騒ぎ立てるところは印象に残っている。 6点(2004-08-05 15:39:20) |
49. ソナチネ(1993)
監督として4作品目ですね。1作品目の暴力性。2作品目の監督と(遊び)との折り合い。そして3作品目の芸術性。これらの集大成ともいえるべき作品ではないかと思います。久石譲の音楽も素晴らしいです。 6点(2003-05-14 19:18:57) |
50. 座頭市(2003)
今までの武らしくない作品だと思いました。最初観たときは違う人が監督かと思いましたよ。北野作品では岸部一徳さんホント久しぶり。 [DVD(字幕)] 5点(2005-09-04 17:48:46) |
51. 血と骨
もう少し金俊平の人間像を描いてほしかったなぁ。ストーリーも断片的で落ち着かなかった。美術的には最近にない出来なので非常にもったいない作品に思えた。 [DVD(字幕)] 5点(2005-05-07 23:05:22) |
52. 北の国から '92巣立ち 前編・後編<TVM>
長い…。正吉が「俺も息子だと思ってますから…」と酒を酌み交わすシーンは好きだ。 [地上波(字幕)] 5点(2005-05-07 22:54:45) |
53. 北の国から '89帰郷<TVM>
水谷さんがなかなかいい味出してます。洞口依子若い。…でもこの辺りから観ていてダレるようになった。『北の国から』シリーズは連続ドラマ~87までが最高です。 5点(2005-01-25 20:22:16) |
54. 北の国から '98時代 前編・後編<TVM>
北の国からは死ぬほど好きなのであまりケチつけるのは嫌だが、宮沢りえには本当に出てきてほしくない。つくったような演技なのか?つくったようなしゃべり方をする人物像をあえて演技しているのか?演出の失敗か?…彼女が出てくるたびにこのドラマはぶち壊される。「ま゛ってて~」「ちがうのぉ~」「かぁたいんだ~」…(-.-;)※因みに倉本先生は「あの子はある種の天才だね…」と賞賛していた。 5点(2004-12-01 18:51:29) |
55. ツィゴイネルワイゼン
「気違いの始まりは幻聴か?」噛めば噛むほど味の出る映画かもしれないがどうも藤田敏八さんの演技が下手にみえて仕方ない。 5点(2004-09-17 22:56:02) |
56. みんな~やってるか!
1~4作目まで出ていた人がけっこう出演しているのでなかなか面白い。僕も白竜さんに「はい合格!」と言われてみたい。 5点(2004-09-16 00:01:57) |
57. 山口組外伝 九州進攻作戦
博多事件で散った平尾国人(夜桜銀次)を主人公とした実録やくざ映画。この映画のおかげで彼は伝説の男として今も語られているといっていいだろう(この頃の東映は「山口組三代目」で「仁義なき戦い」を上回る興業成績を得て実録路線の波に乗っている)。ちなみに山口組の名義で発表された映画はこれで最後だが山口組の抗争事件を題材とした映画はこの後も(山口組の名義は使わず)次々と映画化されている。「実録外伝 大阪電撃作戦」(大阪明友会事件)、「日本暴力列島 京阪神殺しの軍団」(奈良服部組組長刺殺事件)、「沖縄やくざ戦争」「沖縄10年戦争」(沖縄第四次抗争)などがある。興味を持った人は是非観てほしい。 5点(2004-09-14 22:10:51) |
58. Dolls ドールズ(2002)
監督がいう“これまでで一番暴力的な映画”というのは少し肯ける。理不尽ですからね。 5点(2004-09-08 01:00:09) |
59. 新 仁義なき戦い 組長最後の日
うーむ。とうとう人物テロップまでなくなってしまったかこのシリーズ。ちあきなおみの旦那がフィリピン人の殺し屋役だったのは笑った。ちなみにこの後監督は脚本の高田宏治と「北陸代理戦争」(新・仁義なき戦いの名義で発表する予定だったが文太さんが主演しないのでやめたようだ)を発表した後、やくざ映画から足を洗っている。本人も限界を語っていたようだが、一番の原因は映画公開後に起きた事件だろう。主人公のモデル本人が殺されてしまった。とうとう映画が引き金となってしまったのだ。東映実録やくざ映画の制作作業はそれだけ危険を伴う企画だったと言えよう。そういった意味では深作さんや笠原さんを評価するだけでなく、命懸けプロデューサー日下部五朗さんなんかもちゃんと評価されるべき人物であると思う。 5点(2004-08-16 18:57:18) |
60. 懲役十八年
《ネタバレ》 変貌した小池朝雄がいい。ちなみにこの主人公(昇!)のモデルがあの菅谷政雄です。勿論実録ものではないので彼の生き様をみたければ「神戸国際ギャング」や最近では「伝説のやくざボンノ」を見るべし。 5点(2004-08-05 19:20:50) |