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よーちーさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

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41.  おくりびと 《ネタバレ》 
純粋にいい映画だ、とは思う。わけあり女の余貴美子、実は「おくりびと」だった笹野高史、社長、吉行和子、役としては死人だったが峰岸徹、そしてなんといっても主演のモックン(所作の一つ一つが美しい)、みんな、実にいい。そんななか、完成度を下げたのは妻・広末涼子だ。いや、広末涼子のせいではないのかもしれない。素人の私には、彼女の演技が悪かったのか、それとも脚本がまずかったのか判断ができない。ただ、いずれにせよ、妻がこの映画において大きなマイナス要素なのは間違いない。この映画の流れで、妻の心境の変化がなぜ起こったのか、どのように変化したのか、よく分からないのだ、あまりに唐突で。なんとなくは理解できる。だが、筋書きをなぞったうえの理解でしかない。物分りのいい貞淑な妻のはずなのに夫の仕事を知るやいなや豹変し、夫を「汚らわしい」とまで口走った彼女が、夫の仕事ぶりに感動してすぐに見直しました、ってあまりにも簡単すぎるではないか。広末演じる妻はこの映画において、「死」というものを異常に忌避する点で、多くの観客に一番近い(ある意味ではごく普通の)、存在のはずである。その妻を適当に心変わりさせてお茶を濁して、客から共感を得るというのは無理な話だろう。実際、私もそうぐっとは来なかった。妻との物語をそこまで見せる気がないのなら、もっと描くべきことはあっただろうし、見せたかったのなら全然足りなかった(尺の問題ではなく)。とはいえ、様々な人の死に様々な思いが交錯する、日本的な「死の風景」が美しく描かれていたこと、冒頭にも挙げた俳優陣の演技など、個人的に好きな部分も多い作品である。だからこそ、自分のなかのマイナス箇所がとても勿体無く感じる。
[DVD(邦画)] 6点(2010-07-16 21:03:46)(良:1票)
42.  TOKYO!
こんなに色んな切り口がある街は、東京の他に日本にはないんじゃなかろうか。彷徨の果ての東京。わけわからん巨大な悪の眠る東京。孤独で、それでも誰かとつながっている東京。賑やかさのなかに、色んなイメージを持つ街。地方民の私は東京に憧れる。
[映画館(邦画)] 6点(2009-07-03 17:44:48)
43.  放送禁止 劇場版 ~密着68日 復讐執行人
テレビのシリーズのファンなので長らく観たいと思いながらも、上映期間を逃したので、ようやくDVDで鑑賞したが、劇場版である必要はなかったなあというのが率直な感想。わざわざ劇場まで観に来たり、DVD買ったり借りたりする客は、偶々深夜に観てしまったという人とは違い、フェイクドキュメンタリーだと認識しながら観ているということが前提とはいえ、中盤以降のあまりに台詞くさい台詞に思わず「そんなこと言う奴おらへんやろ~」と、某芸人風のツッコミを入れてしまった。いつものお蔵入りの説明が入る出だしなんかは良かったけど。題材はいいのに、うまく料理し切れていない感じ。恒例の最後の種明かしも今回はちょっとくどいかな。山本剛史のファンなので、ちょっと得した気分の6点(しかし当然といえば当然だがクレジットはなし)。同じ彼が出てくるフェイクものなら、山下敦弘の「不詳の人」や「汁刑事」のほうが断然好きだけど。
[DVD(邦画)] 6点(2009-06-27 20:55:11)
44.  めがね
私はヨモギこと加瀬亮さんのファンなわけですが、それを加味したとしても、かもめ食堂の方が好きでした。雰囲気が作りこまれすぎているというか…。街中の小奇麗なカフェで、ゆっくり読書を楽しむような、そんなナチュラルを装った人為的なオシャレ感が漂っています。嫌いとまではいわないけれど。やはりはいりさんのような外しアイテムがないとリアリティーないってことかな~。
[映画館(邦画)] 6点(2007-10-03 04:08:19)
45.  風立ちぬ(2013)
私は昔から何となく宮崎駿が好きじゃなく、自分でもその理由をうまく説明できなかったのだが、この映画のおかげでどこが嫌なのかわかった。私はたぶん、彼の女性観が気にいらないのだと思う。ネットなどでよく見かける処女崇拝を極めたような、ある種の男にとって理想的なヒロイン像を嬉々として作り出しているイメージで。この映画のヒロインはまさしく男にとって都合のいい女であり、なんら共感もできず、とても渇いた気持ちで観てしまった。宮崎駿はたとえば子どもの無邪気さ可愛さを描くことに関しては、本当にすばらしい作者だと思う。本作のように大人の男女が中心人物で色恋がからむような話は、そもそも合わないんじゃなかろうか。二郎も二郎でとらえどころがなかったしなあ…。
[映画館(邦画)] 5点(2015-05-03 14:33:10)
46.  味園ユニバース 《ネタバレ》 
あまりとっかかりもなく、さらっと終わったなあという印象。ラストに至るまでの過程があまりに淡々としているせいか。主人公の晴れ舞台で終わる作品は王道と言えば王道で、そこに挑もうという心意気は好きだし、あとはポチ男姉の首にエレキバンという、些細なところに山下風味はあるのだけれど。なぜ脚本が向井康介じゃないのか、という疑問を抱かずにはいられない。
[映画館(邦画)] 5点(2015-03-07 11:12:56)
47.  童貞放浪記 《ネタバレ》 
私は山本浩司が好きである。私の敬愛する山下監督作品で童貞とモテ男という対極にあるキャラをどちらも演じた彼。平たく言って、リアルだった。はっきりいって不細工だが、不思議な色気のあるそんな彼。東大の院まで出ているのに、三十路で童貞という役はなるほど、彼にぴったりだ。超がつく非・モテの生態をかくも見事に演じ切るかという、感動を与えるほどにダサく、痛々しい演技を繰り広げた彼に何の非もない。問題は相手役の女性だ。神楽坂恵の外見は同性の私から見ても肉感的で素晴らしいが、原作が悪いのか脚本が悪いのか演技が下手なのか何なのか、この女性のキャラクターがびっくりするほど薄い。一つ一つの行動の裏側にある心情が、全く読めない。要は何か、ちょっといいなくらいに思っていたはずの主人公の年季の入った童貞ぶりを目の当たりにしてどん引きしたってことでいいのか?しかし、その感情の起伏はどこにあったのだろう。海外に追っかけて行きたいほどの想い人がいて、その彼以外の男といちゃついてみる感じが、インテリ女性らしいアクティブさなのか。で、ふと我に返る、と。んー、分からん。確かにこの作品は私小説が基になっているらしいので、当時の相手の女性の心理は原作者ですら掴んでいないのかもしれないが、そこはどうにかこじつけてでも作品として成立させてくれよと言いたい。たぶん主人公に気があって、処女を告白した同僚?の女性のほうがよっぽど心に残ったぞ、私は。まあ、放浪記というからにはあのラストは正解だろうが。山本浩司を使うなら、山下監督までとは言わんが、作品としてクオリティを上げていただきたい。やっつけ仕事を振るには勿体ない役者ですよ、彼は。
[DVD(邦画)] 5点(2010-06-14 00:20:16)
48.  俺たちに明日はないッス
タナダ監督の映画は基本的に外れなしだと思っている。今回も面白かった。しかし敢えて辛めの点数なのは、ずばり中途半端だからです。本作の主題歌を手がけている銀杏BOYSのような、ガキっぽい、それでいて男臭い(イカ臭い?)世界観をがっつり撮りたかったんだろうなという監督の意図は汲める。しかし、やはり女性監督。出来上がった男臭さはどこか寓話的というか、リアルを謳ったどフィクションという感じ(私が女だからうそ臭く思えるのかもしれないけど)。男子のキャラ作りが女子に比べて浅いからかな…。なんだか焦点が定まらず非常にふわっとした印象を受けた。タナダ監督の凄さを知っているだけに惜しいと思ってしまう。女中心のストーリーだと本当にばっちり決まるのに。以前から、彼女の好きな方向性は山下敦弘であったりTheピーズであったりという、しみったれ・汚い路線なんだと思うが、本人の感性がまだまだ繊細で綺麗すぎる気がする。あと一歩という感じで非常に歯痒いけれど、これからもっともっと汚れていただきたいです。ちなみに注目(?)の二世二人より、地味に嫌な女の巨乳ちゃん役の水崎綾女が個人的にはツボだった。
[DVD(邦画)] 5点(2009-09-12 17:34:55)
49.  三月のライオン
あざとすぎ。全体的に、生活感のないおしゃれな映像で煙に巻いている感が。あと、主人公の女の子の奔放というか馬鹿というか…なキャラクターがもう全く生理的に受け付けない。多分かなり観る人を選ぶ作品だろうと思います。同じ兄妹愛でも、私は山下敦弘の「くりいむレモン」の方が好きですね。ただしこちらは本当の意味では“禁断”ではないので、比較しちゃ悪いかもしれませんが。同じ内容であと二十分短かったらもう少し高評価だったかもしれません。
[DVD(邦画)] 5点(2008-04-02 00:27:07)
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