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亜流派 十五郎さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 1925
性別 男性
年齢 56歳
自己紹介 最終投稿日みたら10ヶ月くらい投稿してないや

そろそろ映画もマンガも投稿開始しなきゃ



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61.  用心棒
黒澤&三船コンビは永遠に不滅です。三船敏郎の圧倒的な存在感カッコよすぎです。
9点(2003-06-08 11:21:30)
62.  十三人の刺客(1963)
脚本の池上金男(作家 池宮彰一郎)ファンとしては原点的映画であり、当時これだけの役者勢でありながら、個対個のチャンバラ映画でなく、組織対組織の映画で傑作。
9点(2003-05-31 20:53:16)
63.  CURE キュア
どんな人間でも一人や二人は殺したい人間がいるものだ。普段は抑えられた気持ちが催眠状態の中で、リミッターがはずれ、淡々と殺人をしてしまう。犯人は確かに殺人教唆ではあるのだが、殺人を実際に行った人々の心の鎖を解いたに過ぎない。自己の解放の伝道師を連続殺人犯として立証する事が出来るのだろうか。よく似た題材の映画はあるが、大変よくできた作品。ただ犯人役にカリスマ性がなくちょっと残念です。
9点(2003-05-28 18:55:13)
64.  墨攻 《ネタバレ》 
原作は知らないので軽く墨家について下調べしてから鑑賞。よくは知らないながらも墨家の”非攻””兼愛”などと言った思想が戦えば戦うほど自分の信じた思想の矛盾の壁にぶち当たる。何のために自分はここに来たのか?何故自分は戦うのか?全ての人を愛することと一人の女性を愛することに狭間で苦悩する。何故”墨家”は動かず彼が一人で来ることになったか、墨家はその思想の矛盾と結末が分かっていたからであろう。美術、セット、衣装、音楽とすばらしく、人海戦術の映像は安っぽいCGとは迫力が違いとても満足しました。
[映画館(字幕)] 8点(2007-03-18 23:32:55)
65.  LIMIT OF LOVE 海猿 《ネタバレ》 
いやァ~っ、ツッコミどころは多々あれど泣いてもうたわァ~。いきなり車でやって来ていつの間にかフェリー乗ってる環菜の行動は理解不能、それが女心ってヤツ?加藤あいならカワイイから全然OKでしょう。確かにプロポーズは長いよ、でもね~あのプロポーズみんな延々聞いてたから仙崎を絶対生きて連れてくるんだっつってなるわけで、ナミダがドバッーーーってなるわけよ。こんなん女の子と二人で観てたらチェックインしたくなるもんヨ~。救助シーン自体もコレでいいのかってくらい薄っぺらくって不満もあるけど、ハリウッド風邦画としては満点ちゃうの。
[DVD(字幕)] 8点(2007-01-09 18:32:57)
66.  菊豆/チュイトウ
チャンイーモウの優れた色彩感覚光ってます。風にたなびく反物、滴る雫、ガッタンゴットンと動く染色の機械?染物屋は一見鮮やかな色彩に彩られているが見えない闇の中で封建的な家父長制と厳しい折檻と許されざる愛。禁断の愛の行き着く先は因果応報、これが宿命であるとするならば悲しすぎる結末。
[ビデオ(字幕)] 8点(2006-01-03 18:20:54)
67.  姑獲鳥の夏
京極夏彦の作品は一つも読んだ事ない私ですが、実相寺監督とかなり肌が合うんじゃないでしょうか。京極氏の世界、おどろおどろしい妖しい雰囲気、現実とは五感に感じるものだけが真実を語るものではなく脳が作り上げた世界であるというものを、カメラ、撮り方、光の使い方、見せ方、構成など工夫を凝らし実相寺氏の世界にしていると思います。”こかくちょう”が”うぶめ”となり飛び立っていく知世ちゃんのラストの表情の変化が上手くとても綺麗です。田中麗奈のファッションもいいですね。人物の相関関係が判り辛い事と謎解きが語り中心で、語りを絵で見せるというのが少々不満ではありますが十分楽しめました。
[DVD(字幕)] 8点(2005-11-27 22:54:53)
68.  幕末太陽傳
高杉に裕次郎を抜擢したのは、快楽を求め刹那的に生きる当時の若者・太陽族に対して皮肉を込めたメッセージでしょうか。肺病を患っているからこそ人生を謳歌する男と対照的に高杉を筆頭に国を動かすために人生を賭ける勤皇の志士。混沌とした幕末期、先の見えない世の中で人は何を求めて生きるのか。落語の説話も上手くまとめられトータルの仕上がりもよく出来ている。ただラストがサゲとして落ちていないのが非常に残念、落語らしくしっかりオチてないともったいないです。
[DVD(字幕)] 8点(2005-11-21 17:54:09)
69.  婦系図 湯島の白梅
「別れろ、切れろは芸者の時にいう言葉~」という名文句が出てきて思わずオオッ!と感激してしまった。この名文句はこの物語だったと始めて知りました。芸者のお蔦と恋仲の早瀬は、恩師にその事実を話すことができない。そうこうする内に芸者と付き合っている事が恩師の耳に入り学業のためにも別れる様に諭され、義理と愛情の板ばさみのなか学問の聖地、儒教の聖地、湯島で別れを告げる。ラストもなかなか泣かせの場面ですが恩師の教授に憤りを感じました。衣笠監督の幾重にも重ね合わせた絵がすばらしいです。ワンシーン毎の作り込みが半端じゃなく梅の枝ぶりまで計算され、背景同然のなかでの役者の芝居などスゴイの一言です。
[ビデオ(字幕)] 8点(2005-11-06 23:52:33)
70.  リンダ リンダ リンダ
絵の構図、間の取り方、山下監督らしく適度な小津な薫りが心地良いリズムで入り込みやすかったです。どちらが好きかは人それぞれでしょうが、スウィングガールズに作られたウソ臭さを感じ、イマイチ入り込めない私としては、本作に等身大なリアルさを感じ断然リンダ派です。学校といえばプール、学校といえば屋上、文化祭といえば告白といったウソ臭さ漂う遊びすら学校だもん!青春だもん!といった感じで許せてしまいます。本番前夜の学校での高揚感は台風クラブを彷彿とさせていました。ブルーはーツをやる彼女たちを見守る甲本雅裕って弟じゃんとか芝ロックで美声を放つ湯川潮音は湯川トーベンの娘じゃんってな部分も好きです。ただ意地の悪い私としては芝ロック会場に彼女たちが間に合わない方が面白かったんじゃないかと思ってしまう。
[映画館(字幕)] 8点(2005-09-12 19:01:11)(良:3票)
71.  いま、会いにゆきます
この映画撮った後で”できちゃった”らそりゃ生まない訳にはいかんでしょう。いや~ボロボロ、泥泣ですわ。WOWOWで”セカチュー”観て軽く一泣きした後だったから泣き癖が付いちゃってるからも~タイヘンですよ。児童虐待だとか親子間での殺人だとかって事件が多い昨今ですが、何故子供を生むのか、子供も何故生まれてきたのかをみんな良く考えないといかんね。彼女は処女でありユウジ君の母となる、そう女性はみんなマリアなんだよね。女性の強さ、生まれ持っての母性に激しく心を震わされました。
[DVD(吹替)] 8点(2005-06-20 18:17:28)
72.  新・平家物語
朝廷、公家、武家、町人、屋敷の美術も違えば衣装も素材から変えて凝ってます。清盛=殿上人なイメージがあるが平安の世において、武士は忌むべき存在。盛者必衰の理の通り平家といえども破れた塀の内に住み、公家から蔑まされる。京の鎮護として政治、宗教に深く関わる叡山の山門衆、僧兵が大挙集結する様は迫力満点。京の市街も大エキストラで雰囲気が出ていました。
[ビデオ(字幕)] 8点(2005-05-22 16:59:50)(良:3票)
73.  日本のいちばん長い日(1967)
日本人ならば知っておかねばならない一日であり、忘れてはならない一日、思想の左右を問わず見ておくべき作品ではないでしょうか。だから戦争反対、9条を守るべきなのか?いやいや日本は日本人が守るべきなのか?中国、韓国等に平身低頭謝り続けるべきか?日本としての自主性、独自性を貫くべきか?「東京裁判」や本作などは学校で鑑賞し議論すべき映画だと思うんだが、実際はこのあたりの歴史は端折られてしまうのが残念。
[ビデオ(吹替)] 8点(2005-04-20 22:17:38)
74.  血と骨
梁石日、鄭義信、崔洋一彼らの想いが十二分に詰められており、戦前・戦後を生きた一人の在日朝鮮人一世の一代記としては、かなり真に迫っており、在日の物語としては一番のデキじゃないでしょうか。一世世代には結構こういう人がいたんじゃないでしょうか?あの時代、国では飢餓が蔓延していたでしょうし、まともな職もなく、出世も望めない。野心と欲望に燃え、時と場合には国を売る覚悟(当時は日本国籍なのかな?)で海を渡ってきた人間です。日本人からの差別も受けるだろうし、コレくらいのバイタリティを持たねばならなかったのかもしれない。父を憎めども父に似ていく正雄、父は高瀬川のごとく愛すればこそ人も殺すが、自分は姉を死に追いやる。自分の最期を考え、後継者に指名するも、父を許せない正雄。この父にしてこの子あり、血の因果といったところでしょうか。海を渡ってからカマボコ屋を興すまでの語られない時間が描かれないからこそ想像を掻き立てられます。仕事上知り合う、土建屋の社長で在日一世の人って皆、大なり小なりこんな感じのところがあります。
[DVD(吹替)] 8点(2005-04-19 23:41:21)
75.  “エロ事師たち”より 人類学入門
今も昔も変わりなく男にとってエロとは永遠のテーマである。全ての男の欲望を満たすため、誰よりもエロを愛し、エロに人生を賭ける”エロ事師”の生き様。彼が女性からの性の解放を叫ぶ姿は”独裁者”であり、ひとりで大海原へ旅立つ様は哀愁が漂いつつも、実に滑稽でありチャップリンである。
8点(2005-02-27 22:32:36)
76.  帝銀事件 死刑囚
熊井監督の原点。後の作品でも描かれている、GHQ、731部隊、戦争犯罪、冤罪、マスコミ暴力、刑法の問題点などのテーマ余すところ無く盛り込んでいる。帝銀事件や下山事件など当時の事件は、不可解な終結がいかにもGHQらしく米国的である。平沢貞通という薬物知識もおよそ無いであろう、一介の画家がGHQに係るとオズワルドになってしまう。
8点(2005-02-05 18:28:54)
77.  哥(うた)
舞台となるのは丹波・篠山の旧家、長男、次男と妾腹の子、彼らの織り成すいかにも純日本的な価値観と現代的な価値観とのせめぎ合い。父の故郷が篠山であり、父自身の中には明らかに淳が存在しており、私の中にも、強く淳的な考え方が残っている。私は日本人を捨てられない純日本人なのだろう。
8点(2004-12-07 21:20:38)
78.  動脈列島
東映の「新幹線大爆破」に対抗する東宝の「動脈列島」で、同じ新幹線を狙ったテロです。本作は名古屋新幹線公害訴訟を絡めるなど社会性があり自分としてはこちらの方が好きです。ただ犯人の犯行が随分ズサンで苛立ちます。犯人の本来の目的が新幹線を止める行為よりも新幹線公害の問題提起にあるためでしょうがないんだけどね。名古屋市内の新幹線線路沿いの高校に通ってたが、騒音のおかげで2重窓に冷暖房完備でした。
8点(2004-11-09 19:07:40)
79.  宗方姉妹
小津監督が撮ると小奇麗になりすぎてしまって・・・バーのママとその妹、ママのヒモの旦那、ママの元彼の家具屋の社長、社長の愛人の未亡人、この面子だったら普通はもっとドロドロした雰囲気の愛憎劇になる筈なのになんでこんなに爽やかなんだ?「風の中の牝鶏」では何があろうと離婚を口出さなかった女性がついに離婚を考え出す。これが古風といわれた姉の行動であるところが、すでに新しい世の中、考え方なんだろう。旦那に死なれて、父が言う”新しいものが良いという風潮は乱暴すぎる”この言葉の意味が良く判ったことだろう。旦那の想いや自分の態度、行動を考えたら彼女の下した決断に辿りつくことも頷ける。
8点(2004-10-17 12:17:54)
80.  出来ごころ
今にも声が聞こえてきそうなサイレント。工場で職工として働く喜八っつぁん、父一人子一人でありながら、酒好き、女好きで博打好き、宵越の金は持たねえっていうバリバリの江戸っ子です。好き勝手に生きてるが、お節介で人情に厚くどこか憎めない、いい男です。この喜八のデタラメな男だけど惹かれてしまう、そう寅さんの原点と言うべき存在が喜八だったんですね。喜八と対照的なクールな二枚目も次郎公かなりカッコいいです。
8点(2004-09-28 19:57:18)
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