881. のだめカンタービレ最終楽章 前編
《ネタバレ》 原作も読んだことなければドラマも見た事がないので、なんの予備知識もなしに鑑賞したのですが、のだめがいきなり人形になったり、日本人が外人の役やったり外人が吹き替えになったりしてるのに軽いカルチャーショックを覚えました(笑)。これは前編てことなので、確かにこれ単品ではなかなか評価し辛いものがありますね。終始失笑してしまったのですが、特に自分のピアノをオケで弾ける事になったと知らされたときの、一連のアニメーションが爆笑してしまった。のだめの脳内ファンタジックすぎやろ。 [地上波(吹替)] 5点(2011-05-13 13:53:11) |
882. おとうと(2009)
《ネタバレ》 良くも悪くも、山田洋次らしい作品でしたねぇ。いわゆる、「愛すべきダメ人間」みたいな。劇中にも登場したけど、まさに「男はつらいよ」の寅さんみたいなものでしたね。あのシリーズが続いてたら、最後もまさにこの作品みたいな感じになるのかな、なんて。それにしても、芝居くさい演技がどうにも気になってしまう。ちょっと辛口になるけど、エリートは冷たくて庶民は温かいその描き方がなんともベタだなと感じてしまう。久々の現代劇で、廻り回って原点に戻ったということだろうか。 [地上波(邦画)] 5点(2011-05-10 21:29:29) |
883. 築地魚河岸三代目
《ネタバレ》 原作は読んでないのでよくわからないけど、ストーリーとしては定番な筋道を歩んでいながらなにか全体的に物足りなさを感じてしまう。たとえば、主人公はエリートサラリーマンだったのが、築地の世界に飛び込んで奮闘することになる。その180度違う世界に飛び込んで色々と四苦八苦する様が面白いのではないかと思うのだが、そういう描写は一切皆無で、ただただ熱い男で貫徹してる。題材はいいと思うのに、その題材を面白く調理出来ていないのではないか。つまるところ、見終わって後に残ったのは、インストラクターのハイレグだけであった(笑)。 [地上波(邦画)] 5点(2011-04-20 18:33:21) |
884. GOEMON
《ネタバレ》 前作「CASSHERN」よりは遥かに見やすいし面白かったとは思うけど、中身にはやっぱりついていけない、というか感動出来ない。限られた予算の中で、邦画としてのある種の限界に挑戦している点は評価に値するけれど、逆に言うと、やはりここまでが邦画の限界なのか、と思ってしまう。背景、遠景が、全てにおいて曇りがかってぼんやりし過ぎである。 [地上波(邦画)] 5点(2010-12-19 00:26:37) |
885. 掌の小説
《ネタバレ》 16ミリフィルムで撮ってるのかな、、、。全体的に、レトロ感を出していて、雰囲気自体は決して嫌いではないんだけれど、内容がいまいち理解出来ない。もの凄く好みが分かれる作品だろうとは思う。 [DVD(邦画)] 5点(2010-09-05 08:53:04) |
886. ハイキック・ガール!
《ネタバレ》 確かに、アイドルや女優さんに空手をやらせてるのではなく、空手をやってる子に演技をさせてるので動きのキレは本当に凄いなと思うんだけど、逆に言えばその格闘シーンを見せるだけの作品で、脚本も演出もほとんど自主映画レベルといっても過言ではない。それにその格闘シーンにしても、普通に見せてくれるのならまだしも一度ファイティングシーンを見せてそれをスローでもう一度繰り返すという、すさまじくクドい作りを何度も見せられる。なんだか、映画というより教材ビデオでも見ているかのような気分になってしまう。あれだけは本当にいただけない。女の子のがんばりと可愛さに免じて5点献上。 [DVD(邦画)] 5点(2010-07-02 11:42:47) |
887. MW-ムウ-
《ネタバレ》 割と期待して観たのだが、見事にその期待は裏切られてしまった。率直な感想として、本当に薄っぺらい映画だと思う。バックグラウンドが描写不足なので、心揺さぶられる部分が皆無で、その代わりに疑問符が多い。結城と賀来の関係性がよくわからない。結城のやろうとしていることも、さっぱり理解出来ない。編集なんかでとりあえずカッコ良く見せようと見せようとしているのはわかるが、どうにもダサダサ感が漂ってしまってカッコ良くなってないんだな~。あ、どうでもいいけど結城の家は凄く綺麗だった。おいらもあんなモダンな家に住みたいね(笑) [DVD(邦画)] 5点(2010-03-25 23:15:24) |
888. 隠し砦の三悪人 THE LAST PRINCESS
《ネタバレ》 よくもまぁ、あの傑作をリメイクしたようと思い立ったもんだこと、、、。その勇気は買いたいと思います。 しかし、比較するのもおこがましい。とにかく緩い。内容的に、松潤だけ見れればそれでいいわ~という層にのみ 耐えうる作品。長澤さんが一肌脱ぐぐらいやってくれれば、もう少し点数上がったかもしれないのにね。 [地上波(邦画)] 5点(2009-11-16 19:47:31) |
889. 梅田優子の告白
《ネタバレ》 尺が50分しかないので、一本の映画というよりもちょっとしたドラマを見たぐらいの感覚。 山田さんのキャラが突然豹変するシーンが、唯一面白いところ。 それにしても全体的な雰囲気というか作りが、学生映画っぽくてなんとなく懐かしく感じた。 [DVD(邦画)] 5点(2009-10-07 21:10:01) |
890. 風林火山
何に驚いたって、中村勘九郎が少年だったこと。まぁ、40年も前の作品だから当たり前なんだけど(笑)。 [CS・衛星(邦画)] 5点(2009-07-22 17:53:15) |
891. 20世紀少年
《ネタバレ》 う~ん、なんか全体的にダイジェスト版を見ているような、芯の通ってない印象を受けるのは私だけでしょうか?こういうお話でも実写映画化出来るんだという、ある種の可能性みたいなものは評価しますけど、率直にいって原作ファンぐらいしか楽しめそうにないですよ、これ。忠実にしよう、なんとかして2時間にまとめよう、そういうことばかりに気がいって、万人に受け入れてもらう為に必要な芯の通った語り口がないんです。壮大なスケールで描く娯楽大作3部作を想定しているようだが、どうひいき目にみてもニッチそのもの。おい日テレ!まるで「世界中が20世紀少年に夢中!」みたいな特集組んで宣伝してたが、そんなはずがない!どこの国にもニッチな奴らがいる。そいつらが物珍しげに観に行ってるだけだ! [地上波(邦画)] 5点(2009-02-02 23:46:40)(良:1票) |
892. 死づえ 噂霊
《ネタバレ》 よくある「貞子」ものの亜種&複製なんですけど、まぁでも毎年山の様に作られるB級和製ホラーの中ではまだしっかりしてる方だと思いますね。暗いところはより暗く、低予算でも「がんばってる感」が伝わってきてよかったです。カメラワークとか、つなぎといったものをもっと研究すれば、B級から一歩抜きん出ることだって可能だと思いますよ、ええ。 [DVD(邦画)] 5点(2009-01-24 00:02:54) |
893. お姉チャンバラ THE MOVIE
《ネタバレ》 原作がゲームだからというのもありますけど、バッシュバッシュ人を斬っていく様はまさにゲームをプレイしているような感じそのものですよね。女の子達のコスチュームもキャラそのものだしね。ただ欲を言えばね、主人公の彩なんか、もっと露出度が高くてもいいと思うのよね。というかそこが一番の売りなんじゃないのと。そこをもっとがんばんなさいと。言いたいわけですよ、ええ。あと終盤の姉妹対決がね、ちょっと長く感じたな。 [DVD(邦画)] 5点(2008-12-14 00:40:27) |
894. 涙そうそう
《ネタバレ》 私も皆さんと同じ感想でして、にーにーが死んでしまうという展開がどうにも腑に落ちない。これじゃあ「がんばった人がむくわれない」話になっちゃう。その突然の別れにすぐに涙そうそうになるほど私の心は純粋ではない(笑)。そもそも、「にーにーと別れて1年半もの間、毎日にーにーに会いたいと思っていた」とまさみは語っていたが、ならばなぜ会いにいかないのか。いやあるいは電話でもよろしい。二人が会いたくても会えない、というシチュエーション設定がどうにも弱いし成り立ってないでしょ。主題歌にインスパイアされて作ったストーリーだそうなんで、とにあえず名曲「涙そうそう」に5点を献上。 [地上波(邦画)] 5点(2008-10-10 00:39:51) |
895. 口裂け女
《ネタバレ》 口裂け女の都市伝説は割と昔からありますが、児童虐待と結びつけるというのはまさに今風の解釈ですな。顔の半分近くが避けちゃった女の様相は確かに気持ち悪い。メイクさんよくがんばったねと言いたい。それにしても、幽霊というか怨念というか、「呪怨」シリーズもそうですけど、なにをしようにも無敵の相手というのは、お話として僕は余り感心しないですねぇ。ただでさえ怖くないのに、敵が無敵だったらシラケちゃう。 [DVD(邦画)] 5点(2008-09-21 00:59:10) |
896. マリッジリング
《ネタバレ》 不倫をテーマにした、ちょっとした小話です。小橋めぐみのお○○いを見る為だけに借りたのですが、ゆきずりの愛が親密になると、マリッジリングというものに対する男女の思いが見え隠れして、似た様な経験を持つ人は多いのでは。ただ、小説の短編として読むにはいいのですが、わざわざ劇映画として映画館でやるほどのストーリー性はないように思える。 [DVD(邦画)] 5点(2008-09-09 21:25:11) |
897. ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序
《ネタバレ》 四部作の最初の一作だということですけど、単に画面がちょっと奇麗になっただけで、テレビのやつとほとんど一緒じゃないですか、、、。焼き増しそのものの作品に高得点をつける気にはちょっとなれないなぁ。次からは内容大幅に変わるんですか?また一緒だったら怒っちゃいますよまったく・・。でもまったく同じというわけでもなく、微妙~に違ってたりするんですよね。それをまたオタが見つけてはああだこうだやるわけでしょ。新たなファンを作りながら今までのファンを満足させる。だから再構築なんでしょう。あ、宇多田ヒカルのエンディングはなかなか作品とあっててよかったですね。 [DVD(邦画)] 5点(2008-06-01 22:04:14) |
898. タッチ(2005)
青春映画って、どうしてこうも出てくる人がみんな「いい人」ばかりなんでしょうね。「おいお前!今頃顔出してきやがって!遅いんだよ!」なんて言ったと思ったらすぐににこっと笑って「みんな、待ってたんだぜ」みたいなさ、昔の木の実ナナがやってたみたいな演出、辞めてくださいよ。気持ち悪くてしゃあない(苦笑)。 [地上波(邦画)] 5点(2008-05-01 01:05:36) |
899. シルク(2007)
《ネタバレ》 この作品、一言でいえば説明不足、描写足らずに尽きる。謎の少女が、原十兵衛の妻だというのがまずわかりにくい。そこがわからないと、少女の代わりに違う女と交わらせる設定の意味も、少年が処刑される意味もわからないと思う。全体としてもう2.30分尺を長くして、日本での人々とのふれあいのシーン、あるいは嫁とのシーンを丹念に描くべきではなかったか。それとラストのどんでん返し。要するに、日本に思う人がいるんだと感づいた妻がああいう手紙を書いて思いを立ち切らせたかった、という、ただそれでけの話で、なんとも奥の無いどんでん返しである。この様に浅いと感じてしまう所以もやはり、全体的な描写不足とストーリーの淡白さから来ていると思う。よかった点はと言えば、教授のピアノ中心で綴られる楽曲が作品に不思議な幻想性を持たせているのと、それに交わって芦名星の登場の仕方、撮り方による妖気さの演出ぐらいであろうか。 [映画館(字幕)] 5点(2008-01-28 14:39:12)(良:1票) |
900. 大奥(2006)
《ネタバレ》 確かに江戸の風景とか、歌舞伎座とか、それから絢爛な着物とか、そういう小道具や衣装ははなかなかいいんですけどね。ただどうも演技がね、なんか全然血が通ってない感じがして、どうにも合わないですね。 [地上波(邦画)] 5点(2007-12-29 21:08:36) |