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コウモリさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

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101.  口裂け女2 《ネタバレ》 
身につまされる、悲しく陰惨な物語です。「口裂け女2」というタイトルですが、前作の「口裂け女」とは、何の関係もありません。また、口裂け女という化け物が、人を襲っていく話でもありません。普通の、現実的な事件を描いた映画です。色彩感覚や映像に対するこだわりがすばらしく、まさに「絵」で物語をつむいでいく映画と言えます。とは言え、「斬新な手法」や「奇をてらった演出」などは一切ありません。地道に丁寧に、この物語に最も合った「絵」を撮っていった。そういう感じの映像です。とても成功していると思います。登場人物の台詞がベタで類型的なのが気になるのですが、それさえ無視すれば、かなり質の高い映画だと言えると思います。
[DVD(邦画)] 7点(2008-10-17 00:01:45)(良:2票)
102.  音符と昆布 《ネタバレ》 
池脇千鶴の演じる「かりん」のキャラが、なかなか魅力的。映画としての息遣いも感じられたし、外灯の写真やピアニカ、金魚、アイロンなど、小道具もよく生かされていたと思います。物語は、連続ドラマの第1話といった感じで、これから面白くなりそうだなあ、と思ったあたりで、映画が終わってしまいます。「続きが見たい」と思わせてくれるという意味では、いい映画とも言えますが、この映画の内容だけで評価すると、やはり6点が限度かなあ。
[DVD(邦画)] 6点(2008-10-16 23:30:09)
103.  フラガール 《ネタバレ》 
あらゆる「過程」を描くことをすっ飛ばした映画でした。初め興味の無かった紀美子がフラダンスに熱中していく過程。ふてくされていたまどかが、熱心な指導者になっていく過程。頑固な千代が娘を応援しようと思うまでの過程。まどかと少女たちが心を通わせていく過程。そしてまったくの素人だった女の子たちが、がんばってフラダンスを拾得していく過程。普通なら一番丁寧に描くべき「過程」が、まったくはしょられているので、感情移入などできるわけありません。それに、小百合の父親が死ぬ設定なら、「小百合と父親の関係」を描いてからにしなきゃ意味ないでしょう。小百合にとって父親がどれほど大切か、そして小百合にとってフラダンスがどれほど大切か。その二つがこちらに伝わった上で、やっとあの葛藤に感情移入できるわけでしょう。いい役者がたくさん出ているのにみんな大根に見えたり、すべての台詞や行動にリアリティがなかったり、とにかくひどい映画です。・・・としか、僕には思えないのですが、世間の高評価を見ていると、僕にキャッチできない何かが、この映画にはあるのかなあ? という気もしてきます。でも、それが何なのかどうしてもわからないので、僕からは1点もあげられません。
[地上波(邦画)] 0点(2008-10-16 23:09:14)(良:2票)
104.  Love Letter(1995) 《ネタバレ》 
僕はこの監督とはセンスが合わないのかなあ。終止イライラしっぱなしでした。テンポは悪いし、人間は薄っぺらいし、ストーリーも、面白くなりそうで、ならない感じ。物語のプロットのアイデアはいいのですが、全く活かせていない。映像的に言うと「光の使い方がきれいだ」というのはありましたが、ずっとそればっかりで、くどく感じます。音楽も、曲自体はきれいなのですが、シーンに全然合ってない。そういうふうにしか、感じられませんでした。期待していたのに残念です。  
[DVD(邦画)] 2点(2008-10-10 01:56:29)
105.  下妻物語 《ネタバレ》 
よくできています。テンポがよく、映像の撮り方も、とてもセンスが良い。挿入されるアニメやCGも実に効果的。桃子とイチゴの二人のキャラにも厚みがあり、非常に魅力的に描かれています。クスクス笑いながら楽しく見れますが、そこに込められたポジティブなメッセージは、実はなかなか深い。深田恭子と土屋アンナは、まさにベストキャスティング。高評価に納得です!
[DVD(邦画)] 8点(2008-10-10 01:37:53)
106.  突入せよ!「あさま山荘」事件
面白かったです。人間が大勢あつまって仕事をすると、こんな感じになりますよね。警察なら、なおさらでしょう。すごくリアリティがありました。現場仕事をしていた頃のことを思い出します。身につまされる映画で、見ていて疲れましたが、満足感がありました。役所広司は、やっぱりうまいですね。
[DVD(邦画)] 7点(2008-09-30 23:28:14)
107.  集団殺人クラブ 《ネタバレ》 
テンポが良く、無駄なシーンがないので、ストレスなく見れました。また、女子高生たちの描写が非常にリアルです。援助交際も死体遺棄も軽くクリアしてしまう女の子が、実は自分のやってしまったこと(過去)に囚われている、その象徴として登場するタケゾウ。しかしタケゾウはしだいに、その領域から飛び出してきます。ここからが、この映画の特異な部分と言えるでしょう。ヒロエがタケゾウを乗り越えると、タケゾウは、またそこを越えてくる。ヒロエがまたそれを乗り越え…。そのくり返し。「タケゾウ」とは何者? そして「タケゾウの左手」の意味するものは? そんなことを考えながら、まったく飽きずに最後まで見れました。人間の葛藤や逡巡を表現しながらも、それらを軽々と乗り越えていく「人間のたくましさ」を描いている映画で、見た後に、前向きな気持ちになれます。
[DVD(邦画)] 6点(2008-09-30 16:43:55)
108.  催眠 《ネタバレ》 
これがあの「感染」と同じ落合監督の作品なのでしょうか。脚本に福田靖が関わっているというのも、本当でしょうか。登場人物の反応の滅茶苦茶さには、もう閉口です。「そんなとこで怒るかよ」「そんなこと言うかよ」の連続。リアリティないにもほどがあります。話もつまらないです。
[DVD(邦画)] 1点(2008-09-22 23:51:23)
109.  TAKESHIS’
出だしだけは、まあまあいい感じだったのですが、どんどんひどくなっていきます。大むかし流行ったようなコテコテの不条理劇。そこには「新しさ」も「難解さ」もなく、もはや「北野武らしさ」さえも、ありません。北野監督には、今後、「3-4x10月」のような名作を、あと1本でいいから、撮ってほしいものです。
[地上波(邦画)] 1点(2008-09-22 23:18:16)
110.  富江 tomie 《ネタバレ》 
同監督の「うめく排水管」が面白かったので、こちらの作品も見てみました。こっちはダメダメのグダグダホラーでした。残念。ただ、意図したものかは不明ですが、笑えるところがいくつかあって、そこはよかったです。一番面白かったのは、洞口演じる精神医が「催眠療法中に月子が言ったセリフ」を録音したテープを聞きながらメモをとるシーン。紙に「トミエ」とメモした後、「トミエ」と書いた下に「とみえ?」って。仮名なら一緒だろ! 要は、「トミエ 富江?」とか、「富江 登美枝?」のパターンのパロディなんでしょう。いくらなんでもあれは意図的にウケを狙ったんでしょうね。その後のシーンでも月子に、「トミエ とみえ」と大きく書いた紙を見せて「この名前に心当たりは?」とか聞くし。なんでそこでも二つ書くの(笑)。ひらがな読めればカタカナも読めるって。でも、面白いのはそこらへんまで。途中から笑えるシーンがなくなってきて、ただただ苦痛の退屈な時間が続くのでした。
[DVD(邦画)] 2点(2008-09-20 19:39:40)
111.  ドグラ・マグラ(1988)
原作は読んでいませんが、これは映画として非常によくできていて、なんというか、完璧な仕上がり。ストーリー、役者たちの演技、映像の雰囲気、テンポ、など、非の打ちどころがありません。数年に一度見ています。何度見ても面白いです。主役の三人のキャスティングはまさに絶妙。
[ビデオ(邦画)] 9点(2008-09-20 11:23:50)
112.  うめく排水管 《ネタバレ》 
語り口が独特です。この時代、ひとつ新しい語り口を作り出すのは至難の技だと思うのですが、ちゃんと成功していたと思います。音楽の使い方が絶妙。あと、挿入されるテロップも、手法としては古典的ですが、この映画では違う意味を持っていて、なかなかドキっとさせられます。「知らなかった」を何度もくり返すところとか、「おっ」と思わせますね。ストーリーも、悲しくせつなく、また、やり過ぎていない感じが好みでした。排水管がどんどん人を飲み込んでいくだけの映画だったら嫌だなあ、と思って見始めたのですが、それは最後に象徴としてちょっと出てくるだけで、前半のドラマ部分がメインで、よかったです。笑えるところも何ケ所かあります。ギャグのセンスもさりげなくて、いいです。令奈のキャラに厚みを持たせていたのもよかったと思います。単なる「いい子ちゃん」にしてないところがよいです。途中で歌い出す演出も、他の多くの作品では邪魔なだけですが、ここでは見事に生きています。歌のところで結構泣けます。タイトルやDVDのパッケージからはB級の匂いがプンプンしましたが、これはもはやB級とは言えません。ところが世間での評価はかなり低いようで、誉めている人が少ないんですよね。なぜ? 確かにホラーを期待しちゃうと、肩透かしを食うかも知れませんが。・・・うーん、こういうの、ウケないんですかねえ。気持ち的には8点あげたいくらいですが、僕が他に8点つけた映画と比べると、やっぱりそこまではないかな、ってことで冷静さを取り戻し、7点です。
[DVD(邦画)] 7点(2008-09-19 08:14:20)
113.  子宮の記憶 ここにあなたがいる 《ネタバレ》 
いい映画です! とにかく、人物がよく描けています。地味な設定ですが、映画の質が高くて、一瞬たりとも飽きさせません。登場人物ひとりひとりの気持ちや人生が、とてもよく伝わってきます。基本的には「人と人との心のふれあい」というオーソドックスなテーマですが、「親子」「血のつながり」といった無条件に認められがちなものに対する、一種のアンチテーゼも含まれていて、そこらへんも好きです。愛子の役は松雪以外考えられないし、柄本もすばらしい。BSでやっていたのを何の気なしに録画したのですが、まさに掘り出し物でした。意外なところに名作が隠れているモンですねえ。9点に近い8点!
[CS・衛星(邦画)] 8点(2008-09-19 06:20:00)
114.  リアル鬼ごっこ(2008) 《ネタバレ》 
意外に面白かった。ムチャクチャな設定の割に、ドラマ作りはしっかりしていたほうじゃないかな。佐藤狩りとか王様とか、どうなることかと思ったら、結構リアリティがあってビックリ。まあ6点が限界だけど、スノッブなお芸術映画に比べたら、こういうおとぎ話のほうがずっとマシ。
[DVD(邦画)] 6点(2008-09-18 18:55:09)
115.  この胸いっぱいの愛を 《ネタバレ》 
初見の時は8点つけて、けっこうな褒めレビューを書いていましたが、久しぶりに観たらビックリするほどつまらなかったです。こんなに感じ方が変わるものなんだな、という発見だけが興味深かったです。 テンポが悪いし、人物が描けていませんね。 タイムスリップもと思わせておいて途中でひっくり返すところがミソですが、それだけの映画・・でした。今観たら。
[CS・衛星(邦画)] 3点(2008-09-18 15:54:59)
116.  L change the WorLd 《ネタバレ》 
仮面ライダーみたいな、子供向けのヒーローものだと思って見れば、なかなかの出来。松山の作り出すLのキャラはしかっりしているし、工藤、高嶋、鶴見、福田と、役者陣はがんばっていた。個人的には、佐藤めぐみの殺人鬼っぷりも、ツボだった。南原の学芸会以下の演技も、この映画には、なんか妙にハマっていた。バラエティ番組での南原に比べたら、役に立ってたんじゃないかな(笑)。ストーリーは、どうこう言う以前の出来。デスノートみたいなちゃんとした娯楽作品には、到底なっていないので、期待しないように。暇つぶしとしては、まあ飽きずに最後まで見れたので、5点あげましょう。 
[DVD(邦画)] 5点(2008-09-17 02:08:31)
117.  オーディション(2000) 《ネタバレ》 
途中まではなかなか面白かった。人物の描き方、物語の展開のさせ方など、すべてがいい感じで、楽しめた。先を読ませずに興味を引く語り口も絶妙。ところがラストの「キリキリキリキリ〜」の部分が拍子抜け。残酷描写が話題だそうだが、もっと残酷な映像をたくさん見てきた自分には普通のスプラッタにしか見えなかった。そうして結局何が何だかわからず映画は終了。「私だけを愛してくれるか」という審査基準で、実は女が男をオーディションしていた、ということみたいだが、スッキリしない。「言葉は信用できないが痛みは信用できる」という言葉と、あの女の行動は合致していない。要は子供がアリの足をもいで遊んでいるのと同じでしょう。残念な結末。
[DVD(邦画)] 5点(2008-09-16 17:06:17)(良:1票)
118.  自虐の詩 《ネタバレ》 
いい要素はたくさんあります。まず、中谷美紀がとてもうまい!ユキエと熊本さんの中学時代のエピソードは心にしみる。細かいギャグにもクスッとできて、コメディとしてもなかなか。町の雰囲気もよい。しかし、映画全体としてのまとまりが今一つで、どうも消化不良です。特にエンドロール後の「幸と不幸は等価値。意味のない人生はない」みたいな着地点は最悪。僕的には、熊本さんが作ってくれたお弁当に入っていた半熟のゆで卵が、一番の感動ポイントでした。
[DVD(邦画)] 6点(2008-09-16 01:25:27)(良:1票)
119.  ベロニカは死ぬことにした(2005)
みなさん書かれていますが、主役の真木よう子の演技がとてもよいです。映像はとても美しく、撮り方にも工夫が見られます。脇役の役者たちが、舞台劇のような芝居をするのですが、それも面白い効果をあげています。音楽も、古典的ではありますが美しく悲しく、映画を盛り上げます。しかし、残念なことに、それらを全部駆使しても、ストーリーのつまらなさ、メッセージの貧困さをカヴァーすることはできませんでした。5点が限界。
[DVD(邦画)] 5点(2008-09-15 00:18:56)
120.  EUREKA ユリイカ 《ネタバレ》 
役者たちの芝居がリアルなところはよかったです。絵もまあまあきれい。でも、何が言いたいのか、さっぱりわかりませんでした。ラストシーンで映像がカラーになり、「EUREKA(見つけた)」の文字。いったい何を見つけたと言うんでしょう? 僕は何も見つけられませんでした。
[DVD(邦画)] 3点(2008-09-11 17:29:43)
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