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ヴレアさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

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101.  光(河瀬直美監督作品) 《ネタバレ》 
まず映画の音声ガイドの仕事というものに初めて触れ、こういう世界があったのかと、とても興味を惹かれた。 視力障害を持った人がどうやって映画を楽しんでいるのか、絶妙なタイミングで挿入される状況説明や、BGMを頼りに想像力をフル回転させて楽しんでいるんだと言う事がわかり、これには感心させられた。でも、ガイドにはその人の主観が入るとかえって邪魔になってしまったりで、非常に奥深い世界なんだと思った。  なんと言っても、段々と視力を失っていくカメラマンを演じた永瀬正敏が凄い演技で良かった。 かろうじて見えていたのが徐々に視界が狭まっていき、やがて完全に見えなくなってしまうその瞬間を捉えた表情が、なんとも切なくてやりきれなかった。
[DVD(邦画)] 8点(2018-03-08 20:08:55)
102.  幼な子われらに生まれ
「しあわせのパン」「ぶどうのなみだ」の監督という事でそんなに期待していなかったが、普遍的な家族の崩壊と再生のドラマをリアリティたっぷりに描いており、終始引き込まれた。  バツイチ同士の再婚に伴う、血の繋がらない父と娘の衝突や、それに伴う夫婦の関係の変化などが丁寧に描かれていた。 DVでギャンブル中毒の元夫役を演じたクドカンは、絵に描いたようなクズ男だったが、妙に人間臭さに溢れており印象に残った。  そして、なんと言っても浅野忠信の安定感。 再婚相手の連れ子とうまくいかなくて、仕事でも煮詰まり、段々と精神的に余裕がなくなっていく様を静かだが真に迫る演技で見せてくれた。連れ子の長女を演じた子役も良い演技だった。
[DVD(邦画)] 8点(2018-03-07 20:28:14)
103.  ロスト・イン・トランスレーション
見る人によって色んな姿に映る街、それが東京。  日本に居ながらそんなに東京に行った事ない自分にとっては東京ってこんなもんなんじゃないの?と思ったが、実際に住んでいる人にとっては違和感を感じるのかもしれないですね。  ビル・マーレイとスカヨハがマシンガンの襲撃に会い(おもちゃ)東京の街に飛び出すシーンが好き。これが英語圏の国だったらこんな展開にはならないだろう。言葉が通じない国だからこそ、疎外感や孤独を募らせた両者が助けを求めるかのように、自然とああなったんだと思う。 両者の微妙な心理描写が画面を通して伝わってきたので、引き込まれた。  日本の美しい風景だけじゃなく、ゲームセンターやカラオケ、藤井隆の変なTV司会者など、ヘンテコな部分も見せているのは良いと思った。
[インターネット(字幕)] 8点(2018-02-22 07:19:16)
104.  美しい星
家族4人のそれぞれのドラマがバラバラに展開していって段々絡み合っていくという「桐島部活やめるってよ」的な手法が相変わらず面白い。 SF要素もあって全く先の読めない物語だったので飽きずに楽しめた。 とにかく、リリー・フランキーのハジケっぷりがヤバかった!リリー・フランキー好きは絶対に見るべき。 暴走に次ぐ暴走。そして、火星人の決めポーズ。これには笑った。
[DVD(邦画)] 8点(2018-02-20 16:08:41)
105.  乱暴と待機
初見時はそんなにはまらなかったが、中古で売られていたDVDを何故か買ってしまい、また観た所かなりツボにはまってしまった。  富永監督の作品はどれも怪しげな世界観でハマる人はほんとにハマると思う。  とにかくヘンテコな人達によるヘンテコな物語が展開されており、馬鹿馬鹿しいんだけどなんか引き込まれてしまう魅力がある。特に浅野忠信と美波が演じるエセ兄妹の存在感が半端ない。
[DVD(邦画)] 8点(2018-02-15 22:51:35)
106.  映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ 《ネタバレ》 
キネ旬ベストテンで1位を獲得していたので気になり観た(←ミーハー) 石橋静河が冒頭で言うセリフ「夜空はいつでも最高密度の青色だ」が特徴的であったが、彼女のモノローグの多用により、社会に対する不満や他者の無意識に対するグチ等をとめどなく溢れ出す。一方池松壮亮は他人に対して必要以上に言葉を発する事で自分の自信の無さだったり、不安を解消している。 そんな二人が出会い、最初は話まくっていたのが段々と言葉少なになり、やがて言葉を必要としなくなっていったのが印象的で面白かった。  主人公は看護師でいつも身近に死を感じていて、母親が自殺した事で落ち込んでいる。池松壮亮演じる男の同僚も仕事中突然倒れ、隣に住む老人は熱中症で孤独死していた。街では人身事故により電車が遅れるのは日常で、今日も地震速報のニュースが絶えない。こういった身近に溢れ返る死のイメージが、主人公達の行き場のない不安や恐怖を増幅させていた。
[ブルーレイ(邦画)] 8点(2018-02-15 21:34:48)
107.  映画 中二病でも恋がしたい! Take On Me
完全新作の劇場版! テレビシリーズのファンならばかなり満足度の高い作品だと思われ。 付き合ってるのに相変わらず進展しない優太と六花の恋の行方にやきもきドキドキしつつ、日本全国を旅するロードムービーとしても面白い仕上がり。 丹生谷と凸盛を敵に回して4つ巴のバトルが楽しめるのもポイント。お馴染みの脳内補完バトルは劇場版らしくかなりの迫力でそれだけでも価値があった。 注意点としては、くみん先輩と七宮と一色の出番は少なめな事。  個人的に「たまこまーけっと」ネタや札幌市内が出てきたのも嬉しいポイント。  また、本編始まる前に撮影タイムなる謎のイベントがあり、私は恥ずかしくてちょっと遠慮したのだが、隣のjcくらいの娘はノリノリで撮影していて、しかもフリル付きのスカートとニーハイを履いていて、これは中二病に違いねぃ!などと勝手な妄想を繰り広げておりました(←ヤバい奴 笑)  ラスト10分くらいの急激な盛り上がりにはやられた!泣ける!
[映画館(邦画)] 8点(2018-01-24 14:36:42)
108.  DESTINY 鎌倉ものがたり
全然期待していなかったせいか、かなり面白かった。 鎌倉には妖気が漂い、魔物や幽霊が集まっているという不思議な設定のもと(実際は居ないですよね?居るなら鎌倉に行ってみたい)繰り広げられる摩訶不思議な冒険譚。  邦画にしてはVFXがびっくりするぐらいリアルで、ここまでできるんだという驚きを感じた。  映画全体を支配するシュールというかちょっととぼけた感じの雰囲気がとても良かった。 堺雅人と高畑充希はそんな世界観にぴったりの人材だった。 この2人の掛け合いがほのぼのとしていて実にいい。いつまでも見ていられる。  あと死神役の安藤サクラもこれまたとぼけた感じでいいんだよなぁ。  ちょっと無理矢理感動させようとする苦手演出があったものの、そこまでくどくなく、もっと観ていたいと思えたので是非続編お願いします。
[映画館(邦画)] 8点(2017-12-12 22:52:52)
109.  探偵はBARにいる3
初めて公開初日舞台挨拶付き上映というものを体験した。中継だけどね(汗) 洋ちゃんのテンションの高さと松田龍平のテンションの低さのギャップが面白かった。でも互いに尊敬し合っているんだなというのが良く伝わってきて微笑ましかった。特に、松田龍平の凄さを問われた洋ちゃんが、自分はパンツ1丁になったりして必死で笑いを取っているのに、たまにボソッと喋るだけで笑いが起きる松田龍平は凄いし、羨ましいと語っていたのが印象的だった。たしかにそうだなぁと頷ける。ちょっと謎めいたあの独特のキャラは松田龍平ならではの味だよねぇ。 あと、洋ちゃんが"探偵は映画館に居る"という企画でこの日の朝10時から12時まで実は静岡の映画館に行っていて、シフトが足りないから手伝って欲しいという依頼をこなして来たというVTRコーナーが面白かった。しかも時間がなくて動画ではなくスライドショーで、それをいちいち洋ちゃんが面白コメントで紹介していく様が最高だった(後日、映像は各媒体に配る模様)。松田龍平がコメントで私は今何を見せられたんだろうと答えてて、それにまた洋ちゃんがツッコむのが面白かった。 さっきから面白かった面白かったばかりで、全く映画のレビューじゃないじゃないかとツッコまれそうなので舞台挨拶についてはこれくらいにします。  で、本編の感想は…面白かった!(そればっか)  いや、前作が壊滅的にグダグダだったので心配したが、これはこれまでのゆるーいコメディ路線から転換を図ったのか、しっかりとサスペンスはあるし、ヤクザの抗争に巻き込まれるというシリアスな面もあるし、それでいてスケールはデカいし、女優も北川景子に前田敦子と華があって良かったし、相変わらずの洋ちゃんの体を張ったギャグ、松田龍平と志尊淳君の見応えたっぷりのファイト、シリーズ通してお馴染みの安藤玉恵や田口トモロヲや松重豊らの安定感、そして札幌のご当地要素としてノルベサの観覧車や日ハムの栗山監督まで登場して、さらに札幌の夜景が空撮で非常に綺麗に撮られていてお腹いっぱい。大満足なのであった。これはシリーズで1番面白かった。エンドロール後のオチも最高なので、是非最後まで見ましょう!
[映画館(邦画)] 8点(2017-12-01 20:14:29)(良:2票)
110.  バトル・ロワイアル
リアルタイムで映画館で観た勢で、公開前から国会で議論されたり、その年に少年犯罪が多かった事などから批判を浴び、それがかえって話題を呼んでいましたね。 初見時の私はやはり衝撃的な内容に驚きつつも、映画だからこそ体験できる非日常的な地獄絵図に血湧き肉踊っていたのも確かなのでした。 とにかく内容は単純で、ひたすら殺し合いが行われるんだけど、ビートたけしの存在感がこの映画を圧倒的に面白くしていると感じた。 ちなみに好きなキャラは相馬光子で、彼女の生に対する執着が凄いし、ただ奪う側に回りたかったという単純明快さは清々しいまでの悪女っぷりで最高だった。 逆に嫌いなキャラは千草で、戦闘能力はなかなか高いものの、悲劇のヒロインを気取り過ぎている点や、いちいち言動が大袈裟で、キャラを作りすぎている点が痛かった。 あとはまあ早々にゲームから降りる奴やなんとか運営を倒そうとする奴や殺人ガチ勢など色んな奴らが出てくるので面白い。
[映画館(邦画)] 8点(2017-11-30 20:22:30)
111.  予兆 散歩する侵略者 劇場版
冒頭、風に揺れるカーテン越しに染谷将太の姿が微かに見えた時、すでに異様な雰囲気が見て取れる。タイトルが出るもカメラは不穏に動き続け、夏帆の不安そうな表情を映し出す。のっけから、ああこれは「散歩する侵略者」だなと思った。いつの間にかWOWOWでドラマ化され、いつの間にか劇場版が公開されていて驚くと同時に2ヶ月足らずでまたあの世界に触れる事ができるなんてこれは素直に嬉しい。  「散歩する侵略者」はどちらかというとコメディ要素が強かったが本作「予兆」は全体的にホラーよりだ。今作で印象的なのはとにかく東出昌大。寄生獣再び この人はほんとに異星人役がよく似合う。凄い存在感だった。また、彼に相対するのが奇遇にも染谷将太ときた。新たな設定として右手が支配されるというのは寄生獣のオマージュ?等と勘ぐってしまった。 あと、夏帆も頑張ってた。「散歩する侵略者」の長澤まさみと同じような役柄だが、このシリーズは女性が強い!ピストル片手に暴れ回るぜよ! ただ、ドラマ版を繋ぎ合わせただけと思われるので、少々展開がだらーっとしてるので、よっぽどこの世界観が好きな人じゃないと飽きるかも。でも、音響は強化されているらしく、凄い迫力あって良かった。 最後に一言だけ言わせて!もはや「散歩」してないじゃん!(笑)
[映画館(邦画)] 8点(2017-11-14 17:04:47)
112.  写真甲子園 0.5秒の夏
北海道では11月11日から先行して公開されたので早速観に行ってきた。 いやぁ迂闊だった。北海道に生まれてこのかたずっと住んでるのに、写真甲子園の存在を知らなかった。もう20年以上前から東川町であんなに熱い大会が毎年繰り広げられていたなんて。  とにかく驚いたのが全国各地で選ばれた代表が本選に進む為には非常に狭き門であるという事。500校を超える応募校から本選に行けるのは18校のみ。そこへ行った者にしか見えない景色を見るために皆熱戦を繰り広げている。 そして本選では東川町で3日間に渡って行われて、実際に現地で決められた時間内に撮った写真を決められた時間内に8枚だけ選び、どういうテーマの作品なのかを選手がプレゼンするという形式である。  そこには色んなドラマがあり、非常に面白かった。映画向けに少々大袈裟にしたなという展開も見受けられたが、俳優達が素人っぽいのが幸いしたのかなかなか自然な演技で良かったと思う。また、脇を固めるベテラン俳優の力も大きい。千葉真一は物語上必要なのかなってレベルの役だったけど、彼の登場により深みが増したし、河合我聞とか久しぶりに見たけど凄く良かった。ただ、ちょっと残念だったのは東京代表の桜丘高校の部長のキャラの掘り下げが足りなかった事。せっかく一人で頑張って部員集めに奔走して主役級にドラマチックな盛り上がりを見せていたのに、途中から関西学園に見せ場を奪われがちだった。  あと、面白いのは実際の写真甲子園の大会と並行して映画の撮影が行われた事。街中を映画のキャスト達がカメラを手に撮影している隣で実際に出場している高校生たちも写真を撮っていた。まさに映画と現実の入り組んだ不思議な空間。劇中、写真をプレゼンするシーンではキャストたちが自分で考えて発表し、実際の審査員に審査され、しかもどのような審査が下されるのかも予めわからないというのだから凄い。だからこそキャストたちの自然な演技が引き出されていると思った。これがきっかけでもっともっと「写真甲子園」が注目されればいいな。
[映画館(邦画)] 8点(2017-11-13 18:32:54)(良:1票)
113.  夜明け告げるルーのうた
物語は漁村を舞台に、バンドを目指す子供たちの青春が描かれていて、よくありそうな展開だと思ったが突如としてルー(人魚)が出現してからが予測不能になって面白かった。何これ!ルーが不気味。でも段々可愛く思えてくるから不思議。 ルーの踊りには見る者全てを魅了する力がある。 昔は怖い存在だったが、この子は歌って踊るかわいい人魚だからと、村興しの為に人魚を利用しようとする村人達が出てきて、この監督得意のドタバタ劇が展開されていく! ちなみに、昔は海で演奏してたら人魚が音楽に寄ってきて人が食い殺されていたらしい(んな馬鹿な)  湯浅作品が好きなら絶対楽しめるし、その表現の豊かさと、キャラクターの魅力により、何度でも観たくなっちゃう不思議な魅力がある。
[DVD(邦画)] 8点(2017-11-10 21:45:50)
114.  彼女がその名を知らない鳥たち
とにかく原作再現度が半端ねぇ! 同じ原作者で今年公開された「ユリゴコロ」は原作再現度45%くらいだったが、本作は99%の再現度と言っていい(原作厨かよ) 主演の蒼井優と阿部サダヲ。この2人は原作のイメージそのままで本当に素晴らしかった。 ストーリーは超絶メンヘラ女である蒼井優が繰り広げる共感度0の恋愛遍歴を楽しむというのが正しい観方。 全く共感はできないんだけど、阿部サダヲの存在によってグイグイ映画に引き込まれる力がある。 普通の恋愛に飽きた方におススメの偏ったラブストーリー!
[映画館(邦画)] 8点(2017-10-30 00:16:41)(良:1票)
115.  ひそひそ星
神楽坂恵演じるアンドロイドは宇宙船で各惑星に郵便物を届ける仕事をしている。その壮大な旅を描いた物語。 このようにただあらすじを述べただけでもシュールな映画だなというのは察せられるだろう。 しかも、全編モノクロ。さらに、アンドロイドが届ける先の星々は東日本大震災の被災地を舞台にしているのだからぶっ飛んでる。 震災の記憶を風化させたくないという思いが込められているのだろうか。しかし、荒涼とした風景は本当に異世界のようだから不思議だ。 また、宇宙船のデザインもシュールでやられた。古き良き昭和の家屋をそのまま宇宙船にした感じ。こんな宇宙船なら気軽に乗ってみたくなる。 まあ好みが分かれそうな映画だが、私はかなりツボだった。
[DVD(邦画)] 8点(2017-10-19 20:29:16)
116.  あゝ、荒野 前篇
原作の昭和な世界から現代(近未来)へと舞台を置き換え、しかし原作の持つ骨太で硬派な世界観はそのままに巧く映画化されていると思った。 とにかく菅田将暉の熱演が素晴らしく、スクリーンへくぎ付けになった。 ヤンイクチュンの役柄は原作では主役のはずだが、映画では脇役というかちょっと印象の薄い感じだったので後編での活躍に期待したい。 ユースケ・サンタマリアは胡散臭いいかにもなハマり役だし、でんでんの「冷たい熱帯魚」以来の怒りキャラも適役。 ただ、原作で自動で自殺を可能にする機械を開発した連中が出てくるのだが、それが何故か”自殺を防止する会”になっていて、そいつらは何がしたいのかよくわからず、映画の流れをぶった切っているので唐突な感じが否めない。白塗りの男のパフォーマンスはシュール過ぎて笑った。「TOKYO TRIBE」に出てくる家具の男を思い出した(笑) あと、無理矢理東日本大震災を絡めてくるのもどうかと思った。  とはいえ、原作に比べて菅田将暉演じる新宿新次のキャラ付けが厚みを増しており、過去もしっかり描かれているので感情移入しやすいし、敵となるキャラもより明確になっていて、これは後編への期待も高まる。
[映画館(邦画)] 8点(2017-10-10 00:29:53)
117.  三度目の殺人
観る人によって色んな感じ方のできる作品。 本来なら、しかつめらしく得意げに持論を展開したいところだが、まだ2人目のレビューだしネタバレはしたくないので、当たり障りのないつまらないレビューを書きたいと思います。  まず、法廷ものというと勝った負けたの激しい応酬やバトルが見物ですが、この映画ではあまりそこに重きをおいていない。 根底に流れるのは是枝監督の得意とする家族愛だったり、人間の本質といったもので、エンタメ性よりもやはりそこは作家性が前面に出ていると思うので、是枝作品のファンなら絶対満足いく出来だと思う。 また、福山と役所の演技合戦は凄い緊迫感で圧倒させられた。  余談だが、前日に「散歩する侵略者」を観たせいで、すっごい真面目な好青年役の満島真之介が、今にもふざけ出すんじゃないかと気が気ではなかった(笑)
[映画館(邦画)] 8点(2017-09-13 13:28:51)
118.  ヴァイブレータ
映画とは非日常を楽しむものであると思うので、こういう自分とは全く関係のないようなヤバい世界の出来事は非常に興味深く楽しめるのだが、さすがにこの映画の主人公はやばいと思った。とにかく一人でブツブツ訳のわからない事を口走っているし、すぐ吐くし・・・。普通なら絶対関わり合いたくない奴である。それでもこの映画を退屈せず観れたのは、どう物語が展開していくか予想がつかない所と、寺島しのぶの演技が凄くて引き込まれたからに他ならない。
[DVD(邦画)] 8点(2017-07-21 21:26:59)
119.  チア☆ダン〜女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話〜
後半の盛り上がりは異常! 凄く元気を貰える映画だ。 また、登場人物それぞれの描写を細かく掘り下げているのでどの人物に対しても自然に感情移入できた。例えばひかりがなぜチアリーダーを始めたのかという理由が、さりげない家の中の描写で一瞬で理解できるところ。いちいち説明しないこういうさりげない演出は好感をもてる。 そういったのも含め脚本が非常に丁寧に練られているので全然飽きずに観られた。
[映画館(邦画)] 8点(2017-03-28 00:48:22)
120.  ぼくは明日、昨日のきみとデートする 《ネタバレ》 
ある年を起点にして互いの時間軸が反対に流れるという現象が謎すぎるが細かい事を気にしなければ充分楽しめます。なにより小松菜奈が最高に可愛くて、純粋にラブストーリーとしてキュンキュンできる。←言ってて恥ずかしい。 あと、タイトルを窓口で言うのがあまりに恥ずかしい場合、自動券売機がある映画館に行っちゃうよね。という映画あるあるでした。
[映画館(邦画)] 8点(2017-01-11 11:25:51)
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