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ドラえもんさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

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141.  日本の黒い夏 冤罪
熊井啓監督の作品意図としては、この年に起きたひとつの(あまりにも有名な)事件を記録しておきたかったに他ならない。それほどに“冤罪”というテーマは彼にとって魅力あるものなのだろう。が、しかしその描き方は通り一遍だし、どのシーンをとってみても印象はあまりにも希薄だ。それは今までにTVのドキュメンタリーや特番などでさんざん報道されてきたことを、単になぞっているだけに過ぎないからである。だからそこから何ら新しく喚起されるものも生まれてこないし、ましてや感動などあるはずもない。
6点(2001-04-08 18:46:43)
142.  風花(2000)
ベスト・ワン監督の相米慎二の演出のもと、元アイドルの小泉今日子が大人のオンナを演じて新境地を開いたか(?)という話題の作品だが、はっきり言ってストーリーに新鮮味もなければ何の意外性もない。原作に問題があるのだろうか、監督自身、ストーリーにはあまり関心がないようにも思える。しかも肝心のキョンキョンの魅力を引き出せてもいない。あるのは主人公二人の“道行き”での演技合戦というところか?!
6点(2001-03-24 23:59:42)
143.  漂流街 THE HAZARD CITY
ぶっ飛んだ映像感覚のVシネマって感じのピカレスク映画。映像はシャープだしカラーも綺麗に仕上がってます。主要な登場人物たちのワルぶりも、それぞれのキャラクターを生かしきって迫力十分。でも、好き嫌いがハッキリ別れるだろうな~こういう作品は。(CGを駆使してまでも再現した闘鶏シーンの意味がよく分らない!)
6点(2000-11-29 00:10:15)
144.  暴走パニック 大激突
深作欣二といえども、秀作ばかりを連発するという訳にはいかない。大きな話題ともなったS・ペキンパーの「ゲッタウェイ」にヒントを得たような単なる思いつきの、いわゆる東映のお仕着せ企画に、ここではむしろ深作自身があまり乗り切れていない印象を持った作品。女の前ではやたらカッコをつけてはいるが、所詮優柔不断な軟弱男に対し、邪険にされても尚すがり付くような薄幸の女といった、主人公たちの大時代的な設定の図式に安直さを感じるし、脇役たちのハチャメチャぶりも悪ノリの域を一歩も出ない。確か「日本映画としては良く出来ている!」との声もあったカーアクションだが、郊外の埋立地を壊れてもいいような中古車が走り回っているという程度のレベル。それでも面白いと言ってくれる映画ファンがいるという事は実に有難いものだ。
5点(2003-08-18 00:19:22)
145.  黄泉がえり
死者が蘇えるという一種のファンタジーだが、演技というには余りにも稚拙なTVタレントたちや、冗漫でノリの悪い演出により、せっかくのテーマを生かしきれていない。例えば、多くの方が指摘されているように、そもそも死者が蘇えると言う、この世で絶対に有り得ない現象に対して、何故彼らは斯くも冷静に対応出来るのだろうか。それはまるで、暫らく留守をしていた人が帰ってきたというようなレベルなのだ。(これがもしホラーとして描かれたなら、もっと阿鼻叫喚の世界にもなった筈)もっとも基本的な部分なだけに、何とも不思議でならない。料理の仕方によってはもっと面白くなっただけに、実に勿体無い作品だ。それにしても、何故この作品が予想を越えるヒットとなったのだろうか。(いちばん驚いているのは東宝ではないのか)おそらく大半が若者の支持によるものだと推測されるが、作品が持つ雰囲気や気分だけで映画を観てしまうという、現代の若者気質が如実に示された現象だと言える。
5点(2003-05-30 23:48:11)(良:1票)
146.  模倣犯
類型的なものを極力嫌い、常にクセのある演出スタイルを貫くという意味では、いかにも森田監督らしい作品となっている。が、それにしてもひたすらシニカルで乾いた登場人物たちには、我々観客が感情移入する事を頑なに拒絶しているかのようで、とりわけ、極めて冷静でとても豆腐屋の主には見えない山崎努の存在には、リアリティすら感じられないのは困ったものだ。それはバーチャル的に自爆してしまうシーンにも言えることだが、実際どこまでが本当なのか解らないラストの唐突な問題提議をも含め、ひたすら人を食った嫌味で冗談のような作品で、とても好感は持てない。
5点(2002-08-10 16:35:33)
147.  大河の一滴
ベストセラーは確かエッセイのはずで、そのタイトルを借りただけの全くの創作。従って厳密な意味での原作の映画化ではないのだが、それではいったい何故この様なお話になったのだろうか。とりわけ話の中核である若い男女の三者三様の行動には理解し難いものがある。ひたすら真面目で常識と礼儀をわきまえたロシア青年が、事もあろうにビザが切れていたことを忘れていて、本国へ強制送還されてしまう。さらに頑なに拒否しながらも結果的には好きな女に従ってしまう優柔不断な男。そして果たして愛していたのかどうかも自覚の無いまま、青年をロシアまで追っかけて行きながら、結局逢わずにそのまま帰ってしまうという何事にも曖昧さが残る女・・・といった具合に、観る側としてはこの作品から結局何を汲み取ればいいのか、さっぱり解からないでいる。年頃の男女の不可解さがそのままこの作品の感想とも言える。
5点(2001-09-22 23:19:06)
148.  バトル・ロワイアル
「仁義なき戦い」の中学生版として楽しんでは観ましたが、その描き方はあまりにもマンガチックで呆れるほど。昔から深作さんの作品を観てきたものにとって(昨年公開された「おもちゃ」などは、深みのあるしっとりとした大人の作品として大好きでしたが・・・)、これはいったいど~言うことなんだか。ちょっと若い人のウケを狙いすぎたんだろうか?どうやら大騒ぎするほどの作品ではないようです。
5点(2001-01-21 17:25:53)
149.  ローレライ
戦場という特殊な状況下に置かれた男たちのドラマ。それは常に死と隣り合わせであることを意味し、ただそれだけでも緊迫感を生み出すものだが、さらに潜水艦という閉塞された空間ともなると一層切迫感を帯びてくる。しかし本作に限って言えばカラッとした明るさ(脳天気と言い換えてもいい)を覚えても、緊張感の欠片も感じないのは何故だろうか。シリアスさの一方でSFファンタジーといった感覚の本作が、そのどっちつかずの印象となっているのも、一人の超能力少女を登場させている事に起因しているように感じられる。男たちの舞台に上げてしまったこの不思議な少女に、どれだけのリアリティを感じさせられるかが本作のポイントともなるわけだが、実際にはさほど重要な役割を担っている訳でもなく、また有機的な働きをするでもなく、実に曖昧で得体の知れない存在としか映ってこない。しかもその彼女を艦長以下乗組員全員が、この男たちの聖域に容易く受け入れてしまうという不可解さ。とても国家存亡を担っている軍人たちとは思えないほどの御気楽さである。「私は、歌うことが好き」などと、妻夫木クンと甲板で日向ぼっこをするなど、状況を考えるまでもなく、まったく真実味のない浮世離れしたシーンであり、いかにも若い客層狙いのあざとさを感じてしまう。その他、全編有り得ない設定のオンパレードで、基本的なコンセプトを見誤ると、かくも無残な作品となってしまうという戒めをも感じてしまう。本作は戦争体験とはまったく無縁の世代が、そして過去の戦争映画をロクに勉強もしていないことが図らずも露呈してしまった、いわゆる平成という時代そのものが創り上げた産物だと言える。
[映画館(字幕)] 4点(2005-04-13 18:25:00)(良:6票)
150.  梟の城
日本映画界を背負ってきた一人・篠田正浩監督の輝かしい名作群にひとつの汚点を残してしまったような、それほど見るべきものがまったく無い不出来な作品だが、彼にはまだまだこれからも映画を撮り続けて欲しいし、又、そう願いたい。老け込むにはまだ早い。更なる奮起を!
4点(2001-03-29 14:47:22)
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