61. 燃えよドラゴン
《ネタバレ》 おや?久し振りに観てみたら結構面白いぞ。ブルーレイで画質も格段に向上し、日本語吹き替えなので字幕を読む必要もなく、ホームシアターのスクリーンで観たから、ブルース・リーの筋肉の動きが細部までよく分かる。ストーリーは相変わらずいい加減だし、回想シーンになると画面がホワワ~ンとなるのは眠くなるのでやめてほしいけど、リー先生の本物のアクションは度肝を抜かれる。ジョン・サクソンとアフロの回想シーンなんかどうでもいいから、アクションシーンをもっと増やしてくれ。 [ブルーレイ(吹替)] 6点(2008-09-11 22:08:31) |
62. インファナル・アフェア 終極無間
《ネタバレ》 香港ノワールの新たな名作として始まったシリーズだが、最終章はサスペンス仕立てに。ヤンと同化することで精神に異常を来たしてしまったラウ。最後は自殺を試みるが、死ぬことすらできない。それこそが無間地獄。ハリウッドリメイクの『ディパーテッド』では描けなかった真のエンディングがこれだ。やや強引な筋立てだが、新たなキャラクターを投入することで、緊張感を持続させ、それなりに納得のできる結末となった。レオン・ライがクール。 [映画館(字幕)] 6点(2008-08-28 08:57:59) |
63. プロジェクト・イーグル
《ネタバレ》 序盤のカーチェイスシーン、よく見るとエキストラがたくさん出ている。タイミングを一歩間違えたら大惨事になり兼ねないのに、みんな頑張っている。香港映画はアクションに対する意気込みがハンパない。CGだらけのハリウッドにも見習ってほしいものだ。内容はジャッキー版『インディ・ジョーンズ』といったノリで、気楽に楽しめる。適度にお色気もあり、ジャッキー初心者にはオススメの一本。金塊よりも水(命)が大切、というジャッキーのメッセージが込められている。 [DVD(字幕)] 6点(2008-04-02 11:42:47) |
64. レディ・ハード 香港大捜査線
《ネタバレ》 平均点を下げてしまって申し訳ないが、『ポリス・ストーリー』の二番煎じみたいな内容で、期待したほどの出来ではなかった。ミシェル・ヨーとシンシア・ラスロックのアクションは凄いが、クライマックスまでいまいち盛り上がりに欠ける。『皇家』シリーズでは、ドニー・イェンとシンシア・カーンの『クライム・キーパー』の方が面白かった。サモハンやリチャード・ン、ディック・ウェイ(『プロジェクトA』の海賊のボス)といったジャッキー映画の常連や、〈香港のスピルバーグ〉ことツイ・ハークが役者として出ているのが見所か。 [DVD(字幕)] 5点(2012-04-03 06:56:25) |
65. フル・コンタクト
内容はよくある復讐ものだが、リンゴ・ラム監督らしいハード・バイオレンスに圧倒される。サイモン・ヤムとアンソニー・ウォンという濃い顔合わせが実現。チョウ・ユンファの角刈り姿も拝める。 [DVD(吹替)] 5点(2011-07-01 21:10:49) |
66. フル・ブラッド
《ネタバレ》 ハードっぽいタイトルとは裏腹に、アクション控え目のファンタジー・ラブコメディ。少林寺に潜入したCIAのチョウ・ユンファが、国宝の超能力少女と恋に落ちるというもの。見所は『キル・ビル』にも出ていたゴードン・リュウとの共演か? [DVD(吹替)] 5点(2011-06-29 19:07:53) |
67. チャイニーズ・ゴースト・ストーリー2
《ネタバレ》 前作に輪をかけてハチャメチャなストーリーはもう笑うしかないが、これがなかなか香港映画らしい娯楽大作になっており、飽きさせない。都合が悪くなると大仏に変身する僧侶なんか最高(笑)相変わらずお綺麗なジョイ・ウォンと初々しいミシェル・リーの姉妹役も目の保養になる。 [DVD(字幕)] 5点(2011-06-17 21:35:09) |
68. ヤング・マスター/師弟出馬
《ネタバレ》 う~ん…ジェット・リーやドニー・イェンのハイスピード・カンフーに慣れてしまっているので、正直この時代のカンフー映画は物足りなく感じる(ただ組み手をやっているだけにしか見えない)。実際のところ、中盤にラスボスが大暴れするシーンが一番迫力があった(ちなみにこの場面にはジャッキー出てきません)。ストーリーはあってないようなものだし、ここまでの高評価がちょっと不思議。 [DVD(字幕)] 5点(2011-06-16 06:53:16) |
69. ブルース・リー/死亡遊戯
《ネタバレ》 (本物の)ブルース・リーが登場するまでの80分は見るに耐えない代物だが、黄色いトラックスーツに身を包んだ(本物の)リーが「ジャジャーン!」と現れた途端、そんなことはどうでもよくなる。ジョン・バリーの音楽が無駄に格好良い。 [DVD(字幕)] 5点(2010-12-13 20:25:28) |
70. SPIRIT スピリット(2006)
アクション一辺倒ではなく、ドラマ部分に重点を置いた脚本はベタながらも悪くない。ジェット・リーの武術に対する思想のようなものも垣間見れて良かった。ただ、あまりワイヤーには頼らないでほしかったな~。また、ブルース・リーの映画なんかでもそうだけど、日本人の描き方がひどい。実際の日中間の歴史を見れば文句も言えないが…。 [映画館(字幕)] 5点(2010-09-24 10:31:16) |
71. ドラゴン怒りの鉄拳
《ネタバレ》 ブルース・リーの動きがスローモーションになって残像が出るシーンがカッコイイ。日本人が徹底的な悪役扱いなのがちょっとアレですが…。って、ラストは『明日に向かって撃て!』かよ! [DVD(字幕)] 5点(2008-09-11 21:50:17) |
72. アクシデンタル・スパイ
《ネタバレ》 トルコ風呂から街路での股間を隠しながらの戦いはジャッキーらしいユーモアが見られたが、作品全体が暗く、観ていてあまりテンションが上がらない。ハリウッドでは撮れない危険なアクションを、と臨んだ作品だけに、相変わらず身体を張った命懸けのスタントは健在。 [DVD(吹替)] 5点(2008-08-30 08:23:32) |
73. シティーハンター(1993)
《ネタバレ》 『シティ-ハンター』の実写映画化として観たらかなりヒドイが、いつものジャッキー映画のノリで観たらそこそこイケる出来。ジャッキー、ジョイ・ウォン、レオン・ライと、出演陣も豪華。中盤以降は海上版『ダイ・ハード』の展開で、真面目に作れば傑作になったかもしれないのに、とんねるずとかストⅡとか、何故か日本のカルチャーを無理矢理詰め込んで訳分からなくなっている(ジャッキーが突如ストⅡの春麗になって戦うシュールな映像は目に焼きついて離れない)。でもこのごった煮感覚が、バリー・ウォンらしいというか、香港映画らしく、楽しんだ者勝ちということで。ちゃんと100tハンマーも出てくる(笑) [DVD(吹替)] 4点(2013-04-10 15:10:02) |
74. 大陸英雄伝
原題は「和平飯店(ピースホテル)」なのに、大袈裟すぎる邦題で損をしている(これでは物凄いアクション大作を連想してしまう)。気の抜けたストーリーと迫力のないアクションの前には、チョウ・ユンファとジョン・ウーのゴールデンコンビでさえ太刀打ちできなかったようだ。合掌。 [DVD(字幕)] 3点(2011-07-06 00:02:20) |