1. 傷だらけの男たち
《ネタバレ》 映像の綺麗さと前半の謎の提起に心が入り込みました。しかし、後半の行動や謎解きに混乱が生じます。いくら憎き相手の子供だとしてもこの手法で殺すのは矛盾ありすぎ。直接に本人と家族を狙えよ..です。そして殺害の行動の後に、やはり好きだった、生きていてほしいなんて誰も同感しない。他に妊娠中の恋人に浮気相手がいたり、それが都合良く交通事故を起こしていたりするのもぬるい展開。脚本というものは、かくも難しかりき。でも、香港映画界ガンバレ。 [映画館(字幕)] 5点(2007-07-26 22:11:34) |
2. ブルース・リー/死亡遊戯
後半の本人出演シーンのために引っ張る引っ張る。映画会社のお蔵入りC級映画のようなお安い作りを思いっきりつなげ、それでもブルースリー映画として扱われたそれなりの苦心惨憺映画。だからこそ本人登場の後半は、カタルシスを覚え心にグッとくるものがあります。私としては、吹き替えの人は頑張っていたと思います。 6点(2004-08-09 21:07:24) |
3. ドラゴンへの道/最後のブルース・リー
懐かしのアチョーの世界。ア~強くなりたい、という男の子達の気持ちを掴んでいました。この作品では、ダブルヌンチャクは当然、スープの食べ過ぎやランニングシャツ、電球割(もちろん出来ない)など真似したものです。この作品のルックスが一番好きという人も多かったですよ。イタリアが舞台なのですが、冒頭の空港と最後にコロシアムを出すくらいでほとんどレストランか部屋のセットだったのも面白かった。外に出たら、こりゃイタリアではないのではというくらいの寂しい空き地だったり。無敵の主人公の活躍がチャンバラ並で、今見ると安っぽいつくりが随所随所にちりばめております。が、しかし、他作品と同様にブルースリーが動き出すと急に銀幕が締まり、時を越えて今でも心酔できます。これぞ本物の動き。笑顔の会釈がジャッキーチェン同様好感が持てます。 7点(2004-07-17 11:27:57)(良:1票) |
4. インファナル・アフェア
前半は組織の中で身分を隠し行動するスリル感が良かった。しかし後半は打って変わって無理矢理もいいところの個人戦。前半の攻防が薄れてしまいました。二人のスターを目立たせるためか。野球を観ていたら7回から急にホームラン競争になってしまった感じです。着想は面白いものですので、そこら辺を調整してのハリウッドの映画化が楽しみ。 6点(2004-02-23 21:55:45) |
5. the EYE 【アイ】
前・中半は同じような霊現象の羅列が多すぎて、後半は憑依による体験の凡庸な解決篇。最後はもう爆発で掃除。もう少し霊の出現方法が面白いか、ストーリーに深みが欲しかったです。角膜というところにもっとこだわっているのかと思ったが、これでは単に体に憑依したのと一緒だと思う。 5点(2003-11-04 13:28:53) |
6. カルマ
展開が何回も見たようなお話でした。何かが見える・・・精神的なもの・・幽霊でした・・・。もう少し想像力を膨らまして欲しい。 4点(2003-10-29 01:58:15) |
7. 殺し屋1
コミックを読んである程度のグロは覚悟していたが・・・気持ち悪~い。不快感満載。やはり平和が良いなと思った。原作での1は落ち付いている時と泣き顔のギャップが良かったが、映画では何時もおどおどしてて暗い感じだけでした。キャラでコミックより良かったのは浅野、その子分のごつい人、ヤクザ側のアジア系の女、です。 5点(2003-10-06 03:04:44) |
8. 食神
「少林サッカー」に至る前にこの作品あり。「少林サッカー」よりは雑ですが、とにかくふざけまくり、でも丁寧さを失わないところがいい。チャウシンチーの良い所で重要視出来るのは、仲間の良い素質をそのまま生かそうとするところです。最後に出てくる少林の先生のわけ分からない面白さは、その人の持ち味がにじみ出ていた。ホント毎回誰だこりゃと笑かす人を見つけてきます。 7点(2003-08-26 19:31:59) |
9. 少林サッカー
楽しい~~~!これはもうなんと10点入れてしまう!どんなに楽しいテーマパークもこの映画には勝てないでしょう。笑って泣いているのか感動して泣いているのか分らなくなる。これを作れるチャウシンチー!天才!←演じる主人公のパワフルな素直さ大好き。饅頭屋の前で「ドミソミソ」と歌うあなただけでも10点! 10点(2002-08-07 04:38:04) |
10. 花様年華
ウォンカーウァイ監督の映像美に驚きました。しかし、セリフや行動に面白味が欲しかった。落ち付いた感じが続くのはいいんですが、私の好みとしてはちょっと大人し過ぎです。主演の2人に対して,女性には「食べ方と字の書き方に少し滑稽さが出てるなァ,高いえりで首がいたそう。カルーセル真紀?」,男性には「やはり鼻がデカイ。奥田瑛二?」などと、スタイリッシュな2人だからこそつっこんじゃいました。 6点(2002-02-05 11:20:09) |
11. ドラゴン危機一発
いや~、久しぶりに見たのですけど、素朴~。こんな自主映画を何本も見たような気がします。ブルースリーの立ち回りが締めてましたね。カメラも、リーが活躍すると生き生きしてくる。ブルースリーの映画って、最強キャラが単なるオジさんぽい人が多いです。 [試写会(字幕)] 7点(2001-12-03 04:23:32) |
12. ドラゴン怒りの鉄拳
私が始めて見たブルースリーの映画でした。一発で洗脳されました。あんな端正で、すばやいアクションは見たことなかった。珍しい時代がかった香港?のセットも魅力でした。怪鳥音付きレコードを買い、ヌンチャク作り、「アチョ~」と叫んでいました。あの体型にはなれなかったですけど。男の体を初めて美しいと思った。そっちの趣味はないです。あの頃の気持ちで7点。 7点(2001-11-11 04:52:34) |
13. 燃えよドラゴン
これは最後に見たブルースリーの映画です。たぶん当時は、アメリカ映画になかったキレの良いアクションシーンにみんな飢えていたんでしょうね。ブルースリー、やっぱりカッコよかったもの。私もお手製ヌンチャクを作った口です。怪鳥音入りのレコードも買いました。 [ビデオ(字幕)] 8点(2001-10-23 01:17:13) |
14. グリーン・デスティニー
映像もアクションシーンも、美の匠を追求しています。ワイヤーアクションは最初の頃香港映画で見た頃より慣れてきて違和感がなくなりました。1歩が10歩も許せるように。しかし、やはり映画の要はストーリーですから。ストーリーに芯がない。そこにテコ入れて次回作はもっと良い作品になると期待、いや確信して6点。 6点(2001-10-20 11:47:20) |
15. さらば、わが愛/覇王別姫
中国の文化に興味をもたせる洗練された映画。映像の綺麗さは非のうちどころなし。これぐらい人を愛せると美しさも恐ろしさも近寄りがたい。中国の言葉をこれほど美しく感じる事は無かった。歴史をも美でつつみこんだ壮麗な作品。 9点(2001-10-01 11:31:00) |