1. ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ外伝/アイアンモンキー
これはカンフー映画の中でもかなり良い。 正直にいうとですね。私ジェットリーが一番好きですが、技の美しさはドニーに 適わないと思うのです。何よりドニーは動きのバリエーションが多い。ちょっと パワフルさに欠けるかな?キレイすぎて。あと早回し使い過ぎ。 無影脚も過剰な演出に飾られたものではなくなってます。本来あれは技の名前では なくて、効果的に蹴りを当てる足の用法のことですから。おそらくもっとも劇中で 無影脚という言葉が正しい使われ方してるのは衣類で目潰し喰らわしたあとの前蹴 りじゃないでしょうか。 フェイホン子供時代の女の子もいい。後ろの敵に気付く目付けの様はまさにジェット リーそのもので。棍のキメポーズも美しい。っていうかこの映画登場する達人全員 キメポーズがカッコよすぎてクラクラします。 8点(2004-08-25 14:46:32)(良:1票) |
2. ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ/天地争覇
鬼脚こと熊さん出世作。しかもフェイホンの親父ケイインを倒してしまう超強キャラ。 でも好きなのケイインがカンフーザコ薙ぎ払う所なんですけどね。どうみても老人の 動きじゃない。服を捌いてポーズきめるのもかっこいい。あそこまで動ける老人とい うと魔界転生の若山富三郎くらいかなぁ。インパクト強烈だったのは。 話はなんか獅子舞だらけで乱雑でまぁ…ある意味敵討ちとお仕置きなんだろうか。 中盤の料理屋でのバトルもちょっとやりすぎのような気がしますね。 途中鬼脚とフェイホンのバトルで熊さん偉い姿勢で頭からまっ逆さまに地面に落っこ ちて首グニャ~。って曲がってましたがあれ大丈夫だったんですかね。 6点(2004-07-06 20:27:08) |
3. ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ/天地大乱
アクション最高!…と言いたい所なんですが、いったいどこからどこまでがジェット 本人でどこからどこまでが熊さんなのかわからないのでちょっと控えめです。どうも 回りっぱなしの所はあらかた熊さんがやってるっぽいんですが…ケガしたとはいえ ほとんどのアクションがジェットのものではない天地黎明にくらべるとこっちは本人 のアクション多いので好きな人にはオススメ。 圧巻なのは中盤のドニー提督とジェットの棒術対決ですね。ほとんどジェットは受けに 回ってるので一見速くて、技が多彩なのはドニー提督の方なんですが。こんな棒術対決 そうそうお目に掛れないでしょう、他の映画じゃ。 終盤の棒術対決も速くて多彩なのはドニーの方ですね、そのかわりジェットのはパワ フルです。白蓮教の教主とその取り巻きとの対決では凄まじい体術の応酬が見物です ね。実はこの対決もジェットVS名ダブルのバトルで凄い。ちなみに、ストーリーや 映画のつくりはやや長めでちょっと退屈かもしれません。最初の食堂でのやりとりは 結構面白いんですが。 7点(2004-07-06 19:40:56) |
4. ドランク・モンキー/酔拳
蛇拳に比べれば随分動きが早いので戦ってる感はありますね。 カンフーの形も非常に美しくて技がひとつがビシっと締まってます。 この当たり、形がキレイなのはさすがジャッキーですね。 ただし…酔拳って素材はあんまり動きがビシビシしてるのもどうかと。 この辺りの酔ってる表現がジェットリーも下手ですね。今の所、「少林寺」 で酔拳を披露していた人が一番上手いかな? 師匠の人が酒が無いと力がでない、なので飲めば飲む程強くなるって フレーズが生きてくるんでしょうが…少なくとも劇中でそれほどの 強さを見せてくれるシーンがほとんど無い。ザコ相手に活躍しても 武術家相手に、酒が無いせいで情けない負け方するので、ただの 真性のアル中にしか見えないのが難点です。 6点(2004-06-28 11:26:56)(笑:1票) |
5. クンフー・マスター 洪熙官
《ネタバレ》 これ映画なんですか?なんだかテレビドラマみたいな画質です。 なので感覚で言うと大河ドラマ見てる気分になりますね。 話の方も取り立てて深い意味合いのあるシーンはないですね。 主人公の成長物語なのでアッサリしたものです。ただし、やっぱり カンフーは凄い。 この人衰えませんね。開脚もV字だし、蹴りのフォームも美しいです。 顔もタカラジェンヌしてるし。でも惜しむらくはカンフーシーンが それほど多く無い事かな。密度は高いんですが。 最後、すんげぇ~~っカッコ悪い鞏家兜指愧破が登場するんですが… これがまたなんというか…減点に貢献してますね。キャラクターの見た目には 凄く合ってるんですが、カンフーはカッコよくないと。 6点(2004-06-28 11:05:15) |
6. アクシデンタル・スパイ
面白かったですよ。でも致命的に気に入らない部分が一つ。今回ジャッキー映画らしか らぬ音楽やシーンが多くてああ、結構新しいことやろうとしてるなぁってのが多かった 序盤~中盤の積み重ねをぶち壊した最後のタンクローリーの暴走。あれ最低。前からや りたかったじゃなくて、それがその映画に必要なのかも考えて欲しい。たしかにシーケ ンスとしちゃ面白いよ。迫力もあるよ。でも映画の中じゃ本筋に全然関係ないじゃん。 必然性ないでしょこんなの。車に全く意味のないウイングつけて見た目だけ派手にして るのとやってることが一緒じゃんこれじゃ。 5点(2004-06-14 10:35:18) |
7. 少林寺三十六房
ストーリーがしっかりしているかと言えば必ずしもそうは言えないかなと。急ピッチで話が進むので見ててダレにくいと言えばダレにくいんですが、途中で35房の住持昇格話しなどオイオイ、本来の目的忘れたんかいって言いたくなるようなシーンが気になりましたね。それに随分おおっぴらに少林寺の坊主だと名乗って将軍達と戦ってましたが…少林寺に思いっきり迷惑かけてるんじゃ…まぁ、その辺も描いてるのはジェット主演の方ですね。ただしこの映画映像のひとつひとつが物凄いインパクトあるのが最大の強みです。例えば水汲みの修行での脇ナイフとか。少林寺と聞けばまっ先に思い描くのあのシーンでして、だからもうひとつの少林寺見た時はあれ~?って感じでしたね。 7点(2004-05-24 17:57:06) |
8. レジェンド・オブ・フラッシュ・ファイター/電光飛龍
むー…実はこっちはそんなに好きじゃない。というより好きになれないポイントが多いせいで減点多し。それ以外は確かに面白いのだが……1:日本刀の扱い方が気に入らない。中華刀でいいじゃん。妙にペラペラだし。簡単に足で折っちゃうし。2:変なサムライが痛い。中国お得意のエセ日本人。おすぎが、中国の俳優は日本人を演じられるけど日本の俳優は他国の人間を演じられないから外国では扱いが悪いと言っていたが…それ本気で言ってんだろうか?3:木枯らし紋次郎にシラけた等々。ギャグや狙いが滑ってる感拭えないです。ただし良い所もあるわけで、思わず吹き出しちゃったのは新しい花嫁さんの所にハングライダーで現れて、ポーズ決めながらサングラスを外してニパ!っと「おまたせ!」って言う所ですかね。もう恥ずかしすぎて正視できない笑顔というかなんというか… 6点(2004-05-24 12:04:44) |
9. レジェンド・オブ・フラッシュ・ファイター/格闘飛龍
これはけっこう人にオススメできるジェット・リー映画。この人はやっぱり眩しい笑顔ふりまけるキャラが似合います。本人もかなりノリノリな役だったんじゃないでしょうか。悪童役が似合う似合う(w 共演しているウィン・ツァオとのフェイホン役者対決も凄い。父さん直伝のオシオキは思わず「き、汚ねぇ!」って口にしちゃいましたね。…さすがに最後の床下バトルはやりすぎのような気もしますが。日本語吹き替え版オススメします。ウィン・ツァオがカッコイイんですよ。吹き替え。この人のアクション映画って無表情で、眉間にシワ寄せたキャラばかりのようですがこれこそジェット・リーの真骨頂!ってキャラの映画です。 8点(2004-05-16 12:45:22) |
10. スネーキーモンキー/蛇拳
動きが遅い。なんというか最初から最後まで一挙手一投足決まっていて何回も反復練習しました。って感じのカンフーがすごくうさん臭い。頭のなかで1.2.3ってタイミング数えながら技出してそう。つまり…あんまり戦ってるという風に見えない。例えるなら初代タイガーマスクがスコーピオンをフォールしたときのようなうさん臭さです。 4点(2004-04-26 17:36:27) |
11. ブレード/刀
う~ん。まずアクションなんですが生々しいけど爽快感は無いですね。爽快感を求めるアクションじゃないのかもしれませんが…ハッキリいってカメラもアクションもゴチャついてて見てて全然面白くない。なんで熊さんとウィンさん使ってこんなゴチャついた絵にするのか…?刀もなんだか説得力無くて…つまり刃として切れ味よさそうには見えない。三枚に別れるイロモノ剣ま登場する始末。斬れそうに見えない刃のチャンバラってどうなんだろ?右腕を返せー!!って所はちょっと良いですね。あとヒロイン電波すぎ。こんな女絶対に御免こうむりたい。 4点(2004-04-15 13:16:47) |
12. クローサー(2002)
微妙。すごくヤボったい感じがしました。いかにもスタイリッシュなファッションに憧れてた田舎娘が無理なオシャレをしてみた…って感じのヤボったさです。なんでだろう? カレン=モクはカッコいいですね。この人ブラックマスクでみたときはうわぁ~ってキャラだったんですが…お見事。妹がなんというか姉さんの死因の原因に絡んでるせいか最後のバトルは倉田さん応援してしまいました。カレンも絡んできましたけどそれがなおさら…2対1かよ!って感じで。 5点(2004-04-14 12:14:22) |
13. フィスト・オブ・レジェンド/怒りの鉄拳
え~と。アクションの隅々に結構、今のジェット・リーが見せる アクションちりばめられています。種類だけなら集大成に近いか もしれませんがこれは過去の映画。正直にいうと最近のアクションは既にこの時点で完成、披露しているものでそこから新しい アクションが生み出されたのかというと疑問に感じる映像でも あります。悪く言えば、ジェット・リーは全然進歩していない。 それが残念ですね。 6点(2004-03-08 13:29:43) |
14. 新ポリス・ストーリー(1993)
この映画は唯一好きなジャッキー映画ですし、ジャッキー・チェンを見直した映画ですね。余計なチャチャいれて雰囲気ブチ壊しにするジャッキー出演って偏見はかなり少なくなりました。 7点(2004-02-20 10:49:22) |
15. キャノンボール
当時はメチャクチャ面白かった記憶があるんですが、今見ると全然面白く無い。汚れたね俺も…ってしみじみ実感しますよホント。あ!でもね、ロジャー・ムーアがボンド役者気取りのロジャー・ムーアとして登場しているギャグは分かるようになりましたぁ。いやぁ様になるなぁムーア。大好きだ。 5点(2004-02-20 10:39:15) |
16. 阿羅漢
話は勢いに乗る事ができれば面白いと思うハズ。 それにしてもユエ・ハイパパのカマキリ拳が見事すぎてどうにもこうにも。途中いくつか見せる構えの動きが本当にカマキリです。小刻みに上体を左右に揺らす所と、前後に動かす所なんか必見。 5点(2004-02-18 23:47:34) |
17. ラスト・ヒーロー・イン・チャイナ/烈火風雲
ニワトリ拳法でコケコッコ~♪…ってのを大真面目にやってます。アクションもオーバーなタイプで元祖少林寺俳優ゴードンリューとの戦いもなんか凄い吹っ飛び様です。あ、そうそう、ソーって弟子がマトモにカンフーで戦う映画これだけです。 でも最後のジェット酔拳がなかなかカッコイイ!なんか動きキビキビしてて妙にパワフルな酔拳なのがある意味新鮮。 7点(2004-02-18 23:42:48) |
18. ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ&アメリカ/天地風雲
アクションに関してはワイヤー臭さが目立つもののかなり良いです。この人の映画の中でも。実は珍しい本人の飛び後ろ回し蹴りも見られます。 話は妙にコミカルで変な話で好きなんだか嫌いなんだかコメントしがたいですね。ビリーザキッドってヒーローとフェイホンを共演させてるあたり、それが以降の柳生十兵衛VSフェイホンなんてタイムスリップせんかぎりありえんような対決もの生み出す切っ掛けになっちゃったんですかね。 6点(2004-02-18 23:38:50) |
19. 冒険王
み…見事に面白くない。こういうキャラこそジェット本領発揮なんでしょうが…いや、笑顔が眩しいからねこの人。本当に映画が面白く無い。たぶん今後見られないであろう金城武の女装をみたい方はドゾ。 4点(2004-02-18 23:33:38) |
20. マスター・オブ・リアル・カンフー/大地無限
序盤から中盤の終わりくらいまで冗長だと思えるくらい主人公と親友の関係が描かれます。そこを乗り切ったらあとは爽快カンフー映画です。…とはいえ本来悲しい話ですよねコレ。爽快というべきではないのでしょうがアクションが爽快なんだから仕方が無い。そういう意味では、ジェット・リーって演技ヘタクソなんでしょうね(W 7点(2004-02-18 23:29:39) |