1. レスリー・チャンの 青春白書
《ネタバレ》 この作品で驚かされたこと、それはレスリーがこの頃20代半ばにも関わらず、高校生役に全く違和感がなく、それどころかピッタリすぎるほどハマッていたことです。 ストーリーは、エレーン・チョウ等女子高生4人組が軸になっているといえど、レスリーの魅力は充分生かされていて、どこかちょっと影があるキャラも堪らない感じです。 ティンティンの部屋に(山口)百恵ちゃんのポスターが貼ってあったり、ティンティンたちが行く本屋(?)に日本の雑誌などが置いてあるシーンは、見ていて何となく嬉しかったりしました。 私は結構好きな方かな?DVDで何度も見ました。 [DVD(字幕)] 8点(2005-09-09 10:35:24) |
2. 男たちの挽歌II
《ネタバレ》 キットの殉職シーン、とても胸が痛かった。でも何か感動してしまった。 前作より成長し、大人っぽくなったキット。凄く真面目で、妻であるジャッキーも心から大切に想っている。けれど、今回の仕事に関しては口を噤む。「今扱っている仕事は、誰にも言えない。君にもね。―でも、心配しないで」 そう言って、ジャッキーにキスするシーンは、とても印象的でした。 でも、流れ星を見ると不吉な事が起こると言うキットが、「今回の事件が片付く前に、自分は死ぬだろう・・」と言う言葉が、本当にぐさっと胸に刺さって、それが現実になっちゃって・・。 ケンに支えられながら、出産直後のジャッキーに電話するキット。赤ちゃんの名前を言ったあと、がっくりとうなだれて息を引き取るあのシーン。 息を引き取ったキットを、ケンが抱きかかえ、それを見て愕然とするホー。車にひかれそうになり、それを教えてくれた警官(警備員?)に、キットの姿を重ねるホーは、すごく印象に残りました。 そして、あの銃撃戦もすごく迫力があってよかったです。あのシーンにキットがいなかったのは、ちょっと寂しかったですが・・・。でもよかったです。 9点(2004-08-27 16:21:50) |
3. 欲望の翼
《ネタバレ》 何と切なく、そしてどこか悲しさを漂わせる作品なのだろう。 私は心の底で、ヨディの生き方に憧れみたいな想いを感じた。何にも縛られず、すごく自由な感じがして・・・。 でも、彼はどこか寂しそう。何かを求めている気がした。凄く温かい何かを。 劇中でのヨディの言葉は、突き刺さるものが多々あった。中でも、強く印象に残っている言葉がこれだった。 「脚のない鳥がいるそうだ。ただ飛び続けて、疲れたら風に乗って眠る。地上に降りるのは、死ぬ時だけだ・・・」 この言葉を聞いた時、ふと、あの時の事を思い出してしまった。 彼は本当に突然に、地上に降りてしまった・・。ずっとずっと飛びつづけて、そして悩みつづけて・・。 改めて、彼の偉大さ・素晴らしさを知った作品でした。 7点(2004-08-14 19:06:17) |
4. さらば、わが愛/覇王別姫
《ネタバレ》 レスリー・チャンを語る上で、この作品は絶対外せない作品だと思います。 京劇の世界が忠実に描かれており、そこに上手く、歴史上の出来事が絡められていて、とても素晴らしいです。 そして痛々しい愛の形。自分はこれからもずっと舞台で「覇王別姫」を演じていきたいのに、現実という厚い壁が蝶衣(レスリー)の前に立ちはだかり、何もかもが上手くいかなくなってゆく過程も、見事に描かれていて、引き込まれていきました。 これは、レスリーだからこそ出来た役柄、そして作品だと思います。 8点(2004-08-11 19:56:03) |
5. ブエノスアイレス
《ネタバレ》 最初見た時は、冒頭のシーンにかなりびっくりしてしまい、一通り見たけれども、どんな内容だったかあまりよく覚えていませんでした。 しかし、この作品を見た方の感想を見ているうちに、もう一度見たくなり、慌ててレンタル店に駆け込み、この作品を借りて再び見ました。 そしたらもう、レスリー演じるウィンの我侭っぷりが、とても印象的で可愛くって、特にラストに差し掛かった時のウィンの姿が、凄くジ~ンときて、思わず静かにそっと、ウィンの側に居てあげたいなあ、と感じました。 凄く素敵な作品です。そしてレスリー、凄く最高ですっ! 7点(2004-08-11 16:48:39) |
6. 狼たちの絆
《ネタバレ》 「様々な角度」からのレスリーが楽しめた作品だった。キュートさ・華麗な身のこなし・敵と相対している時のきりっとしたカッコよさなど、何度心の中で「素敵!」と叫んだことだろうか。 チョウ・ユンファのキャラも面白くて、笑わせて貰いました。 [DVD(字幕)] 8点(2004-06-23 20:59:56) |
7. ダブルタップ
《ネタバレ》 レスリーが正真正銘の殺人者(サイコキラー)の役を演じているこの作品。銃さばき一つとってもまるでプロ並の演技。とにかく、今までのレスリーの役柄とは、一味どころかガラっと違うものがあった。ストーリーも迫力で、とてもリアル感があって最高だった。こういうレスリーも、とても魅かれるものがある(というか、どのレスリーも大好きで素敵なのであるが・・)。あと、DVDの特典映像のレスリーのインタビューで、彼が長年の夢であった映画監督のことについて語っていたのを見て、何かとてもしんみりとし、何ともいえない寂しさを感じてしまいました。レスリー、今あなたのいる天国では、きっとあなたは念願だった映画監督の夢を叶えているよね?、とこのインタビューを見た時に思いました。 10点(2004-03-20 22:29:27)(良:1票) |
8. チャイニーズ・ゴースト・ストーリー2
《ネタバレ》 私の視線は、ど~してもレスリーの方へいってしまう・・。やっぱり素敵だあ~。おヒゲのレスリーもいいですが、おヒゲのないレスリーも好きっ!私の心はあなたでいっぱいです! 7点(2004-03-05 20:26:15) |
9. チャイニーズ・ゴースト・ストーリー
ストーリーが分かり易くて見易くて、とても面白かった! そしてレスリーがとてもかわい~!ぎゅ~っとぬいぐるみのように抱きしめてしまいたいくらい、とにかくかわいいです~っ! 8点(2004-03-05 20:20:20)(良:1票) |
10. ボクらはいつも恋してる!/金枝玉葉2
《ネタバレ》 言わずと知れた、「君さえいれば」の続編。サム(レスリー)・ウィン(アニタ・ユン)・フォン(アニタ・ムイ)の、奇妙な三角関係がとても笑えました。そしてラストではサムとウィンが、めでたく結ばれてよかったですっ。「追」をBGMに、サムがウィンに会うべく人並みを掻き分けて、街中を全力で走って空港へ向かうシーンが、私は好きです。 でもレスリーにアニタ・ムイ・・。この作品に出演している二人が、もう亡くなってしまったなんて、何だか悲しいです。最近はこの作品で流れていたBGM、「有心人」をずっと聞いて、「二人はもうこの世にいないんだ・・」と感じる日々でした。改めてご冥福をお祈り致します。本当にこの作品は最高傑作です。 10点(2004-02-26 21:36:48) |
11. つきせぬ想い
《ネタバレ》 アニタ・ユンの演技がとても光っていた。そしてとても可愛いっ! ストーリーも、すごくピュアで温かくて、そしてラストは・・感動です。 8点(2004-02-23 21:40:50) |
12. 恋戦。OKINAWA Rendez-vous
《ネタバレ》 沖縄を舞台に繰り広げられる恋模様・・・。コミカルで、そして何かきゅんとした気持ちになって、楽しい映画でした。レスリー扮するジミーと、加藤雅也さん扮する佐藤のやりとりがよかった。 7点(2004-02-20 19:45:20)(良:1票) |
13. 金玉満堂/決戦!炎の料理人
本当に笑える!爆笑!初めから終わりまで心行くまで楽しめます! それに何といっても、レスリー&アニタ・ユンのキャラがとてもハマっていて、更に物語を引き立ててくれた。 コメディーからシリアスまで、何でも全て完璧に演じちゃうレスリー。 あなたは本当に、最高の俳優さんだよ!・・って思いました。 もっともっと、彼の新たな作品が見たかったなあ・・・。 8点(2004-02-19 20:34:18) |
14. 流星(1999)
この映画に出会っていなければ、レスリーの事をずっと知らないまま過ごしていただろう。 たまたまTVのチャンネルをBSにかえたら、この映画をやっていた。見入ること10分、ついつい他にも見たい番組があって別のチャンネルへ回しはしたけれど、どうしてなのかこの映画の事がとても気になった。しばらく日が経ってレンタル店へ行ったら、この映画のビデオが置いていた。迷うことなく即レンタルし、帰宅するなり息つく暇もなくこのビデオをデッキに入れた。 思ったとおり、素晴らしい作品だった。ウェイとミンの親子以上に固い絆、それはとてもキラキラと輝いていて、ウェイが見上げる夜空に瞬く満点の星たちと同等の輝きだった。 そしてウェイを演じるのがレスリーだと知り、同時にレスリーが歌も歌う人なんだと、この作品の主題歌を聴いて知った。そして自然とレスリーの虜になっていき、現在に至ることとなった。 この作品は、私をレスリーに出逢わせてくれた、とても素敵で心温まる作品です。 [ビデオ(字幕)] 8点(2004-02-19 14:43:52) |
15. 男たちの挽歌
《ネタバレ》 私は「男」を描く作品(ドラマも含め)が大好きです。でも未だかつて、こんなにもカッコよく・「男」を感じた作品は、これが初めてかもしれません。 大物ギャングのホー、ホーの弟で警官のキット、ホーと共に組織を仕切るマーク。この三人の男たちを描く中で、やはり私が心に染みたのは、ホーとキットの兄弟の物語です。キットのホーに対する憎しみが故に、幾らホーが歩み寄っても、その一瞬のスキさえも与えないキット。 「あんたのせいで、俺は昇進できないんだ―!」スキどころか、表現しようのない憎しみを、ホーにぶつける。 でも最終的には、ホーとマークと共に、シン一味を攻撃するキット。その時まだ、ホーに対する憎しみは燻っていたのかもしれない。けれど同じ「目標」に向かって立ち向かう姿は、まだどこか幼さの残るキットが、とても逞しく・頼もしく見えた。 そしてふたりの兄弟が、長い道程を経て、やっとすべてを受け入れ、キットも憎しみから開放され、再び兄弟の「絆」を取り戻すことができた。 レスリーの主題歌と共に、お互いの背中が、それを物語っていたように思えました。 [CS・衛星(字幕)] 8点(2004-02-18 20:04:37) |
16. もういちど逢いたくて/星月童話
《ネタバレ》 この作品を見て、「こんなことが現実にあったら、どんなにいいだろう?」と、幾度思ったことだろうか。それは、レスリーが亡くなってからとても強く感じることだった。とはいっても、私がレスリーを好きになったのは彼が亡くなった後。この映画の存在は知っていたし、これがTV放映されていた時、弟がこの作品を見ていて、私もちらっとだけみた記憶がある。何でもっとちゃんと見なかったのだろう?それだけが頭に残る。 あの眼差し、カッコ良いアクションシーン、恋人を自殺という形で亡くし、笑うことを忘れてしまった切ない表情。そして瞳との触れ合い・・・。これらがこの作品の中に惜しげもなくぎゅっと凝縮され、全てを満たしてしまう・・。 「ああ~、レスリーかっこい~!」と、心の中で幾度となく連呼した。そして見終わった後、満足感で心の中がいっぱいになった。 レスリーに出会えたことに感謝しよう。そして、この作品に出会えたことに感謝しよう・・! [DVD(字幕)] 8点(2004-02-18 19:51:07) |
17. 君さえいれば/金枝玉葉
《ネタバレ》 学生当時に映画雑誌を見て、この映画の存在は知っていた。アニタ・ユンの名前も知っていた。 とてもボーイッシュでカワイイ子だなあ、と思った。でも、レスリーの名前は知らなかった・・・。 今にして思えば、何故その時点で「この映画を見てみよう」と思わなかったのか、悔やまれてならない。そうすれば、もっと早くレスリーを知り、ファンになって、生のレスリーを見る事ができたかもしれないのに・・。過ぎてしまったことと思っても、そう感じずにはいられない。 本当にこの映画は、レスリーとアニタ・ユンの息がピッタリで、とても素晴らしくて、楽しい映画だ。レスリー(役名:サム)がアニタ・ユン(役名:ウィン)に、ピアノで「追」を弾き語りしているシーンは、特に私が好きなシーンの一つだ。 他のレスリーの作品ももちろんだけれど、この作品も「レスリー、とても素敵な作品だよ」と、天国にいる彼に伝えたい・・・。 [ビデオ(字幕)] 9点(2004-02-18 13:58:12) |
18. カルマ
《ネタバレ》 レスリーの遺作となってしまったこの作品、レスリーの演技がとても光っていて素敵だった。ラストのビルの屋上シーンでのレスリーは、何度見ても胸がぎゅっと締め付けられ、寂しさと悲しさが入り混じった気持ちになる。レスリーが亡くなってしまってから、彼のファンになった私。しかしずっと彼を好きでいたい、愛していきたいと思う。本当に最高の作品だった。 10点(2004-02-17 21:52:04) |