1. クラウド アトラス
《ネタバレ》 他レビュアーの皆様一様に辛口の批評なれど、平均点は高いと言う不思議な映画。 一回の鑑賞では全容把握はちょっと難しいかも、私の場合は3回観ました。 「真剣に観れば観るだけ面白さが蓄積される」スルメ系映画好きの私には堪らない作品でした。 並行して進む6つの物語、それらを繋ぐ要素は「主要登場人物が持つほうき星に似た変わった形のアザ」と言うもの。 約3時間の長尺ながら最後まで観られるのは、御大ウォシャウスキー姉弟(今は姉妹)の拘りから来る各エピソード各々手抜きの無い作り込み故か。 この作品、後10年位したらカルトムービー化しているかも。 そして、ぺ・ドゥナに主演女優賞献上! [CS・衛星(字幕)] 8点(2024-10-24 13:03:12) |
2. 2046
《ネタバレ》 実に19年振りの鑑賞。 まだレビューしていなかった。 退屈である。 BGVの様に流して観るならなんとか最後まで付き合えるかな、と言う映画。 キムタクが「何を演じてもキムタク」と呼ばれる理由が改めて良く判った。 フェイ・ウオンとチャン・ツイイーはひたすら美しい。 彼女たち二人を愛でる為の作品であり、キムタクのファン含めそれ以外の方々にはお勧めしません。 [CS・衛星(字幕)] 2点(2023-05-17 17:51:44) |
3. 燃えよドラゴン
《ネタバレ》 タランティーノの「ワンハリ」を観て、ブルース・リー作品を観ておく必要有りと思った為に鑑賞。 恥ずかしながらブルース・リー作品をじっくり鑑賞するのは初めて。 まず、ラロ・シフリン作のテーマ曲が滅茶苦茶良い。 雑多な香港の街並みと併せてワクワクするオープニングだ。 トーナメント参加の為に世界中から名うての格闘家が集まる描写は本作が原点なのだろうか。 太る前のサモ・ハンを観られるのも面白い。 ブルース・リーは心の底から夭折が惜しまれる位にカッコいい。 TENETでもオマージュが捧げられていた名セリフ"Don't Think, Feel!"、この人が言うと説得力が半端無い。 後半の大勢で戦うシーンが何だかドリフのコントの様だったのと、ラスボスがどうしても強そうに見えず (交換式の鉤爪は可愛いし)、終盤若干のパワーダウン感は否めないが、当時の若者(タランティーノ含め)が熱狂するのも判る。 ブルース・リー作品は本作が頂点との話を聞くので、他作品を観るべきか否か迷っております。 [インターネット(字幕)] 8点(2020-11-17 11:36:03) |
4. 恋する惑星
《ネタバレ》 予告編も特典映像も収録されていない、CDケースサイズのDVD(恐らく日本で最初に販売された仕様)が拙宅に有り、 今でも突発的に無性に観たくなる。 ブルーレイと比べると画像は粗いがそれがまた絶妙な味になっていて、出演されている皆さんもまだお若く26年の歳月を否応でも感じさせる。 この映画は、旬を迎えた才能達が絶妙なタイミングで邂逅し発生した化学反応をフィルムに収めた記録映画だと言える。 正に奇跡の様な作品。 [DVD(字幕)] 9点(2020-01-27 16:28:13) |
5. ジョン・ウィック:チャプター2
《ネタバレ》 亡き妻との思い出が沢山詰まった我が家を爆破された事への復讐譚。 キアヌ扮するジョン・ウィックのキャラは冴えているが、 作品自体のパワーは1作目には及ばない。 設定では前作から5日後の出来事なのだそうな。 ここは物凄く斬新。 3作目は劇場に観に行こうかと思う。 [インターネット(字幕)] 5点(2019-10-15 13:39:05) |
6. ボーダーライン(2015)
《ネタバレ》 映像は重厚且つスタイリッシュ極まりなく描かれているが、そのシーンの一つ一つは平和ボケした日本人の我々には絶対に太刀打ちする事など出来ない厳しい現実を描いている。鑑賞のきっかけはエミリー・ブラント目当て。その点では満足だが本作の主役は絶対に彼女では無い。主役は言うまでもなくベニチオ・デル・トロ。終盤の容赦ない展開(ボスの家族瞬殺等)は観ていて辛い。ここまで骨太な犯罪物に出会ったのは久しぶりな気がする。 [CS・衛星(字幕)] 8点(2017-08-21 16:23:27) |
7. スネーキーモンキー/蛇拳
《ネタバレ》 本当に久しぶりに観賞したのだが、人間同士の格闘よりも、意外や猫と蛇の格闘シーンの方が印象的だった。以前やたらとTVでジャッキー・チェンの映画を放送していた時、このシーンはカットされていたのだろうか? [CS・衛星(字幕)] 5点(2011-10-28 14:07:15) |