1. マイ・ブルーベリー・ナイツ
《ネタバレ》 やっぱりウォン・カーウァイはいいですね! この映画も、ウォン・カーウァイ独特の映像世界に音楽がピッタリと合っていて、とてもカッコ良かったです! ただ、見始めてしばらくは「恋する惑星」や「天使の涙」の印象が強烈に残っていたせいか、最初は映像と英語&アメリカの組み合わせに違和感を覚え、慣れるまでに少し時間がかかりました。 ストーリーだけに焦点を当てると、登場人物の掘り下げ方や展開等に物足りなさを感じるでしょうが、もともとウォン・カーウァイ作品の魅力は、映像・音楽・ストーリーのバランスの良さ。これ以上のストーリー濃度は、かえって作品の良さを損なうような気がします。 個人的には、ラスベガスへ向かう時の風景が「テルマ&ルイーズ」のような乾いた雰囲気で、とてもステキに映りました。このシーンを見せるためだけにアメリカを舞台にしたのかと思えるほど。そして、手を振りながら2台の車が別れていくシーンが、この映画の中で一番好きでした。 [CS・衛星(字幕)] 8点(2022-04-17 21:01:07) |
2. ラスト、コーション
《ネタバレ》 スパイが敵を愛する、というのはよくある設定ですが、いわゆる「スパイもの」ではなく、哀しく切ない恋愛映画でした。「逃げて」のあとはもう・・・・・ 他にも見どころはいろいろあるのでしょうが、こういう映画、ちょっと苦手で、この映画の奥深いところにまで目が届いてないかもしれません。でも、見終わったあとに気持ちがどよ~んとしてしまうので、もう一度観ようという気にはならないと思います。 [CS・衛星(字幕)] 8点(2014-06-22 23:15:39) |
3. キャノンボール
前半の45分はまったく不要、せいぜい5分くらいにまとめてくれれば、グダグダ感が少しは薄らいだかもしれませんね。後半、レースが始まってからは、チキチキマシン猛レースみたいで、ちょっと面白かったです。 [CS・衛星(字幕)] 3点(2012-02-24 23:51:42) |
4. 男たちの挽歌
《ネタバレ》 ハードボイルド、アクション、銃撃戦・・・。こういうの、まったく趣味じゃないので、普段なら絶対見ないのですが、知人が「良かった」と褒めちぎるので一応観てみました。胸焼けしそうな濃さでしたが、男たちがすごくカッコいい!最後、自分で手錠をはめるシーン、とても良かったです。 [CS・衛星(字幕)] 8点(2011-08-14 20:08:14) |
5. 少林サッカー
くだらなさもここまで徹底していると大爆笑ですね!こういうノリの映画、嫌いじゃありません。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2011-07-20 22:54:38) |
6. 天使の涙
ストーリーはほとんど覚えていませんが、独特の映像美が印象的だったことははっきり記憶しています。話そのものは「恋する惑星」の方がわかりやすくて面白かったように思えますが、映画そのものの完成度は、こちらの方が上ではないでしょうか。 [映画館(字幕)] 8点(2011-07-10 02:56:57) |
7. 恋する惑星
《ネタバレ》 こういう映画は、理屈でどうのこうのではなく、感覚的に好きか嫌いかですよね。僕は大好きです。フェイ・ウォンが勤める店のオヤジの広東語(?)、語尾をやけに伸ばすのは、あれはわざとですかね?だとしたら、素晴らしい演出です。でも何といってもこの映画は、やはりトニー・レオンの白のブリーフがすべてです。 [映画館(字幕)] 8点(2011-07-09 00:37:43) |