1. 男たちの挽歌
ジョン・ウーの出世作。ロートルな男達が圧制に耐えかねて奮起する様は胸を打つ。序盤のチョウ・ユンファのくわえ煙草と黒いロングコートのカッコよさにただただ痺れた [DVD(字幕)] 6点(2013-09-21 16:10:31) |
2. インファナル・アフェア 終極無間
《ネタバレ》 ヤン死亡後のストーリー。回想・妄想・現実が前後する構成は晦渋。Ⅰ・Ⅱは、マフィア映画らしい権謀術数の物語であったが、Ⅲのラストで忠臣蔵顔負けの信義の物語に一挙に逆転するあたりは痛快だったが、やはりシリーズ全体を時間軸通りに作り、ちゃんと伏線張った方が娯楽映画として素直に楽しめただろうと思う [CS・衛星(吹替)] 5点(2013-09-21 16:08:06) |
3. インファナル・アフェア 無間序曲
《ネタバレ》 一作目冒頭で触れられた警察学校時代から開始。サムが香港裏社会のボスになるまで、そして一作目の裏の事件が語られる。ゴッドファーザー風のマフィア映画に仕上がっており、なかなか楽しい [CS・衛星(吹替)] 5点(2013-09-21 16:07:02) |
4. インファナル・アフェア
潜入捜査官やマフィアのスパイが蔓延しているというシチュエーションはスリルがあった。主演二人が邦画の若手にはあまり見かけないタイプの俳優で飽きずに見れた。続編を前提にした、飛び飛びの脚本は、勢いがあるものの、やや粗く感じる [CS・衛星(吹替)] 5点(2013-09-21 16:05:57) |
5. エグザイル/絆
《ネタバレ》 返還まじかの香港が舞台、ヤクザ者達が主人公。組織の倫理と、仲間たちとの絆の狭間で揺れ動く男心。言葉で語らずも理解しあえる男達。そして約束を果たすために死地へ飛び込む。漢の美学という一言で片付けられるストーリー、下手したら会話よりも銃撃戦の方が多いかもしれない。超単純な映画だ。でもそれでいいじゃないか [DVD(字幕)] 7点(2013-09-15 12:04:27) |
6. 少林サッカー
スポーツもの映画の典型的展開を、主演のチャウ・シンチーをはじめ俳優がきっちりカッコよく演じたため、ハチャメチャCG丸出しカンフーでも案外デタラメな映画に見えないもんだ [地上波(吹替)] 7点(2013-09-15 11:24:31) |
7. ドラゴン特攻隊
《ネタバレ》 旧日本軍が世界征服間近という状況で開幕。招集されたジミー・ウォングの率いる特殊部隊が、軍資金奪回と連合国将校の捕虜救出のため、日本軍の占領する目標まで行く道すがらを演じるが、ミュージカル、ウエスタン、アマゾネス、キョンシー、侍となんでもありな方向に転げてゆく。そして爆発。そして大銃撃戦。劇終。ジャッキー対ジミーが見たいならラスト数分だけ見ればOK。カンフー少なめのこてこてのスラップスティックコメディだ。香港人の歴史観を反映している様にも思えるがまあ気のせいだろう [ビデオ(字幕)] 4点(2013-09-15 11:18:45) |